カテゴリー別アーカイブ: トークショー

【展覧会】国立民族学博物館|企画展 フォルモサ∞アート ─ 台湾の原住民藝術の現在 -いま-|’25年9月18日-12月16日|終了

国立民族学博物館
企画展
フォルモサ∞アート  ── 台湾の原住民藝術の現在 -いま-
会  期  2025年9月18日[木]- 12月16日[火]
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX: 06-6875-0401  ▷ 交通・アクセス
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 780円、 大学生 340円、 高校生以下 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
後  援  日本文化人類学会
協  力  公益財団法人千里文化財団
共  催  順益台湾原住民博物館
主  催  国立民族学博物館
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オーストロネシア系先住民族の台湾原住民族は、口承や歌謡、衣服や道具の造形を通して自らの文化を伝えてきました。その営みは現在、大地と大海原の聲を聴き、森羅万象の生命を尊び、美を解放する原住民族アートとしても関心を集めています。
伝統の継承を重んじながら、新たな創造の営みに取り組む芸術家たちの作品を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館 ]

【展覧会 / イベント】愛知県美術館|企画展 国際芸術祭あいち2025|灰と薔薇のあいまに A Time Between Ashes and Roses|’25年9月13日-11月30日|終了

☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
下掲図版は先行フライヤー〔参考掲出〕

愛知県美術館
企画展 国際芸術祭あいち2025
灰と薔薇のあいまに
A Time Between Ashes and Roses
会  期  2025年9月13日[土]- 11月30日[日]
主な会場  愛知芸術文化センター
      愛知県陶磁美術館
      瀬戸市のまちなか
開館時間  愛知芸術文化センター|10:00-18:00(金曜は20:00まで)
      愛知県陶磁美術館|9:30-17:00(9月末まで)/9:30-16:30(10月以降)
      瀬戸市のまちなか|10:00-17:00 * 入館は閉館の15分前まで
      * 瀬戸市美術館を含め、各館とも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  愛知芸術文化センター|月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)
      * 9/16[火]、11/25[火]は臨時開館
      愛知県陶磁美術館|月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)
      * 9/16[火]、11/25[火]は臨時開館     
      瀬戸市のまちなか|火曜日(火曜日が祝休日の場合は翌水曜日)
      * 11/25[火]は臨時開館
観覧料金  ◇ フリーパス
      一 般 3,500(3,000)円、高校生以上の学生 2,300(2,000)円、中学生以下無料
      ◇ 1DAYパス
      一 般 2,100(1,800)円、高校生以上の学生 1,400(1,200)円、中学生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
問い合せ  国際芸術祭「あいち」組織委員会事務局
      (愛知県県民文化局文化部文化芸術課国際芸術祭推進室内)
      〠 461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター内
      TEL: 052-971-3111(代表) FAX:052-971-6115 
      E-mail:triennale☆pref.aichi.lg.jp  ▷ アクセス  
主  催  国際芸術祭「あいち」組織委員会
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2010年から3年ごとに開催する「あいち」の国際芸術祭は、現代美術を基軸に、パフォーミングアーツ、ラーニング・プログラムなど、 ジャンルを横断しながら多様なアートの表現を発 信しています。「あいち2025」では国内外から様々なバックグラウンドを持ち活動する60組を超えるアーティストが参加し、美術館や劇場、まちなかで作品やプログラムを展示・実施します。
詩人アドニスの詩集『灰と薔薇の間の時』の心情とヴィジョンに共鳴するこの芸術祭は、人間と環境とを分断する国家や領土といった視点を越えて、地質学的な時間軸から見える未来の展望を提示します。戦争や開発、災害のような破壊を象徴する「灰」と、共生や繁栄を象徴する「薔薇」、その二極化を避け、両者の境に疑問を投げかけながら、人間と環境の複雑に絡み合った関係についての幅を持った思考を模索します。
愛知県の文化芸術の拠点として1992年に開館した愛知芸術文化センターは、2010年以来、「あいち」の国際芸術祭の拠点でもあり続けてきました。美術館と劇場を備えるこの複合文化施設の各所に、現代美術の展示と パフォーミングアーツの公演がずらりとそろいます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 愛知県美術館 国際芸術祭「あいち2025」公式ウェブサイト

【展覧会】高島屋史料館 TOKYOU|企画展 闇市と都市 ― Black Markets and the Reimagining of Tokyo|’25年9月13日-’26年2月23日|終了

高島屋史料館 TOKYOU
企画展 闇市と都市 ― Black Markets and the Reimagining of Tokyo
会  期  2025年9月13日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
開館時間  10:30 - 19:30
入  館  料  無 料
場  所  高島屋史料館 TOKYO 4階展示室
      〠 103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
      TEL:03-3211-4111(代表)  ▷ アクセス
休 館  日  火曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、
      年末年始:12月31日[水]-1月2日[金]
監  修  石榑督和(関西学院大学建築学部准教授)
主  催  高島屋史料館 TOKYO
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変化し続ける都市・東京。それは、昨日や今日に突然立ち現れたものではありません。ターミナル駅やその周辺、街にひかれた道路やささやかな路地、歓楽街の喧騒さえも、すべては歴史の堆積による必然の産物といえるでしょう。
戦後80年を迎える今年、本展が取り上げるのは戦後の闇市です。その中でも、闇市の形成に重要な役割を果たした東京23区の空地に焦点をあてながら、とりわけ、闇市を起源として新興の盛り場へと発展した新宿に注目してみたいと思います。
戦中、空襲による延焼を防ぐために実施された「建物疎開」は、住宅密集地の家屋を強制的に解体撤去し、空地を生み出しました。この空地や戦争の焼け跡、さらには路上などが、戦後の混乱期において、暫定的・時限的に仮設の市場へと変貌します。これが、いわゆる闇市です。その後、役割を終えた闇市は、徐々に姿を消していきました。
戦争は都市の破壊者でもありましたが、同時に更新者でもありました。皮肉なことに、それは都市における物理的な新陳代謝を加速させた側面があったといえるでしょう。そして戦後に生まれた闇市は、やがて使命を終えつつも、その痕跡を都市の中に刻みました。東京の街並みを注意深く観察してみると、今日においてなお、かつてあった闇市の名残を随所に見出すことができます。
戦後、東京はどのように再生したのでしょうか。また、戦後の高度経済成長は、都市をどのように刷新させたでしょうか。本展では、戦後闇市を単なる「不法占拠」といったイメージを超えて、闇市を経由して、猥雑なまでの活力を育んだ都市空間の形成過程に迫りたいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高島屋史料館 TOKYOU ]

