カテゴリー別アーカイブ: イベント情報

【展覧会】戸栗美術館|古伊万里いきもの図会展|’26年1月8日-3月22日|

戸栗美術館
古伊万里いきもの図会展
会  期  2026年1月8日[木]- 3月22日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30まで)
休  館  日  月曜日・火曜日
      1月12日[月・祝]、2月23日[月・祝]は開館。
会  場  公益財団法人 戸栗美術館  
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3 
      Tel. 03-3465-0070  ▷ 交通・アクセス
入館料金  一 般 1,200円 / 高大生 500円
      * 中学生以下は入館料無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
同時開催  ◇ 第3展示室『江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―』
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 展示室がまるごと図鑑に !?  古伊万里のいきものモチーフ大集合 !

動物、鳥、龍、魚、虫など、伊万里焼には様々ないきものが登場します。選択されたモチーフは多岐に渡りますが、中国からの影響がうかがえたり、破邪招福の意味が込められていたり、当時の絵画や工芸品からの着想が垣間見られたりと、様々な見方でいきものを紐解くことができます。
今展では館蔵の伊万里焼から、いきものを主題とした作品約80点を厳選。30種類以上のモチーフを意味や逸話、伊万里焼における表現など様々な視点からご紹介いたします。
なお、今展は江戸時代に成立した絵入り百科事典『和漢三才図会 – わかんさんさいずえ』(寺島良安 編 /1712年 自序)を参考に、図鑑仕立ての展示構成としています。図鑑のページをめくるように、お好きないきものやお気に入りの作品からご鑑賞ください。

※ 戸栗美術館は博物館登録制度における 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト )
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]

【EVENT/ 体験】なら瑠璃絵実行委員会|しあわせ回廊 なら瑠璃絵2026 (奈良公園)|’26年2月8日-2月14日|終了

なら瑠璃絵実行委員会
しあわせ回廊 なら瑠璃絵2026(奈良公園)
開催期間  2026年2月8日[日]- 2月14日[土]
点灯時間  18:00 - 21:00 * 最終入場 20:30
開催場所  奈良公園一帯、春日大社、興福寺、東大寺
      混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。
      専用の駐車場はございません。 ▷ 交通・アクセス
      近鉄奈良駅から徒歩約5分 – JR奈良駅から徒歩約20分またはバス約10分
問合わせ  TEL 0742-20-0214 (なら瑠璃絵実行委員会)
参加費用  無 料(一部有料があります)
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

  ◆ ◇  星冴ゆるゆうべ、瑠璃色の光が結ぶ祈りの地  ◇ ◆

「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、早春の2月に奈良を代表する三社寺(春日大社、東大寺、興福寺)を幻想的な「光の回廊」でつなぎ、美しく神秘的な瑠璃絵の世界に皆様を誘うライトアップイルミネーションイベント。
それぞれの社寺で手を合わせて頂くことでしあわせが訪れ、そして小さな祈りの数々が大きな平和の祈りとなって世界に届くように……。いつまでも瑠璃色の星が美しく輝くようにと願いを込めて実施されます。

\ なら瑠璃絵の由来 /
瑠璃とは、別名ラピスラズリとも呼ばれる青色の宝石のことです。仏教における四宝や七宝と呼ばれる宝石の中で唯一青い宝石で、瑠璃の深い青色は、至上の色として神聖視されてきました。
春日大社には「瑠璃灯籠」、正倉院にはシルクロードを通じてもたらされた「瑠璃杯」が納められています。
そんな、奈良に関わりのある、深い青色の宝石「瑠璃」にちなんだ瑠璃色をイメージした青いイルミネーションで照らされる古都・奈良の風景を絵画に見立て「瑠璃絵」と名付けました。
\ 瑠璃⾊の光が輝く冬の奈良で、特別な祈りを捧げる /
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、春日大社、興福寺、東大寺という世界遺産の三社寺を瑠璃色の幻想的な光の道でむすびます。
❖ 東大寺TODAI-JI TEMPLE
動物も植物も生きとし生けるものすべての幸福を願って造立された、東大寺の大仏さま。
❖ 興福寺KOFUKU-JI TEMPLE
病の快復を祈願して創建された寺を、遷都にともない平城京へ移した、興福寺。
❖ 春日大社KASUGATAISHA SHRINE
平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された、春日大社。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : なら瑠璃絵実行委員会 奈良県観光公式サイト なら旅ネット ] 

【EVENT】アルテピアッツァ美唄|EVENT 彫刻家 安田侃 講演会「イサム・ノグチ賞を受賞して」|’26年2月7日|終了

アルテピアッツァ美唄
EVENT  彫刻家 安田侃 講演会「イサム・ノグチ賞を受賞して」
開催日時  2026年02月07日[土] 開場13:00 、開演13:30
会  場  美唄市民会館 大ホール
      〠 072-0027 北海道美唄市西4条南1丁目4番2号
      TEL:0126-63-2185 / FAX:0126-63-3544  ▷ アクセス
主  催  美唄市、美唄市教育委員会、NPO法人アルテピアッツァびばい
主  管  安田侃氏「イサム・ノグチ賞」受賞記念事業実行委員会
      問い合わせ:美唄市教育委員会生涯学習課 TEL:0126-62-3132
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2026年2月7日[土]、安田 侃〔やすだ かん 1945年1月5日- 〕さんが国際的に権威ある「イサム・ノグチ賞」を受賞したことを記念した講演会を開催します。
会場は美唄市民会館大ホール。申込不要、入場無料です。

「イサム・ノグチ賞」とは ──
ニューヨークのイサム・ノグチ財団により2014年に設立され、毎年授与されるイサム・ノグチ賞は、ノグチの革新精神、限りない想像力、そして妥協を許さない創造性への献身を共有する、卓越した功績を持つ個人を表彰するものです。(イサム・ノグチ財団 庭園美術館HPより)
【過去の受賞者】安藤忠雄氏、谷口吉生氏、ノーマン・フォスター氏(いずれも建築家)など

※ 講演会の会場は「美唄市民会館大ホール」です。安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ではありませんので、お間違えのないようお気をつけください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。

[ 詳 細 : アルテピアッツァ美唄 ]

[ 関 連 : サラマ・プレス倶楽部  YouTube   Viva la 活版 Viva 美唄   音が出〼   14:39 ]
  2013年7月 映像製作:川崎孝志会員

【展覧会】太田記念美術館|浮世絵おじさんフェスティバル|’26年1月6日-3月1日|終了

太田記念美術館
浮世絵おじさんフェスティバル
会  期  2026年1月6日[火]- 3月1日[日] * 前後期で全点展示替え
          前 期  1月6日[火]- 2月1日[日]
          後 期  2月5日[木]- 3月1日[日]
開館時間  午前10時30分 - 午後5時30分(入館5時まで)
休  館  日   1月13日、19日、26日、2月2-4日、9日、16日、24日は休館します。
入  館  料  一 般 1000円  大高生 700円  中学生以下(15歳) 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  太田記念美術館
      〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
      TEL 03-3403-0880  FAX 03-3470-5994
      問合せ/ハローダイヤル:050-5541-8600  ▷ アクセス
主  催  太田記念美術館
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 全作品、主役はおじさん! 浮世絵の〈おじフェス〉開催

浮世絵の風景画などの片隅には、しばしば味わい深い人物 ── “おじさん” たちが描かれています。楽しそうに旅をしたり、仕事に励んだり、グルメに舌鼓を打ったり。彼らは決して絵の脇役にとどまらず、見れば見るほど個性豊かで、愛嬌にあふれています。
本展では、前後期あわせて150点を超える作品を通して、浮世絵に描かれた多彩なおじさんたちを紹介。歌川広重をはじめとした作風も時代も異なる絵師たちの作品が一堂に会する、まさに〈おじさんフェスティバル〉です。おじさんを通して浮世絵の細部を見つめ直すことで、作品の新たな魅力や絵師たちの意外な個性を再発見していただけることでしょう。
▷「浮世絵おじさんフェスティバル」展作品リスト
※本展は中山道広重美術館で好評を博した「浮世絵おじさんフェスティバル」展のコンセプトをもとに、新たに構成した展覧会です。

> みどころ <
◇ ① 広重だけじゃない! 北斎、国芳、清親らが描く “おじさん” も多数紹介
近年、歌川広重を中心に、風景画などに小さく描かれた味わい深い人物たちが注目を集め、その魅力を紹介する展覧会が各地で開催されています。太田記念美術館では、2023年の「広重おじさん図譜」以来、約3年ぶりとなる“おじさん展”を開催。今回は歌川広重によるお馴染みのおじさんたちはもちろん、葛飾北斎、歌川国芳から小林清親など、幅広い浮世絵師たちの作品を大幅に増やし、より多彩な “おじさんワールド” をお楽しみいただけます。
◇ ② “推しおじ” を探して、浮世絵の魅力を再発見
誰もが知る浮世絵の名作も、おじさんにあえて注目してみると、人物の表情や仕草、服装の描き分けなど、これまで見過ごしていた細部の魅力が浮かび上がります。絵の隅にさりげなく描かれたおじさんたちは、絵師が肩の力を抜いて筆をふるった存在であり、そこには絵師本来の個性や、緻密な観察力、確かな描写力も見えてくるのです。あなただけの”推しおじ“を探して、浮世絵の新たな魅力と奥深さを再発見してみてください。

※ 同館は現金のみの取り扱い。クレジットカードやQRコードでの決済はできません。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 太田記念美術館 ] 

【展覧会】日本民藝館|抽象美と柳宗悦|’26年1月6日-3月10日|終了

日本民藝館
抽象美と柳宗悦
会  期  2026年1月6日[火]- 3月10日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館し翌日休館)  ▷開館カレンダー
会  場  日本民藝館
      〠 153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527 FAX 03-3467-4537  ▷ 交通・アクセス
入館料金  一 般 1,500円、 大高生 800円、  中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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柳宗悦の晩年にあたる1950年代は、国立近代美術館で「抽象と幻想」展が開催されるなど、日本の美術界で抽象美術が大きな注目を集めました。そのような中、柳は雑誌『心』に「抽象美について」(1957年)を寄稿します。「古くして新しい抽象美」について述べたこの一文は、『民藝』第63号での抽象紋特集(1958年3月)に発展し、多くの図版を伴って特集されました。本展では、特集に掲載された「抽象紋」の工芸を軸に構成し、柳が見た「抽象美」とは何かを探ります。

※ 日本民藝館は1936年に創建され、建物の大部分は当時のままになっています。そのため館内には段差が多く、完全なバリアフリー対応とはなっておりません。また建物保存のため、館内ではスリッパのご利用をお願いしています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館 ]

【展覧会】豊田市美術館|開館30周年記念コレクション展 VISION|星と星図 ★ 星図 Ⅲ : 独りと、集団と|’26年1月6日-3月15日|終了

豊田市美術館
開館30周年記念コレクション展 VISION
星と星図 ★ 星図 Ⅲ : 独りと、集団と

会  期  2026年1月6日[火]- 3月15日[日]
開館時間  10時 - 17時30分(入場は17時まで)
休  館  日  月曜日 * 祝日は開館
会  場  豊田市美術館 展示室1, 3
      〠 471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
      Tel 0565-34-6610  Mail bijutsukan☆city.toyota.aichi.jp
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豊田市美術館は今年で開館30周年を迎えます。この節目にあたり、当館では、「開館30周年記念コレクション展 VISION 星と星図」を開催し、6月から3月までの10カ月間を通してコレクションを見つめ直し、ここに新たな息吹を吹き込みたいと思います。

第Ⅱ期では、展示室1と3の二部屋を使い、日本の戦後美術の集団的な動向と、その傍らで、時に関心を同じくしながらも独り制作を続けた作家たちの二つの軸から紹介します。展示室2で展示するのは、2021年に寺内曜子が同室にあわせて制作した《パンゲア Red Square Line》です。展示室4では、迎英里子が産業都市豊田を念頭に構想した新作を披露し、つづく展示室5では宮脇綾子やウィーン工房の女性作家たちによる作品など、日常の延長線上に息づく作品を中心に紹介します。
戦後50年代後半から70年代の日本の美術は、具体美術協会、ネオ・ダダ、もの派、美共闘などいくつかのグループが誕生しては解消し、また新たな動向が生まれるという、運動体の展開として描かれてきたといえます。しかし言うまでもなくその周辺では、斎藤義重や岡崎和郎、村岡三郎など、独自の時間軸に従って、息の長い制作を続ける作家たちがいます。豊田市美術館には、野村仁や河口龍夫など、同時代に関西を拠点にした作家たちの作品も多くあり、こうした作品もこの時代を見るうえで別の視点を与えてくれるでしょう。アプリケによる作品づくりを、日記を書くように日々の営みとして続けた宮脇綾子や、具体のメンバーという経歴を持ちながら、菓子箱を転用したり色紙を使ったりと、日常の延長線上で、ごく小さな作品を制作し続ける堀尾昭子にも、命名不要なアートの豊かさを認めることができるでしょう。
極度に削ぎ落とされた寺内曜子の作品は、反転して世界の無限の広がりを私たちに開示してくれます。それは利己的に世界を分断してきた人間への軽やかな警句であり、同じく迎英里子の新作には、システム化された社会に対する拭いようのない違和感が提示されています。私たちは、大きな歴史に飲み込まれる前に、個別の生を生きているのです。
個々の作品は、一つの星のように個別の性格を持った単独の存在でありながら、他の作品と関係し合い、像を結ぶことによって、複雑で豊かな星図を描き出します。
展示室を行き来するなかで当館コレクションの豊かなバリエーションをご覧いただき、時代や場所を越えて共有される複数の思考の連なりを実感していただければと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 豊田市美術館 

