
中之島香雪美術館
企画展 焼絵 茶色の珍事
会 期 2026年4月28日[火]- 5月31日[日]
休 館 日 月曜日、5月7日 * ただし 5月4日[月・祝]は開館
開館時間 10時 - 17時(入館は16時30分まで)
夜間特別開館:5月1日[金]、15日[金]、29日[金]
10時-19時30分(入館は19時まで)
会 場 公益財団法人 中之島香雪美術館
〠 530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4
中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階
TEL:06-6210-3766 FAX:06-6210-4190 ▷ アクセス
料 金 一 般 1,600(1,400)円、高大生 800(600)円、小中生 400(200)円
* ( )内は前売り・20名以上の団体料金
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主 催 公益財団法人香雪美術館、毎日新聞社、朝日新聞社
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「焼絵-やきえ」とは、火筆画(かひつが)や焦画(しょうが)、烙画(らくが)などとも呼ばれる、熱した火箸や鏝(こて)を紙や絹などに押し当て、絵画や文字を焦がして表現する技法を用いた作品です。色調は茶から黒に近い色まで展開し、また線描から点描、濃淡といった水墨画の技法も巧みに再現されています。
江戸時代には、優れた焼絵を数多く手掛けた稲垣如蘭(いながきじょらん)こと近江山上(やまかみ)藩(現在の滋賀県東近江市)の第五代藩主稲垣定淳(さだあつ 1762-1832)をはじめ、藩主や家老クラスの間でこの技法が流行しました。少ない材料で制作可能な点から、根底には質素倹約を推奨する時世を反映しているとも推測されます。
一方、葛飾北斎の弟子とされる北鼎如連(ほくていじょれん 生没年不詳)のような浮世絵師にも焼絵の名手が現れ、さらには狩野派の特徴を有する作例も確認されています。技法の特殊さから作例は多くはないですが、一部の間では試みられていた様子がうかがえます。また、大田南畝(なんぽ)と来舶した中国人との間で焼絵談議が行われ、朝鮮通信使を介し烙画が紹介されるなど、焼絵を通した国際交流も行われました。
本展では、これまでほとんど紹介されることのなかった焼絵について、日本をはじめ朝鮮と中国、現代の焼絵作品を展観し、その美と制作背景を探ります。
\ 公益財団法人 香雪美術館について /
朝日新聞社を創設した村山龍平と、跡を継いだ村山長挙の古美術コレクションをもとに、香雪美術館が昭和47年に設立されて38年が経ちました。この間、理事長は設立者である長挙を筆頭に、村山藤子、村山美知子と三代にわたり、村山家から美術品に加え、明治、大正期に建てられた洋館、和館、茶室棟や自然豊かな庭園が順次寄付されました。さらに、美術系学生への奨学金制度を設けるなど、美術館の担う社会的責務は年を追うごとに重さを増しています。
こうした中、公益法人制度が1世紀ぶりに改革され、平成20年に新制度が施行されました。香雪美術館はこの機に、美術を愛し、この国の文化向上を願った村山龍平と歴代理事長の志に改めて思いを致し、将来にわたって館の運営を揺るぎないものにするため、公益財団法人となる道を選択しました。
日本、東洋の古美術の優品と、歴史を刻む近代建築の保存、調査を進めるとともに、文化的体験の機会を提供する公益活動を通して、かけがえのない文化財と設立以来の志が確実に未来へ引き継がれることを心から祈念します。
平成22年11月1日
公益財団法人 香雪美術館 理事長 村山美知子
※ 中之島香雪美術館は博物館登録制度での 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト )
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 中之島香雪美術館 ]
