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【展覧会】山種美術館|特別展 日本画聖地巡礼2025 ― 速水御舟、東山魁夷から山口晃まで ―|’25年10月4日-11月30日|終了

山種美術館
特別展 日本画聖地巡礼2025
― 速水御舟、東山魁夷から山口晃まで ―
会  期  2025年10月4日[土]- 11月30日[日]
会  場  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)  ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日  * 10/13[月・祝]、11/3[月・祝]、11/24[月・振休]は開館、
      10/14[火]、11/4[火]、11/25[火]は休館。
入  館  料  一 般 1400円、大学・高校生1100円、中学生以下無料(付添者同伴が必要)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、当館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催し、多くの方にご好評をいただきました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。
本展では、青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】、定宿から見える京都の町家の光景を表した東山魁夷《年暮る》をはじめ、実際の場所を題材とした日本画の名作をご紹介します。
また、今回新たに選んだ作品も多数登場します。なかでも皇居を中心に、東京を俯瞰する視点で描き出した山口晃《東京圖1・0・4輪之段》は、当館の所蔵品となって以来、初めての展示となります。

さらに、前回は日本全国の「聖地」をご覧いただきましたが、本展では、日本だけでなく海外にも視野を広げます。中国・蘇州の水郷をみずみずしい筆致で表した竹内栖鳳《城外風薫》、霧に包まれたイギリス・ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、晴天の下に立つエジプトのピラミッドを描いた千住博《ピラミッド「遺跡」》など、世界の「聖地」をご堪能ください。
2025年秋、そうそうたる画家たちの名品が並ぶ美術館で、日本各地、さらには世界各国の「聖地」を巡る旅をお楽しみいただけましたら幸いです。

> 本展のみどころ <
◇ 見どころ1 名だたる画家たちの傑作が大集結!速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】も登場!
速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】をはじめ、東山魁夷の京洛四季シリーズである《春静》・《緑潤う》・《秋彩》・《年暮る》、奥村土牛《鳴門》、奥田元宋《奥入瀬(秋)》など、当館屈指の優品が並びます!名だたる画家たちの傑作が大集結!速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】も登場! 速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】をはじめ、東山魁夷の京洛四季シリーズである《春静》・《緑潤う》・《秋彩》・《年暮る》、奥村土牛《鳴門》、奥田元宋《奥入瀬(秋)》など、当館屈指の優品が並びます!
◇ 見どころ2 海外の「聖地」にもご案内!
今回は海外にも飛び出します!中国、イギリス、エジプトなど、日本とともに、世界各国の「聖地」をお楽しみください!
◇ 見どころ3 山種美術館では初展示!山口晃《東京圖1・0・4輪之段》をお見逃しなく!
2019年放送のNHK大河ドラマでオープニングのタイトルバックに登場した、山口晃《東京圖1・0・4輪之段》が、当館では初出品!皇居を中心に東京の風景が、画家独特の鳥瞰図で描かれています

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]

【展覧会】山種美術館|特別展 江戸の人気絵師 夢の競演-宗達から写楽、広重まで|特集展示:太田記念美術館の楽しい浮世絵|’25年8月9日-9月28日|終了

山種美術館
特別展 江戸の人気絵師 夢の競演
宗達から写楽、広重まで
特集展示:太田記念美術館の楽しい浮世絵
会  期  2025年8月9日[土]- 9月28日[日]
      * 浮世絵は前・後期で展示替え(前期: 8/9-8/31、後期: 9/2-9/28)
会  場  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル) ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日  * 8/11月、9/15[月・祝]は開館、9/16[火]は休館
入  館  料  一般 1400円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
      【 夏の学割 】大学生・高校生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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江戸時代、個性豊かな絵師が次々に登場し、多彩な作風が花開きました。一世を風靡した彼らの作品は、現在も多くの人を魅了し続けています。このたび山種美術館では、江戸時代に活躍した人気絵師たちが勢ぞろいし、浮世絵と江戸絵画の名作が一堂に会する展覧会を開催します。
山種美術館の浮世絵は保存状態が良く、鈴木春信から鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重まで、六大絵師の代表作を有しています。本展では粒よりのコレクションを前・後期に分けて全点公開します。
また、浮世絵専門の美術館として名高い 太田記念美術館 のご協力のもと、歌川国芳の戯画をはじめ、見ていてワクワクする楽しい浮世絵を選りすぐってご紹介します。NHKの大河ドラマで浮世絵の版元である蔦屋重三郎が取り上げられ、浮世絵に注目が集まる今年、当館で魅惑の浮世絵ワールドをご堪能ください。
江戸絵画では、岩佐又兵衛《官女観菊図》【重要文化財】や椿椿山《久能山真景図》【重要文化財】をはじめ、俵屋宗達、池大雅、伊藤若冲などのビッグネームが手がけた優品の数々を展示します。
浮世絵と江戸絵画の名品を通して、個性あふれるスター絵師たちによる夢の競演をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]

