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【展覧会】ふじ・紙のアートミュージアム|Exhibition Vol.37 上岡ひとみ展|HITOMI UEOKA EXHIBITION|’26年1月5日-3月15日

ふじ・紙のアートミュージアム
Exhibition Vol.37
上岡ひとみ展
HITOMI UEOKA EXHIBITION
開催期間  2026年1月5日[月]- 3月15日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日  11月10日[月]・11日[火]、12月8日[月]
      * ロゼシアター休館日に休館
会  場  ふじ・紙のアートミュージアム(富士市文化会館 ロゼシアター1階東側奥)
      〠 416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター
      TEL:0545-32-6581  FAX:0545-32-6582  ▷ アクセス
      * イベントは下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
主  催  富士市(主管:一般社団法人富士芸術村)
観覧無料
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対話の可能性  Possibility of Dialog

私は、偶然と必然を使い分けることとはどういうことなのかを表現しています。
私達は意図しない方向に物事が向く時、それをあらゆる方法を産み出し制御しようと試みます。与えられた自然現象に抗う様な行為は知能が発達した人間にしかできない不思議な行為だと思います。不可解なことに対し分析し理解し、それを受け入れたり抗ったり、私達は日々対話の可能性を探る不思議な生き物だと思うのです。

作品の製作過程において大事にしているのは偶然によって生まれる現象に自身がどれだけ介入を試みるか、その程度を探ることです。紙の偶然性を使い直感的に凹凸をつけてゆく行為は言葉にできない自らの内面を表現するのに適した製作方法だと思います。材料として和紙の原料である楮も使いますが、特に身の回りにある雑草や稲藁を自作の紙漉きの道具で漉く方が、手を伸ばせば直ぐに材料が手に入り、直感的に作品を製作する自身の体質に合っていると感じているので、昨今は稲藁やとうもろこし等を漉いています。紙は偶然と必然によって形成されます。相手が自然物なので、水流をいくらコントロールしようとしても思い通りにならず、原料を煮た時々によって色が違ったり、天候に左右され乾燥時間が変化したり、時に作品から無数の芽が出てきたり、ある朝外に置いた作品を無数のスズメ達に食い散らかされていたりと、思い掛けないワクワクが起こります。そこで起こり得る化学反応を楽しんでいく行為は自身と不可思議なものとの「対話」だと思います。
作品は常にその経過過程であり、未完成形態でもあり完成形態であり、流動的であります。
                                   上岡ひとみ
> プロフィール 上岡ひとみ <
2004 女子美術大学美術研究科美術課美術専攻立体アート学科 卒業
2006 女子美術大学大学院美術研究科美術課美術専攻立体アート学科 修了
2006-10 株式会社スズキ デザイン部にてクレイモデラーとして従事
2011-15 ドイツ・ベルリンにて活動
2014 フランス・パリにて活動
2026 現在 埼玉県にて活動 女子美術大学立体アート専攻 非常勤講師

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[ 詳 細 : ふじ・紙のアートミュージアム ]