{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
政治家や官僚など権力の腐敗を追及した反骨のジャーナリスト宮竹外骨は、
自著『自家性的犠牲史』で、明治十八年より昭和三年までの四十三年間に
十六人の妾がいたことを告白しています。
彼が言うには、蓄妾には『娯楽的』と『実用的』の二種があり、
彼の場合は一夫一婦制の実用を兼ねた娯楽で、俗に言う『炊き転び』であり
『小間ざわり』であり『カリ(仮)の妻』であると説明しています。
今回の作品『我が家の猫いらず騒動』は昭和三年、外骨が六十二歳、
妻の小清水マチが三十二歳のときに発覚した浮気騒動の顛末記です。
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今回は楽しくできたので、とくに書くことがありません。
(仕上がりは変わり映えしませんが ……)
しかし、布地の柄が歪んでいるのではとか、
表紙に使っている紙が硬すぎるのではとか、
気になるところもありますが、
実際はそれほど気にしていません。
【 詳 細 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】





