泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕
ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代
会 期 2025年4月26日[土]- 8月17日[日]
* 下記期間はブロンズギャラリーのみ開催
6月10日[火]- 6月20日[金]、8月5日[火]- 8月17日[日]
休 館 日 月曜日(5月5日、7月21日、8月11日は開館)、
5月7日[水]、7月22日[火]、8月12日[火]
開館時間 午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場案内 泉屋博古館〔せんおくはっこかん 京都東山・鹿ヶ谷-ししがたに〕
〠 606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
TEL 075-771-6411 FAX 075-771-6099 ▷ アクセス
入館料金 一 般 1,000円、学 生 600円、18歳以下無料
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
問い合せ リンク先の お問い合わせフォーム からお願いします
後 援 京都市、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、
公益社団法人京都市観光協会、NHK京都放送局、京都新聞
主 催 公益財団法人泉屋博古館
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☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
1970年大阪万博の年に完成した青銅器館。ふたたび大阪で万博が開催される2025年4月、京都本館のリニューアルオープンに合わせて、ブロンズギャラリーも展示を刷新して皆さまをお迎えします。
4室からなる展示室の構成はそのままに、モダン建築の傑作が生みだす空間を活かしつつ、中国古代の超絶技巧が発揮された青銅器の魅力にさまざまな角度から迫る展示をお楽しみください。
❖ 住友コレクション 名品大集合
いまから約3000年前、日本ではちょうど縄文時代が終わりにさしかかるころ、中国大陸では殷〔商 トモ〕や周といった古代王朝が栄え、高度に発達した鋳造技術によって青銅器の数々がつくられていました。中国青銅器のもっとも大きな特徴は、儀礼用の容器が発達した点にあり、古代の超絶技巧によって、実用性と装飾性を兼ね備えた複雑な造形の青銅器が生み出されました。ギャラリー1は、住友コレクションの中国青銅器のなかでも選りすぐりの名品を一堂に会し、古代中国の世界へといざなうイントロダクションとなって います。
❖ 青銅器の種類と用途
殷周時代の青銅器は普段使いの日用品ではなく、王侯貴族たちが祖先の神々をまつるために用いた聖なる「おもてなし」の道具でした。そのため、青銅器にはかなり詳細な用途が決まっており、実際にそうした用途で使うための機能性がそなわっているのが大きな特徴となっています。ギャラリー2では、青銅器の種類と用途を大きく食器・酒器・水器・楽器に分けてご紹介し、当時の人々がどのように青銅器を使っていたのかを想像できるよう展示を工夫しています。
❖ 文様モチーフの謎
具体的な用途がありながら、そうした機能とは相反するような複雑怪奇な造形を見せる殷周青銅器。ギャラリー3では殷周青銅器の文様・モチーフに焦点を当て、その魅力に迫ります。祖先をまつる聖なる器である殷周青銅器には、その表面を覆い尽くすようにさまざまな文様があらわされ、なかにはトラやミミズク、ウシなどの動物モチーフも数多く登場します。そうした文様が何を意味していたのかについては多くの謎がありますが、丁寧な解説とともに、劇的な造形の背後にある当時の人々の思想や信仰の世界を探っていきます。
❖ 東アジアへの広がり
祭政一致の殷周時代が終わり、秦漢帝国が形成されると、祭祀儀礼に用いられた青銅製の容器の製作は衰退しますが、代わって青銅鏡が数多くつくられるようになり、日本列島を含む東アジア世 界へともたらされました。ギャラリー4では中国青銅器の影響力が東アジアへと広がる過程に注目し、日本列島でつくられた青銅器もあわせてご紹介します。