【展覧会】島根県立美術館|企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉|北斎 ──「葛飾北斎期」・「戴斗期」編|’25年9月12日-11月3日|終了

島根県立美術館
企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉
北斎 ──「葛飾北斎期」・「戴斗期」編
会  期  2025年9月12日[金]-11月3日[月・祝]* 会期中展示替えあり
          前 期 9/12[金]-10/5[日]
          後 期 10/8[水]-11/3[月・祝]
      * 10月6日[月]は展示替えのため閉室(ただしコレクション展は観覧可)
開館時間     〔9月〕       10:00 - 日没後30分
      〔10月・11月〕10:00 - 18:30 * 入場は閉館時刻の30分前まで
休  館  日  火曜日(ただし9/23は開館)
観覧料金  当日・本展のみ  一 般 1,000円、大学生 600円
      * 小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料
      * 障がい者手帳などを提示の方、その付添者1名まで無料入館いただけます
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  島根県立美術館、TSKさんいん中央テレビ、NHK松江放送局、
      日本経済新聞社、山陰中央新報社、SPSしまねグループ   
────────────────────────  ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
   本展紹介には二折中央部の見開き絵柄・テキストに不都合が生じます。乞願御容赦

北斎研究者・永田 生慈氏(ながた せいじ 1951-2018)より寄贈された島根県外不出の「永田コレクション」より、北斎の「葛飾北斎期」・「戴斗期」(数え46から60歳頃)の作品を公開します。北斎が当該期に挿絵を手がけた読本(長編小説)と絵手本など500冊以上の版本を細大漏らさず展示!この両版本で第一人者となった北斎が魅せる、圧巻の「版本世界-ブックワールド」を、ぜひご堪能ください!

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立美術館 ] 

【展覧会】東京国立博物館|特別展  運慶 祈りの空間 ― 興福寺北円堂|’25年9月9日-11月30日|終了

東京国立博物館
特別展  運慶 祈りの空間 ― 興福寺北円堂
会  期  2025年9月9日[火]- 11月30日[日]
会  場  東京国立博物館 本館特別5室
      〠 110-8712  東京都台東区上野公園13-9 ▷ 交通・アクセス
      問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分 (入館はいずれも閉館の30分前まで)
      * 毎週金・土曜日および9月14日[日]、10月12日[日]、
       11月2日[日]は20時00分まで開館
休  館  日  9月29日㈪、10月6日㈪、14日㈫、20日㈪、27日㈪、11月4日㈫、10日㈪、
      17日㈪25日㈫
観覧料金  一 般   1,700円(前売 1,500円)、大学生 900円  (前売 700円)、
      高校生   600円(前売 400円)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  文化庁
主  催  東京国立博物館、法相宗大本山興福寺、読売新聞社
────────────────────   ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
  本展フライヤーは中央部の見開き絵柄・テキストに不都合が生じます。乞願御容赦

奈良・興福寺の北円堂(ほくえんどう)は、本尊の国宝 弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう)と両脇に控える国宝 無著(むじゃく) ・世親菩薩立像(せしんぼさつりゅうぞう)が、鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として広く知られています。運慶の仏像が安置される空間をそのまま伝える貴重な例である北円堂は通常非公開ですが、修理完成を記念して弥勒如来坐像の約 60 年ぶりの寺外公開が決定いたしました。
本展は、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7軀の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる奇跡的な企画です。国宝7軀のみで構成された至高の空間をご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  展覧会公式チケットサイト ] 

【展覧会】国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館|ICU HACHIRO YUASA MEMORIAL MUSEUM|サステイナブル 物のいのちを考える|’25年9月9日-11月7日|終了

国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
ICU HACHIRO YUASA MEMORIAL MUSEUM
サステイナブル 物のいのちを考える
会  期  2025年9月9日[火]- 11月7日[金]
開  館  日  毎週火曜日・水曜日・木曜日・金曜日
      開館日カレンダ-
休  館  日  土曜(一部 *)・日曜・月曜・祝日・夏期休暇中・年末年始・
      展示準備期間(特別展開催期間外)
      ◇ 特別展「食の器と道具」:
      4月19日[土]、5月17日[土]、6月14日[土]は特別開館日です。
開館時間  午後1時 - 午後5時 (最終入館:午後4時30分)
会場案内  国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
      〠 181-8585 東京都三鷹市大沢3−10−2
      TEL: 0422-33-3340 FAX: 0422-33-3485
      MAIL: museum-office☆icu.ac.jp  ▷ 交通・アクセス
見学方法  ご来館後、受付でご記帳ください。
入館無料
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「小豆-あずき-三粒包める布は捨てるな」と、古裂-ふるぎれ-一枚、屑糸一本を無駄にせず、再利用していた暮らしを想像できるでしょうか。破れれば幾重にも継-つ-ぎを当て、刺し縫いで補強した着物。布片を何枚も接-は-ぎ合わせた布団皮-ふとんがわ。擦り切れた木綿は細く裂き、短い残糸は繋いで織-はた-にかけ、再び布に蘇らせました。
こうした徹底したリサイクルやリユースの手間と工夫は、大量生産が浸透する以前、生活のあらゆる面で発揮されていました。念入りな補修の跡が残る菓子木型や染-そめ-型紙のほか、酒や醤油を購入する際に酒屋が貸し出した通い徳利などに、物を愛しみ長く使い続けることを美徳としたありようが見て取れます。木工品の副産物として考案されたの練物-ねりもの-の人形や、反故-ほご-紙から生まれた張子-はりこ-など、廃棄する材料を用いて再生させた例もあります。金継ぎの技術はもはや修理の域を越え、物に新たな趣おもむきを加えるクリエイティブな行為にまで発展しました。近年では、繕-つくろい-を重ね何世代にもわたり着回した襤褸-ぼろ(らんる)-が、海外でもBOROとして脚光を浴びています。一方で、端裂-はぎれ-には古来より人知の及ばない力が宿ると信じられ、布を寄せ集め継ぎ合わせて仕立てた着物に、幼子の幸せを託す風習が日本各地にありました。

