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【展覧会】文京区立森鷗外記念館|特別展 鷗外、最後の4年間─帝室博物館総長兼図書頭・森林太郎|’25年10月11日-’26年1月20日|開展貳个月

文京区立森鷗外記念館
特別展
鷗外、最後の4年間 ── 帝室博物館総長兼図書頭・森林太郎
会  期  2025年10月11日[土]- 2026年1月20日[月・祝]
      会期中休館日:11月25日[火]、12月22日[月]・23日[火]、
      12月29日[月]-1月3日[土]  ▷ 休館日一覧
開館時間  10時 - 18時(最終入館は17時30分)
      * 7月9日は9時開館、8月2日は20時閉館(入館は19時30分)
会  場  文京区立森鷗外記念館  展示室 1、2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
      TEL 03-3824-5511  ▷ 交通・アクセス
観 覧 料  一 般 600円(20名以上の団体:480円)
      * 中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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明治・大正の文学者として知られる森鷗外(本名・森林太郎 1862-1922)は、軍医の最高位である陸軍軍医総監まで務め、1916(大正5)年4月に退任します。ところが、退任から時を経ずして1917(大正6)年12月、鷗外は宮内省の帝室博物館総長 兼 図書頭(ずしょのかみ)に任命されました。
帝室博物館と図書寮の二つの組織の責任者となった鷗外は、上野の東京帝室博物館(現・東京国立博物館)と当時は三年町(現・千代田区霞が関)にあった宮内省図書寮に勤務しました。鷗外は、帝室博物館総長として展示品の時代別陳列、研究紀要の発刊など、同館の運営改善に精力的に取り組みます。また、毎年秋には正倉院の曝涼(ばくりょう 虫干し)にも立ち会いました。同時に図書頭としては、皇統譜登録や『天皇皇族実録』の編修、図書寮で保管される古文書や公文書類の管理などに努めました。
本展では、帝室博物館総長兼図書頭就任から1922(大正11)年7月に在任のまま没するまでの足跡を、宮内庁宮内公文書館が所蔵する宮内省の公文書類と、文京区立森鷗外記念館が所蔵する原稿・書簡・遺品などから紹介します。官僚そして文学者として生涯を歩んだ鷗外の最後の4年間をご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京区立森鷗外記念館 ] 

【展覧会】パナソニック汐留美術館|ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末 ── 生活のデザイン、ウィーン・劇場都市便り|’25年10月4日-12月17日|開展貳个月 / 会期末

 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

パナソニック汐留美術館
ウィーン・スタイル
ビーダーマイヤーと世紀末
── 生活のデザイン、ウィーン・劇場都市便り
会  期  2025年10月4日[土]- 12月17日[水] * 会期中一部展示替え。
      * 前期:10月4日-11月11日、後期:11月13日-12月17日。
      * 11月13日以降に再入場の場合は、半券ご提示で100円割引。
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 11月7日[金]、12月5日[金]、12日[金]、13日[土]は夜間開館
       午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし12月17日は開館)
入  館  料  一 般:1,500円、65歳以上:1,400円、大学生・高校生:1,000円
      * 障がい者手帳を提示の方、および付添者1名まで無料で入館いただけます
      * 土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約(平日は予約不要)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  パナソニック汐留美術館
      〠 105-8301 東京都港区東新橋1丁目5−1
      電話番号 ハローダイヤル 050-5541-8600  ▷ 交通・アクセス
ゲストキューレーター  新見 隆(武蔵野美術大学教授)
監  修  パウル・アセンバウム博士、エルンスト・プロイル博士、久保クネシュ幸子博士
主  催  パナソニック汐留美術館、日本経済新聞社
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19世紀前半のビーダーマイヤーと世紀転換期という、ウィーンの生活文化における二つの輝かしい時代を取り上げ、銀器、陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具など、多彩な作品をご紹介します。両時代の工芸やデザインに通底するのは、生活に根ざした実用性と快適さ、誠実で節度ある装飾、そして自然への眼差しと詩的な遊び心です。これら両時代に共通する美意識を、相互比較や空間構成によってご体感いただきます。
ウィーンは19世紀から20世紀初頭にかけて、独自のモダン・スタイルを築きました。オットー・ヴァーグナーが実用性と合理性を重視する「実用様式」を提唱し、その思想に共鳴した弟子ヨーゼフ・ホフマンらが推進したウィーン世紀末のデザインは、幾何学的で建築的な造形を特徴とし、実用性と快適さを実現する機能美が備わっていたといえるでしょう。一方で、1920年頃には幻想的で装飾性豊かな作品も生まれ、一元的な様式にとどまらない多様な造形が広がります。
この世紀末のデザイン革新の背景には、19世紀前半のビーダーマイヤー様式への回帰があります。手工業の質の高さ、模倣ではない主体的なデザイン、自然モチーフへの親しみは、世紀末のデザイナーたちにとって「近代的な住文化の出発点」として賞賛されました。過去の遺産を意識的に継承し、造形の基盤として参照しながら、より時代に即した造形に発展させることで独自の「ウィーン・スタイル」を獲得したのです。
本展は、こうした「ウィーン・スタイル」のありようを、両時代のデザインや工芸作品はもちろん、グスタフ・クリムトの繊細な素描作品や、当時際立った存在であった女性パトロンや文化人の活動、また女性デザイナーたちの仕事にも注目することで、多面的にご紹介します。さらに最終章では、世紀末ウィーンを越えてなお継承されるそのスタイルについて検証します。
NUNOが本展のためにデザインした織物を作品の展示面に使用した、特別な鑑賞空間で皆さまをお待ちします。

