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【展覧会予告】パナソニック汐留美術館|ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶|’26年4月11日-6月21日|04.01ゟ前売券発売

パナソニック汐留美術館
ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶
会  期  2026年4月11日[土]- 6月21日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 5月1日[金]、6月5日[金]、19日[金]、20日[土]は夜間開館
      午後8時まで開館(ご入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし4月29日、5月6日、6月17日は開館)
入  館  料  一 般:1200円、 65歳以上:1100円、 大高校生:700円、 中学生以下 無料
      * 土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約(平日は予約不要)
      * 障がい者手帳を提示の方、および付添者1名まで無料で入館いただけます
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  パナソニック汐留美術館
      〠 105-8301 東京都港区東新橋1丁目5−1
      電話番号 ハローダイヤル 050-5541-8600  ▷ 交通・アクセス
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、港区教育委員会
特別協力  ジョルジュ・ルオー財団
主  催  パナソニック汐留美術館
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パナソニック汐留美術館は開館以来、20世紀のフランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871–1958)の作品を中心に収集し、現在では約270点のルオー作品を所蔵しています。とりわけ近年は、ギュスターヴ・モローのアトリエで学んでいた頃の初期の貴重な作品群が充実し、そこに師モローの作品も新たにコレクションに加わりました。本展は、近年新たに迎えた収蔵作品を中心に、当館のルオーコレクションを紹介する展覧会です。ルオーの名作の数々が生まれた場である「アトリエ」に焦点を当て、作品がどのような環境で、どのような画材を用いて描かれたのか、初期から晩年までの代表作と共に紹介します。また、パリのルオー財団の特別な協力のもと展示スペースの一角に、ルオーが晩年、自身最後のアトリエで実際に使用していた画材道具や机などを用いて、アトリエの一部再現を試みます。身近な家族でさえも立ち入りを制限されていた聖域である画家のアトリエの記憶を作品と共に紐解きます。この度、収蔵作品としては初めて出品される《モデル、アトリエの思い出》にもご注目ください。

\ 展覧会の見どころ /
◇ 1. 近年新たにコレクションとして迎えた新収蔵作品を一挙公開!
開館以来ルオー作品を継続して収集している当館は、2022年度、初めてルオーの師ギュスターヴ・モローの油彩を収蔵し、コレクションの幅を広げています。また、2024年度には、フォーヴ期のルオーの代表作《二人の娼婦》(裏面:《婦人像》)(1906年)が収蔵作品に加わりました。本展では、これらを含む近年の新収蔵作品を一挙公開いたします。この度、収蔵作品としては初めて出品される《モデル、アトリエの思い出》(1895年/1950年頃)にもご注目ください。
◇ 2. 初期から晩年までのルオーの代表作を、それらが制作された場所の記憶と共に紹介します!
本展では、ルオーの画業を、4つの時代に大きく区切り、それぞれの時代の代表作を、それらが制作された場所と共に紹介します。一方で、ルオー作品には度々、時代を跨いで何度も手を加えられながら進化していく、独特の制作スタイルが見てとれます。新収蔵作品《モデル、アトリエの思い出》も、1895年に制作された後、1950年代頃に上から塗り重ねられた作品のひとつです。本展では、本作に見られるような、晩年のルオーが若かりし頃の作品を、「思い出」として再び描きなおした作品にも注目します。
◇ 3. 日本初公開! ルオーが晩年、パリに構えた最後のアトリエを一部再現して紹介!
1948年、ルオーはパリ12区リヨン駅前のエミール・ジルベール通り2番地に最後のアトリエを構えます。当地は現在、ジョルジュ・ルオー財団の拠点となっており、アトリエもそのまま残されています。本展は、このアトリエを、ルオー財団の特別な協力のもとルオーが実際に使用していた画材道具などと共に一部再現してご紹介する、日本で初めての機会となります。通常、パリのアトリエから出ることのない、門外不出の画材道具たちを、当時のアトリエの雰囲気が伝わる形でお目にかける、またとない機会です。この貴重な機会をお見逃しなく。

> ジョルジュ・ルオー Georges Rouault (1871-1958)<
パリの下町ベルヴィルで生まれ育つ。14歳でステンドグラス職人に弟子入りする傍ら、国立高等装飾美術学校の夜間クラスに出席した。1890年、19歳の時に国立美術学校に入学し、最初はジュール=エリー・ドローネ(1828-1892)、続いてギュスターヴ・モローのアトリエで学ぶ。生徒の個性を何よりも尊重したモローが教える教室には他に、アンリ・マティス(1869-1954)、アルベール・マルケ(1875-1947)等が所属し、ルオーは彼らとも親交を結んだ。モローの死後、マティス、マルケ、ルオーらは共にサロン・ドートンヌを創設し、そこで革新的な作品を次々と世に出していった。
一方で、1890年代にアンブロワーズ・ヴォラールの画廊でポール・セザンヌ(1839-1906)の作品を目にしたルオーは深い感銘を受ける。モローやセザンヌの影響を受けたルオーは、次第に「かたちと色の調和」を追い求めるようになり、自身の芸術について語る著作の中でも繰り返し「かたち、色、ハーモニー」ということばを用いた。キリスト教主題の作品を多く描いた一方で、社会の底辺で生きる人にスポットを当てたサーカスや娼婦、あるいは権威的な地位に身を置く裁判官など、同時代に生きる人間の本質に迫った作品も多く描いた。戦時中は一時的に疎開しながらも制作を続け、版画集『ミセレーレ』のような戦争を主題とした作品も描いている。晩年は、絵具を厚く塗り重ねた独特の表現と光り輝くような色彩で人物像や風景画を多く描いた。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
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