【展覧会】東京国立近代美術館|企画展 下村観山展|’26年3月17日-5月10日|2期4部制開催|

東京国立近代美術館
企画展 下村観山展
会  期  2026年3月17日[火]-5月10日[日]* 会期中一部作品の展示替え。
          前期展示:  3月17日[火]- 4月12日[日]
          後期展示:① 4月14日[火]- 5月10日[日]
               ② 4月14日[火]- 4月26日[日]
               ③ 4月28日[火]- 5月10日[日]
会  場  東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
      〠 102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
      Tel 050-5541-8600 (ハローダイヤル 9:00-20:00)  ▷ アクセス
休  館  日  月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館)
開館時間  10:00 - 17:00(金・土曜は10:00-20:00) * 入館は閉館の30分前まで
観  覧  料  一 般 2,000円、大学生 1,200円、高校生 700円
      * 中学生以下、障害者手帳を提示の方とその付添者(1名)は無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  神奈川県立歴史博物館、横浜美術館
巡回情報  和歌山県立近代美術館:2026年5月30日[土]ー7月20日[月・祝]
主  催  東京国立近代美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京────────────────────
 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

日本画家・下村観山〔しもむら かんざん 1873-1930〕は紀伊徳川家に代々仕えた能楽師の家に生まれ、橋本雅邦に学んだのち、東京美術学校に第一期生として入学しました。卒業後は同校で教鞭を執りましたが、校長の岡倉天心とともに辞職、日本美術院の設立に参加しました。
出品作品点数約150件、関東では13年ぶりの開催となる今回の回顧展では、狩野派、やまと絵の筆法を習得して若くから頭角を現した観山が、2年間のイギリス留学を通して世界をまたにかけた幅広い視野を身につけ、画壇を牽引する存在へと成長する軌跡を示します。そこからは、盟友の横山大観、菱田春草らとともに明治という新時代にふさわしい絵画を切り拓こうとした観山のひたむきな姿が浮かび上がってきます。
さらに、日本の古画や中国絵画の研究の成果、本人のルーツでもある能を主題とした絵画制作、時の政財界人とのサロンのようなネットワークにもスポットを当て、様々な角度から観山芸術の魅力に迫ります。これにより、明治から大正へと時代が移り変わる中で絵画のあり方に改めて向き合った観山が、自己表現のための芸術とはまた別の、作品を手に取る個人ひいては社会とともに生きる絵画を追い求めていったことが明らかになるでしょう。

> 見どころ <
◇ 1. 誰もが圧倒される “超絶筆技” を味わう
狩野派、大和絵、琳派、中国絵画そして西洋絵画まで、東西の伝統的な絵画表現を徹底的に学び、自由自在に筆を操った観山。今もなお、その繊細な筆技は他の追随を許さないほどです。
◇ 2. 観山芸術の意義を再検証-作品の意味を読み解き、成り立ちを探る-
よく見ると和洋折衷の不可思議な表現、ミステリアスなモチーフなど、観山の作品には気になる部分がたくさんあることが分かります。そこには技法の他に、その作品を描くことになった経緯(作品の成り立ち)も関係しています。これらをひとつひとつ解きほぐすことで作品の示す意図を明らかにし、それを通じて観山芸術の意義を再検証します。
◇ 3. 大英博物館蔵、英国留学時の観山作品が里帰り
新しい日本の絵画には色彩の研究が必要だと考え、日本画家初の文部省留学生としてイギリスへ留学した観山。現地で親交を深めた小説家で東洋美術研究家のアーサー・モリソンに贈った自作(大英博物館蔵)が里帰り!作品からは、海外経験を通じ観山が考えた「日本画のあり方」をも感じていただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立近代美術館 ]

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【展覧会】ふじ・紙のアートミュージアム|Exhibition Vol.37 上岡ひとみ展|HITOMI UEOKA EXHIBITION|’26年1月5日-3月15日|終了

ふじ・紙のアートミュージアム
Exhibition Vol.37
上岡ひとみ展
HITOMI UEOKA EXHIBITION
開催期間  2026年1月5日[月]- 3月15日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日  11月10日[月]・11日[火]、12月8日[月]
      * ロゼシアター休館日に休館
会  場  ふじ・紙のアートミュージアム(富士市文化会館 ロゼシアター1階東側奥)
      〠 416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター
      TEL:0545-32-6581  FAX:0545-32-6582  ▷ アクセス
      * イベントは下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
主  催  富士市(主管:一般社団法人富士芸術村)
観覧無料
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 対話の可能性  Possibility of Dialog

私は、偶然と必然を使い分けることとはどういうことなのかを表現しています。
私達は意図しない方向に物事が向く時、それをあらゆる方法を産み出し制御しようと試みます。与えられた自然現象に抗う様な行為は知能が発達した人間にしかできない不思議な行為だと思います。不可解なことに対し分析し理解し、それを受け入れたり抗ったり、私達は日々対話の可能性を探る不思議な生き物だと思うのです。

作品の製作過程において大事にしているのは偶然によって生まれる現象に自身がどれだけ介入を試みるか、その程度を探ることです。紙の偶然性を使い直感的に凹凸をつけてゆく行為は言葉にできない自らの内面を表現するのに適した製作方法だと思います。材料として和紙の原料である楮も使いますが、特に身の回りにある雑草や稲藁を自作の紙漉きの道具で漉く方が、手を伸ばせば直ぐに材料が手に入り、直感的に作品を製作する自身の体質に合っていると感じているので、昨今は稲藁やとうもろこし等を漉いています。紙は偶然と必然によって形成されます。相手が自然物なので、水流をいくらコントロールしようとしても思い通りにならず、原料を煮た時々によって色が違ったり、天候に左右され乾燥時間が変化したり、時に作品から無数の芽が出てきたり、ある朝外に置いた作品を無数のスズメ達に食い散らかされていたりと、思い掛けないワクワクが起こります。そこで起こり得る化学反応を楽しんでいく行為は自身と不可思議なものとの「対話」だと思います。
作品は常にその経過過程であり、未完成形態でもあり完成形態であり、流動的であります。
                                   上岡ひとみ

> プロフィール 上岡ひとみ <
2004 女子美術大学美術研究科美術課美術専攻立体アート学科 卒業
2006 女子美術大学大学院美術研究科美術課美術専攻立体アート学科 修了
2006-10 株式会社スズキ デザイン部にてクレイモデラーとして従事
2011-15 ドイツ・ベルリンにて活動
2014 フランス・パリにて活動
2026 現在 埼玉県にて活動 女子美術大学立体アート専攻 非常勤講師

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ふじ・紙のアートミュージアム ] 

【展覧会】北九州市立美術館|鉄と美術 鉄都が紡いだ美の軌跡|’26年1月4日-3月15日|終了

北九州市立美術館
鉄と美術 鉄都が紡いだ美の軌跡
会  期  2026年1月4日[日]- 3月15日[日]
休  館  日    月曜日(ただし月曜が祝日または振替休日の場合は開館、翌火曜が休館)

会  場  北九州市立美術館 本館
      〠 804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21番1号
      TEL:093-882-7777 FAX:093-861-0959 ▷ アクセス 
開館時間  9:30 - 17:30(入館は17:00迄)
観  覧  料  一 般 1,500(1,200)円、高大生 800(600)円、小中生 600(400)円
      * ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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1901年に官営八幡製鐵所が操業を開始、以後北九州市には製鉄業を中心に産業が集積、一大重工業地帯「北九州工業地帯」として発展を続け、この地は鉄の都=鉄都として名をはせてきました。
また、北九州市は、九州における鉄道の起点/玄関口であり、工業と密接に結びついた鉄道の拠点として、製鉄業とともに発展してきました。
同時に鉄の都は、さまざまな芸術文化が生まれ、モノづくりの技術と人々の誇りを育む場所でもありました。
本展は、こうした〈鉄〉をめぐる北九州市の歴史とその記憶を、そこで生み出された美術作品や美術活動によってたどることで、日本の近代を担ったひとつの都市が育んだ文化の実態とその意義を、あらためて考えようとするものです。

\ ここが見どころ!/
◇ 児島善三郎《ぼたん》、坂本繁二郎《家政婦》など日本製鉄株式会社九州製鉄所所蔵の23点を紹介
◇ 1987年、1993年に開催された国際鉄鋼彫刻シンポジウムの写真資料などを紹介
◇ 母里 聖徳〔ぼり きよのり 1956- 〕、山本聖子による本展のための新作を公開

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北九州市立美術館 ] 

【展覧会】台東区立書道博物館|東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画|特別展 明末清初の書画 -八大山人 生誕400年記念-|’26年1月4日-3月22日|

台東区立書道博物館
東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画
特別展  明末清初の書画 -八大山人 生誕400年記念-
期  間  2026年1月4日[日]- 3月22日[日]
           前期展示:1月 4 日[日]-2月 8 日[日]
           後期展示:2月10日[火]-3月22日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後4時30分(入館は午後4時まで)
休  館  日  月曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)、
      年末年始 12月29日-1月3日、特別整理期間等
入館料金  一 般 500円、 小、中、高校生 250円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
会  場  台東区立書道博物館
      〠 110-0003 東京都台東区根岸2丁目10番4号
      TEL:03-3872-2645  FAX:03-3871-5467   ▷ アクセス
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本展示は、東京国立博物館との連携企画第23弾として開催します。
中国の明末清初(17世紀前後)は、漢民族が統治する明(1368-1644)から満洲族による清(1616-1912)へと王朝が交替した激動の時代です。
書画をよくした漢民族の文人たちは、王朝の滅亡に際して、自らの立場の選択を迫られました。明と運命をともにして殉じた烈士(れっし)、清に抵抗する姿勢を貫き、当地で明への忠節を尽くした遺民(いみん)、海を渡った日本への亡命者、そして汚名を顧みず、清に降伏して明清両朝に仕えた弐臣(じしん)。彼らは不安定極まりない社会情勢のもと、それぞれの立場で葛藤を抱えて生涯を全うし、ときに胸中の複雑な想いを筆墨に託して、強烈な個性を発揮した書画に昇華させました。

この時期の書画には、金による装飾を施した料紙の金箋(きんせん)、滑らかで光沢のある絹織物の絖(ぬめ)など、煌びやかな材質の紙・絹が好んで用いられました。また、縦長の大きな長条幅(ちょうじょうふく)、扇形の扇面などの画面形式も流行します。「奇」すなわち独創性を重んじる風潮などを背景として、古典の様式をふまえながらも、連続する文字を一筆で書き連ねた連綿草(れんめんそう)や、デフォルメされた奇怪な造形といった、素材・形式を効果的に活かした新奇な作風を築いたものが少なくありません。
本特集では、明末清初の個性豊かな書画を、素材・形式と作風、そして作者の立場にも注目しながらご紹介します。乱世に生きた文人たちが、あたかも「夢―願望・空想・迷い・儚さ」をみるかのように、書画に表そうとした多様なイメージをご覧ください。

※ 本展示は、新春恒例の東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画です。此処では書道博物館データーを中心に紹介しましたが細部は異なります。観覧に際しては下掲公式サイトで、両館の最新情報を十分確認の上お出かけください。
※ 下掲詳細公式サイトで詳細かつ最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立書道博物館  東京国立博物館 東洋館 アジアギャラリー ]      

【展覧会】河鍋暁斎記念美術館|企画展「暁斎・暁翠 七福神めぐり」展|同時開催・特別展「『暁斎画譜』の世界」展|’26年1月4日-2月25日|終了

河鍋暁斎記念美術館
企画展「暁斎・暁翠 七福神めぐり」展
同時開催・特別展「『暁斎画譜』の世界」展
会  期  2026年1月4日[日]- 2月25日[水]
休  館  日  毎週火・木曜(祝日の場合は開館)、毎月26日-末日(展示替え期間)
開館時間  10:00 - 16:00(16:00 まで入館可)
会  場  公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
      〠 335-0003 埼玉県蕨市南町4-36-4
      TEL 048-441-9780 FAX 048-445-3755  ▷ 交通・アクセス
入 館  料  一般 600円、高校生・大学生 500円、小・中学生 300円、65歳以上 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。    
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幕末から明治前半の江戸・東京で活躍した狩野派絵師・河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)の曾孫が設立した美術館。
伝来の下絵・画稿類を中心に3000点余を所蔵。1,2ヶ月毎にテーマを替えて展示し、暁斎のバラエティに富んだ作品をご覧いただけます。
今回の展覧会では、暁斎の掛軸「柳に春駒」を始めとする2026年の干支・午(うま)年にちなんだ作品のほか、暁斎と暁翠が描いた多彩な「七福神」など、福を招く縁起の良い作品をご覧いただきます。