\ 展覧会の見どころ /
◇ 1. ビーダーマイヤーのインテリア、工芸、モード作品
ビーダーマイヤー様式の特色は、家具や工芸、モードにおいて一貫して簡潔さ・実用性・抑制の美に表れています。
例えば、マホガニーやクルミなど上質な木材と、卓越した職人技によって仕上げられた、椅子やテーブル。幾何学的で簡潔な造形が実用性を際立たせる銀器や陶磁器、ガラス作品。節度のある装飾を重視し、身に着ける者の魅力を引き立てるドレスとジュエリー。いずれも私的空間への美学と丁寧な手仕事に支えられた、生活に根ざしたモダンな造形で後のモデルとなりました。
◇ 2. クリムト、ココシュカによる肖像画や、ホフマン、モーザーらによるモダンデザインの名品
オットー・ヴァーグナーの構造美を備えた郵便貯金局の家具、初期ウィーン工房による幾何学を強調したラディカルな銀器や、美しい統一意匠のテーブルウェア、細工の妙技が光るジュエリーやガラスビーズの装身具に加え、サナトリウム・プルカースドルフのための家具も並びます。
これらの作品群には、職人の高い技術に、合理主義と装飾性が響き合うデザインが展開され、ウィーン世紀末が志向した芸術と日常の総合を鮮明に伝えてくれます。さらに、グスタフ・クリムトによる《17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像》とオスカー・ココシュカによる《アルマ・マーラーの肖像》は、本展のハイライトの一つになるでしょう。
◇ 3. ダゴベルト・ペッヒェ、マリア・リカルツらによる、ウィーン工房後期の装飾性豊かな工芸作品
ウィーン工房の活動後期には、装飾性豊かな作品が複数の部門で生み出されました。その筆頭デザイナーというべき、ダゴベルト・ペッヒェによる作品はチューリヒ支店の箪笥をはじめ、陶磁器、ガラス、金工、レースなど多数登場します。このほか、マックス・スニシェクの斬新な抽象模様のテキスタイルによるドレスや、同じモード部門で活躍したマリア・リカルツのテキスタイルおよびドレスのデザイン画やビーズネックレス、バッグなど。さらにヒルダ・イエッサーやレニ・シャッシュル装飾による絵付けガラス作品や、ヴァリー・ヴィーゼルティアやグドルン・バウデッシュの軽快な遊び心が効いた陶磁器製花器、繊細な描線のフリッツィ・レーヴによるテーブル・カードなど、在籍した女性デザイナーの作品を様々ご覧いただきます。

※ 土曜日・日曜日・祝日は 日時指定予約制(平日は予約不要)
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館

【展覧会】東京都庭園美術館|永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ & アーペル ─ ハイジュエリーが語るアール・デコ|’25年9月27日-’26年1月18日|開展貳个月