湯浅八郎は「慎ましやかな生活が生んだものに、美しさがある驚き」* と、自らの愛蔵品のひとつである屑織-くずおり-の背景にある精神の豊かさを高く評価しました。物の価値は時代によって変わることがあるでしょう。しかしその尺度とは別のところに物の生命はあるのではないかと、資源を最後まで大切に使い切る先人たちの営みは問いかけてきます。

国連がSDGs(持続可能な開発目標)を採択して10年。物を尊びその寿命をまっとうさせることに心を砕いた手仕事の数々が、「サステナビリティ」の意識をさらに醸成するきっかけとなれば幸いです。
      * 湯浅八郎『民藝の心〔新装和英版〕』110ページ(教文館、2023年刊)

* 9月27日[土]にオンライン公開講座を開催いたします![詳細は こちら ]
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館 

【展覧会】書の美術館 春日井市道風記念館|特別展 刻された古代日本の書|’25年9月5日-10月19日|終了

書の美術館 春日井市道風記念館
特別展 刻された古代日本の書
会  期  令和7年(2025年)9月5日[金]- 10月19日[日]
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
観  覧  料  一 般 500円、 高校・大学生 300円、 中学生以下 無 料 
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
会  場  書の美術館 春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3
      電 話 0568-82-6110  ▷ 交通アクセス
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

ふるくから人は、後の世まで永く残したいことを、石に刻したり金属に鋳込んだりして記録してきました。石に刻した文字を石文、金属に鋳込んだ文字を金文といい、合わせて金石文と呼びます。
金石文は、その目的どおり永く世に残る性質があるため、今の私たちがその時代のことを知り得る重要な歴史資料です。そして書道史の上でも、書体や書風を知り、古代人の息吹が感じられる、極めて貴重な美術資料でもあります。
今回の展覧会では、日本の金石文に焦点を当て、仏像の背に刻された造像の由来や故人の墓誌、名刹の門の扁額や灯台に鋳込まれている銘など、刻されて残されてきた、日本を代表する金石文を優れた拓本でご紹介します。
日本の書はずっと中国の書の美を追ってきました。中国には長い漢字の歴史があり、優れた金石文が多く残されていて、現在にいたるまで書法の手本として尊重され、鑑賞されてきました。日本の金石文にも、その時代時代の中国の書からの影響が見て取れます。そしてまた、中国とはちがう日本独特の趣も含んでいます。すこしまろやかな、おだやかにのびやかに刻された味わい深い書です。
拓本は、実物をみてもなかなか分からない部分までを写し取ります。ぜひゆっくりと鑑賞し、文字の表情を読み取って日本金石の魅力を感じていただきたいと思います。

\ 書の美術館 春日井市道風記念館 同館 Webサイトゟ /
愛知県春日井市には、古くから小野道風 -おののとうふう- の誕生伝説があります。南北朝時代に記されたと思われる書の奥義書『麒麟抄』を最古とし、『塩尻』(天野信景著) など、いくつかの資料にみられます。文化12年に尾張藩の学者、秦鼎の撰文によって建てられた小野朝臣遺跡碑によると、18世紀末には、この土地で道風生誕が信じられ、顕彰活動がおこなわれていたことが知られます。

春日井市では、書聖小野道風の偉業をたたえ、末永く後世に伝えたいと、昭和56年11月1日、道風誕生の地と伝えられ、小野朝臣遺跡碑の建つ松河戸町に春日井市道風記念館を開館しました。全国的にも数少ない書専門の〔博物館指定施設〕美術館として、また書道史の研究施設として、書道文化の一層の向上発展に貢献することを目的とした事業を展開しています。

※ 春日井市道風記念館は博物館登録制度での 指定施設 です( 文化庁 博物館総合サイト
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。

[ 詳 細 : 書の美術館 春日井市道風記念館 ]

【展覧会】国立民族学博物館|特別展 舟と人類―アジア・オセアニアの海の暮らし|’25年9月4日-12月9日|終了

国立民族学博物館
特別展
舟と人類 ― アジア・オセアニアの海の暮らし
会  期  2025年9月4日[木]- 12月9日[火]
会  場  国立民族学博物館 特別展示館
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX: 06-6875-0401  ▷ 交通・アクセス
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 1,200円、 大学生 600円、 高校生以下 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
主  催  国立民族学博物館
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人類史において舟やカヌーの出現とその本格的な利用は、私たちホモ・サピエンス以降だといわれています。本特別展では人類史的な視点もふまえつつ、本館が所蔵してきたアジアやオセアニアの海域世界における多様な舟を紹介します。
舟がメインとなる1階展示では、人類が最初に建造し、利用した舟は何か?という問いから、樹皮、草、動物の皮、丸木など多様な素材を浮力にし、現代まで利用されてきた舟たちも紹介します。そのほかに古代日本の舟として埴輪や出土した板材に注目しつつ、北太平洋や南太平洋圏に進出した人類が考案し、利用してきた舟たちが勢揃いします。
さらに本特別展では、人々が舟を使ってどのように暮らしてきたのかにも注目し、舟の建造、推進、漁撈や交易における利用、そしてあの世とこの世を行き来する精神世界における舟の役割についてもみていきます。
2階展示では、これらのテーマに関わる道具類を実際に触って、その感触を体験してもらうコーナーや、航海の様子をVR映像で体験してもらうコーナーも、ぜひお楽しみください。

\ 展示構成 /
◇ 1F
主に本館の舟・カヌー標本を中心に展示し、舟の発達を人類史的な流れの中で紹介するとともに、海域アジア・オセアニアの多彩な舟とその利用法について、他の関連資料や映像や写真と共に紹介します。西日本で出土した舟形埴輪や舟に使われた板材も登場します。
・ 1 古代から受け継がれてきた舟たち
・ 2 日本における古代の舟
・ 3 北方圏の舟
・ 4 南洋圏の舟
・ 5 日本の舟とその世界
◇ 2F
舟にかかわる様々なテーマ別に本館の標本資料や協力いただいた博物館や研究機関からお借りした貴重な資料を紹介します。これらは、手斧などの舟を建造する道具、多様な舟の模型や櫂、漁撈に使われる多様な漁具、舟をつかった交易で運ばれるお宝たち、そして霊舟などあの世でも活躍する舟たちです。
・ 6 舟を造る・飾る
・ 7 模型にみる舟の多様な世界
・ 8 漕ぐ・踊る―多様な櫂たち
・ 9 漁撈と舟―漁具にみる機能と造形美
・10 交易と舟―島じまをまわる宝たち
・11 あの世とこの世をつなぐ舟