❖ 企画展:主な展示作品 ❖
暁斎筆「柳に春駒」紙本墨画 軸装
暁斎ほか合筆「七福神書画会図」紙本墨画淡彩 軸装
暁斎・暁翠 合筆「三福神図」絹本墨画着色 軸装
暁翠筆「布袋」 紙本墨画 色紙
暁斎筆『惺々狂斎画帖(二)』より浅草寺狩野法眼元信筆の絵馬伝説 紙本墨画着色 画帖
暁斎筆「七福春之暁筆」大判錦絵三枚続
暁斎筆「七福神宝船 富貴長命」 大判錦絵
『暁斎漫画』より七福神入浴図 版本……など約30点を展示

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :河鍋暁斎記念美術館 ]

【展覧会】徳川美術館|企画展 日本の神々降臨|’26年1月4日-2月1日|終了

徳川美術館
企画展
日本の神々降臨
会  期  2026年1月4日[日]- 2月1日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
会  場  徳川美術館 本館展示室
      〠 461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017  ▷ 交通・アクセス
      電 話:052-935-6262(月曜日を除く10:00-17:00)
観覧料金  一 般 1,400円、高・大生 800円、小・中生 500円
      * 毎週土曜日は小中高校生入館無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・毎日新聞社
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日本各地には、その土地や土地に住まう人々を守る神々が鎮座しています。人々は共同体を作り、神に祈りを捧げて神のもたらす恵みを受け、その恵みに感謝しました。また同じ神を先祖とする部族が現れ、特定の願い事をその分野を得手とする神に捧げる人たちも現れました。展覧会では、神の鎮座地や祀る人々、そしてさまざまな祭りに注目し、日本人と神との関係をひもときます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館

【展覧会】鋸南町 菱川師宣記念館|特別展 江戸のユーモア・明治のウィット おもしろ浮世絵展|’26年1月4日-3月22日|

鋸南町 菱川師宣記念館
特別展
江戸のユーモア・明治のウィット おもしろ浮世絵展
会  期  2026年1月4日[日]- 3月22日[日]
休  館  日  月曜日(祝日の場合翌火曜日)
展示解説  学芸員ギャラリートーク 
      1月25日[日]・2月21日[土] 各 回13:30 - 14:30
入  館  料  一般・大学生 500円、小・中・高校生 400円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  鋸南町 -きょなんまち- 菱川師宣 – ひしかわもろのぶ- 記念館
      〠 299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜516
      Tel:0470-55-4061  ▷ アクセス
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           「狂斎百図 孫悟空 やぶから棒」河鍋暁斎

浮世絵にはいろいろなジャンルがあります。特に幕末から明治にかけて流行したのが、江戸っ子のユーモアが抜群に表現された戯画、狂画、遊び絵などです。世相を風刺したり、ばかげた戯れの絵に誰もが笑いあったのです。明治になると、さらに開化の洒落た笑いや皮肉たっぷりの絵が評判となっていきます。元来、日本人はこうしたおもしろコンテンツが大好き。これが日本独特のマンガ文化、お笑い文化へとつながっていくのです。
この展覧会は、江戸っ子絵師としておもしろおかしい浮世絵を存分に描いた広重、国芳、芳年、暁斎、清親らの戯画作品や、明治の子供向け遊び絵などを通して、日本人のユーモアセンスを紹介します。

> 菱川師宣 – ひしかわもろのぶ- <
「見返り美人図」の作者、浮世絵の祖-菱川師宣生誕の地-千葉県 鋸南町 -きょなんまち
菱川師宣〔ひしかわ もろのぶ ca 1630-1694〕は、安房国保田(千葉県鋸南町保田)で縫箔刺繍業を営む父菱川吉左衛門と母オタマの間に、7人兄弟の第4子長男として誕生。俗称は吉兵衛、晩年には剃髪して友竹と号しました。生年は不祥ですが、寛永年間の中頃(1630年頃)と推定されています。
幼い頃より絵を描くのが好きだった師宣は、家業を手伝い、刺繍の下絵などを描くかたわら、漢画や狩野派、土佐派などの諸流派に接し、独学で画技を磨きました。 その後、江戸に出た師宣は、まず版本の版下絵師として活躍。文章を少なく、挿絵を大きく取り入れた絵本で、江戸の庶民の人気を獲得しました。さらに鑑賞用絵画としての木版摺りの一枚絵を手がけ、絵画文化の大衆化に貢献しました。これが後の浮世絵版画のもととなったのです。
師宣は、江戸の庶民を題材とした風俗画を描き、その情報発信にも着目していました。肉筆画においても、歌舞伎や吉原遊里の風俗をこまやかに、色鮮やかに描き、「見返り美人図」に見られるような独自の女性美を追求し、「浮世」と呼ばれた当時の世相にマッチした新しい絵画様式を確立しました。 また師宣は故郷保田をこよなく愛した絵師でもあり、落款には「房陽」「房國」と冠称し、房州生まれの絵師であることを誇示したり、保田の別願院には父母や親族の供養のための梵鐘を寄進しています。
元禄7年(1694)6月4日、師宣は江戸で亡くなり、遺骨は郷里:別願院に葬られたと思われます。日本が世界に誇れる絵画文化「浮世絵」。その誕生は、菱川師宣という一人の絵師の活躍から始まるのです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鋸南町 菱川師宣記念館
{ 住吉餘錄 }
千葉県 鋸南町 菱川師宣記念館に併設された歴史資料館の記録がおもしろい。郷土自慢や偉人録に堕すこと無く、読ませる記録として貴重である。此処のサイトにはいると壹時間余は脱出できなくなる。どこも同様だが「COVID – 19」パンデミック以後、態勢の立て直しにいくぶん手間取っているが、紹介第壹弾として鋸南町 歴史資料館漱石と子規と鋸-のこぎり-山 2022年8月2日更新>を紹介したい。

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|写真展 今森光彦 にっぽんの里山を旅する|’26年1月2日-2月2日|終了

美術館「えき」KYOTO
写真展 今森光彦 にっぽんの里山を旅する
SATOYAMA: Mitsuhiko Imamori photo exhibition
会  期  2026年1月2日[金]- 2026年2月2日[月]  * 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
      TEL:075(352)1111(大代表)  ▷ アクセス
開館時間  午前10時-午後7時30分(入館締切 閉館30分前)
      * 但し、1月2日[金]・3日[土]は18:00閉館
入  館  料  当日・個人・税込  一 般 1,000円 / 高・大学生 800円 / 小・中学生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
企画協力  オーレリアンガーデン、クレヴィス
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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世界の熱帯雨林、砂漠、そして日本国内の自然環境まで、自然と人の関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝え続ける今森光彦。今森は琵琶湖をのぞむ田園風景の中にアトリエを構え、写真撮影、執筆、切り絵制作、環境活動など、自然に親しみながら様々な活動をしています。
四季折々に違った表情を見せる田んぼの風景や人々の暮らし、そこに息づく輝く生命たち。どこかなつかしい日本人の心の原風景です。これらは、戦後の高度経済成長以前の日本では、どこでも普通に見られましたが、今は、貴重な風景になってしまいました。 本展は今森が琵琶湖周辺の自然を追った「里山」シリーズの後、新たなテーマとして取り組んできた「にっぽんの里山」です。日本全国で出会った里山の中から作品を厳選し、早春を軸に日本の美しい季節を追った写真展となります。 里山をめぐる今森の長い旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の豊かな自然とその価値を、見る人々に伝えてくれます。美しい写真とともに、自然と人の関わりを静かに問いかける本展を、是非お楽しみください。

\ 今森光彦(いまもり みつひこ)/

©オーレリアンガーデン

1954年、滋賀県生まれ。写真家。琵琶湖をのぞむ田園風景の中にアトリエを構える。自然と人との関わりを「里山」という空間概念で追い続ける。
里山という言葉は、1992年、今森が雑誌で発表して以来、多くのナチュラリストたちに支持され、その後、監修したNHKのハイビジョン番組「里山シリーズ」として発信され、世界に広まった。一方、アマゾンの熱帯雨林、アフリカのサバンナ、オーストラリアの砂漠など、世界各国の自然環境を精力的に取材してきた。
また、2006年からは、切り絵作家としての仕事を開始し、作品を多数発表する。ペーパーカットの企画展や作品展は、全国各地の美術館などを巡回している。
近年は、ガーデナー、環境農家、里山環境プロデューサーとしても活動をしている。
『里山物語』(新潮社)、『今森光彦の里山暮らし12ヶ月』(世界文化社)、『世界昆虫記』(福音館書店)、『里山を歩こう』(岩波書店)、『スカラベ』(Crevis)、『ミツツボアリをもとめて』(偕成社)、『神様の森 伊勢』(小学館)など多くの著書がある。第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第56回小学館児童出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など数多くの賞を受賞。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただきます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|たたかう仏像 Battling Buddhist Images|’26年1月2日-3月22日|

静嘉堂文庫美術館
たたかう仏像
Battling Buddhist Images
会  期  2026年1月2日[金]- 3月22日[日]
          前 期:1月 2 日[金]-2月 8日[日]
          後 期:2月10日[火]-3月22日[日]
      * 後期期間中に重文・十二神将像のみ一部展示替えがあります。
休  館  日  毎週月曜日 * ただし1月12日[月・祝]、2月23日[月・祝]は開館、
      1月13日[火]、2月1日[日・全館停電]、2月24日[火]
開館時間  10:00 - 17:00  * 入館は閉館の30分前まで
      * 第4水曜日は20時まで、3月20日[金・祝]・21日[土]は19時まで開館
トークフリーデー  毎週木曜日はトークフリーデー
会  場  静嘉堂文庫美術館  静嘉堂@丸ノ内
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
      * 美術館入口は明治安田ヴィレッジ(旧丸の内MY PLAZA)の1階です。
      お問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)  ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 1500円、大 高 生 1000円、中学生以下 無 料
      障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人 静嘉堂)
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目をいからせ、武装する仏像は何とたたかい、何を護っているのでしょうか。私たちが「仏像」と聞いてまず思い浮かべるのは、柔和な表情をたたえた仏や菩薩の姿かもしれません。しかし、寺院のなかには甲冑を身にまとった四天王像や十二神将像あるいは、火炎を背負った不動明王像など、怒りの表情を見せる仏像も見られます。
本展では、重要文化財《十二神将立像》 (浄瑠璃寺旧蔵)を中心に、彫刻や絵画に表された神将像・明王像など、「たたかう仏像」のさまざまな姿を紹介します。これらの像には、外敵や災厄から人々を守る守護的役割が期待されていただけでなく、衆生に最も近い場所で彼らを救済し、個人の内面において「煩悩」とたたかう存在としても信仰されていました。その姿が多様であるのは、まさに人々のさまざまな現世的な願い ―― すなわち「祈り」―― に応えるためだったのです。
加えて本展では、中国・唐代の副葬品・神将俑を実に17年ぶりに展示します。墓室の入口に設置される神将俑を、その鎧の形状を継承する日本の神将像と共に展示することで、神将像の起源や役割を問いなおします。これまで彫刻史的枠組みでは取り上げられることの少なかった俑と仏像を同一空間に展示することで、新たな見方を提示します。

\ みどころ /
◇  ① 静嘉堂の十二神将像、勢揃い
十二神将と十二支は、東アジアでは強く結びついて信仰され、造形化されました。「何年の生まれか」を気にする人が今でも多いように、十二支はめぐる時間、めぐる方位を司る者として、生活に根付いた存在です。十二神将も同様に、我々に身近な仏像でした。
2026年は午年。重要文化財《十二神将立像》(浄瑠璃寺旧蔵)のうち、午神像だけが明確な図像的典拠が存在していない、いわば謎の存在。本展では、「杖をつく童子」の図像から、その秘密に迫ります。
◇  ② 神将像のルーツ? 貴重な神将俑を丸の内で初公開!
神将俑は中国・唐時代の副葬品。その姿形は四天王や十二神将と共通し、ここで成立した「神将」のかたちは、その後の日本で長く受け継がれました。
◇  ③ 救済の最前線:たたかう仏像の役割とは?
毘沙門天は、四天王のリーダー、北方・鬼門の守護者ですが、彼には観音菩薩の化身としての顔もあります。南宋時代の《妙法蓮華経変相図》には、毘沙門天が衆生救済の実働部隊として、甲斐甲斐しく働く様子が描かれています。
明王は、教え諭すことの難しい対象を力ずくでも導く存在。最も払い難い内なる敵・煩悩をも払います。化人は仏菩薩の化身。普賢菩薩の「三化人」は、象の頭の上に、武器を持つ明王のような姿で描かれています。眷属は、中尊に祈る者を護る存在。千手観音を取り囲む二十八部衆は観音の信仰者を、釈迦を取り囲む十六禅神は『般若経』の信仰者を護ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館 ]

【展覧会】水野美術館|水野コレクション 春のあしおと|’26年1月2日-3月22日|

水野美術館
水野コレクション 春のあしおと
会  期  2026年1月2日[金]- 3月22日[日]
開館時間  9時30分 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し1月12日、2月23日は開館、
      1月13日、2月24日は振替休館)
入  館  料  一 般 1,000円、 中高生 600円、 小学生 300円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  水野美術館
      〠 380-0928 長野県長野市若里6-2-20
      TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311 ▷ アクセス
主  催  水野美術館
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冬の空からあたたかな日の光が差し込み、雪解けの大地に若葉が芽吹く頃。野山をにぎわす花々の蕾もほころび出せば、春はもうすぐそこに――。
本展は、そうしたこの時期ならではの季節の移ろいとともに、ひと足早い日本画の春をお届けします。展示では、雪深い山里の暮らしや、厳しい自然の中で生きる動物たちの姿をとらえた冬の作品にはじまり、新春を祝う吉祥の花鳥画や、うららかな農村風景、爛漫と咲く桜などが見どころの春の作品までをご覧いただきます。
寒い冬には誰もが心待ちにする春の訪れ。絵画を通して、近付きつつある新しい季節のあしおとを感じてみませんか?

