国立映画アーカイブ
上映 生誕120年 映画監督 中川信夫
Nobuo Nakagawa Retrospective
会 期 2025年5月13日[火]- 7月6日[日]
開室時間 11:00 - 18:30(入室は18:00まで)
* 毎月末金曜日は11:00 – 20:00(入室は19:30まで)
休 室 日 会期中の休館日:月曜日
チラシ PDF ▷ 全8ページの内2ページのみ紹介。それ以外は添付データー参照
https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/NFAJprogram64.pdf
観 覧 料 一 般 520円/高校・大学生・65歳以上 310円/小・中学生 100円
* 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、
国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
* チケット各種・割引・優待情報などは チケット案内 参照
定 員 310名(各回入替制・全席指定席)/各回の開映後の入場はできません。
会場案内 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
〠 104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル) ▷ アクセス
協 力 酒豆忌実行委員会、国際放映株式会社
主 催 国立映画アーカイブ
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今年生誕120年を迎える中川信夫(1905-1984)は、社会や境遇に囚われず、自由でありたいと願う人間の性ーさがーとその悲哀を、ユーモアと創意に満ちた演出を通して描き続けた映画監督です。
1905年に京都に生まれ、神戸の育英商業学校在学中から横光利一らの新感覚派文学に親しんだ中川は、次第に映画に傾倒し『キネマ旬報』寄書欄等の常連となります。1925年、帝国キネマ小阪撮影所で短いあいだ撮影助手をつとめた後、知人のつてを頼り、1929年にマキノプロダクションに助監督として入社します。マキノプロでは脚本家の山上伊太郎を師と仰ぎ、多くのシナリオを執筆しますが、1931年に同社は解散、翌年に市川右太衛門プロダクションに入ります。
同プロの第二部で初監督した『弓矢八幡剣』(1934)が評価され、『東海の顔役』(1935)で本格デビュー。1936年、右太プロが松竹キネマに吸収されたためマキノトーキー製作所へ入社、第1回作として手がけた『修羅八荒 第一篇』(1936)以降、多様な映画ジャンルの職人監督として研鑽を積みます。
1937年にはマキノトーキーが解散、J.O.スタヂオ系の今井映画製作所を経て、転機となる東宝映画入り。同社ではエノケン映画を多く監督し、文芸映画『虞美人草』(1941)の完成後に映画会社の戦時統合のあおりを受けて契約解除、1942年に中華電影公司(上海)に入って文化映画『浙贛-せっかん-鉄道建設』の撮影に携わります。
敗戦の翌年に帰国し、京都太秦の大同映画を経て、1948年に新東宝のエノケン主演作『馬車物語』で監督復帰します。以後、東映、東宝、宝塚映画など東西の撮影所で仕事をしながら、1961年の解散まで新東宝に腰を据えます。この時期に、怪談映画の集大成にして日本映画史に残る傑作『東海道四谷怪談』(1959)や、人間の業と魂の救済を描いた渾身の力作『地獄』(1960)など、無声映画期から一貫して培われてきた映画作りの資質が、最良の成果として結実します。1960年代は東映を中心に活躍し、1962年以降はテレビ映画の演出も手がけます。1982年にはATGで遺作『怪異談 生きてゐる小平次』を残しました。
本特集は、酒と豆腐をこよなく愛した中川監督の没後に発足した酒豆忌-しゅとうき-実行委員会と、国際放映株式会社の協力を得て、助監督時代の作品から、テレビ映画を含む計59本を53プログラムに組んだ過去最大規模の回顧特集となります。
映画ジャンルにとらわれない中川作品の魅力は、私たち観客をいまも圧倒してやみません。国立映画アーカイブの大スクリーンでぜひお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ ]


