
太田記念美術館
歌川広重「名所江戸百景」 最後の挑戦
会 期 2026年4月15日[水]- 6月14日[日] * 前後期で全点展示替え
前 期 4月15日[水]- 5月10日[日]
後 期 5月15日[金]- 6月14日[日]
開館時間 午前10時30分 - 午後5時30分(入館5時まで)
休 館 日 4月20日、27日、5月7日、11-14日、18日、25日、
6月1日、8日は休館します
入 館 料 一 般 1200円 大高生 800円 中学生以下(15歳) 無 料
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会 場 太田記念美術館
〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL 03-3403-0880 FAX 03-3470-5994
問合せ/ハローダイヤル:050-5541-8600 ▷ アクセス
主 催 太田記念美術館
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歌川広重「名所江戸百景」全120点を約8年ぶりに公開
江戸時代後期に名所絵で一世を風靡し、生涯にわたって第一線で活躍し続けた絵師・歌川広重(1797-1858)。その最晩年に描かれ、生涯最大の作品数を誇るシリーズ「名所江戸百景」は世界的にもよく知られた名品です。
従来の浮世絵風景画の枠にとらわれない大胆かつ奇抜な構図や、見過ごされてきた場所を新しい名所として描き出す視点、変わりゆく江戸の最新の世相を巧みに取り入れる工夫など、本作には広重の旺盛な創意と挑戦が凝縮されています。
本展では、「名所江戸百景」シリーズ全120点を約8年ぶりに一挙公開。全作の展観を通じて、広重が晩年に挑んだ表現の革新と、その到達点を作品から読み解きます。名作の圧倒的な魅力を、ぜひ会場でご体感ください。
\ みどころ /
◇ ① 極上の彫摺で堪能する、最後の超大作
広重が還暦を迎えてから62歳で没するまでの3年間に手掛けられた本作は、一部は死後に出版されたという、まさに絶筆とも言える作品でした。本展では、初代広重が手掛けた118図に、二代広重が描いた1図、および目録を加えた全120点を前後期に分けて公開。当館所蔵の「名所江戸百景」は国内でも指折りとなる、きわめて良好な保存状態と美しい彫摺を誇り、名作の全貌を間近で堪能できる、またとない機会となるでしょう。
◇ ② 風景画の革新―奇抜な構図への挑戦
本作の大きな特色の一つが、手前に極端に大きなモチーフを配した、「近像型構図」と呼ばれる大胆な構図でしょう。そのほかにも、広重はトリミングや俯瞰視点などを駆使した、革新的でデザイン性の高い画面を、多く生み出しました。広重による壮大な実験の場であったとも言える本作は、西洋美術へ深い影響を与えたことでも知られており、和洋を問わず、以降の風景画の流れに影響を与えた重要な作品と言えるでしょう。
◇ ③ 江戸の「今」を写す―新しい名所の開拓と最新の世相
広重は本作において、構図以外にも新たな試みを随所に盛り込んでいます。王子や目黒といった自然景観に恵まれた地域をはじめ、市中から郊外にまで視野を広げ、新たな名所を精力的に開拓。さらに、黒船来航後の御台場建設によって削られた御殿山の姿を描くなど、激動する幕末の社会状況も敏感に捉えました。浮世絵の風景画のあり方を再定義し、時代性も反映させた、広重の幅広い工夫を作品から読み解きます。
※ 同館は現金のみの取り扱い。クレジットカードやQRコードでの決済はできません。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 太田記念美術館 ]