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[ 詳 細 : 水野美術館 ] 

【展覧会】日芸版画 修了・卒業制作展|令和7年度 修了・卒業生|於:ギャラリー川船|’26年2月2日-2月7日|終了

展覧会 日芸版画 修了・卒業制作展
Nihon University College of Art
Printmaking Course Graduation Exhibition
令和7年度 修了・卒業生
会  期  2026年2月2日[月]-2月7日[土]
時  間  11:00 – 18:00  * 最終日17:00まで
会  場  ギャラリー川船
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F ▷ Google Maps
      TEL&FAX: 03-3245-8600 kawafune☆diamond.broba.cc

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャラリー川船  日本大学芸術学部 版画研究室

【展覧会】東京国立博物館 東洋館8室|台東区立書道博物館・東京国立博物館 連携企画|明末清初の書画 ― 乱世にみる夢 ―|’26年1月1日-3月22日|

東京国立博物館 東洋館 8室
台東区立書道博物館・東京国立博物館 連携企画
明末清初の書画 ― 乱世にみる夢 ―
期  間  2026年1月1日[木・祝]- 2026年3月22日[日]
開館時間  9時30分 - 17時00分(入館は閉館の30分前まで)
      * 毎週金・土曜日、および、
       翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は 9時30分-20時00分
休  館  日  月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
      年末年始(2025年12月22日[月]-2026年1月1日[木・祝]12時59分まで)
      * その他、臨時休館・臨時開館あり。
入館料金  東博コレクション展(平常展)観覧料  一 般 1,000円、 大学生 500円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
会  場  東京国立博物館 東洋館(アジアギャラリー) 8室
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
      電話番号:03-3822-1111(代表)  ▷ アクセス
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本展示は、台東区立書道博物館との連携企画 第23弾 として開催します。
中国の明末清初(17世紀前後)は、漢民族が統治する明〔朱氏 1368-1644〕から、満洲族による清〔後金トモ 愛新覚羅 -アイシンギョロ- 氏 1616-1912〕へと王朝が交替した激動の時代です。
書画をよくした漢民族の文人たちは、王朝の滅亡に際して、自らの立場の選択を迫られました。明と運命をともにして殉じた烈士(れっし)、清に抵抗する姿勢を貫き、当地で明への忠節を尽くした遺民(いみん)、海を渡った日本への亡命者、そして汚名を顧みず、清に降伏して明清両朝に仕えた弐臣(じしん)。彼らは不安定極まりない社会情勢のもと、それぞれの立場で葛藤を抱えて生涯を全うし、ときに胸中の複雑な想いを筆墨に託して、強烈な個性を発揮した書画に昇華させました。

この時期の書画には、金による装飾を施した料紙の金箋(きんせん)、滑らかで光沢のある絹織物の絖(ぬめ)など、煌びやかな材質の紙・絹が好んで用いられました。また、縦長の大きな長条幅(ちょうじょうふく)、扇形の扇面などの画面形式も流行します。「奇」すなわち独創性を重んじる風潮などを背景として、古典の様式をふまえながらも、連続する文字を一筆で書き連ねた連綿草(れんめんそう)や、デフォルメされた奇怪な造形といった、素材・形式を効果的に活かした新奇な作風を築いたものが少なくありません。
本特集では、明末清初の個性豊かな書画を、素材・形式と作風、そして作者の立場にも注目しながらご紹介します。乱世に生きた文人たちが、あたかも「夢―願望・空想・迷い・儚さ」をみるかのように、書画に表そうとした多様なイメージをご覧ください。

※ 本展示は新春恒例、東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画です。此処では東京国立博物館データーを中心に紹介しましたが細部は異なります。観覧に際しては下掲公式サイトで、両館の最新情報を十分確認の上お出かけください。
※ 下掲詳細公式サイトで詳細かつ最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  東京国立博物館 東洋館8室   台東区立書道博物館

【展覧会】島根県立八雲立つ風土記の丘|令和7年度冬季特別展|茶臼山西南麓の遺跡群 ~ 山代郷正倉とその周辺 ~|’25年12月24日-’26年3月2日|終了

島根県立八雲立つ風土記の丘
令和7年度冬季特別展
茶臼山西南麓の遺跡群 ~ 山代郷正倉とその周辺 ~
開催期間  2025年12月24日[水]- 2026年3月2日[月・祝
会  場  島根県立八雲立つ風土記の丘 展示学習室
      〠 690-0033 島根県松江市大庭町456
      TEL : 0852-23-2485 FAX : 0852-23-2429  ▷ アクセス
開館時間  9:00 - 17:00(最終入館16:30)
休  館  日  火曜日(祝日の場合は開館、翌水曜日休館)
入  館  料  大人200円、大学生100円、高校生以下無料
共催・協力  松江市、松江市教育委員会、日本海テレビジョン放送株式会社
主  催  島根県立八雲立つ風土記の丘
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黄昏の古代、目覚める中世。
茶臼山麓がかたる、時代の転換点。
断片から紐解く、古代のその先。

❖ ガイダンス ❖
山代の郷は、山代二子塚古墳のガイダンス施設であるとともに、周辺の遺跡・古墳の見学拠点でもあります。 施設内には山代二子塚古墳の解説ビデオが視聴できる映写室、石棺式石室の実物大模型(向山1号墳)、古墳にかんする解説パネルなどが設置されており、見学の予備知識を得ることができます。 ロビーでは民俗資料や郷土作家、風土記植物などをあつかった展示を年に1-2回開催しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立八雲立つ風土記の丘 ]

【展覧会】西脇市岡之山美術館|にしわき横尾忠則コレクションⅥ展|’25年12月21日-’26年3月22日|

西脇市岡之山美術館
にしわき横尾忠則コレクションⅥ展
開催期間  2025年12月21日[日]- 2026年3月22日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館16:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日
      * 年末年始:12月29日[月・祝]-1月3日[土]
入  館  料  大 人 300円、65歳以上 250円、 高大生 200円、 小中生 100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  西脇市岡之山美術館
      〠 677-0039 兵庫県西脇市上比延町345-1
      TEL&FAX: 0795-23-6223  ▷ 交通アクセス
協  力  神戸芸術工科大学 岡本弘毅研究室
主  催  西脇市岡之山美術館([公財] 西脇市文化・スポーツ振興財団)
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「にしわき横尾忠則コレクション」展は、西脇市岡之山美術館が所蔵する、西脇市出身の世界的美術家:横尾忠則の作品をシリーズで紹介するものです。2022年に1回目を開催し、今回は5回目の展覧会となります。
同館所蔵の約 500点の横尾忠則コレクションの中から、昨年全線開業100周年を迎え、新たな一歩を踏み出したJR加古川線を記念し、鉄道を多彩な表現で作品に取り込んだユニークなポスターや関連資料を紹介するとともに、開館10周年を機にスタートし、今年13回展を開催する「全国公募西脇市サムホール大賞展」の横尾が手掛けた公募ポスターも併せて展示します。また、来場者による恒例の人気投票を実施します。

> 施設案内 概要 <
西脇市岡之山美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家 横尾忠則 の作品展示と地域活動を主たる事業と定め、昭和59年6月に 磯崎新氏 設計による建物が完成、10月に開館し、外観はホームに停車している三両連結の列車をイメージして設計された。 平成25年7月、新しく現代美術の展示拠点としての美術館を目指します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 西脇市岡之山美術館   横尾忠則オフィシャルサイト

【展覧会】Gallery SHIMIZU|松原百香 個展|思うところは 石ころ模様|’26年1月22日-1月31日|終了

Gallery SHIMIZU
松原百香 個展 思うところは 石ころ模様
会  期  2026年1月22日[木]- 1月31日[土] * 会期中無休
時  間  11:00 - 18:00 * 最終日16時まで
会  場  Gallery SHIMIZU
      〠 231-0033 神奈川県横浜市中区長者町5-84 三共横浜ビル
      TEL. 045-251-6177 FAX. 045-251-6106 ▷ アクセス 
      *同時開催 会場1F 生み出される複製とは

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : Gallery SHIMIZU | ギャラリーしみず ] 

【SYMPOSIUM】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|京都工芸繊維大学繊維アーカイブ作成プロジェクト企画 第3回 シンポジウム|京都工芸繊維大学 ― 近代京都の蚕業と染織 ―|’26年2月21日 13:00-|終了

京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都工芸繊維大学繊維アーカイブ作成プロジェクト企画 第3回
シンポジウム 京都工芸繊維大学 ― 近代京都の蚕業と染織 ―
開催日時  2026年2月21日[土] 13:00 - 17:00(12:30開場)
会  場  京都工芸繊維大学 60周年記念館
      入場無料 申込不要
      * シンポジウム終了後は18時まで展覧会をご覧いただけます。 
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      ▷ 交通・アクセス
program  13:00 挨拶、趣旨説明
      京都工芸繊維大学美術工芸資料館特定教授 並木誠士
      第1部
      13:10-13:50
      「東京蚕業講習所における蚕糸教育の展開
      ── 科学知の導入から産業指導までの150年」
      齊藤有里加(東京農工大学科学博物館 学芸員・特任助教)
      13:50-14:30
      「京都蚕業講習所から京都工芸繊維大学へ
      ──― 日本の蚕糸生物学・蚕業発展を支えた中核的学術系譜―」
      長岡純治(京都工芸繊維大学応用生物学系 准教授)
      14:30-15:10
      「近代京都染織業の革新と伝統 ―「染織の都」への道 ―」
      北野裕子(龍谷大学・京都女子大学 非常勤講師)

      休憩(15分)

      第2部
      15:25-16:50
      ディスカッション 「蚕業と産業―〈染織の都〉のこれまでとこれから」
      齊藤・長岡・北野・生田ゆき(文化庁文化財第一課 文化財調査官)・並木
      16:50  閉会の挨拶(並木誠士)
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明治32年(1899)に、京都蚕業講習所が、明治政府の重要な産業政策のひとつであった蚕業研究における西日本の拠点となるべく設置された。また、明治35年には、京都の伝統工芸の近代化を理論的・学術的にバックアップする目的で京都高等工芸学校が開校する。両者は合体して、昭和24年(1949)に京都工芸繊維大学となる。
一方で、東京でも、前身組織を受けて明治32年に東京蚕業講習所が設立され、それが昭和24年に開学した東京農工大学繊維学部となる。東京・京都の蚕業講習所は、それぞれ東日本・西日本の蚕業を支える機関として明治期における絹糸の生産に対して重要な役割を果たした。

京都工芸繊維大学繊維アーカイブ作成プロジェクトでは、これまで2回のシンポジウムを開催して、久米島紬、結城紬といった、わが国繊維産業の歴史的視点からも、また、保存すべき無形文化財としても重要な位置を占める産業をテーマにシンポジウムを開催してきた。今回は京都の染織産業に焦点を当てて、近代国家形成期における最重要産業であった染織産業が、京都においてどのように形成され、発展してきたのかという点に注目してみたい。
シンポジウムでは、東京農工大学科学博物館の齊藤有里加先生に東京での蚕業指導の実態について報告をお願いし、つぎに、本学の長岡純治先生から近代京都の蚕業界において京都蚕業講習所が果たした役割について報告していただく。その後、『〈染織の都〉京都の挑戦―革新と伝統―』(吉川弘文館、2025)の著者である北野裕子先生から、近代京都の染織産業界の状況についてご報告いただく。後半では、上記3名の発表者に、文化庁文化財調査官(無形文化財担当)の生田ゆき氏を加えて、蚕糸・繊維産業のこれからを視野にいれたディスカッションをしたい。