【展覧会】山種美術館|特別展 生誕150年記念 上村松園と麗しき女性たち|’25年5月17日-7月27日|終了

山種美術館
特別展 生誕150年記念
上村松園と麗しき女性たち
会  期  2025年5月17日[土]- 7月27日[日]
会場案内  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル) ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日  * 7/21[月・祝]は開館、7/22[火]は休館
入  館  料  一般 1400円、大学生・高校生 1100円、中学生以下無料(付添者同伴が必要)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願」と語った日本画家・上村松園。この言葉どおり清らかで気品に満ちた松園の作品は、今もなお多くの人々を魅了し続けています。
2025年に、松園が誕生して150年を迎えることを記念し、山種美術館では数々の名品を取り揃えてその画業をたどるとともに、松園と同時代の画家から現在活躍中の若手作家にいたるまで、女性の姿を描いた作品をご紹介する特別展を開催します。
1875年、京都で生まれた松園は、幼い頃より絵を描くことを好みました。外形の美しさだけではなく、精神性を伴った自身の理想とする女性像の表現を、生涯をかけて追求します。やがて美人画の名手として高く評価され、73歳の時、女性として初めて文化勲章を受章するにいたりました。

当館創立者の山﨑種二は、松園と親しく交流を重ねて作品を蒐集し、代表作である《新蛍》や《砧》、松園芸術の粋を極めた《庭の雪》などを含む日本有数の松園コレクションを築きました。

本展では、画業の初期から晩年までの22点の優品を通じて、近代日本を代表する女性画家・上村松園の魅力にせまります。あわせて、同じく2025年に生誕130年を迎える小倉遊亀、生誕120年の片岡球子など、さまざまな画家による麗しき女性たちの姿を描いた、粒選りの作品をご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館

【展覧会】山種美術館|特別展 桜 さくら SAKURA 2025 ― 美術館でお花見!|’25年3月8日-5月11日|終了

山種美術館
特別展
桜 さくら SAKURA 2025 ― 美術館でお花見!―
会  期  2025年3月8日[土]- 5月11日[日]
会場案内  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル) ▷ 交通・アクセス 
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * 5月5日[月・祝]は開館]
入  館  料  一 般 1400円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  賛  住友林業株式会社
主  催  山種美術館、朝日新聞社
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暖かな陽光がさし始める春。草花が芽吹き、心躍る季節です。
なかでも、私たちの気持ちを浮き立たせるのは、桜の開花ではないでしょうか。
このたび山種美術館では、桜の名品を一堂に展示し、美術館にいながら
お花見に訪れたかのように気持ちが華やぐ展覧会を開催します。
▷ 出品作品リスト ◁

桜がらんまんと花を咲かせた時の美しさと、はらはらと散っていく儚さは、古くから日本人の心を魅了してきました。芸術の世界 においても、古来、詩歌に詠まれ、調度や衣装などの文様に 表されるとともに、絵画にも盛んに描かれています。近代・現代 の日本画でも、桜は多くの画家が取り上げたモティーフであり、 画家の個性や美意識が反映された多種多様な表現をみることができます。

本展では、桜を愛でる女性を色鮮やかに描いた松岡映丘《春光春衣》、京都・総本山醍醐寺三宝院の「太閤しだれ桜」を柔らかな色合いで捉えた奥村土牛《醍醐》、清らかな水が流れる渓谷に咲く山桜を表した川合玉堂《春風春水》、宵闇のつややかな桜をクローズアップして描き出した速水御舟《夜桜》など、画家たちの創意あふれる桜の名品の数々をご覧いただきます。 2025年春、個性豊かな桜の絵画で満開となった会場で、お花見を楽しみながら、春を満喫していただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]  