東京都庭園美術館
永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ & アーペル
── ハイジュエリーが語るアール・デコ
会  期  2025年9月27日[土]- 2026年1月18日[日]
時  間  10時 - 18時 (入館は閉館の30分前まで)。
      11月21日㈮、22日㈯、28日㈮、29日㈯、12月5日㈮、6日㈯ は
      夜間開館のため 20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-9
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル) 9:00-20:00
      TEL 03-3443-0201(代表) 10:00-18:00   FAX 03-3443-3228
      ▷ 交通・アクセス
休  館  日  毎週月曜日、年末年始(12月28日 – 1月4日)   10月13日[月・祝]、
      11月3日[月・祝]、24日[月・祝]、1月12日[月・祝]は開館
      10月14日[火]、11月4日[火]、11月25日[火]、1月13日[火]は休館 
観  覧  料  オンラインによる事前予約制を導入しています。
      一 般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円、
      高校生・65歳以上 700円   ▷ チケット購入先
      * 本展は日時指定予約制です。ご来館前にチケットをご購入ください。
      * 会期中は、入場制限のため団体見学の受け入れを停止いたします。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  ヴァン クリーフ & アーペル
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社
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ハイジュエリー メゾン、ヴァン クリーフ & アーペルは、1895年にアルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルの結婚をきっかけに創立されました。1906年、パリのヴァンドーム広場22番地に最初のブティックを構えて以来、詩情あふれるデザインと革新的な技巧で高い評価を得ています。
本展は、1925年に開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称 アール・デコ博覧会)」から100周年を迎えることを記念した展覧会です。ヴァン クリーフ & アーペルはアール・デコ博覧会の宝飾部門において複数の作品を出品し、グランプリを受賞しました。そのひとつが、本展に出品される《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》(1924年)です。花から着想を得たこの作品は、メゾンがアール・デコ期に抱いていたビジョンを読み解く重要な鍵といえるでしょう。
アール・デコは1910年代から装飾芸術や建築の分野で起こっていた芸術潮流であり、その精華を受け継ぐ旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)が、本展の舞台となっています。
本展では、歴史的価値が認められた作品からなるヴァン クリーフ & アーペルの「パトリモニー コレクション」と、個人蔵の作品から厳選されたジュエリー、時計、工芸品を約250点、さらにメゾンのアーカイブから約60点の資料を展示します。
本館では、1910年代から1930年代にかけて制作されたアール・デコ期の作品を多数展示し、また新館では、現在まで継承され続ける「サヴォアフェール(匠の技)」をご紹介します。
アール・デコ博覧会100周年を記念する祝祭的な本展は、この芸術潮流の多様な側面と、それらがメゾンのジュエリーに与えた影響を新たに発見する機会となるでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館  展覧会特設サイト ] 

【展覧会】徳川美術館・蓬左文庫|徳川美術館開館90周年記念 特別展|国宝 源氏物語絵巻 全巻一挙公開|’25年11月15日-12月7日|終了

徳川美術館・蓬左文庫
徳川美術館開館90周年記念 特別展
国宝 源氏物語絵巻
会  期  2025年11月15日[土]- 12月7日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は午後3時30分まで
      * 混雑予想のため、通常時より1時間早く入館受付を終了。
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
      * 12月15日[月]- 1月3日[土]までメンテナンス休館
会  場  徳川美術館 本館展示室
      〠 461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017 ▷ 交通・アクセス
      電 話:052-935-6262(月曜日を除く10:00-17:00)
観覧料金  一 般 1,600円、高・大生 800円、小・中生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社・日本経済新聞社・毎日新聞社・
      NHK名古屋放送局
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国宝「源氏物語絵巻」は、日本を代表する最も有名な絵巻の一つです。『源氏物語』の絵画作例として現存最古を誇り、静謐な画趣の中に物語の世界観や登場人物の心理を見事に表現しています。美麗な装飾料紙に流麗な筆跡でしたためた詞書など、原作に近い時代のみやびやかな雰囲気を伝え、今も見る者を魅了します。
開館90周年という記念すべき年にあたり、10年ぶりに名古屋の地で一堂に公開します。   

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[ 詳 細 : 徳川美術館/蓬左文庫  本展特設ウェブサイト

【展覧会】東京国立科学博物館|特別展 大絶滅展 ─ 生命史のビッグファイブ|’25年11月1日-’26年2月23日|開展壹个月

東京国立科学博物館
特別展 大絶滅展 ── 生命史のビッグファイブ
Special Exhibition: Mass Extinctions ― BIG FIVE
会  期  2025年11月1日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
開館時間  9時 - 17時(入場は16時30分まで)
休  館  日  月曜日、11月4日[火]、11月25日[火]、
      12月28日[日]-2026年1月1日[木]、1月13日[火]
      ただし、11月3日[月・祝]、11月24日[月・休]、1月12日[月・祝]、
      2月16日[月]、2月23日[月・祝]は開館
入  場  料  当日券 一 般・大学生 2,300円、 小・中・高校生 600円 
      ▷ チケット情報
会  場  国立科学博物館(東京・上野公園)
      〠 110-8718  東京都台東区上野公園7-20
      問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル) ▷ アクセス
協  力  国立極地研究所、産総研地質調査総合センター、ブリッジリンク
主  催  国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
──────────────────── ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
  本展フライヤーは中央部の見開き絵柄・テキストに不都合が生じます。乞願御容赦

生命の歴史の中で「進化」と「絶滅」は隣り合わせにある現象です。通常、100万年ごとに10%程度の種が絶滅すると考えられていますが、通常の絶滅とは異なって、短期間に75%以上もの分類群が絶滅したとされる現象(=大量絶滅)が過去に何度も起こっています。そのうち最も大きな5回の絶滅現象がビッグファイブです。ビッグファイブを境としてそれ以前と以降の生命の世界が大きく変わったため、それが次の新しい世界へと繋がる大きな原動力になったという考え方があります。

