
東御市梅野記念絵画館
特別展
“STRIPE” ー水平線 戦後 80 年 山田正亮と焼け跡の前衛
会 期 2025年9月6日[土]- 11月3日[月・祝]
休 館 日 月曜日(ただし 9月15日、10月13日、11月3日は開館し、翌火曜日休館)
開館時間 9:30 - 17:00(入館は 16:30 まで)
会 場 東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〠 389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL 0268-61-6161 / FAX 0268-61-6162 ▷ アクセス
観 覧 料 一 般 800円、中学生以下無料
* 未就学児-小学生は大人同伴で入場ください。
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主 催 東御市梅野記念絵画館
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「戦後」を見つめ直す、知られざる線と色彩の芸術
戦後の日本では、時代を再構築する気運の中で、前衛作家たちは壊滅的な状況を乗り越え、革新的表現を生み出していきました。さらには、新たな世代の表現者たちが歩みをはじめ、現代美術が形作られていきました。日本の抽象運動を牽引した長谷川三郎(1906-1957)や吉原治良(1905-1972)をはじめ、シュルレアリスムの実践者伊藤久三郎(1906-1977)や浪漫の半抽象を描く菅野圭介(1909-1963)など、梅野記念絵画館初代館長をつとめた梅野隆(1926-2011)が、40 年以上にわたって蒐集した梅野コレクションの中から、時代を象徴する前衛作家たちを紹介します。
またコレクション外から、戦後の憔悴した社会から出発し、独自の手法でおよそ 5000 点もの絵画を描き続けた抽象画家山田正亮の作品を展覧します。その絵はアメリカ・モダンアートと共鳴するかのような現代抽象の鼓動を感じさせます。戦後の前衛美術において特異な活動を示した山田は、1960 年代のストライプ絵画が高く評価され、2016 年には東京および京都国立近代美術館を巡回する大規模な回顧展が開催されました。
本展は、美術品コレクター・梅野隆の理念を引き継ぐ梅野記念絵画館ならではの、個人コレクター所有の山田正亮作品が見どころです。展示作品の借用先はコレクターに絞り、コレクターズ・アイから見た作品の魅力を探ります。これまでに未公開の山田作品23 点を含めた山田作品 56 点を中心に、時代をめぐる前衛作家の作品を大々的に展示する貴重な機会となります。戦後を取り巻く前衛画家の物語と、空間を包むストライプ絵画の美の調和をお楽しみください。
\ 展覧会の見どころ /
◇ 公立美術館ではおよそ 10 年ぶりの山田正亮展
さらに、信州では初の大規模展示
本展覧会は、2016 年に東京国立近代美術館および京都国立近代美術館を巡回した回顧展以来、およそ 10 年ぶりに山田正亮の作品を大きく展示する機会となります。さらに、長野県内での山田正亮展の開催は初となります。独自の抽象表現で体系的な画業を歩み、現在では全国各地の美術館に作品が収蔵される山田の初期から円熟期までの作を紹介し、信州の地で単一の作品では味わえない制作の流れや絵画の響き合いをお楽しみいただけます。
◇ コレクターの所有する未公開の作品を多数展示!
本展覧会で公開する山田正亮作品は全て、個人コレクターの方々がご所有する作品となっております。蒐集家梅野隆の理念を引き継ぐ当館ならではの企画として、コレクターを魅了してきた山田作品を紹介します。その中には、これまで画廊や美術館でも展示記録のない未公開の作品もあり、生涯で 2000 点以上の絵画を描いた画家の知られざる作品もご覧いただけます。なかでも、初公開の<Work C.156>、<Work C.160>は、ストライプに段階的なグラデーションを示した非常に珍しい作例となっており、今回の展覧会の注目作品といえます。
◇ 戦後に出発した画家の抽象絵画の気迫を体感!
梅野記念絵画館コレクションの系譜を紐解くことで明らかとなった蒐集家梅野隆の前衛コレクションの作品と、戦後期に特異な業績を示し抽象画を描き続けた山田正亮の作品とが一堂に会する展覧会場は必見です。特に山田のストライプ作品は、重厚な絵の具の物質感と個性豊かな色彩のバランスが見どころであり、会場で実際の作品をご覧いただくことで、感情にまで訴えかけてくるような絵画の気迫に圧倒されることでしょう。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東御市梅野記念絵画館 ]