【展覧会】山種美術館|広尾開館10周年記念特別展|大観・春草・玉堂・龍子 ─ 日本画のパイオニア|‘19年8月31日ー10月27日

20190726204637_00002 20190726204637_00003山種美術館 広尾開館10周年記念特別展
大観・春草・玉堂・龍子 ── 日本画のパイオニア
会  期  8月31日[土]ー10月27日[日]

会  場  山種美術館
主  催  山種美術館、朝日新聞社
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
      9/16日、9/23日、10/14日[月]開館、9/17日、9/24日、10/15日[火]休館)
入  館  料  一般 1200円・大高生 900円・中学生以下無料
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山種美術館では広尾開館10周年を記念して、近代日本画を代表する4人の画家、横山大観(よこやまたいかん、1868ー1958)・菱田春草(ひしだしゅんそう、1874ー1911)・川合玉堂(かわいぎょくどう、1873ー1957)・川端龍子(かわばたりゅうし、1885ー1966)の作品を一堂に展示し、ご覧いただく展覧会を開催します。

大観・春草・玉堂・龍子はいずれも、伝統をふまえながら新しい時代に即した絵画を模索し、日本画の発展を導きました。一方で、彼らの主な活動の場は異なっています。大観と春草は日本美術院において、さまざまな技法や表現を試み、革新的な日本画を生み出しました。玉堂は官展を中心に活躍し、日本画における風景表現に新境地を拓いています。また、龍子は、再興日本美術院を脱退して自ら主宰する青龍社を創立、大画面の迫力ある作品を発表して画壇にインパクトを与えました。これら4人の画家に焦点をあて、彼らの画業をたどりながら、近代日本画の歩みを振り返ります。

さらに、晩年の大観・玉堂・龍子の三人による松竹梅展(1955ー1957年、画廊・兼素洞で開催)にも注目します。松竹梅展は当館創立者・山﨑種二の希望により企画された展覧会です。種二は彼らと交流を重ねながら作品を蒐集していました。

本展では、当館所蔵の松竹梅展の作品を全点展示するとともに、南画とやまと絵を融合させた大観《作右衛門の家》、光や空気の描出に挑んだ「朦朧体ーもうろうたい」の代表作である春草《釣帰(ちょうき)》、田園の情景を生き生きと表した玉堂の《早乙女》、第1回青龍展に出品された記念碑的な龍子《鳴門》など、山種コレクションから各画家の珠玉の作品をご紹介します。近代日本画のパイオニアとして画壇を牽引した、大観・春草・玉堂・龍子の競演をお楽しみください。
* 文中の作品はいずれも山種美術館蔵。

[ 詳細: 山種美術館

【展覧会】山種美術館|広尾開館10周年記念特別展|生誕125年 速 水 御 舟|’19年6月8日-8月4日

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山種美術館 広尾開館10周年記念特別展
生誕125年 速 水  御 舟
会  期  6月8日[土]-8月4日[日]
      * 会期中一部展示替えあり(前期:6/8-7/7、後期:7/9-8/4)
会  場  山種美術館
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
入  館  料  一般 1200円・大高生 900円・中学生以下無料
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20190726204316_00001速水御舟「昆虫二題」《粧蛾舞戯》1926(大正元)年 山種美術館蔵
山種美術館市販の絵はがきゟ
20190726204316_00002速水御舟「炎舞」[重要文化財]1925(大正14)年(山種美術館蔵)
山種美術館市販の絵はがきゟ
20190726204316_00003速水御舟「桃花」1923(大正122)年(山種美術館蔵)
山種美術館市販の絵はがきゟ
日付と署名・落款に「瘦金体」の書がみられる。NOTES ON TYPOGRAPHY で別途紹介。

本年は、日本画家・速水御舟(はやみ ぎょしゅう 1894-1935)の生誕から125年、そして山種 美術館が現在の渋谷区広尾の地に移転し開館してから10年目にあたります。この節目の年を記念し、当館の「顔」となっている御舟コレクションの全貌を紹介する展覧会を開催いたします。