なお、このシンポジウムは、美術工芸資料館で開催中の展覧会「京都工芸繊維大学―近代京都の蚕業と染織―」と連動している。同展は、京都蚕業講習所と京都高等工芸学校というふたつのルーツをもつ本学が、京都の伝統産業の近代化にどのような役割を果たしたかという点について、糸と布を題材として考えようとするものである。
経糸と緯糸により布ができあがるように、このふたつの前身校は、それぞれが京都工芸繊維大学の重要な基幹を形成している。その歴史を「モノ」を通して検証してゆくことを目的としている。今回のシンポジウムでは、本場結城紬技術保持会会長の小島章氏、茨城県産業技術イノベーションセンター繊維高分子研究所主任研究員の中野睦子氏をお招きして、無形文化財としての結城紬の現状と保存にかかわる問題点を語っていただきます。結城紬は、ふるく奈良時代に起源をもつわが国を代表する高級織物で、1873年に明治政府がはじめて参加したウィーン万国博覧会にも出品されています。現在、その工程は国の重要無形文化財に指定されています。それにくわえて、文化庁文化財調査官生田ゆき氏には無形文化財の保存と伝承の現状を報告していただき、蚕の生産と今後の課題を呈示して、無形文化財の保存・活用と今後の展望を考える機会にしたいと考えています。

※ 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 は博物館登録制度での 指定施設 です( 文化庁 博物館総合サイト )
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】府中市美術館|小出楢重 新しき油絵|’25年12月20日-’26年3月1日|終了

府中市美術館
小出楢重 新しき油絵
会  期  2025年12月20日[土]- 2026年3月1日[日]
           前 期 2025年12月20日[土]- 1月25日[日]
           後 期 2026年 1 月27日[火]- 3月 1 日[日]
      * 前後期で作品の大幅な展示替えを行います。
休  館  日  月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、
      10月14日[火]、11月4日[火]、11月25日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  府中市美術館 Fuchu Art Museum  2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371(代表)  e-mail:bijyutu01☆city.fuchu.tokyo.jp
      ▷ 交通・アクセス
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
観 覧 料  当日券 一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
      * コレクション展もご覧いただけます。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  府中市美術館
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「新しき日本へ新しき花を発祥させるには根のない木を植えてはいけない」
── 東洋と西洋の文化的風土の違いを強く自覚し、そのうえで 日本人としていかに油絵を描くべきかを追究した画家、小出楢重。
大阪中心部の商家に生まれ、濃厚な庶民文化につつまれて育ちながら、洋行後は西洋の文化を骨肉化すべく衣食住を洋風に改め、大正から昭和初期にかけてのモダンな都市文化を体現しました。
日本女性の体型や肌質を美しく描く裸婦、きゅうりやカボチャといった野菜を妖しく描く静物といったように、西洋美術由来のテーマを、日本に暮らす私達にとって実感できるものに生まれ変わらせます。そして艶やかな発色、滑らかな絵肌、デフォルメと曲線を活かした伸びやかな造形を特徴とする、洗練された油彩画のスタイルを築き上げました。
代表作が一堂に会する25年ぶりの回顧展で、その全貌に迫ります。

< 構  成 >
◇ 第1章 画家になるまで 1887-1916
小出楢重は大阪中心部の島之内で、軟膏「天水香」を看板商品とする薬屋に生まれ育ちました。
幼いころから絵が好きで、家族を説得して上京し、はじめ東京美術学校日本画科に、のちに転科して西洋画科に学びます。卒業後は大阪に戻って制作をつづけ、奈良の風景画の連作などに取り組みますが、なかなか芽の出ない苦しい時期が続きます。少年時代のスケッチブックや、東京美術学校時代の習作・卒業制作、そして帰郷後に取り組んだ大阪や奈良の風景画を紹介します。
◇ 第2章 大阪での創作と欧州への旅 1917-1925
1919年、自らの家族を描いた《Nの家族》が二科展で樗牛賞を受賞し、画壇での本格的な活動が始まります。また1921年から翌年にかけての滞欧を経て、油絵というものが西欧の風土と深く結びついていることを痛感し、日本には日本に根ざした「新しき油絵」が必要であるとの思いを強くします。画風は明るく透明感のある描き方に変化し、洗練された楢重スタイルが確立されていきます。
◇ 特 集 信濃橋洋画研究所
1924年、小出楢重は、鍋井克之、国枝金三、黒田重太郎とともに、大阪に信濃橋洋画研究所を開設します。この研究所は本格的に洋画を学べる研究機関として定着し、多くの実力者を輩出して、関西洋画壇で大きな役割を果たしました。研究所の活動と、楢重のほかにここで指導にあたった画家や学んだ画家、10作家10作品を紹介します。
◇ 第3章 多彩な活動 ガラス絵、日本画、挿絵、装幀、随筆
楢重は油彩画家としてのみならず、ジャンルを超えた多様な活動で知られています。特にガラスに直接描いて反対の面から鑑賞するガラス絵では、偶然の効果と鮮やかな発色が魅力的な、宝石のような小品を残しています。
そのほか、楽しげな日本画や、谷崎潤一郎の小説『蓼喰ふ蟲』の挿絵、書籍の装幀、随筆など、旺盛に繰り広げられた多彩な制作をご紹介します。
◇ 第4章 芦屋での円熟期 1926-1931
1926年、楢重は芦屋の洋館に引っ越します。新しいアトリエを得て、特に集中して取り組んだのが裸婦と静物です。ほかの多様な活動のなかでも旺盛な制作をつづけ、画家にとってもっとも充実した、豊穣の成果をもたらす時代となりました。しかし1930年秋に体調を崩し、翌年《枯木のある風景》を未完の絶筆として、43歳で生涯を閉じます。
◇ ハイライト 楢重の裸婦
楢重芸術の真骨頂である裸婦は、「楢重の裸婦」「裸婦の楢重」と呼ばれるほど、生前から高い評価を受けていました。ゆったりした曲線によるデフォルメと、艶やかな肌の色や質感の表現で、日本人女性のからだを美しく描き出す裸婦像は、西洋的な理想から離れて日本ならではの油絵を確立しようとした、楢重の到達点といえるものです。ここでは晩年の裸婦から7点を選び、ハイライトとしてご覧いただきます。

\ 小出 楢重 こいで ならしげ 1887-1931 /
大阪・島之内の老舗の薬屋に生まれる。1907年上京して東京美術学校日本画科に入学、のち西洋画科に転科。卒業後は大阪で制作を続け、1919年《Nの家族》で二科展樗牛賞を受賞。1921年から翌年にかけて欧州を旅行。1923年二科会会員となる。1924年鍋井克之、黒田重太郎、国枝金三らと大阪で信濃橋洋画研究所を開設し、関西の洋画界で指導的地位をつとめた。
1926年芦屋に転居。若くから病気がちで、自らを「骨人」と呼ぶほどの痩身であり、裸婦像や静物画などアトリエ内での制作に情熱を向けた。またガラス絵や挿絵・装幀、随筆など多彩な活動をみせた。1931年43歳で病没。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館 ]

【展覧会】島根県立石見美術館|開館20周年記念企画展|美術館がうまれて、それから―コレクションと石見美術館の20年―|’25年12月20日-’26年2月23日|終了

島根県立石見美術館
開館20周年記念企画展
美術館がうまれて、それから―コレクションと石見美術館の20年―
会  期  2025年12月20日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は17:30まで)
休  館  日  毎週火曜日(9月23日は開館)、9月24日
会  場  島根県立石見美術館 展示室 D
      〠 698-0022 島根県益田市有明町5番15号
      島根県芸術文化センター「グラントワ」
      TEL: 0856-31-1860 FAX: 0856-31-1884  ▷ 交通・アクセス
観 覧 料  当日券  一 般 800円、 大学生 500円、 高校生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  芸術文化とふれあう協議会
特別協力  内藤廣建築設計事務所
主  催  島根県石見美術館、しまね文化振興財団、日本海テレビ
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島根県立石見美術館の開館20周年を記念して、「石見美術館」をテーマとした展覧会を開催します。当館は、1980年前後より始まった美術館建設ラッシュが過ぎ去って以降の2005年に開館した、比較的新しい県立美術館です。さらに、島根県で二つ目の県立美術館として、島根県立美術館とは異なる収集方針「森鷗外ゆかりの美術家の作品」「石見の美術」「ファッション」を設定し、特色あるコレクションを形成してきました。本展では、約80点にのぼる当館選りすぐりの作品や、開館までの歴史を語る資料などをとおして、後発の地方公立美術館として石見美術館が歩んできた20年を振り返ります。

> みどころ <
◇ みどころ ① 絵画や彫刻からファッションまで、当館コレクションを一挙公開 
絵画や彫刻から服飾作品まで、当館が収集している作品のジャンルは非常に多岐にわたります。3つの収集方針に基づく章立てのもとに、できる限り多くのジャンルの作品をご紹介することを目指した本展では、当館のバリエーション豊かなコレクションを一度に見ることができます。
◇ みどころ ② 誰もが知るデザイナーの貴重な作品を多数公開
ガブリエル・シャネル《イヴニング・ドレス》、ジャンヌ・ランヴァン《ドレス》、ヴィヴィアン・ウエストウッド《「18世紀スタイル」イヴニング・ドレス》など、「ファッション」界を現在までリードしている有名ブランドを作り上げた著名デザイナーたちの貴重な作品が一堂に会します。
◇ みどころ ③ グラントワの大型模型 
渋谷ストリーム ホールにて開催された展覧会「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」のために制作されたグラントワの新作模型を、特別にお借りして展示します。

\ 展覧会構成 /
◇ 第1章 石見美術館のはじまり
現在約3000点の作品を所蔵している石見美術館の作品収集は、平成11年度より始まりました。本章では、当館がはじめて収集した石見美術館のはじまりともいえる4作品―岡田三郎助《黒き帯》、藤田嗣治《青いドレスの女》、東郷青児《婦人像》、岡野洞山美高《竹林七賢・商山四皓》を展示します。
◇ 第2章 森鷗外とその仲間たち
津和野出身の森鷗外は、小説家や軍医として働く傍ら、美術に関する諸制度の成立にも貢献しました。本章では、当館の収集方針「森鷗外ゆかりの美術家の作品」に基づいて収集された作品を展示し、作家たちと鷗外との関わりについてもご紹介します。
◇ 第3章 「石見」の宝物をつなぎとめる
当館の設立が求められた理由のひとつに、文化財や美術品を保存し研究するための県立施設が無かったために、石見ゆかりの品々が地域外へ流出していることへの憂慮がありました。当館の収集方針「石見の美術」に基づいて収集された石見ゆかりのコレクションを通して、石見の地の歴史を見つめなおします。
◇ 第4章 「ファッション」を美術館へ
当館の収集方針「ファッション」に分類されるコレクション作品を紹介しながら、石見美術館が「ファッション」をどのように捉えて収集してきたかを概観します。
◇ 第5章 これからの石見へ向けて
近年収集した作品、特に当館の展覧会活動のなかで収集に至った作品をその収集経緯とともに展示することで、島根県西部における「地域とともに新たな芸術文化を創造し発信する芸術文化活動の拠点」としての石見美術館の現在地を確認します。

※ 多彩なイベントが開催されます。下掲参照の上ご参加・ご観覧を。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 ]

【展覧会】郵政博物館|企画展 ―すべて〝ウ マ〟くいく!― 午年 年賀状 展|’25年12月20日-’26年1月18日|終了

郵政博物館
企画展 ―すべて ”ウマ” くいく!― 午年 年賀状 展
会  期  2025年12月20日[土]- 2026年1月18日[日]
休  館  日  2025年12月27日[土]-2026年1月1日[木・祝]・
      1月5日[月]・1月13日[火]
      * 2025年12月22日[月]は開館
開館時間  午前10時00分 - 午後5時30分    * 入館は午後5時まで。
      * 9階に上がれるのは、午前10時からです。
入  館  料  大 人 300 円、 小・中・高校生 150 円、 未就学児無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  郵政博物館 企画展示場
      〠 131-8139 東京都墨田区押上一丁目1番2号 
      東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
      TEL:03-6240-4311  ▷ アクセス
協  力  公益社団法人日本漫画家協会/一般社団法人日本絵手紙協会
主  催  公益財団法人通信文化協会
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令和8年は十二支の「午 – うま」にあたり、勢いよく駆ける馬の姿は飛躍や前進の象徴とされています。また、知性と繊細さを併せ持つ馬は、古くから人々の暮らしに寄り添い、切手などにも多彩な姿で登場してきました。
本展では、午年の年賀状を通じて、人々の願いや想い、日本の年始文化の豊かさを紹介し、手書きの温もりや干支に込められたメッセージから、年賀状が持つコミュニケーションの力とその意義を再発見する場とします。
作品を見て、作って楽しんで、新年の希望を乗せて駆ける「午」の年賀状の世界を、どうぞご堪能ください。

\ 内 容 /
◇ (1)年賀状と郵便の世界                               
年賀にまつわるトリビア、郵政博物館が収蔵する郷土玩具やウマにまつわる資料。日本と世界のウマ切手などを紹介・展示します。
◇ (2)まんが年賀状    
日本漫画家協会所属の先生方31名の描き下ろし午年年賀状の展示を予定しています。
◇ 【今年もやります! プレゼント企画】
展示されている先生方の年賀状作品のレプリカを各先生につき1名様、合計31名様
にプレゼントします。博物館に来ないと応募できません!
◇ (3)みんなの絵手紙年賀状展2026   
日本絵手紙協会による午年絵手紙年賀状約900点の展示を行います。

※ 年末年始恒例の、郵政博物館ならではのイベントが多彩に展開します!
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 郵政博物館 ] 