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【展覧会】金沢美術工芸大学|特別展 金沢美術工芸大学開学80周年記念プレイベント|柳 宗理 デザインの軌跡 ―三つの椅子ができるまで―|’25年9月2日-11月25日|終了

金沢美術工芸大学
特別展 金沢美術工芸大学開学80周年記念プレイベント
柳 宗理 デザインの軌跡 ―三つの椅子ができるまで―
会  期  2025年9月2日[火]- 11月25日[火]
時  間  平日 10:00 - 17:00
会  場  金沢美術工芸大学  アートギャラリー(2号館1階)
      〠 920-8656 石川県金沢市小立野2丁目40番1号
      TEL:平日/ 076-262-3519(美術工芸研究所)
特別協力  一般財団法人柳工業デザイン研究会
協  力  株式会社天童木工、有限会社モノ・モノ
主  催  公立大学法人金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所
入場無料
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本学で約50年にわたり教鞭をとった、工業デザイナー柳宗理のデザインプロセスを辿る展覧会です。三つの椅子を例に、その思考と手法に迫ります。

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[ 詳 細 : 金沢美術工芸大学

【展覧会】五島美術館|[館蔵]秋の優品展 武士の雅遊|’25年9月2日-10月19日|終了

五島美術館
[館蔵]秋の優品展 武士の雅遊
会  期  2025年9月2日[火]- 10月19日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
休  館  日  毎月曜日(9月15日・10月13日は開館)、9月16日[火]、10月14日[火]
会  場  五島美術館
      〠 158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
      お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 1,100円 / 高・大学生 800円 / 中学生以下無料
      * 障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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鎌倉時代から江戸時代にわたる、和歌、漢学、書画、茶の湯など学藝に打ち込んだ武人たちの探究や武家文化の諸相を紹介。「サムライ」をキーワードに肖像画や武家が所持した名品など館蔵作品約50点を展観します(会期中一部展示替あり)。
特集展示「蔦屋重三郎―江戸には江戸の風が吹く」として、大東急記念文庫の所蔵する洒落本や黄表紙などの江戸時代の書物も同時公開。
特別展示予定=[国宝]紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段 2025年10月11日[土]―10月19日[日]

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[ 詳 細 : 五島美術館 ]

【パフォーマンス / 展覧会】東京都現代美術館|笹本 晃 ラボラトリー|’25年8月23日-11月24日|終了

東京都現代美術館
笹本晃 ラボラトリー
会  期  2025年8月23日[土]- 11月24日[月・振休]
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
      * 8・9月の毎金曜日は21:00まで開館
休  館  日  月曜日(9月15日、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、
      9月16日、10月14日、11月4日
会  場  東京都現代美術館  企画展示室 3 F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL:03-5245-4111
      またはハローダイヤル(9:00-20:00)050-5541-8600 ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 1,500円/大学生・専門学校生・65 歳以上 1,000円/中高生 600円/
      小学生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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本展覧会は、ニューヨークを拠点に、造形表現とパフォーマンス・アートを往還しながら活動を重ねてきたアーティスト、笹本晃(1980-)の約20年におよぶ仕事を紹介し、そのテーマや手法の変遷をたどる初めてのミッドキャリア個展となります。
笹本は、2000年代半ばより、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるのに必要なメディアを横断的に用いた作品を手掛けてきました。特に、自ら設計・構成した彫刻/装置/造形物を空間に配してインスタレーションを創り出し、その中で自身がその環境の構成要素の一つとなって即興的なパフォーマンスを行うスタイルで広く知られています。

日常的な所作や行為に、私小説的なエピソードを絡めた軽妙な語りを巧みに組み合わせつつ、初期作品では、癖や習慣、行動パターンなどの分析から個人のパーソナリティの有り様を考察し、また近年は、気象や動植物の生態などを観察の対象として、作品構造やナラティヴ(物語)に採り入れています。緻密に設計されたそれぞれの造形物は、そうした語りを際立てる道具であるだけでなく、即興的なパフォーマンスの思いがけない展開を誘発するスコア(譜面)となります。展示会期中に複数回行われるパフォーマンスの前後には、空間はインスタレーションとして鑑賞されます。
本展タイトルの「ラボラトリー」は、実験、演習あるいは研究のための空間を指します。鑑賞者が、美術館のホワイトキューブ内で笹本とその作品の生態を観察し検証する機会という意味合いとともに、この世界で起きる大小さまざまな現象について、注意深く観察し、分析しようと試みる、笹本の視点を示唆しています。本展では、初期のパフォーマンス/インスタレーションの代表作から、造形物自体のキネティックな要素が強まる最新作まで、独自の実践を重ねてきた笹本の異才とその作品を、動的に検証します。
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❖ みどころ ❖
◇ 1. 国際的に活躍する注目のアーティスト・笹本晃の初期作品から最新作までを展覧します。
初期の代表作から、キネティック(動的)な要素が強まる近年の作品まで、笹本晃の20年にわたる活動を、概観します。写真や立体作品、パフォーマンス時に生み出されるダイアグラム(図式)、映像作品、そして代表的なパフォーマンス/インスタレーション空間の再構成などによって、笹本作品のテーマや手法の変遷を、さまざまな角度から紹介します。
◇ 2. 主要なパフォーマンス/インスタレーション作品4点の作家による実演を、会期中各複数回実施します。
インスタレーション空間のなかでアーティスト自身が即興的に行うパフォーマンスを会期中3期にわたり実施します。2010年ホイットニー・ビエンナーレで初めて発表した《Strange Attractors》、2010年のMOMA PS.1(ニューヨーク)で発表した《Skewed Lies》、弘前れんが倉庫美術館のコミッションによりコロナ禍下に制作した《スピリッツの3乗》そして、昨年香港で発表した《Sounding Lines》と本展のために制作する新作を組み合わせた新たなパフォーマンスまで、と新旧の4作品が一堂に会します。
◇ 3. 笹本晃作品を通じて、パフォーマンスと美術館のありかたについて考えます。
美術展とパフォーミング・アーツという二つの領域を往還しながら活動を発展させてきた笹本の活動を提示しながら、「パフォーマンスの記録・保存・継承」について、その可能性を、さまざまなアプローチで考察します。本展では、一般2枚のチケットを一緒に買うとお得なツインチケットもご用意。パフォーマンス実施期間への再来場もでき、笹本作品をより深く理解する機会を提供します。
◇ 4. 展覧会開催を機に、初のモノグラフを刊行します。
出品作品を中心に、笹本晃のミッドキャリアを概観するモノグラフ(これまでの作家の活動を包括的に検証する図録)を会期中に刊行予定。作家の言葉や撮りおろしのインスタレーション風景、担当学芸員他による論考、作品年譜他を収録します。

