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東京都現代美術館
岡﨑乾二郎
而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here
会 期 2025年4月29日[火・祝]- 7月21日[月・祝]
開館時間 10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休 館 日 月曜日(5月5日、7月21日は開館)、5月7日
会場案内 東京都現代美術館 企画展示室 1 F / 3 F
〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL:03-5245-4111
またはハローダイヤル(9:00-20:00)050-5541-8600 ▷ アクセス
観 覧 料 一 般 2,000円/大学生・専門学校生・65 歳以上 1,400円/中高生 800円/
小学生以下無料
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主 催 東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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絵画、彫刻のみならず、建築や環境文化圏計画、絵本、ロボット開発などの幅広い表現領域でも革新的な仕事を手がけ、さらには文化全般にわたる批評家としても活躍してきた岡﨑乾二郎(1955- )。その活動の根底には私たちの「認識」と「世界」を結び直す力としての「造形」があります。
AIをはじめとする科学技術の革新、環境危機、政治状況の混沌…。私たちが捉えてきた世界、社会を制御してきた制度は急速に失効しつつあるように思えます。世界は崩壊しつつあるのでしょうか。
しかしその問いに対し、岡﨑は、「世界は崩壊しているのではない。動揺しているのは私たちの認識である。」と言います。岡﨑にとっての「造形」とは、私たちが世界を捉える、その認識の枠組み自体を作り変える力です。すなわち、認識を作りかえることで世界の可塑性を解放し、世界との具体的な関わりを通して認識の可塑性を取り戻すことです。造形とは、この二つの可塑性を実践的に繋ぎなおすことだと彼は言います。
近年国際的な評価も高まるこの作家が大きく転回した2021年以降の新作を中心として、過去の代表作を網羅しつつ、その仕事の全貌を展望します。
──なんどでも世界は再生しつづける。而今而後(これから先、ずっと先も)
❖ みどころ ❖
日本を代表する造形作家・岡﨑乾二郎の集大成
1980年代初頭、「あかさかみつけ」シリーズで注目を集めて以来、絵画、彫刻から建築まで複数のメディアで展開してきたその造形的な仕事を総覧します。教育、批評、ロボット開発、環境文化圏計画…。それぞれの分野での革新性ゆえに、その全貌の把握が困難であった岡﨑の仕事を、その根底に一貫する造形という主題から総覧します。
2021年以降に制作された新作群を一堂に発表
本展覧会のタイトルは、「而今而後(これから先、ずっと先も)」という『論語』の一節から取られました。2021年以降、岡﨑乾二郎は社会的な情勢と個人的経験の二つの変化のなかで、思考を位置づける時空の枠組みについて、大きな転回を迎えたと言います。本展では、それ以降、旺盛な活動期に入った作家の新作・近作約100点を発表します。
❖ プロフィール ❖
岡﨑乾二郎(おかざき・けんじろう)
造形作家、批評家。
1955年東京生まれ。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。総合地域づくりプロジェクト「灰塚アースワーク・プロジェクト」の企画制作、「なかつくに公園」(広島県庄原市)等のランドスケープデザイン、「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開してきた。
東京都現代美術館(2009-2010年)における特集展示では、1980年代の立体作品から最新の絵画まで俯瞰。2014年のBankART1929「かたちの発語展」では、彫刻やタイルを中心に最新作を発表した。
長年教育活動にも取り組んでおり、芸術の学校である四谷アート・ステュディウム(2002-2014年)を創設、ディレクターを務めた。2017年には豊田市美術館にて開催された『抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜』展の企画制作を行い、2019-20年には同美術館で大規模な個展「視覚のカイソウ」が開催された。
主著に『而今而後 批評のあとさき(岡﨑乾二郎批評選集 vol.2)』(亜紀書房 2024年)、『頭のうえを何かが』(ナナロク社 2023年)、『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店 2022年)、『感覚のエデン(岡﨑乾二郎批評選集 vol.1)』(亜紀書房 2021年)、『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房 2018年)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー、文藝春秋 2014年)、『芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション』(フィルムアート社 2007年)。『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス 2004年)。
作品集に『TOPICA PICTUS』(urizen 2020年)、『視覚のカイソウ』(ナナロク社 2020年)。
『感覚のエデン(岡﨑乾二郎批評選集 vol.1)』にて2022年、第76回毎日出版文化賞(文化・芸術部門)受賞。『抽象の力 近代芸術の解析』にて、2018年、平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]