      1. オルドビス紀末 約4億4400万年前
      2. デボン紀後期 約3億8000万年前-約3億6000万年前
      3. ペルム紀末 約2億5200万年前
      4. 三畳紀末 約2億100万年前
      5. 白亜紀末 約6600万年前

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[ 詳 細 : 東京国立科学博物館  本展イベント特設サイト ]

【展覧会】國學院大學博物館|企画展  中世日本の神々 ― 物語・姿・秘説 ―|’25年10月4日-11月30日|終了

國學院大學博物館
企画展  中世日本の神々 ― 物語・姿・秘説 ―
会  期  令和7年(2025)10月4日[土]-11月30日[日]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
      TEL : 03-5466-0359  ▷ アクセス
開館時間  10時 - 18時(最終入館17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)  ▷ 開館カレンダー 
入  館  料  無 料
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宗教や信仰、文化が出会うとき、崇敬対象となる〈聖なる存在〉は変容していきます。
神道や日本の神々については、しばしば「自然の働きの中に神を見出した」と説明されます。しかし、大陸からもたらされた仏教をはじめとする様々な文化や宗教・思想が展開する中で、古典に見えたり、神社に祀られたりする神々が変容することもありました。それらは、神社の由緒や神々の霊験を記した物語、図像や立体的な尊像、限られた人々にだけ伝授された秘説の中などに見ることができます。そこからは、仏教の概念を用いた古典神話の二次創作、神と仏との関係、人間と同じように苦悩する神々など、現在のイメージとは異なる神々の姿を見つけることができるでしょう。日本の神々は古代から変わらなかったのではなく、時代に応じて変化していく存在でもあったのです。
本展示では國學院大學が所蔵する資料から、神々が様々な思想・信仰・宗教と関わり合いながら変貌していく神々の様子を見ていきます。

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[ 詳 細 : 國學院大學博物館 ] 

【展覧会 / イベント】鹿島出版会 / 京都工芸繊維大学美術工芸資料館|SDレビュー2025|第43回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展|京都展 SD Review 2025|The 43rd Exhibition of Winning Architectural Drawings and Models in Kyoto|’25年10月3日-10月25日|終了

鹿島出版会 / 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
SDレビュー2025
第43回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展 京都展
SD Review 2025
The 43rd Exhibition of Winning Architectural Drawings and Models in Kyoto
開催期間  2025年10月3日[金]- 10月25日[土]
休  館  日  日曜・祝日、10月18日[土]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1Fホール・2F
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
      ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
後  援  朝倉不動産株式会社
協  賛  鹿島
竣工写真撮影協力  日本建築写真家協会
京都展共催 京都工芸繊維大学
主  催  鹿島出版会
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❖ SDレビューとは ❖
SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。
本展の特徴は、月刊『SD』1998年1月号の特集「SDレビューの15年」にまとめられており、その一部を以下に再録します。

