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【展覧会】鋸南町 菱川師宣記念館|特別展 江戸のユーモア・明治のウィット おもしろ浮世絵展|’26年1月4日-3月22日|開展七週

鋸南町 菱川師宣記念館
特別展
江戸のユーモア・明治のウィット おもしろ浮世絵展
会  期  2026年1月4日[日]- 3月22日[日]
休  館  日  月曜日(祝日の場合翌火曜日)
展示解説  学芸員ギャラリートーク 
      1月25日[日]・2月21日[土] 各 回13:30 - 14:30
入  館  料  一般・大学生 500円、小・中・高校生 400円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  鋸南町 -きょなんまち- 菱川師宣 – ひしかわもろのぶ- 記念館
      〠 299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜516
      Tel:0470-55-4061  ▷ アクセス
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           「狂斎百図 孫悟空 やぶから棒」河鍋暁斎

浮世絵にはいろいろなジャンルがあります。特に幕末から明治にかけて流行したのが、江戸っ子のユーモアが抜群に表現された戯画、狂画、遊び絵などです。世相を風刺したり、ばかげた戯れの絵に誰もが笑いあったのです。明治になると、さらに開化の洒落た笑いや皮肉たっぷりの絵が評判となっていきます。元来、日本人はこうしたおもしろコンテンツが大好き。これが日本独特のマンガ文化、お笑い文化へとつながっていくのです。
この展覧会は、江戸っ子絵師としておもしろおかしい浮世絵を存分に描いた広重、国芳、芳年、暁斎、清親らの戯画作品や、明治の子供向け遊び絵などを通して、日本人のユーモアセンスを紹介します。

> 菱川師宣 – ひしかわもろのぶ- <
「見返り美人図」の作者、浮世絵の祖-菱川師宣生誕の地-千葉県 鋸南町 -きょなんまち
菱川師宣〔ひしかわ もろのぶ ca 1630-1694〕は、安房国保田(千葉県鋸南町保田)で縫箔刺繍業を営む父菱川吉左衛門と母オタマの間に、7人兄弟の第4子長男として誕生。俗称は吉兵衛、晩年には剃髪して友竹と号しました。生年は不祥ですが、寛永年間の中頃(1630年頃)と推定されています。
幼い頃より絵を描くのが好きだった師宣は、家業を手伝い、刺繍の下絵などを描くかたわら、漢画や狩野派、土佐派などの諸流派に接し、独学で画技を磨きました。 その後、江戸に出た師宣は、まず版本の版下絵師として活躍。文章を少なく、挿絵を大きく取り入れた絵本で、江戸の庶民の人気を獲得しました。さらに鑑賞用絵画としての木版摺りの一枚絵を手がけ、絵画文化の大衆化に貢献しました。これが後の浮世絵版画のもととなったのです。
師宣は、江戸の庶民を題材とした風俗画を描き、その情報発信にも着目していました。肉筆画においても、歌舞伎や吉原遊里の風俗をこまやかに、色鮮やかに描き、「見返り美人図」に見られるような独自の女性美を追求し、「浮世」と呼ばれた当時の世相にマッチした新しい絵画様式を確立しました。 また師宣は故郷保田をこよなく愛した絵師でもあり、落款には「房陽」「房國」と冠称し、房州生まれの絵師であることを誇示したり、保田の別願院には父母や親族の供養のための梵鐘を寄進しています。
元禄7年(1694)6月4日、師宣は江戸で亡くなり、遺骨は郷里:別願院に葬られたと思われます。日本が世界に誇れる絵画文化「浮世絵」。その誕生は、菱川師宣という一人の絵師の活躍から始まるのです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鋸南町 菱川師宣記念館
{ 住吉餘錄 }
千葉県 鋸南町 菱川師宣記念館に併設された歴史資料館の記録がおもしろい。郷土自慢や偉人録に堕すこと無く、読ませる記録として貴重である。此処のサイトにはいると壹時間余は脱出できなくなる。どこも同様だが「COVID – 19」パンデミック以後、態勢の立て直しにいくぶん手間取っているが、紹介第壹弾として鋸南町 歴史資料館漱石と子規と鋸-のこぎり-山 2022年8月2日更新>を紹介したい。