❖ 笹本 晃(ささもと・あき) プロフィール ❖
ニューヨークを拠点に、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるのに必要なメディアを横断的に用いた作品を手掛けるアーティスト。美術とパフォーミング・アーツの領域を往還しながら、音楽家、振付家、科学者、研究者らとのコラボレーションも行い、パフォーマー、彫刻家、演出家といった複数の役割をこなしている。
1980年神奈川県に生まれ、10代で単身渡英。その後アメリカに移り、ウェズリアン大学でダンスや美術を学ぶ。2007年にコロンビア大学大学院(ニューヨーク)より芸術学修士号取得。現在はイェール大学芸術大学院彫刻専攻で教鞭を取り、専攻長を務める。
主な個展に、スカルプチャー・センター(ニューヨーク、2016年)、クイーンズ美術館(ニューヨーク、2023-2024年)、パラサイト(香港、2024年)がある。横浜トリエンナーレ(2008年)、ホイットニー・ビエンナーレ(2010年)、第9回光州ビエンナーレ(2012年)、第11回上海ビエンナーレ(2016-2017年)、第3回コチ=ムジリス・ビエンナーレ(2016年)、国際芸術祭あいち(2022年)、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2022年)など多数の国際展に出品。2023年、アレクサンダー・カルダーの才能を反映する革新的な彫刻作家に贈られるカルダー賞を受賞。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】鯖江市まなべの館|市制70周年記念・まなべの館リニューアル15周年 さばえ*まちなかミュージアム|斉藤陽子 -たかこ- ✕ あそぶミュージアム|’25年8月9日-10月12日|終了

鯖江市まなべの館
市制70周年記念・まなべの館リニューアル15周年
さばえ*まちなかミュージアム
斉藤陽子 (たかこ) ✕ あそぶミュージアム
会  期  2025年8月9日[土]- 10月12日[日]
      * 8月9日[土]は10時開館・ナイトミュージアム(20時半まで)
開館時間  午前9時 - 午後5時
休  館  日  8月11日[月・祝]、18日[月]、25日[月]、9月1日[月]、8日[月]、
      16日[火]、22日[月]、29日[月]、10月6日[月]
会  場  鯖江市まなべの館  1階展示ホール1・2  3階展示室2・3
      〠 916-0024 福井県鯖江市長泉寺町1丁目9−20
      〈文化振興グループ〉 TEL:0778-53-2257 FAX:0778-54-7123
観覧料金  一 般 300円
      * 鯖江市民・小中高生・全国の「さいとう」さんは無料
主  催  鯖江市、鯖江市教育委員会
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世界を舞台に活躍する 現代美術家・斉藤陽子 (たかこ) の日本初の回顧展を、ふるさと鯖江市で開催します。
戦後の美術教育運動「創造美育運動」と国際的芸術運動フルクサスで培った自由な創造力を基に、約70年にわたる創作活動を続けてきました。本展では、ユニークなあそびや実験にあふれたチェスやキューブを使ったゲーム作品や、パフォーマンス映像、インスタレーションなどを紹介します。アートの楽しさに出会う自由な表現の世界をお楽しみください。

※ 鯖江市まなべの館は博物館登録制度における 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鯖江市まなべの館 ] 

【展覧会】青森県立美術館|コレクション展2025-2 棟方志功没後50年記念展|青森の子 世界のムナカタ|’25年7月19日-11月3日|終了

青森県立美術館
コレクション展2025-2 棟方志功没後50年記念展
青森の子 世界のムナカタ
会  期  2025年7月19日[土]-11月3日[月・祝]
休  館  日  7月28日㈪、8月12日㈫、8月25日㈪、9月8日㈪、9月22日㈪、
      10月14日㈫、10月15日㈬、10月16日㈭、10月27日㈪
開館時間  9:30 - 17:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
会  場  青森県立美術館
      〠 038-0021 青森県青森市安田字近野185
      TEL 017-783-3000 FAX 017-783-5244    ▷ 交通・アクセス
入館料金  一 般:700円 大学生:400円 18歳以下及び高校生:無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  青森県立郷土館
主  催  棟方志功没後50年記念展実行委員会
      (青森市教育委員会、青森県立美術館、一般財団法人棟方志功記念館)
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 > 展示内容 <  コレクション展2025-2

❖ 展示室F, G|奈良美智の言葉 ―もう一つの創造世界
国内外で活躍する青森県出身の美術作家・奈良美智は、孤独に佇む鋭い眼差しの子どもの絵画や、ユーモラスでありながらどこか哀しげな犬の立体作品で、国や世代を超えて多くの人々の心を捉えてきました。青森県立美術館では、開館前の1998年から奈良の作品を収集し始め、現在、その数は170点を超えます。
奈良の感性が音楽、とりわけ1960年代から70年代にかけてのフォークやロックから大きな影響を受けていることは広く知られています。しかし、その豊かな感性が、熱心な読書家としての一面からも多くの糧を得ていることは意外に知られていないかもしれません。音楽を聴くことと同じくらい本を読むことも好きだった奈良は、宮沢賢治の童話、同郷の文豪である葛西善蔵や太宰治の小説そして中原中也や吉本隆明の詩まで、少年期から青年期にかけてさまざまな文学に触れています。
文学に親しむことで培われた言葉に対する奈良の独特の感覚は、作品タイトルやドローイングにしばしば書き込まれる詩的な、あるいはモットーや呪文のような言葉の中にも垣間見られますが、なかでも1990年代に制作された詩の数々に、その生き生きとした発現を見ることができます。ここでは、奈良によるいくつかの詩を紹介しながら、言葉が生み出すもう一つの創造世界と共に奈良作品を展観します。

