三菱一号館美術館
小企画展
フランス近代美術の風景画 ── コローからマティスまで
会 期 2025年5月29日[木]ー 9月7日[日]
会場案内 三菱一号館美術館 小展示室
休 館 日 月曜日 但し祝日の場合、トークフリーデー〔6月30日、7月28日、8月25日〕、
9月1日は開館
観覧料金 小企画展の観覧料は、企画展(ルノワール×セザンヌ)に含まれます。
※ 小企画展のみの入場はできません。
主 催 三菱一号館美術館
紹介図版 カミーユ・ピサロ《窓から見たエラニーの通り、ナナカマドの木》
1887年、油彩・カンヴァス、三菱一号館美術館寄託(同館URLゟ)
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フランス近代美術の風景画は、自然の風景を古典的な表現で描き出す歴史風景画と決別するところから始まります。カミーユ・コローは自然を忠実に観察しつつ、戸外スケッチを行い、現実の風景から理想的な情景を抒情的に描き出しました。ギュスターヴ・クールベは理想化を拒否し、あるがままの自然を荒々しいタッチで描き、目に見えるものを描くレアリスム(写実主義)を推し進めました。
こうした流れを受けてクロード・モネ、カミーユ・ピサロ、アルフレッド・シスレーといった印象派のグループの画家が登場し、彼らは筆致を並べる印象派の技法を用いて、パリ近郊の風景や日常的な街路といった新しい風景画を描き出します。モネは師であるウジェーヌ・ブーダンの描く雲や海の表現に影響を受けています。
また、新印象主義の画家であるポール・シニャックは、ジョルジュ・スーラの点描主義を推し進めて広める役割を果たしましたが、筆致を並べる印象派の技法を更に突き詰めていきました。そしてアンリ・マティス、アルベール・マルケやアンドレ・ドランは、形態を単純化しつつ色彩を独特の感覚で配置する絵画を制作し、それぞれのやり方でポスト印象派からその先へ展開させていきます。フランス北部や南部、そしてスイスまで、各地へ滞在して制作した画家たちの風景画の変遷を絵画10点、版画1点からご覧いただきます。
❖ 小企画展について ❖
2024年11月23日[土]の再開館に伴い、1階に「小展示室」(約70㎡)を新しく設置し、ここで開催する展覧会を新たに「小企画展」と名付けて運用を始めます。小企画展では、美術館の活動の根幹となる所蔵作品、または寄託作品や貴重書を中心に、学芸員の学術的な興味・関心に基づく企画展示を行います。特定の画家や主題に焦点を当てるもの、季節に寄り添うものなど、ヴァラエティに富む展覧会を年に約3回行います。小企画展をきっかけとして、当館の活動が将来的に広がることを目指します。
※ 本展ではリュックサックやA4サイズを超えるお手荷物は展示室内に持ち込めません。
無料の館内ロッカーをご利用ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三菱一号館美術館 本展特設ウェブサイト ]