SDレビューの今日までの足跡を辿り、思いついたことをメモしてみたい。
建築家・デザイナーたちの 「実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの」という条件で作品を公募し、その中からの入選作を展覧に供すという試みはそれまでなかったように思う。
そこには、実現されないアイディアコンペとは違い、建築家たちが設計を通して現実社会の中でどう格闘しているのかを見ようとしている新しい視点があった。
しかしながら、編集部にとっては試行錯誤の連続で、ましてや展覧会場作りは展示のプロフェッショナルの手によることなく、元倉眞琴氏のボランティアを仰ぎ、設営はすべて素人の手作りである。
東京展の会場自体は、2ヵ所の小さなギャラリーを出発点としてヒルサイドテラスの発展と共に、ヒルサイドプラザ、ヒルサイドフォーラムへと移行し、より快適になったのだが、素人の手作り展示だけは現在も変わらない。出展者の方々には展示に関してご不満があろうことは承知しているが、これは権威づけにならぬようにという、SDレビューらしさのひとつとも思っている。
会場作りのことはさておき、会場が広く充実するにつけ、展覧会でのプレゼンテーションもより密度ある多様な展開が見られるようになった。これは展覧会が継続されることによって出展者たちのプレゼンテーション・テクニックに磨きがかかってきた証左ともいえるだろう。
第4回(1985年)より、SDレビューも大阪へ巡回することになった。これを機に関西地区の建築家たちのパワーが年々強くなるのも感じ取れた。第13回(1994年)でこの大阪展も諸般の事情により一時中断となってしまった。しかし第15回(1996年)に、場所をかえて大阪展が復活した。これで再び関西地区の建築家たちのSDレビューに向ける力も持続されることだろう。 また1987年から5年間(第6回~10回)、金沢展が開催され、さらに多くの人々の目に触れられることとなった。地元紙にもSDレビュー展が紹介され、この年頃から増々の熱気を感じた。さらに翌年には、スイスでのチューリッヒ展が実現され、SDレビューも海外へ渡った。外国展はこの年限りのものではあったが、1988年は4ヵ所を巡回することとなった。またこの時日本はバブル期に突入しており、応募作品におけるその数でも、プログラムでも、プレゼンテーションでも、最も盛り上がりを見せた時期といえる。
これらの巡回展を同時に、竹山実氏が大阪展(第4回1985年)で、原広司氏が金沢展(第6回1987年)とチューリッヒ展(第7回1989年)でSDレビュー記念講演会が開かれた。また、1991年に第10回記念として東京において、それぞれ5年間審査委員長を務めていただいた槇文彦氏と原広司氏の対談(司会=團紀彦氏)が行われ、両氏のSDレビューへの眼差しが語られた。この10年間でSDレビューも確固たる存在となったように思う。
第3回(1984年)から毎年約15~20人の入選作品の中からさらに優秀作品数点に賞(例えば1996年は、鹿島賞、朝倉賞、SD賞であるが、年度によってはあと数点が賞の対象として選ばれた)が与えられることになった。こうしたことにより、入選者にとっても記念性が高まると共に、プロジェクトによっては、 SDレビューに入選したことや、さらに賞を受賞したことが実現への後押しをするという役割も担っていたようだ。
ちなみに、受賞者への記念品としては年によって違いがあったが、海外の著者、建築家、デザイナーのデザインによる銀製ポット、銀製トレイ、銀製キャンドルスタンド、銀食器セット、サーリネンの椅子、カレッジバック、照明器具、壁掛け時計、卓上計算機等々が贈呈された。この場を借りてそれぞれのスポンサーに感謝したいと思う。
SDレビューも現在では、若手建築家の登竜門的色彩が濃いものと認知されているが、初期の数年間の入選者の中には、東孝光、安藤忠雄、伊藤哲夫、長島孝一、小宮山昭、鈴木了二などが常連として名を連ねており、応募者の世代としても幅広く、第一線で活躍している建築家たちの仕事を垣間見ることができた。また同時期数名の招待建築家にも出展依頼し、華を添えてもらったが、これは当時、入選者だけの出展で展覧会としても密度やパワーが保たれるかという危惧があったためだが、そうした配慮は無用といえるほどの力作が出展された。
しかし、年を重ねるごとに、第一線で影響力のある活動をしている世代の建築家たちの応募が減少し(もうSDデビューは卒業だと思われているようで)、若い世代が着実に増えている。SDレビューの目的にある、「若手や東京圏以外で活躍している建築家たちの発表の場、交流の場となる」ことはかなり満たされてきており、それを持続することはもちろん重要なことと思うが、そこに偏ることなく、幅広い世代の現況を眺めることができる展覧会として機能してもよいように思える。そのためには、新たな土俵を用意すべきなのか、主催者側としては大きな課題として受けとめている。 展覧会でのプレゼンテーションについても、初期の頃よりはかなり出展者に対して自由度を高めてきてはいるが、展示スペースの都合や、前述したように手作りの展示でもあることから出展者の方々には何かと不満の残ることがあると思う。さらに今後は若い世代によるプレゼンテーションの手法が変わってくる可能性は大いにあると思える。それに対処できる展覧会場のしつらいも考慮する必要があるだろう。
そして SDレビューが実現を前提とする、プロジェクトを通して現状の問題点に対して建築家がどう向き合っているのかを見せる場として機能するためには、現在のプレゼンテーションだけではない、もっと現状のわかるリアリティある表現手段が望まれるのかもしれない。また、より広い建築の状況を捉えようとするならば、海外の建築家たちの参加を積極的に呼びかけることも考えていくべきとも思える。
今日のSDレビューも多くの方々の協力によって、さまざまな「動き」を孕みつつ継続することができてきたのである。今後のSDレビューも、すべてが定型化されたものとしてではなく、徐々に動き続けるレビューとして存在するものだと思う。
             「SDレビュー15年のメモ・ランダム(文:編集部)」より

◇ 入選者 ◇
石飛 亮東郷拓真 / 大庭拓也茅原愛弓北潟寛史┼橿淵開 / 小野直輝 / 神本豊秋能村嘉乃筒井祥平 / 桐 圭佑 / グリア―・ハナ・ハヤカワ┼ヘクター・バランテ・モンテス / 佐藤布武佐藤あゆ森本莉央伴 拓実池田裕太郎 / シモン・グリフィン鶴田 航上林修司 / 畑 克敏足立拓哉深澤愛佳深澤創一梅村 樹田中碧衣 / 原田雄次 / 降旗範行酒井千草 / 村山 徹加藤亜矢子塚越竜也二又大瑚
◇ 審査員 ◇
青木 淳 / 冨永祥子 / 満田衛資 / 増田信吾
◇ アドバイザー ◇
隈研吾