❖ 展示室I|地球っていいなぁ: 成田亨、馬場のぼる
1985年公開の映画『Back to the Future』のなかで主人公マーティ・マクフライの演奏による『Johnny B. Good』に唄われた「緑したたるニューオリンズ~♪」(戸田奈津子さんの翻訳。好きです!)ではありませんが、地球って本当にいいところだなあと思います。
あたたかな太陽の光、すきとおった水と空気。それらの恩恵を受け、のびのびと成長する植物や生きものたち。その中で独自の進化をとげ、やがて自らのための「太陽」をも手にした人類。昼となく夜となく、光りかがやく地球に惹かれて地の底海の底、そして宇宙の果てからも、様々なものたちがやって来がちなのも、むべなるかな。
もっとも光の熱が強すぎるのでしょうか、沸騰しそうになっている最近の地球の、夏の暑さはちょっといただけない気もします。ねこをはじめ、己の毛皮が脱げない隣人たちの安否が気になる今日この頃です。
本コーナーでは彫刻家・特撮美術監督の成田亨による宇宙人や怪獣デザイン原画の中から地球にやって来るものたちや地球に生まれた《鬼》の巨大彫刻とともに、絵本作家の馬場のぼるが手がけた、お馴染みのねこやあひる、たぬき、いぬたちが登場し様ざまな時代の多様なエネルギーにふれる様子を描いたカレンダー『地球っていいなぁ』(1998、1999年/東京電力発行と推定)原画を紹介します。
大人も子どもも、ともに過ごす時間が多くなる夏という季節にあわせ、エネルギーのこれまでとこれからとともに、地球と地球に集まる生きものたちの「いま」に、様ざまな角度から思いをはせていただければ幸いです。

❖ 展示室H|負けない力 ―青森の女性作家たち―: 伊藤二子
棟方志功、寺山修司や奈良美智など、青森県を代表する芸術家として語られるのは多くが男性作家たちです。しかし、この地に残る魅力あふれる芸術作品の中には、優れた女性作家によって生み出されたものも少なくありません。
近代以降の激しい時代の流れの中で、さまざまな困難に直面しながらも、それをしたたかに乗り越えて、芸術にかける熱い思いを貫き通す。そんな逞しさとしなやかさとをかねそなえた、決して「負けない」青森ゆかりの女性作家たちを、シリーズで紹介いたします。
今回は企画展「佐野ぬい―まだ見ぬ「青」を求めて」に合わせ、津軽・弘前市出身の佐野と同時代に、同じく抽象表現の芸術に挑んだ南部・八戸市出身の造形家・伊藤二子を取り上げます。
伊藤二子は1926(大正15)年、両親の離縁をきっかけに母方の実家のある八戸市に生まれます。祖父・伊藤吉太郎(1851-1932)は、書籍を中心に当時の最先端の商品を扱う「伊吉商店」(現「伊吉書院」)の開業者でした。裕福な家庭環境でありながら、家主と使用人が同じ座敷で食事を共にするような平等を重んじる家風のもとで育った幼少期の経験は、生涯を通して二子の人格を下支えするものとなりました。
小学校時代、手本をそのままに絵を描くのが苦手だった二子は、図画の授業で最低評価である「丙」を付けられます。そのときの強いショックが次第に絵画への関心を高めることとなりました。戦後は八戸市内で教員として勤めていましたが、八戸を拠点に活動した書家・造形家の宇山博明(1913-1997)との出会いをきっかけに、1950年代半ばから本格的に絵画の道へと足を踏み入れていきます。二子の作品ははじめ、前衛書を直接的に彷彿とさせる、赤い下地に黒い墨のストロークを重ねる作風でした。しかし70年代半ば頃から、特注の巨大なペインティングナイフを用いて、掻っ切るように絵の具を乗せて描く手法に変化します。92歳で亡くなるまでほとんど断絶することなく、この独自の制作スタイルを貫き通しました
本展では、師である宇山から受け継いだ「作るのではなく、いのちそのものが造形になる」という創作精神のもと、二子が「いのちの形」を探究しながら描いた作品の数々を、2011年に当館で行なわれた公開制作時の記録映像や関連資料と合わせて紹介します。

❖ 展示室N, 棟方志功展示室, 展示室 O, P, Q, M, L, J|
棟方志功没後50年記念展「青森の子 世界のムナカタ」
2025(令和7)年は世界的板画家棟方志功没後50年の節目にあたります。1903(明治36)年に青森市に生まれた棟方は、はじめ油絵画家を志すも後に版画に転向。日本の伝統を踏まえた題材や装飾的な表現で独自の板画の道を切り開き、戦後は国際美術展での輝かしい受賞や海外での活躍によって、「世界のムナカタ」として広く知られるようになりました。一方、幼い頃から親しんだ青森の自然、ねぶたや凧絵といった故郷の風物を題材にした作品や、自らを「青森の子」と称した作品に象徴されるように、人一倍強い郷土愛の持ち主でもありました。
青森市教育委員会、青森県立美術館、一般財団法人棟方志功記念館が協力し開催する本展では、市内各所で所蔵する通常一般公開していない作品や、青森県立郷土館が所蔵する資料などをとおして、画伯の原点であり生涯愛したふるさと青森の魅力をたっぷりとお伝えするとともに、青森市名誉市民第一号である画伯の功績を改めて顕彰し、次代を担う子どもたちの育成と郷土の文化芸術の継承・発展につなげていくことを目指します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 青森県立美術館