当館創立者の山崎種二(1893-1983)は御舟とは一つ違いでしたが、御舟が40歳という若さで早世したため、直接交流することがかないませんでした。しかし、御舟の芸術を心から愛した種二は、機会あるごとにその作品を蒐集し、自宅の床の間にかけて楽しんでいました。
一方、御舟は23歳の若さで日本美術院同人に推挙され、横山大観や小林古径らにも高く評価された画家。

「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」
という御舟の言葉どおり、彼は生涯を通じて、短いサイクルで次々と作風を変えながら、画壇に新風を吹き込んでいきました。

御舟は40年という短い生涯に、およそ700余点の作品を残しましたが、その多くが所蔵家に秘蔵されて公開されることが少なかったため、「幻の画家」とも称されていました。1976年、旧安宅産業コレクションの御舟作品105点の一括購入の相談が種二のもとに持ち込まれ、種二は購入の決断をします。その結果、すでに所蔵していた作品とあわせて計120点の御舟作品が山種美術館の所蔵となり、以来当館は「御舟美術館」として親しまれてきました。

本展では、御舟の代表作ともいえる《炎舞》、《名樹散椿》(ともに重要文化財)をはじめとして、《錦木》など初期の作品から《牡丹花(墨牡丹)》など晩年の作品まで、各時代の作品をまとめてご覧いただきます。
当館の御舟コレクション全点公開は2009年の広尾開館以来10年ぶりとなります。この機会に、御舟芸術の真髄をお楽しみください。

[ 詳細: 山種美術館

 { 新 塾 餘 談 }

IMG_20190726_165751美術鑑賞の余韻のなかで過ごす心地よいカフェ Cafe 椿
山種美術館へご来館のお客様に、上質なくつろぎのひとときをお過ごしいただける
カフェ「Cafe 椿」は、御舟作品の白眉《名樹散椿》(重要文化財)からネーミングさ
れました。季節や開催中の展覧会にちなんだオリジナルメニューをご用意しています。

青山の老舗菓匠「菊家」に特別にオーダーした Cafe 椿オリジナル和菓子ほか、素材
と季節感にこだわった女性にやさしいランチメニューもおすすめです。ガラス越し
にまるでオープンカフェのように季節のうつろいがよく眺められる、42席の静かな
スペース。お気軽にお立ち寄りください。
山種美術館ツィッター山種美術館 2016年11月13日のツィターゟ
日付と署名・落款に「瘦金体」の書がみられる。NOTES ON TYPOGRAPHY で別項紹介。

ちなみに山種美術館:山崎妙子館長は、実家の証券会社で働くために、慶應義塾大学経済学部を卒業。その後、山種美術館を継ぐために、東京藝術大学の大学院で修士・博士課程を修了。大学院での研究テーマは早見御舟 ── という努力のひとです。また皇太子(現天皇)のお妃候補でもあったと仄聞します。

現在、山種美術館にあれだけお客さんが来るようになったのは、ひとえに山崎妙子館長ご自身のメディアへの露出と、広報活動によるものが大きいと感じながら展観しました。[大石]

【展覧会】山種美術館 企画展|日本美術院創立120年記念|日本画の挑戦者たち ─ 大観・春草・古径・御舟 ─|’18年9月15日-11月11日

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日本美術院創立120年記念

日本画の挑戦者たち  ── 大観・春草・古径・御舟 ──
会  期  2018年9月15日[土]-11月11日[日]  * 会期中、一部展示替えあり
会  場  山種美術館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日  * 9/17(月)、24(月)、10/8(月)は開館、9/18(火)、25(火)、10/9(火)は休館
入  館  料  一般1000円・大高生800円・中学生以下無料
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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近代以降の日本画壇において、常に先導的な役割を担ってきた日本美術院。今年創立120年を迎えることを記念して、山種美術館では日本美術院において、特にめざましい活躍をみせた横山大観、菱田春草、小林古径、速水御舟を中心に、画家たちの活動の軌跡をたどる展覧会を開催します。