 ※ 本稿は京都工芸繊維大学美術工芸資料館の情報にもとづき、おもに京都展関連情報を中心に紹介した。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿島出版会  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 ]  

【展覧会】実践女子大学紅雪記念資料館|女性日本画家の戦中・戦後 木下春、小畠鼎子、谷口富美枝、藤田妙子|’25年9月27日-11月22日|終了

実践女子大学紅雪記念資料館
女性日本画家の戦中・戦後
木下春、小畠鼎子、谷口富美枝、藤田妙子
会  期  2025年9月27日[土]- 11月22日[土]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  日曜日 * ただし9月28日[日]は開館。
入  館  料  無 料
会  場  実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室 1・2
      〠 150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
      TEL 03-6450-6805 ▷ アクセス
主   催  実践女子大学香雪記念資料館
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今回取り上げる木下春(1892-1973)、小畠鼎子(1898-1964)、谷口富美枝(1910-2001)、藤田妙子(1916-2001)の4人の間に直接の関係はほとんど無く、年齢も木下、小畠と谷口、藤田とでは10年以上離れています。木下は前田青邨に師事し、再興日本美術院展に戦後まで出品を続けました。小畠と谷口は川端龍子に師事し、龍子が院展を去って1929(昭和4)年に青龍社を立ち上げると、小畠は35年間休まず青龍展に出品を続けました。藤田は、青龍社を除名された福田豊四郎が吉岡堅二と1938(昭和13)年に立ち上げた団体、新美術人協会に出品しました。昭和期に入り、日本画表現の革新が次々と求められていましたが、4人もその渦中で探求を続けていました。
木下の《覚山尼》、小畠の《突進》の緊迫感、藤田作品の圧倒するような存在感からは、戦時下で描くことの厳しさが伝わり、青龍社を離れた谷口の復古的な小品や能への傾倒からは、戦時体制の中で保とうとした個人の思いが伝わります。
木下や谷口の展覧会出品作の多くは所在不明で、戦後幼児教育に転じた藤田は作品自体が少なく、今回の展示では4人の画業のほんの一部しか示すことができませんが、小畠を除けばほとんどの作品が都内初公開となります。ぜひご高覧ください。

※ 実践女子大学紅雪記念資料館は博物館登録制度における 指定施設 です( 文化庁 博物館総合サイト
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 実践女子大紅雪記念資料館 ]

【展覧会】島根県立美術館|企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉|北斎 ──「葛飾北斎期」・「戴斗期」編|’25年9月12日-11月3日|終了

島根県立美術館
企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉
北斎 ──「葛飾北斎期」・「戴斗期」編
会  期  2025年9月12日[金]-11月3日[月・祝]* 会期中展示替えあり
          前 期 9/12[金]-10/5[日]
          後 期 10/8[水]-11/3[月・祝]
      * 10月6日[月]は展示替えのため閉室(ただしコレクション展は観覧可)
開館時間     〔9月〕       10:00 - 日没後30分
      〔10月・11月〕10:00 - 18:30 * 入場は閉館時刻の30分前まで
休  館  日  火曜日(ただし9/23は開館)
観覧料金  当日・本展のみ  一 般 1,000円、大学生 600円
      * 小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料
      * 障がい者手帳などを提示の方、その付添者1名まで無料入館いただけます
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  島根県立美術館、TSKさんいん中央テレビ、NHK松江放送局、
      日本経済新聞社、山陰中央新報社、SPSしまねグループ   
────────────────────────  ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
   本展紹介には二折中央部の見開き絵柄・テキストに不都合が生じます。乞願御容赦

北斎研究者・永田 生慈氏(ながた せいじ 1951-2018)より寄贈された島根県外不出の「永田コレクション」より、北斎の「葛飾北斎期」・「戴斗期」(数え46から60歳頃)の作品を公開します。北斎が当該期に挿絵を手がけた読本(長編小説)と絵手本など500冊以上の版本を細大漏らさず展示!この両版本で第一人者となった北斎が魅せる、圧巻の「版本世界-ブックワールド」を、ぜひご堪能ください!