【展覧会】軽井沢町歴史民俗資料館|特別企画展 高原を駆ける草軽電鉄|~地域・人をつないだ鉄道のあゆみ~|’25年7月15日-11月15日|終了

軽井沢町歴史民俗資料館
特別企画展 高原を駆ける草軽電鉄
~地域・人をつないだ鉄道のあゆみ~

開催期間  2025年7月15日[火] - 11月15日[土] 
休  館  日  期間中は11月10日[月]休館
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
開催場所  軽井沢町歴史民俗資料館 1階-2階
      〠 389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2112-101
      Tel:0267-42-6334 Fax:0267-42-6334
入  館  料  一 般 400円 小中高生 200円
      * 障害者手帳等を提示する方および付き添いの方は無料
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『高原を駆ける草軽電鉄』は、大正4年(1915年)の新軽井沢-小瀬間開通から110年を迎えたことを記念して企画されました。かつて浅間山麓の高原地帯を駆け抜け、壮大な自然とともにあった列車は、昭和37(1962)年の廃線から60年以上が経過した今日も多くの人に語り継がれています。本展は、草軽電鉄がこれまで地域で果たしてきた役割、人々に与えた影響に注目して内容を構成しています。鉄道が開通する以前の明治時代、営業を開始した大正・昭和時代、そして廃線を迎える戦後と、時代ごとに大きく4つのテーマを設け、地域・人をつないだ鉄道のあゆみをたどります。
また、当時使用された切符、時刻表、観光案内パンフレット、記録写真、券売機、改札鋏、文書・書籍資料等、およそ100点を展示します。

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[ 詳 細 : 軽井沢町歴史民俗資料館 ] 

【展覧会】帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )|戦後80年企画展「苦難の道程 朝鮮引揚げの記憶と記録」|’25年7月15日-10月13日|終了

帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )
戦後80年企画展「苦難の道程 朝鮮引揚げの記憶と記録」
日  時  2025年7月15日[火]- 10月13日[月・祝]
          前 期:7月15日[火]- 8 月31日[日]
          後 期:9月 2 日[火]- 10月13日[月・祝]
時  間  9:30 - 17:30 (入館は 17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月12日[火]は開館
会  場  帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー
      〠 163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
      TEL :03-5323-8709 FAX :03-5323-8714 E-mail :info☆heiwakinen.jp
主  催  帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )
入館無料
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1945 (昭和20) 年8月、日本が植民地支配をしていた朝鮮半島は、アメリカとソビエト連邦によって分割占領されました。しかし、その場所にはまだ多くの民間の日本人が取り残されていました。終戦後、彼らがたどった苦難の道程と、帰還のために尽力した人々の姿を、「記憶」と「記録」という側面から見つめます。あわせて、米国国立公文書館に残る記録資料と、帰国した引揚者を迎えた引揚援護局が果たした役割を紹介します。
戦後80年を迎えた今夏、数々の困難を乗り越え引き揚げた人々に思いを馳せていただく機会となれば幸いです。

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[ 詳 細 : 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )]
{ 住吉餘錄 }
雪深い信州北部、かつて大東亜共栄圏・満蒙開拓団の美名のもと、耕地を継承できない農家の次男・三男はなかば強制的に朝鮮や満洲へわたった。80年前国破れて帰国を希求した。ところが亡国の民には苛酷な試練がまっていた。満洲大平原から、朝鮮半島からの「引揚げ」とは、筆舌に尽くせぬ熾烈な旅だったという。気息奄奄郷里にもどっても、敗戦国「国家」があたえた「農地」とは、越後県境にちかい山間の未開地。かれらはまた開拓団とよばれ、山を切り拓き、里への途を自力でつくっていった。学童は片道貳時間ほどかけて里の「本校」に通学した。雪の降る真冬の四月は里の本校に通えず「冬期分校」となった。そんな試練をへた友人たちとともに、やつがれも本年傘寿を迎える……。

【展覧会】八ヶ岳美術館|企画展 堀之内 聖 いっしょに生きる私たち|’25年7月5日-9月15日|終了

八ヶ岳美術館
企画展
堀之内 聖 いっしょに生きる私たち
会  期  令和7(2025)年7月5日[土]- 9月15日[月・祝]
開館時間  9:00 - 17:00 * 入館受付時間 16:30まで
休  館  日  会期中無休
入  館  料  高校生以上:510円、小中学生:250円
      * 諏訪6市町村内の小中学生は学生証や図書カードなどの提示により無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
      〠 391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611
      電話番号 0266-74-2701 ▷ アクセス
協  賛  スワテック建設株式会社、諏訪信用金庫、株式会社イツミ、たてしな自由農園
主  催  八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
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堀之内 聖(ほりのうち せい / Sei Horinouchi)は、2014年長野県原村生まれ、現在は小学6年生の芸術家です。
堀之内が素直に感じたままに描く、カラフルでいきいきとした動物たちの姿には、動物への愛情とやさしさがあふれ、 命が光っているようでもあり、見る人に明るい希望を与えます。
3歳のとき、猛獣と恐竜に恋をした堀之内は、 保育園時代から絵を描きはじめ、さまざまな画材を自由 に使うことに喜びを見出しながら、絵画制作を続けてきました。 本展では、急成長を遂げている堀之内の新作とこれまでに描いた作品、原村や八ヶ岳美術館を訪れた方との共同制作から生まれた作品を展示いたします。

◇ イベント 作家在館 ライブアート
日 時   7月19日㈯・7月20日㈰、8月2日㈯・8月3日㈰、9月6日㈯・7日㈰
     13:00 - 15:30
会 場   八ヶ岳美術館 企画展示室2

\ 作家:堀之内聖 プロフィール /
堀之内 聖(ほりのうち せい / Sei Horinouchi)は、2014 年原村生まれ。2023年ペンキ画家 SHOGEN (ショーゲン)と茅野市でふたり展開催、「中村キースヘリング国際児童コンクール」 北杜市長賞受賞。 2024年2月インドの第9回国際児童絵画コンクール Creative Kids India にてジュニア部門金賞受賞。村内では「星空の映画祭」ちびっこ実行委員を務め、 2024年8月開催の星空の映画祭で「星空の映画祭を観るオオカミ」がメインビジュアルに起用されました。
現在、原小学校6年生。絶滅しそうな動物がいることを知って「動物を救う画家」を志すようになり、絵画制作の利益の一部を保護団体に動物たちを助ける寄付にあてています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八ヶ岳美術館 ]  
{ 住吉餘錄 } 森のなかで繭玉がつらなったような、瀟洒な建築で著名な八ヶ岳美術館。そんな同館だけでなく、諏訪6市町村、とりわけ原村あげて、真綿でくるむようにひとりのアーチストを育てている。凄い時代になったものだ……。まだ画像でしかみていないが、この若きアーチストには穣かな才能を感じるいま。