明治時代に入り、新時代にふさわしい日本画を画家たちは探求していました。その状況下、東京美術学校(現・東京藝術大学)を辞職した岡倉天心は、自らに従った大観をはじめとする若手画家らとともに、1898(明治31)年、日本美術院を創立します。一時、茨城県五浦での苦難の時期を経たものの、1914(大正3)年に、大観たちによって再興されました。その後も、古典に学びつつ日本画の新生面を切り拓こうと挑む多くの画家たちが、日本美術院を舞台に活躍しています。

なかでも注目されるのが、日本美術院の創立に参加した大観と春草、および彼らに続く世代の旗手として活躍した古径と御舟です。大観は再興後も日本美術院の中心的な存在であり続け、春草は16年の短い画業の間に数〻の秀作を生み出しました。また、古径は無駄のない線描と清澄な色彩で格調高い画風を確立し、古径より一回り若い御舟は、次々と新たな日本画の創造に挑み続けました。

本展では、これら4名を中心に、日本美術院の草創期に活躍した画家から、現代の日本画壇を代表するにいたる同院の画家の優品をご紹介します。
また、院展出品時から高評価を受けた古径の代表作《清姫》全8点を一堂に展示するとともに、昭和期に制作された作品で初めて重要文化財に指定された御舟《名樹散椿》(10月16日-11月11日公開)を特別展示します。
山種コレクションにおける日本美術院の画家たちの作品を通し、新たな日本画の開拓に挑んだ画家たちの軌跡をご覧ください。

【詳細: 山種美術館 】

【展覧会】山種美術館 企画展 水 を 描 く ── 広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお ── 7月14日-9月6日

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山種美術館 企画展
水 を 描 く
── 広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお ──
会  期  2018年7月14日[土]-9月6日[木]
      * 会期中、一部展示替えあり(前期: 7/14-8/5、後期: 8/7-9/6)
会  場  山種美術館
主  催  山種美術館、朝日新聞社
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
入  館  料  一般1000円・大高生800円・中学生以下無料
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2018年9月、世界各国の水の専門家が参加する「国際水協会 (IWA) 世界会議」が東京で行われます。水をテーマにした国際会議が催され、世界の水環境への関心がますます高まる今夏、山種美術館では、日本美術に表された水に注目し、水を描いた絵画を一堂にご覧いただく展覧会を開催します。

豊かな水源に恵まれた日本では、水は常に人々の生活とともにあり、美術作品においてもさまざまに表現されてきました。雨が池や湖をつくり、川となり海へ注ぐように、水は刻々と姿を変化させます。また、躍動する波や、光を反射する水面など、水が見せる表情は多くの画家の創作意欲をかきたてたのでしょう。水を描いた絵画には、画家たちの優れた技巧や多彩な表現をみることができます。

本展では、当館が所蔵する江戸時代の浮世絵から近代・現代の日本画まで、水が描かれた作品を厳選し、ご紹介いたします。奥入瀬渓流に取材した奥田元宋-おくだげんそう-《奥入瀬 (秋) 》、鳴門海峡の渦潮を描いた川端龍子-かわばたりゅうし-《鳴門》や、奥村土牛-おくむらとぎゅう-《鳴門》は、川や海の流動する姿を生き生きと捉えています。
また、土牛《那智》や、千住博-せんじゅひろし-《ウォーターフォール》においては、勢いよく流れ落ちる滝が迫力ある大画面に描かれ、水の持つ神聖さも感じさせます。一方で、激しい夕立のなか、橋を行き交う人々を描いた歌川広重-うたがわひろしげ-(初代)《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》[後期展示]や、雨に煙る山路を表した川合玉堂-かわいぎょくどう-《渓雨紅樹-けいうこうじゅ》は、情趣豊かに雨の風景を描き出しています。

これらの作品を通して、水の表現の幅広さとともに、画家たちが水に向けてきたまなざしや思いを感じていただければ幸いです。暑い夏の季節に、涼やかな水の絵画をお楽しみください。

【詳細: 山種美術館

【展覧会】山種美術館 特別展{ 琳 派 ─ 俵屋宗達から田中一光へ ─}5月12日-7月8日

山種りんぱ

山種美術館 特別展
琳 派 ── 俵屋宗達から田中一光へ ──
会  期  2018年5月12日[土]-7月8日[日]
* 会期中、一部展示替えあり(前期 : 5/12-6/3、後期 : 6/5-7/8)