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
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【展覧会】国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館|ICU HACHIRO YUASA MEMORIAL MUSEUM|サステイナブル 物のいのちを考える|’25年9月9日-11月7日|終了

国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
ICU HACHIRO YUASA MEMORIAL MUSEUM
サステイナブル 物のいのちを考える
会  期  2025年9月9日[火]- 11月7日[金]
開  館  日  毎週火曜日・水曜日・木曜日・金曜日
      開館日カレンダ-
休  館  日  土曜(一部 *)・日曜・月曜・祝日・夏期休暇中・年末年始・
      展示準備期間(特別展開催期間外)
      ◇ 特別展「食の器と道具」:
      4月19日[土]、5月17日[土]、6月14日[土]は特別開館日です。
開館時間  午後1時 - 午後5時 (最終入館:午後4時30分)
会場案内  国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
      〠 181-8585 東京都三鷹市大沢3−10−2
      TEL: 0422-33-3340 FAX: 0422-33-3485
      MAIL: museum-office☆icu.ac.jp  ▷ 交通・アクセス
見学方法  ご来館後、受付でご記帳ください。
入館無料
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「小豆-あずき-三粒包める布は捨てるな」と、古裂-ふるぎれ-一枚、屑糸一本を無駄にせず、再利用していた暮らしを想像できるでしょうか。破れれば幾重にも継-つ-ぎを当て、刺し縫いで補強した着物。布片を何枚も接-は-ぎ合わせた布団皮-ふとんがわ。擦り切れた木綿は細く裂き、短い残糸は繋いで織-はた-にかけ、再び布に蘇らせました。
こうした徹底したリサイクルやリユースの手間と工夫は、大量生産が浸透する以前、生活のあらゆる面で発揮されていました。念入りな補修の跡が残る菓子木型や染-そめ-型紙のほか、酒や醤油を購入する際に酒屋が貸し出した通い徳利などに、物を愛しみ長く使い続けることを美徳としたありようが見て取れます。木工品の副産物として考案されたの練物-ねりもの-の人形や、反故-ほご-紙から生まれた張子-はりこ-など、廃棄する材料を用いて再生させた例もあります。金継ぎの技術はもはや修理の域を越え、物に新たな趣おもむきを加えるクリエイティブな行為にまで発展しました。近年では、繕-つくろい-を重ね何世代にもわたり着回した襤褸-ぼろ(らんる)-が、海外でもBOROとして脚光を浴びています。一方で、端裂-はぎれ-には古来より人知の及ばない力が宿ると信じられ、布を寄せ集め継ぎ合わせて仕立てた着物に、幼子の幸せを託す風習が日本各地にありました。

湯浅八郎は「慎ましやかな生活が生んだものに、美しさがある驚き」* と、自らの愛蔵品のひとつである屑織-くずおり-の背景にある精神の豊かさを高く評価しました。物の価値は時代によって変わることがあるでしょう。しかしその尺度とは別のところに物の生命はあるのではないかと、資源を最後まで大切に使い切る先人たちの営みは問いかけてきます。

国連がSDGs(持続可能な開発目標)を採択して10年。物を尊びその寿命をまっとうさせることに心を砕いた手仕事の数々が、「サステナビリティ」の意識をさらに醸成するきっかけとなれば幸いです。
      * 湯浅八郎『民藝の心〔新装和英版〕』110ページ(教文館、2023年刊)

* 9月27日[土]にオンライン公開講座を開催いたします![詳細は こちら ]
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【展覧会】金沢美術工芸大学|特別展 金沢美術工芸大学開学80周年記念プレイベント|柳 宗理 デザインの軌跡 ―三つの椅子ができるまで―|’25年9月2日-11月25日|終了

金沢美術工芸大学
特別展 金沢美術工芸大学開学80周年記念プレイベント
柳 宗理 デザインの軌跡 ―三つの椅子ができるまで―
会  期  2025年9月2日[火]- 11月25日[火]
時  間  平日 10:00 - 17:00
会  場  金沢美術工芸大学  アートギャラリー(2号館1階)
      〠 920-8656 石川県金沢市小立野2丁目40番1号
      TEL:平日/ 076-262-3519(美術工芸研究所)
特別協力  一般財団法人柳工業デザイン研究会
協  力  株式会社天童木工、有限会社モノ・モノ
主  催  公立大学法人金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所
入場無料
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本学で約50年にわたり教鞭をとった、工業デザイナー柳宗理のデザインプロセスを辿る展覧会です。三つの椅子を例に、その思考と手法に迫ります。

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【展覧会】熊谷守一つけち記念館|開館10周年記念展 守一と庭、そして故郷|’25年8月1日-10月19日|終了