【展覧会】玉川大学教育博物館|2025年度特別企画展|岡村康彦 彫刻遺作展|― 厳格な彫刻史の正当な系譜 ―|’26年1月19日-2月1日|終了

玉川大学教育博物館
2025年度特別企画展
岡村康彦 彫刻遺作展 ― 厳格な彫刻史の正当な系譜 ―
会  期  2026年1月19日[月]- 2月1日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  会期中無休
入  館  料  無 料(事前予約不要)
会  場  玉川大学教育博物館 第2展示室
      〠 194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
      Tel:042-739-8656 Fax:042-739-8654
      eメール:museum☆tamagawa.ac.jp  ▷ アクセス
主  催  玉川大学教育博物館
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「岡村康彦彫刻遺作展」開催にあたり

この度、玉川大学教育博物館において、彫刻家、岡村康彦の遺作展を開催することになりました。
七十年における長年の制作、研究及び教育活動の歩みを三期間に分けて展示することにしました。その第一期間を新制になったばかりの東京藝術大学彫刻専攻前後までの時代、そして第二期ではその大半を過ごした玉川学園高等部、玉川大学での教師時代とし、その後玉川大学教授を退職して、自宅アトリエで制作・研究を続けた間を第三期としたものです。この三期とした分類は、彫刻家、岡村康彦の作品・著作に触れた展覧会を企画した者たちの客観的な区分であり、必ずしも本人にとっては彫刻を始めた頃からの一貫したものだと異論も聞こえてくるようですが、あえてこの区分にしたのは数多い彫刻作品の単なる羅列展示に終わらず、いくらかでも、その時代背景の中で一貫した制作姿勢のなかにも造形表現の狙いが変化していることを観る人に感じてもらうことを意図したことからなのです。それはまさしく、彫刻家であり、教育者岡村康彦が彫刻制作・研究、そして教育実践は玉川学園における「全人教育」そのものの教育実践でもあったことを思うと教育博物館での開催が最もふさわしい場所であると考えました。
今回は約40点の展示となります。ぜひご高覧いただければと思います。

「岡村康彦の彫刻」1932 – 2020年―「厳格な彫刻史の正当な系譜」の継承-

東京都小石川に生まれた岡村康彦(1932-2020年)は、旧制五中、現在の都立小石川中等教育学校において美術教育者である大勝恵一郎により、美術とりわけ彫刻の世界に開眼する。その後、1951年に旧制東京美術学校から新制に移行して間もない頃に東京藝術大学への入学を果たす。
東京藝術大学彫刻科専攻のなかで、石井鶴三教室に籍を置いたことが、その後の岡村康彦の彫刻家としての人生を決定づけた。そこでは、近代彫刻の先覚者であるフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンに触発された荻原守衛から高村光太郎、中原悌二郎、そして石井鶴三、橋本平八といった一連の本格的な彫刻追求者から多くの影響を受けたのである。その後の彫刻に向かう岡村の姿勢には、自身もそれらの彫刻追求者に続かんとした強い意志と決意が感じられる。まさしく、彫刻家高村光太郎が言った「厳格な彫刻史の正当な系譜」を継承せんとする熱い思いが、その時に生まれたのである。
それ以降、終生変わることがなかった本格、本質への彫刻追求は、彫刻家また人間岡村康彦としての「自己確立」を根底に置き、作品制作と制作理論面から行われた。制作においては、木彫における「木取り技法」等の研究、そして理論面においては「続純粋彫刻論」等の数多くの著作と、両面からの彫刻研究を日々の課題として「自己確立」に専念してきた彫刻家であった。
また、玉川学園高等部教諭時代、そしてその後の玉川大学彫刻専攻教授時代においては、玉川学園が掲げる教育理念である「全人教育」や「師弟同行」のもと、「いかに生きるか」をその時々の生徒、学生に問い掛け続けてきたことからも、岡村康彦は人間教育においても多大なる足跡を残した彫刻家であり、教育者であった。

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[ 詳 細 : 玉川大学教育博物館 ]

【展覧会】Gallery A4/ギャラリー エー クワッド|フィンランド スピリット サウナ展|―アルヴァ・アアルトも大切にした場所―|’25年12月19日-’26年3月5日|終了

Gallery A4/ギャラリー エー クワッド
フィンランド スピリット サウナ展
― アルヴァ・アアルトも大切にした場所 ―
会  期  2025年12月19日[金]- 2026年3月5日[木]
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は17:00まで)
      * 8月28日[木] は20:30まで夜間開館
休  館  日  日曜・祝日、’25年12月26日[金]-’26年1月4日[日]、2月2日[月]
      ▷ 開館カレンダー
入  館  料  無 料
会  場  Gallery A4/ギャラリー エー クワッド
      〠 136-0075 東京都江東区新砂1-1-1  竹中工務店東京本店1F
      Tel 03-6660-6011  Fax 03-6660-6097  ▷ アクセス
特別協力  アルヴァ・アアルト財団
主  催  公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
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フィンランドでは、人が集まるところには必ずと言って良いほどサウナ施設が存在し、コミュニケーションや社交の場にもなっており、生活の中心として、そしてアイデンティティの一部として息づいています。
建築家アルヴァ・アアルトにとっても、サウナは神聖なる場、設計理念の中心となる場でした。フィンランドの精神が宿るサウナとは何かを考えます。

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[ 詳 細 : Gallery A4/ギャラリー エー クワッド 

【展覧会】五島美術館|〔館蔵〕茶道具取合わせ展|’25年12月16日-’26年2月11日|終了

五島美術館
〔館蔵〕茶道具取合わせ展
会  期  2025年12月16日[火]- 2026年2月11日[水・祝]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
休  館  日  毎⽉曜⽇(1月12日は開館)、
      12月26日[金]-1月5日[月]、1月13日[火]
会  場  五島美術館
      〠 158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
      問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 1,100円 / 高・大学生 800円 / 中学生以下無料
      * 障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  賛  東急グループ
主  催  公益財団法人五島美術館
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展示室に当館茶室「古経楼」「松寿庵」「冨士見亭」の床の間原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから約80点を選び展示(会期中一部展示替あり)。懐石道具・炭道具のほか、江戸時代の大名茶人松平不昧(1751-1818)ゆかりの茶道具を中心に道具の取合せを展観します。
特集展示として懐石道具を中心とした茶の湯の漆芸を同時公開。
出品目録(PDF

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 五島美術館 ]

【展覧会】東京国立近代美術館|企画展 アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦|’25年12月16日-’26年2月8日|終了

東京国立近代美術館
企画展
アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
会  期  2025年12月16日[火]- 2026年2月8日[日]
会  場  東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
      〠 102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
      Tel 050-5541-8600 (ハローダイヤル 9:00-20:00)  ▷ アクセス
休  館  日  月曜日(ただし1月12日は開館)、年末年始(12月28日-1月1日)、1月13日
開館時間  10:00 - 17:00(金・土曜は10:00-20:00) * 入館は閉館の30分前まで
観  覧  料  一般2,000円、大学生1,200円
      * 東京国立近代美術館(当日券)、公式チケットサイト(e-tix)にて販売。
      * 高校生以下、18歳未満、障害者手帳を提示の方とその付添者(1名)は無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
巡回情報  豊田市美術館:2025年10月4日-11月30日
      兵庫県立美術館:2026年3月25日-5月6日
主  催  東京国立近代美術館、朝日新聞社
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新しい時代を象徴していた女性の美術家は、なぜ歴史から姿を消してしまったのか。
1950年代から60年代の日本の女性美術家による創作を「アンチ・アクション」というキーワードから見直します。当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。これを後押ししたのは、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル」と、それに応じる批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性美術家たちは如実に批評対象から外されてゆきます。豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。本展では『アンチ・アクション』(中嶋 泉 [本展学術協力者] 著、2019年) のジェンダー研究の観点を足がかりに、草間彌生、田中敦子、福島秀子ら14名の作品およそ120点を紹介します。「アクション」の時代に別のかたちで応答した「彼女たち」の独自の挑戦の軌跡にご注目ください。
作品リスト [2025.12.23訂正版](PDF形式:2049KB)

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\ 見どころ /
◇ 1 最新の研究に基づく歴史の見直し
女性美術家の再評価が進む近年、本展では『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2019年、第42回サントリー学芸賞受賞/『増補改訂 アンチ・アクション—日本戦後絵画と女性の画家』筑摩書房、2025年)の著者・中嶋泉氏の全面的な協力により、ジェンダー研究の観点から日本の戦後美術史に新たな光を当てます。本展カタログには、同研究の第一人者であるイギリスの美術史家グリゼルダ・ポロック氏のインタヴューも収載します。
◇ 2 初公開作品
関係者のご協力と本展のための綿密な調査により、赤穴桂子、多田美波、宮脇愛子らの、これまで紹介されていなかった初期作品や、未発表作品を展示します。各作家たちの知られざる創作と、新たな魅力に出会える貴重な機会です。
◇ 3 充実した情報
「アンチ・アクション」のコンセプトを一望できる年表を掲示するとともに、本展に関わる様々なトピックを紹介するガイドを会場で配布。わかりやすく、多面的に、作家たちの活動や時代背景などを知ることができます。
◇ 4 ダイナミックな展示
ライトを用いた立体作品や天井高に迫る3.3mの絵画など、新たな時代に躍り出た作家たちのダイナミックな作品が一堂に会します。時代を共有する14名の作品が有機的につながる空間を体験できます。

\ 作者のことば /
(……)猫も杓子も絵具をぶつけたり、たらしたり、盛り上げたりのアンフォルメル旋風が吹きまくって、あたかも、へこんだり、でっぱったりのどろどろの絵でなければ時代遅れのようにいわれていました。いくらそれがフランスの新しい傾向とはいえ、女の子のヘアスタイルではあるまいし、右にならえで、同じ絵を描けたものではありませんし、日本の画壇の浅薄さに、がっかりしていました。
        (芥川(間所)紗織)「私のアメリカ留学記」『美術手帖』 1963年2月

アクション・ペインティングのメッカ、テンス・ストリートの全盛期に住んで、わたしは彼らの時代の波にのって、アクション・ペインティングをやったわけではないの。その只中に立って、その正反対の、アクション・ペインティングの否定をただちにやったわけ。
(草間彌生)谷川渥「増殖の幻魔—彼女はいかにして時代を駆け抜けたか」
                             『美術手帖』 1993年6月

(……)現代の「世界」に生きるものは、単に人間的であるものよりも、むしろ無機質化されたものとの、直接的な触れ合いによって、新鮮なより強い感動を受けるのではないでしょうか。
            (福島秀子)「未知のものへの探求」『美術批評』 1957年1月

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[ 詳 細 : 東京国立近代美術館

【写真展】国立映画アーカイブ|写真展 ハリウッドの名監督たち|映画芸術科学アカデミーのコレクションより|’25年12月16日-’26年3月22日|

国立映画アーカイブ
写真展 ハリウッドの名監督たち
映画芸術科学アカデミーのコレクションより
Hollywood Masters in Photos: From the Academy Collection
会  期  2025年12月16日[火]- 2026年3月22日[日]
開室時間  11:00 - 18:30(入室は18:00まで)
      * 12/26、1/30、2/27の金曜日は 11:00-20:00(入室は19:30まで)
休  室  日   月曜日、12月27日土-1月7日[水]
観  覧  料  一 般 250円/大学生 130円/65歳以上、高校生以下及び18歳未満は無料
      * 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、
       国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
      * 料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
      * チケット各種・割引・優待情報などは チケット案内 参照
会  場  国立映画アーカイブ  展示室(7階)
      〠 104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ アクセス
特別協力  映画芸術科学アカデミー
主  催  国立映画アーカイブ
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アカデミー賞の開催で知られるアメリカの映画芸術科学アカデミーは、映画のアーカイブ機関や映画資料の収集・保存を専門とする図書館も擁している組織です。本展覧会は、同アカデミーの膨大な写真コレクションより黄金期ハリウッドの名監督や伝説的なスターの撮影現場を収めたスナップ写真などを公開し、当館が所蔵するポスター資料などの資料も一堂に会することで、アメリカ映画の最も香気あふれる時代を再現します。

\ 展覧会の内容 /
◇ 米映画芸術科学アカデミー秘蔵の写真資料で綴る、名監督たちの撮影の舞台裏
アメリカの映画芸術科学アカデミーの特別協力のもと、同アカデミーのマーガレット・ヘリック図書館に所蔵された秘蔵写真資料を一挙公開し、名監督や名俳優たちによる撮影の舞台裏をたどります。また、ポスターギャラリーでは当館所蔵の日本版を中心とした公開当時の宣伝ポスターなどを一挙にご覧いただけます。
◇ ハリウッド黄金時代を聴覚面からも追体験できる恒例の音楽展示にもご注目!
当館企画展ではお馴染みの音楽展示も登場いたします。マックス・スタイナー、アルフレッド・ニューマン、バーナード・ハーマンといった作曲家たちによる名旋律の数々だけでなく、作品冒頭にある各社のロゴマークで流れる音楽も収録し、聴覚面からもハリウッド映画の黄金時代をご堪能いただけます。

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[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ ]