会  場  山種美術館
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
入  館  料  一般1200円・大高生900円・中学生以下無料
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2018(平成30)年は、江戸へ琳派を根付かせた酒井抱一(さかい ほういつ・1761-1828)の没後190年、およびその弟子である鈴木其一(すずき きいつ・1796-1858)の没後160年にあたります。同館ではこれを記念し、俵屋宗達(たわらや そうたつ)・尾形光琳(おがた こうりん)・酒井抱一を中心に花開き、近代・現代の日本画家やデザイナーに受け継がれた琳派の伝統をたどる特別展を開催いたします。

【詳細: 山種美術館 】

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【展覧会】山種美術館企画展「桜 さくら SAKURA 2018 ─ 美術館でお花見! ─ 3月10日開始

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「桜 さくら SAKURA  2018 ─ 美術館でお花見! ─

会期: 2018年3月10日[土]-5月6日[日]
会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、朝日新聞社
開館時間: 午前10時-午後5時    * 入館は午後4時30分まで
休館日: 月曜日  * 4/30[月]、5/1[火]は開館
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日本の春を象徴する桜。このたび、山種コレクションの中から、桜が描かれた作品を厳選し、一堂に公開する展覧会を6年ぶりに開催いたします。

爛漫と咲き誇り、やがて散りゆく桜の美しさは、古くから詩歌に詠まれ、調度や衣装などの文様に表されるとともに、絵画にも盛んに描かれてきました。桜を愛でる人々を描いた物語絵や風俗画から、奈良の吉野など、桜の名所を舞台とした名所絵や風景画、そして花が主役となる花鳥画や花卉画まで、さまざまなジャンルで絵画化され、時代とともに多彩な表現が展開しています。

近代・現代の日本画においても、桜は重要な題材であり続けました。歴史や物語の一場面で桜を印象的に表した橋本雅邦の《児島高徳》や小林古径の《清姫》「入相桜」、江戸時代の風俗画に範をとった上村松園の《桜可里》では、過去の時代をテーマとする中で桜が効果的に用いられています。また、京都の桜を描いた奥村土牛の《醍醐》や東山魁夷の《春静》には、桜の咲く光景が描写されるだけでなく、桜に対する画家それぞれの思いまでもが映し出されています。さらに、夜桜をクローズアップして幻想的に描き出した速水御舟《夜桜》をはじめ、桜そのものを主題とした作品では、画家の個性や美意識が反映され、日本画の表現の幅広さをみてとることができます。

2018年春、山種美術館は名だたる日本画家たちによる桜の絵画で満開となります。会場でお花見を楽しみながら、季節を満喫していただければ幸いです。

【 詳細情報 : 山種美術館 】

【展覧会】山種美術館企画展「生誕150年記念 横山大観 ─東京画壇の精鋭─」開催中 2月25日まで

26165558_1979003148806672_848827384213594374_n山種美術館 企画展
生誕150年記念  横山大観 ―東京画壇の精鋭―
会期: 2018年1月3日[水]-2月25日[日]

会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、朝日新聞社
開館時間: 午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日   * 1/8[月]、2/12[月]は開館、1/9[火]、2/13[火]は休館
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近代日本画の第一人者、横山大観(よこやま-たいかん 1868-1958)。生誕150年と没後60年にあたる本年、当館所蔵の大観作品全点を一挙公開するとともに、東京画壇で活躍した画家たちの作品を紹介する展覧会を開催します。

常陸国(ひたちのくに・茨城)水戸藩士の家に生まれた大観は、1889年、東京美術学校に第1期生として入学し、下村観山(しもむら-かんざん)、西郷孤月(さいごう-こげつ)、菱田春草(ひしだ-しゅんそう)とともに、岡倉天心(おかくら-てんしん)の薫陶のもと、橋本雅邦(はしもと-がほう)らの指導を受けました。
1898年には、校長を辞した天心に従って東京美術学校を離れ、日本美術院の創設に参加します。1906年、茨城県五浦(いづら)に移住し、観山、春草、木村武山(きむら-ぶざん)と同地で研鑽をつみ、天心没後の1914年には日本美術院を再興しました。
天心の遺志をついで、生涯にわたり新たな日本画の創造につとめ、国民的画家としての評価を確立した大観。その画業の足跡は、日本・東洋と西洋の文化がせめぎあうなかで、明治以降の日本画が発展していく過程と重なるものであり、大観その人が近代日本画を象徴する存在であるといっても過言ではありません。