【展覧会】東京大学総合研究博物館|スクール・モバイルミュージアム|大桃定洋博士 タマムシ類コレクション|玉 蟲-生きた宝石-|’25年5月23日-10月25日|終了

東京大学総合研究博物館 スクール・モバイルミュージアム
大桃定洋博士 タマムシ類コレクション
玉 蟲 −生きた宝石−
展示期間  2025年5月23日[金]- 10月25日[土]
休  館  日  日曜・祝日
開催時間  9時 - 17時
会  場  文京区教育センター 2階大学連携事業室
      〠 113-0034 東京都文京区湯島4丁目7−10 ▷ アクセス
展示企画  矢後勝也・遠藤秀紀
展示副指揮 福富宏和・井上暁生
協  力  粟野雄大・大澤夏子・勝山礼一朗・紙屋(伊藤)勇人・小宮山知佳・
      沈 宗諭・中村 涼・原田一志・牧田 習・渡邊 健
映像編集  伊藤(紙屋)勇人
後  援  日本昆虫学会・日本昆虫協会
共  催  文京区教育センター
主  催  東京大学総合研究博物館
入場無料
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きらびやかな金属光沢を持つタマムシ。その美しさから飛鳥時代には国宝・玉虫厨子がつくられたり、箪笥に入れると着物が増えるという縁起物の言い伝えがあったりと、古くから人々を魅了してきました。この艶やかな色彩・模様は種により極めて多様ですが、一見派手に見えても、実は天敵から身を守るためのカムフラージュや雌雄が出会うための識別など、タマムシの生存戦略にとても大きな意味を持つと考えられ、しかもその金属色の構造は最新の科学技術にも生かされつつあります。
今回の展示では、世界随一のタマムシ研究者・大桃定洋博士から寄贈された国内最大級のタマムシコレクションに囲まれながら、その形態や色彩の多様性のほか、分類、生態、進化、天敵防御、光沢を放つ構造色の仕組み、さらにはバイオミメティクス(生物模倣技術)などに関する研究を紹介します。宝石のように美しく輝いたタマムシの魅力に触れながら、科学的な好奇心や探究心を深めてもらえれば幸いです。

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[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 東京大学総合研究博物館 玉 蟲 −生きた宝石−

【展覧会】東京都美術館|東京都美術館開館100周年記念|スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき|’26年1月27日-4月12日|開展壹个月

> スペシャルムービー <

[ 関連動画: YouTube 東京都美術館開館100周年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき スペシャルムービー 東京新聞チャンネル 0:15 ] ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京都美術館
東京都美術館開館100周年記念
スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき
会  期  2026年1月27日[火]- 4月12日[日]
会  場  東京都美術館
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36 
      問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ アクセス
開室時間  9:30 - 17:30
      * 金曜日は 20:00 まで(入室はいずれも閉室の30分前まで)
休  室  日  月曜日、2月24日[火]      
      * ただし2月23日[月・祝]は開室
観覧料金  個 人・税 込・通常券  ▷ チケット情報  
      一 般 2,300円、大学・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,600円
      * 前売券の販売は2025年11月28日[金]- 2026年1月26日[月]まで
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  スウェーデン国立美術館
主  催  東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
      NHK、 NHKプロモーション、 東京新聞
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ヨーロッパ北部、スカンディナヴィア半島に位置する国スウェーデン。本展は近年世界的に注目を集める、スウェーデン美術黄金期の絵画を本格的に紹介する展覧会です。
スウェーデンでは、若い世代の芸術家たちが1880年頃からフランスで学び始め、人間や自然をありのままに表現するレアリスムに傾倒しました。彼らはやがて故郷へ帰ると、自国のアイデンティティを示すべくスウェーデンらしい芸術の創造をめざし、自然や身近な人々、あるいは日常にひそむ輝きを、親密で情緒あふれる表現で描き出しました。
本展はスウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀にかけてのスウェーデンで生み出された魅力的な絵画をとおして、自然と共に豊かに生きる北欧ならではの感性に迫ります。
本展は日本・スウェーデン文化科学交流年2026 / The Swedish Embassy Year of
Cultural and Scientific Cooperation in Japan 2026の事業です。

\ HIGHLIGHTS /
◇ 1. 100%スウェーデン!
展示作品はすべてスウェーデン人作家によるもの。スウェーデンならではの厳しくも豊かな自然や、日常へのあたたかなまなざしが作品に表現されています。「自然」「光」「日常のかがやき」をキーワードに、現代のスウェーデンを象徴するウェルビーイングな暮らしのルーツを作品の中に感じることができるでしょう。
◇ 2. 新たな表現を切り拓いた芸術家たちのまなざし
19世紀後半、自国スウェーデンのアイデンティティを示す画題と、その表現にふさわしい方法を模索したスウェーデンの画家たち。彼らはフランスで学んだレアリスムや自然主義から離れ、自身の感情や叙情的な雰囲気を重視した、独自の表現方法を築き上げました。本展ではスウェーデン美術の黄金期とされる1880 年代から1915年にかけての作品を中心にご紹介します。
◇ 3. 近年世界的に注目を集める、スウェーデン絵画に特化した展覧会
近年、スウェーデン国外でもフランスやアメリカで大規模な展覧会が開催され、世界的に注目を集めるスウェーデン絵画。本展はスウェーデン国立美術館の全面協力のもと、約80点の作品で19世紀末のスウェーデン美術黄金期への軌跡をたどる日本初の展覧会です。スウェーデンの国民的画家カール・ラーション、劇作家としても知られるアウグスト・ストリンドバリなど、今世界で注目される作家の作品が含まれます。

◇ スウェーデン国立美術館|Nationalmuseum, Stockholm
スウェーデン国立美術館は、1792年に同国の首都ストックホルムに開館した、ヨーロッパで最も歴史のある美術館の一つです。スウェーデン王室のコレクションにルーツを持つ同館の収蔵品は、1500年から1900年までの絵画、彫刻、素描、版画、そして中世初期から現代にいたる工芸、デザイン、肖像画を含みます。現在、美術館が入る建物は1866年に竣工し、階段壁面のフレスコ装飾は本展出品作家であるスウェーデンの国民的画家カール・ラーションが手掛けました。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設ウェブサイト ]