【展覧会/イベント】中国文化センター|第六回東京國際甲骨文芸術祭2025|’25年12月15日-12月19日|終了

中国文化センター
第六回東京國際甲骨文芸術祭2025
期  日  2025年12月15日[月]- 12月19日[金] * 会期中無休
時  間  10:30 - 17:30 * 最終日は13時まで
入場料金  無 料
会  場  中国文化センター
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F   ▷ アクセス
      電 話 03-6402-8168 FAX 03-6402-8169 E-mail:info☆ccctok.com
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本年、殷墟甲骨文発見126周年、創造甲骨文書道新古典《東京宣言》発表14周年を記念し、日本甲骨文書道研究会は 中国文化センターと共同で、「第六回東京国際甲骨文芸術祭」を開催致します。展覧には20ヵ国以上の書道家や専門家が参加し、多層的、多角的に中国の漢字文化を広める国外最大規模となる日中文化交流の重要な活動として知られています。
本展では書道展「古新典麗 ― 東京国際甲骨文書道展」をはじめ世界36ヵ国・地域の書家による96点の作品展示とともに、甲骨文書道について「基調講演」、「特別講座」並びに国際学者、専門家、芸術家を招いた「東京国際甲骨文芸術パネルディスカッション」など講座・討論会のほか、「甲骨文書道講座」、「甲骨文篆刻体験」、「甲骨文十二支拓本体験」や「作品解説」、「甲骨文書道実演」等のイベントを予定しております。

\ 関連イベント /
◇ 12月15日[月]
15:00~ 開幕式
開幕式終了後開始「30米長卷揮毫留念」
◇ 12月16日[火]
11:30~12:00「基調講演」今日甲骨文書道発展について 講師:日本甲骨文書道研究会会長張大順
12:10~13: 00「特別講座」講師:欧陽可亮と甲骨文日中文学文化研究学会会員欧陽效平
13:10〜16:00「東京国際甲骨文芸術パネルディスカッション」 韓國、荷蘭、中國、日本等国の甲骨文研究者、書家など6~8人
16: 15~「海內外書法家揮毫交流會」
◇ 12月17日[水]
12:00 ~12:30 「作品解説」亀鑑塾教授荻野目魯雪
13:00〜14:00「甲骨文十二支拓本体験」船堀甲骨文書道會
14:10〜15:00「甲骨文書道講座」亀鑑塾教授千代光之
◇ 12月18日[木]
11:30 ~12:00「作品解説」
13:30〜14:30「甲骨文馬·干支切り紙体験」在日華人美術家協會副会長鄒麗萍
14:40〜15:40「甲骨文篆刻体験」日中書画印研究会理事增子城山
15:50〜16:20「甲骨文書道実演」
12月19日(金)展覧は13:00で終了

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[ 詳 細 : 中国文化センター

【 参考記録 : 文と字 文様発見から字学へ 甲骨文の出現地を訪ねて 】

◇ 中国河南省安陽市郊外「殷墟宮殿宗廟遺址」正門   2011年9月 撮影:Kaori Oishi
河南省の省都:鄭州から安陽へ日帰りの旅。すでにユネスコの世界文化遺産に指定された施設だったが、北京五輪前で宿泊設備も乏しく、来場者の姿はほとんど見られなかった。◇ 「甲骨文発源地」のモニュメント。自然石ながら亀の甲羅に擬していた。
甲骨文は、1899年に清の学者である王懿栄が、漢方薬として扱われていた「竜骨」に刻まれた線刻文様を発見したことが始まり。その後王懿栄と劉鶚が線刻された文〔字〕を研究し、これが〔商と自称した〕古代殷王朝の文〔字〕だと突き止めた。劉鶚が『鉄雲蔵亀』を出版したことで世に広まり、後の羅振玉や王国維による研究で、実際の出土地である安陽の殷墟が特定され、伝説とされていた殷王朝の実在と現在の「字」につらなる甲骨文が証明された。

◇ 地中の図書館。甲骨文の発掘現場のモニュメント
甲骨文は王侯らの諮問に応じた古代神官の占卜記録で、地中深くからまとまって出土した。まだ「字」としての体系や形象が定まらず、文様に近いため、研究者などは「金文」「石鼓文」と同様に「甲骨文」とする。

現在は安陽駅前に「文 と 字 の博物館」「文字博物館」が完成している。
「文」を象徴する{鳳凰文様}のモニュメント
「字」を象徴する{象形}のモニュメント。
上部の「ウ冠」は家をあらわし、家の中で子、「字」がつぎつぎと、たくさん生まれることを表すと説明されている。すなわちここは「文 と 字 の博物館」であった。中国にありがちながら、JP¥300億円を費やしたと誇る施設{ハコもの}は巨大だが、収蔵品・展示品はまだ未整備だった。

【展覧会】清須市はるひ美術館|辻邦生生誕100年|辻邦生と辻佐保子 ふたりが見つめた光|’25年12月13日-’26年2月23日|終了

清須市はるひ美術館
辻邦生生誕100年
辻邦生と辻佐保子 ふたりが見つめた光
会  期  2025年12月13日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
開館時間  10:00 - 19:00(入館は18:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
会  場  清須市はるひ美術館
      〠 452-0961 愛知県清須市春日夢の森1番地
      TEL 052-401-3881  FAX 052-408-2791  ▷ アクセス
観  覧  料  一 般  500円(450円)、 中学生以下  無料
      * 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  学習院大学史料館(霞会館記念学習院ミュージアム)
協  力  辻邦生生誕100年記念事業組織委員会
主  催  清須市はるひ美術館
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辻邦生(つじくにお 1925–1999)は、小説家、フランス文学者として数々の歴史小説を手掛け、代表作『背教者ユリアヌス』、『春の戴冠』、『西行花伝』などは今も多くの読者を魅了しています。辻佐保子(つじさほこ 1930–2011)は、美術史家として特にビザンティン、ロマネスク美術研究において業績を残し、大学教員として後進の研究者たちに多大な影響を与えました。
邦生と佐保子はおしどり夫婦としても知られ、1957年のフランス留学をはじめ欧州を中心にたびたび取材旅行をともにしました。残された旅の記録からは、ふたりの親密な様子だけでなく、お互いの仕事に対する深い信頼と敬意を感じることができるでしょう。また、邦生は琵琶弾奏家の辻靖剛 -つじせいごう- ごうを父に、佐保子は工芸作家の後藤科子 -ごとうしなこ- を母にもち、それぞれの出自からも創造的な営みが身近にあったことがうかがえます。
本展では、文学と美術史という異なる分野で活躍した邦生、佐保子の仕事にまつわる品々をはじめ、海外取材で撮影した写真やスケッチ、留学中から描き合った絵手紙「MANGUA(マンガ)」などを紹介し、ふたりの間で紡がれた豊かな時間をたどります。 また、幼少の頃一時期を名古屋で過ごした邦生と、名古屋で生まれ育った佐保子の地域や家族との繋がりにふれる品も特別に展示します。
展示資料一覧

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[ 詳 細 : 清須市はるひ美術館

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|企画展 猪熊弦一郎展 夢をならべている Genichiro Inokuma: Arrangements of Dreams|’25年12月13日−’26年2月15日|終了

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
企画展 猪熊弦一郎展 夢をならべている
Genichiro Inokuma: Arrangements of Dreams
会  期  2025年12月13日[土]− 2026年2月15日[日]   
開館時間  10:00-18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日(2026年1月12日は開館)、2025年12月25日[木]− 31日[水]、
      2026年1月13日[火]
料  金  一 般 1,500円、大学生 1,000円、高校生以下または18歳未満 無料
      * 丸亀市内在住の65歳以上・各種障害者手帳の提示者とその介護者1名は無料
      * 同時開催の企画展、常設展も観覧ができます。      
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
      〠 763-0022 香川県丸亀市浜町80-1
      Tel: 0877-24-7755 Fax: 0877-24-7766  ▷ アクセス
同時開催  企画展 ジャネット・カーディフ 40声のモテット
      常設展 猪熊弦一郎展 物が在る
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
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香川県で生まれた猪熊弦一郎(1902-1993)は、東京美術学校に学んだ後も引き続き東京で制作を続け、第二次世界大戦が始まる前年の1938年から40年までパリで学んで帰国します。さらに50歳を過ぎて1955年からニューヨークで約20年間を過ごした後は、東京とハワイの両方にアトリエを構え、90歳まで制作に励みました。時代や環境の変化をも吸収して描いた作品は、写実的な具象からデフォルメの効いた具象へ、ニューヨークでは抽象へと変化しましたが、時々の自分を画面に力いっぱいぶつける点においては生涯を通して揺らぐことがありませんでした。
その猪熊が晩年に制作したのは、具象も抽象もない、形はすべて面白く美しいバランスでできていると考え、それらを自分の秩序で絵の中に住まわせた作品です。丸や四角といった形も、何とも形容できない形も、顔や鳥といった生き物の姿も区別なく、さまざまな形が共存する絵画を描きました。見ることを大切にし、ものの形を正確に描くことができた猪熊ですが、長い画業の間に蓄積されたたくさんの形は常識に捉われることなく素直に自由に描かれ、作品は不思議に満ちています。
「俺は俺なりの一つの画面の上で夢をならべているだけで、あなたはあなたでこの絵を見てなんて感じるか」*
本展では猪熊が80歳を超えて制作した作品をご紹介します。70年以上にわたって描きに描き続けた猪熊の、何ものにもとらわれない絵画をどうぞご覧ください。
*「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館オープン記念番組 guénまるがめの顔」(西日本放送、1991年11月17日放送)より

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[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館| 企画展 ジャネット・カーディフ Janet Cardiff: The Forty Part Motet|’25年12月13日−’26年2月15日|終了

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
企画展 ジャネット・カーディフ
Janet Cardiff: The Forty Part Motet
会  期  2025年12月13日[土]− 2026年2月15日[日]
開館時間  10:00-18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日(2026年1月12日は開館)、2025年12月25日[木]− 31日[水]、
      2026年1月13日[火]
料  金  一 般 1,500円、大学生 1,000円、高校生以下または18歳未満 無料
      * 丸亀市内在住の65歳以上・各種障害者手帳の提示者とその介護者1名は無料
      * 同時開催の企画展、常設展も観覧ができます。      
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
      〠 763-0022 香川県丸亀市浜町80-1
      Tel: 0877-24-7755 Fax: 0877-24-7766  ▷ アクセス
同時開催  企画展 猪熊弦一郎展 夢をならべている
      常設展 猪熊弦一郎展 物が在る
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
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この度丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)では、カナダを拠点に活動するジャネット・カーディフ(Janet Cardiff, 1957-)によるサウンドインスタレーション作品《40声のモテット》(2001)を展観いたします。
本作は、2001年にカナダ国立美術館(オタワ)で初めて公開され、同館のミレニアム賞を受賞して以来世界約60ヶ所で展示されてきた、彼女の代表作の一つです。16世紀イングランドの作曲家トマス・タリスが作曲した『Spemin Alium』(通称『40声のモテット』)をもとにしており、楕円形に設置された40台の各スピーカーから、59人5声部(ソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス)で構成された聖歌隊の歌声が個別に再生されます。それはまるで今まさに歌っている聖歌隊の場に居合わせているかのような没入感を生み出し、重層的な音の広がりは彫刻のように空間のなかで立ち上がります。
一方で、当館は数多くの美術館を手掛けてきた谷口吉生の設計のもと1991年に開館し、全国的に美術館として早い時期から自然光を取り入れた開放的な展示空間を備えています。こうした建築的特性を生かすと同時に、館内で最も面積が大きく、7mの天井高を有する広々とした展示室を会場とすることで、鑑賞者は自由に空間を移動でき、一層本作の音による空間体験を得ることができるでしょう。
原美術館ARCを皮切りに、年間を通じて金沢21世紀美術館、長崎県美術館への巡回を経て、当館での展示が国内で鑑賞できる最後の機会となります。ジャネット・カーディフの代表作による空間内での音の彫刻的な広がりと、当館ならではの建築空間の対話をお楽しみください

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[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 ]

【特別陳列】奈良国立博物館|〔特別陳列〕 春日若宮おん祭の信仰と美術|’25年12月13日-’26年1月18日|終了

奈良国立博物館
〔特別陳列〕 春日若宮おん祭の信仰と美術
会  期  令和7年(2025)12月13日[土]- 令和8年(2026)1月18日[日]
会  場  奈良国立博物館  西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地   ▷ アクセス
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX:0742-26-7218
休  館  日  毎週月曜日、12月28日[日]-1月1日[木]、1月13日[火]
      * ただし1月12日[月・祝]は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館はいずれも閉館の30分前まで
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)は午後7時まで
観覧料金  一 般 700円、 大学生 350円
      * 高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳を提示の方
       (介護者1名を含む)は観覧無料。
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)はすべての方が観覧無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  仏教美術協会
主  催  奈良国立博物館、春日大社、NHK奈良放送局
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春日若宮おん祭は、1年に一度、春日大社の春日若宮(若宮神社)より若宮神を御旅所 -おたびしょ- へお迎えし、1日24時間にわたり、さまざまな芸能を捧げる祭礼です。御旅所の若宮神のもとに祭礼参加者が詣でる風流行列 -ふりゅうぎょうれつ- や、田楽や舞楽、猿楽などの神事芸能が有名です。平安時代の保延2年(1136)にはじまり、古儀の祭礼を守り続けて今年で890年目を迎えます。