大観は当館の創立者・山﨑種二(やまざき-たねじ)が最も親しく交流した日本画家のひとりでもありました。本展では、初めて挑んだ水墨画巻《楚水の巻》と《燕山の巻》、《作右衛門の家》をはじめとする代表作や、種二との親交を通じて蒐集された作品などを含む、当館所蔵の大観作品全点をご紹介します。
当館の大観コレクションを一堂にご覧いただくのは、本展覧会が開館以来初の機会となります。

さらに、再興院展で活躍した小林古径(こばやし-こけい)、安田靫彦(やすだ-ゆきひこ)、前田青邨(まえだ-せいそん)や、東京美術学校で学び日展で活躍した山口蓬春(やまぐち-ほうしゅん)、東山魁夷(ひがしやま-かいい)など、大観と同様に種二と交流をもった、当館ゆかりの画家たちの作品もあわせてご覧いただきます。
近代日本画の発展をリードした大観の芸術を、東京画壇の精鋭たちの優品とともにご堪能いただければ幸いです。

【 詳細情報 : 山種美術館 】 初出:01月05日

【展覧会】 山種美術館特別展 没後60年記念 河合玉堂 ─ 四季 ・ 人々 ・ 自然 ─

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山種美術館特別展  没後60年記念
河合玉堂 ― 四季 ・ 人々 ・ 自然 ―

会期:2017年10月28日[土]-12月24日[日]
* 会期中、一部展示替えあり(前期: 10/28-11/26、後期: 11/28-12/24)
会場:山種美術館
主催:山種美術館、日本経済新聞社
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
入館料:一般1200円・大高生900円
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日本の山河をこよなく愛し、豊かな自然とそこに暮らす人々の姿を叙情豊かに描き出した川合玉堂(かわい-ぎょくどう 1873-1957)。
山種美術館では、没後60年を記念し、玉堂の画家としての足跡をたどり、その芸術を紹介する回顧展を開催いたします。

愛知に生まれ、岐阜で育った玉堂は、14歳で京都の画家・望月玉泉(もちづき-ぎょくせん)に入門。画壇デビューを果たした17歳から同じ京都の幸野楳嶺(こうの-ばいれい)に師事しました。1896(明治29)年には23歳で京都から東京へ移り、橋本雅邦(はしもと-がほう)のもとでさらなる研鑽を積んでいきます。
若い頃から好んで風景を描いた玉堂は、円山四条(まるやましじょう)派の基礎の上に、雅邦が実践した狩野派の様式を取り入れ、さらに各地を訪ねて実際の景色に触れることで、伝統的な山水画から近代的な風景画へと新たな境地を拓いていきました。
また、官展で審査員をつとめ、帝国美術院会員となる一方、東京美術学校教授、帝室技芸員に任ぜられるなど、東京画壇における中心的な役割を果たし、1940(昭和15)年には文化勲章を受章しています。戦後は、疎開先の奥多摩にとどまって晩年を過ごし、大らかで温かみのある画風を展開させました。

本展では、初期の《鵜飼》(1895年、山種美術館)から、大正期の《紅白梅》(1919年、玉堂美術館)をはじめとする琳派等さまざまな研究を経て新たな境地を拓いた作品、円熟期の《彩雨》(1940年、東京国立近代美術館)、晩年の牧歌的な作風を示す《早乙女》(1945年、山種美術館)や、《屋根草を刈る》(1954年、東京都)まで、代表作を中心とする名作の数々とともに、玉堂の70年にわたる画業をご紹介します。
また、少年時代から俳句を嗜み、晩年には俳歌集『多摩の草屋』を刊行するなど、句作や詠歌は玉堂の生活の一部となっていました。玉堂の詠んだ詩歌が書かれた作品をとおして、家族や親しい芸術家との交流にもスポットをあて、素顔の玉堂の魅力をお楽しみいただきます。

【 詳細情報 : 山種美術館