本展はおん祭の歴史と祭礼、ならびに春日大社への信仰に関わる美術を紹介する恒例の企画です。精緻な技巧が凝らされた神宝とともに、近年行われた文化財復元の成果もあわせて展示します。また本年は、地域の住民が集まり、春日曼荼羅を掛けてお参りする「春日講 -しゅんにちこう」についても紹介します。春日信仰にまつわる数々の作品を通じ、大和一国を挙げて行われた華やかなおん祭の世界をご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ]

【展覧会】茅ヶ崎市美術館|菅野陽と浜田知明 銅版画の夜明け前|’25年12月13日-’26年2月23日|終了

茅ヶ崎市美術館
菅野陽と浜田知明 銅版画の夜明け前
会  期  2025年12月13日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
休  館  日  月曜日(ただし2026年1月12日、2月23日は開館)、
      2025年12月29日-2026年1月3日、1月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
料  金  一 般 400円、 大学生 200円 茅ヶ崎市内在住65歳以上 200円
      * 高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  茅ヶ崎市美術館 展示室1
      〠 253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
      (市立図書館隣り・高砂緑地内)
      TEL 0467-88-1177 FAX 0467-88-1201  アクセス
主  催  茅ヶ崎市美術館(指定管理者:公財 / 茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団)
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日本で銅版画に取り組む芸術家が急速に増加するのは、1950年代に入ってからです。材料や道具、学ぶ場が限られたなかで果敢に技法を取得し、独自の表現へと昇華させた銅版画家が多くいました。当館収蔵作家の中から、そうした銅版画界の黎明期に新しい表現を求めた菅野 陽 (すがの よう 1919-1995) と 浜田 知明 (はまだ ちめい 1917-2018) を紹介します。
菅野は複雑な線と面を組み合わせた表現で「人体」に着目した作品を多く手がけるだけでなく、銅版画史の研究者としても知られる茅ヶ崎ゆかりの銅版画家です。一方、浜田は菅野よりも更に早く1950年の時点ですでに銅版画に本格的に着手し、自身の過酷な戦争体験を踏まえて発表した『初年兵哀歌』シリーズによって一躍注目されました。自分や社会への問いかけをユーモラスに表現した作品は当時から世界的に評価されています。
本展は手探り状態であった銅版画界全体に日が差し込む直前、まさに夜明け前に活動時期が重なる2人の軌跡を辿ります。段階的に意識が高まってゆく銅版画の盛り上がりと熱気をどうぞお愉しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茅ヶ崎市美術館 ] 

【展覧会】奈義町現代美術館|企画展 山本一雄 小さな部屋から|’25年12月13日ー’26年3月1日|終了

《里路》2023 116.7×91cm 油彩・キャンバス
奈義町現代美術館 WebSiteゟ
《コスモスの里》2001 116.7×116.7cm 油彩・キャンバス
奈義町現代美術館 WebSiteゟ

奈義町現代美術館
企画展 山本一雄 小さな部屋から
期  間  2025年12月13日[土]ー 2026年3月1日[日]
開館時間  9:30 - 17:00(入館は16:30まで)
休 館 日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、
      祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日の場合は開館)
料  金  一 般・大学生 200円(高校生以下、75歳以上 無 料)
      * 常設展を併せて覧になる場合は、通常観覧料金(一般・大学生700円)です。
会  場  奈義町現代美術館 ギャラリー
      〠 708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
      TEL:0868-36-5811 FAX:0868-36-5855
      MAIL:nagimoca☆town.nagi.okayama.jp  ▷ アクセス
助成協力  日本初の国立ハンセン病療養所・長島愛生園
主  催  奈義町現代美術館
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奈義町現代美術館は企画展『山本一雄 小さな部屋から』を開催します。
山本一雄(1936-)は岡山県瀬戸内市にある長島愛生園で暮らしながら、89歳になる現在も毎日自身の表現と向き合いながら絵を描く画家です。
小学生の頃から絵を描くことに親しんでいた山本が本格的に油彩画を始めるのは、就職する年齢になってからのことです。山本は独学で油彩画を学び、自分の作品が社会の中でどのように評価されるのか、それを知りたいという思いから、40代に入ってから公募展に出品するようになります。特に岡山県美術展覧会(以下県展)においては、そこに出品することが毎年の描く目標となり、現在も県展に向けて新作を描き続けています。

長島愛生園は、日本に初めてできた国立ハンセン病療養所です。山本は故郷や家族と離れ、30代で長島愛生園に入所します。今ではハンセン病は完治しているにも関わらず、山本は、今でも長島愛生園で暮らしながら、絵を描いています。
その暮らしの中で描かれる作品には、長島の海や、望郷の想いが込められた山々の作品などが多くあります。近年ではこれまで描いてきた作品の中のいくつものモチーフを断片的に取り出し、それらが共存したような作品を描いています。
面相筆という細い筆で塗り重ねられた作品には、圧倒的な時間が凝縮されています。モチーフは一見恣意的に選ばれたように見えますが、山本の暮らしてきた時間と密接に関わった、長い時間をかけて培った感覚による必然の中で選ばれ、それらが共存することで、積み上げられたはずの色による時間が解体され、混ざり合い、溶け合うような不思議な時間世界に鑑賞者を誘います。
暮らしの中で見てきた風景などが描かれたスケッチも数多く残されています。それらは毎日描く日記のように、生活の中で新しい発見をした喜びに満ちています。
何かを表現するとき、その原動力となるものは喜びなどのポジティブな感情だけではありません。悲しいや寂しいという感情が、絵画の中に込められた場合、それらはどのような形や色をして、絵画世界に表現されるのでしょうか? 山本は描く理由を「楽しいから描いている。それだけ」と話しますし、それ以上のことは話しません。私たち鑑賞者は、山本が繰り返し描くモチーフや、繰り返し塗り重ねる色に、どのような感情を呼び起こされるでしょうか?
山本が繰り返し描かなければならなかった絵画には、私たちが暮らしの中で、知らなければならないこと、見つめなければならない大事な何かが込められているように感じます。
本展が、画家・山本一雄が描く作品世界の「美しさ」を感じていただくと同時に、その先にある「大事な何か」について考えるきっかけになればと思います。

※ Nagi MOCA 奈義町現代美術館の企画展は関連イベントが多彩です。下掲参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈義町現代美術館

[ 関 連 : KSB瀬戸内海放送 YouTube【特集】作品展が大反響 “顔も名も明かさない” 89歳の画家が初めてカメラの前で語った思い 岡山県 奈義町現代美術館 8:36 ]

【展覧会】NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]|知覚の大霊廟をめざして──三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション|’25年12月13日-’26年3月8日|終了

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリー
知覚の大霊廟をめざして
── 三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション
会  期  2025年12月13日[土]- 2026年3月8日[日]
会  場  NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーA,B
〠 163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
Tel:フリーダイヤル 0120-144199 (11:00 – 18:00)
開館時間  午前11時 — 午後6時(入館は閉館の30分前まで)

休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日),
      年末年始(12/29[月]—1/5[月]),ビル保守点検日(2/8[日])
入場料金  一般 1,000円,大学生 800円
      * 入場は事前予約をされた方を優先させていただきます.
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  多摩美術大学アートアーカイヴセンター
主  催  NTTインターコミュニケーション・センタ-[ICC](NTT東日本株式会社)
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ICCでは開館前のプレ活動期間より,さまざまな形で作品を発表してきた三上晴子の没後10年となる2025年に,1990年代後半以降のインタラクティヴ・インスタレーションを複数展示し,三上の活動をメディア・アート的側面から振り返ります.三上の大型インスタレーション作品3点を同時に展示する機会は国内外でも初めてのこととなります.
アーティストの三上晴子が1990年代以降に国内外で発表したインタラクティヴ・インスタレーションは,人間が世界と接続し関係を結ぶ端緒となる知覚行為そのものをテーマとしています.「眼は単に視るものではなく,耳は単に聴くものではない.すなわち,耳で視て,鼻で聴いて,眼で触ることが可能である」*1 と本人が書いているように,三上はメディア・テクノロジーを駆使し,鑑賞者が自分自身の知覚とインタラクションのメカニズムに向き合わされる体験を複数の作品によって提示しました.そして,それらを総合した「知覚の美術館(あるいは大霊廟)」*2 の構築を目指しました.

三上は生前,1980年代から90年代までの作品の多くを廃棄していますが,2015年の急逝を機に,近年は,1990年代前半の4作品が東京都現代美術館に収蔵されるなど,現代美術の分野においても三上の再評価の機運が高まっています.一方で,規模が大きく作品設置に複雑な工程を要することから,インタラクティヴ作品の再展示の機会は限られています.
また三上は,展示の機会があるたびに最新の技術を取り入れて作品をアップデートすることに極めて積極的でした.その経緯を踏まえ,委嘱元である山口情報芸術センター [YCAM] (以下,YCAM)や当時の作品制作関係者によって,作家の死去後も修復や一部再制作が行なわれています.また,YCAMと多摩美術大学の共同研究により,作品だけでなく鑑賞者の作品体験データやその他の資料の保存に関して,メディア・アートに特化した新しい方法論が検証・探究されるなど,三上の作品をめぐって,さまざまな試みが続けられています.

ICCにとって三上は,開館前のプレ活動期よりさまざまな活動を通じて関係を深めてきたアーティストのひとりです.本展では,三上が1990年代後半以降に発表したインタラクティヴ・インスタレーションを複数展示します.作品展示のほか,作品がアップデートを重ねてきた変遷や,現在進行中の修復やアーカイヴの取り組み,また作品のアーカイヴ・データの活用事例なども併せて紹介します.会期中には,三上と親交のあったアーティストや研究者を招いたトーク・イヴェントなどを開催予定です.
*1,*2 ともに出典:『SEIKO MIKAMI:三上晴子 記録と記憶』(馬定延/渡邉朋也 編著,NTT版,2019年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : NTTインターコミュニケーション・センター

【展覧会】菊池寛美記念 智美術館|第11回菊池ビエンナーレ 陶芸の現在|’25年12月13日-’26年3月22日|

菊池寛美記念 智美術館
第11回菊池ビエンナーレ
陶芸の現在
会  期  2025年12月13日[土]- 2026年3月22日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし1月12日、2月23日は開館)、1月13日[火]、
       2月24日[火]、年末年始(12月28日-1月1日)
開館時間  11:00 - 18:00  * 入館は17:30まで
観  覧  料  一 般 1,100円/大学生 800円/小中高生 500円
会  場  公益財団法人 菊池美術財団 / 菊池寛実記念 智美術館
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル
      TEL:03-5733-5131(代表)  ▷ アクセス
協  賛  株式会社南悠商社、京葉ガス株式会社
主  催  公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
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陶芸の振興を目的に、菊池美術財団および菊池寛実記念 智美術館が2004年度より隔年で開催している陶芸の公募展「菊池ビエンナーレ」。応募資格や制作内容に制限を設けずに募集し、第11回を迎えた今回は過去最多となる452点の応募から、第1次画像審査と第2次作品審査を経て受賞作品5点を含む入選46点を選出しました。本展では入選作品を一堂に展示し、器形態からオブジェ的な造形作品まで、創意と技術が織りなす多様な制作によって「陶芸の現在」を映し出します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧
[ 詳 細 : 菊池寛美記念 智美術館 ]

【展覧会】瀬戸市美術館|企画展 吉祥のかたち ー 藤井達吉を中心に ー|’25年12月13日-’26年2月1日|終了

瀬戸市美術館
企画展 吉祥のかたち ー 藤井達吉を中心に ー
日  程  2025年12月13日[土]- 2026年2月1日[日]
時  間  9:00 - 17:00(最終入館は16:30まで)
      * 1月13日[火]は休館
料  金  一 般:300円、高 大 生:200円
      * 中学生以下、65歳以上、妊婦の方は無料
      * 障害者手帳(ミライロ手帳可)をお持ちの方は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  瀬戸市美術館
      〠 489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3(瀬戸市文化センター内)
      電 話:0561-84-1093 メール:art☆city.seto.lg.jp  ▷ アクセス
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「吉祥」とは、めでたく幸先のよい兆しを指し、人々が生活の中で 幸福や安寧を願う心から生まれた文化的表現です。日本では古くから装束や調度品、絵巻物、年中行事など様々な場面で吉祥文様が用いられ、受け継がれてきました。
本展では、新春を迎えるこの時期に合わせて、瀬戸陶芸に多大な影響を与えた工芸家である藤井達吉の作品の中から、吉祥モチーフが使用された作品を中心に展示します。スケッチの重要性を説き、自らの目で見たものを作品に落とし込むことを是とした達吉が描いた風景からは、生き生きとした縁起の良い植物などをご覧いただけます。また、瀬戸市名誉市民であり日本芸術院会員にもなった長江録彌や、瀬戸で活躍した陶芸家による作品も展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 瀬戸市美術館 ]