熊谷守一つけち記念館
開館10周年記念展 守一と庭、そして故郷
期  間  2025年8月1日[金]- 10月19日[日]
開館時間  10時 - 17時(入館は閉館30分前まで)
休  館  日  月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)
入  館  料  一 般 700円、中学生以下 無料
      * 10名以上の団体は100円引き
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  公益財団法人 熊谷守一つけち記念館     
      〠 508-0351 岐阜県中津川市付知町7713番地
      電話 0573-83-0050  ▷ アクセス
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熊谷守一つけち記念館は2015年9月に開館し、今年で10周年を迎えました。この節目を記念し、開館10周年記念展「守一と庭、そして故郷」を開催します。
「20年間庭から一歩も出なかった」と伝説的に語られる事もあった晩年の守一。その生活ぶりはどのようなものであったのか。そしてそこから生まれた作品は何を語っているのか。
当館では守一が丹精込めて作り上げた庭を「守一の庭」として再現していますが、その過程で理解できた事は、この庭には故郷の自然や文化に対する守一の深い思いが注がれていたという事でした。故郷の習慣や文化を象徴する樹木、草花がそこには育ち、庭というよりも故郷の山野の趣がありました。
また晩年になるほど故郷との交流が増え、そこから故郷を題材とした作品も数多く生まれました。本展では様々な資料とともに庭と故郷を題材にした作品を中心に展示します。また豊島区立 熊谷守一美術館収蔵の「アゲ羽蝶」、「桜」などの油彩画5作品と墨彩画、書等も展示致します。

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【展覧会】帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )|戦後80年企画展「苦難の道程 朝鮮引揚げの記憶と記録」|’25年7月15日-10月13日|終了

帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )
戦後80年企画展「苦難の道程 朝鮮引揚げの記憶と記録」
日  時  2025年7月15日[火]- 10月13日[月・祝]
          前 期:7月15日[火]- 8 月31日[日]
          後 期:9月 2 日[火]- 10月13日[月・祝]
時  間  9:30 - 17:30 (入館は 17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月12日[火]は開館
会  場  帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー
      〠 163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
      TEL :03-5323-8709 FAX :03-5323-8714 E-mail :info☆heiwakinen.jp
主  催  帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )
入館無料
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1945 (昭和20) 年8月、日本が植民地支配をしていた朝鮮半島は、アメリカとソビエト連邦によって分割占領されました。しかし、その場所にはまだ多くの民間の日本人が取り残されていました。終戦後、彼らがたどった苦難の道程と、帰還のために尽力した人々の姿を、「記憶」と「記録」という側面から見つめます。あわせて、米国国立公文書館に残る記録資料と、帰国した引揚者を迎えた引揚援護局が果たした役割を紹介します。
戦後80年を迎えた今夏、数々の困難を乗り越え引き揚げた人々に思いを馳せていただく機会となれば幸いです。

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[ 詳 細 : 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館 [総務省委託] )]
{ 住吉餘錄 }
雪深い信州北部、かつて大東亜共栄圏・満蒙開拓団の美名のもと、耕地を継承できない農家の次男・三男はなかば強制的に朝鮮や満洲へわたった。80年前国破れて帰国を希求した。ところが亡国の民には苛酷な試練がまっていた。満洲大平原から、朝鮮半島からの「引揚げ」とは、筆舌に尽くせぬ熾烈な旅だったという。気息奄奄郷里にもどっても、敗戦国「国家」があたえた「農地」とは、越後県境にちかい山間の未開地。かれらはまた開拓団とよばれ、山を切り拓き、里への途を自力でつくっていった。学童は片道貳時間ほどかけて里の「本校」に通学した。雪の降る真冬の四月は里の本校に通えず「冬期分校」となった。そんな試練をへた友人たちとともに、やつがれも本年傘寿を迎える……。

【展覧会】東京大学総合研究博物館|スクール・モバイルミュージアム|大桃定洋博士 タマムシ類コレクション|玉 蟲-生きた宝石-|’25年5月23日-10月25日|終了

東京大学総合研究博物館 スクール・モバイルミュージアム
大桃定洋博士 タマムシ類コレクション
玉 蟲 −生きた宝石−
展示期間  2025年5月23日[金]- 10月25日[土]
休  館  日  日曜・祝日
開催時間  9時 - 17時
会  場  文京区教育センター 2階大学連携事業室
      〠 113-0034 東京都文京区湯島4丁目7−10 ▷ アクセス
展示企画  矢後勝也・遠藤秀紀
展示副指揮 福富宏和・井上暁生
協  力  粟野雄大・大澤夏子・勝山礼一朗・紙屋(伊藤)勇人・小宮山知佳・
      沈 宗諭・中村 涼・原田一志・牧田 習・渡邊 健
映像編集  伊藤(紙屋)勇人
後  援  日本昆虫学会・日本昆虫協会
共  催  文京区教育センター
主  催  東京大学総合研究博物館
入場無料
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きらびやかな金属光沢を持つタマムシ。その美しさから飛鳥時代には国宝・玉虫厨子がつくられたり、箪笥に入れると着物が増えるという縁起物の言い伝えがあったりと、古くから人々を魅了してきました。この艶やかな色彩・模様は種により極めて多様ですが、一見派手に見えても、実は天敵から身を守るためのカムフラージュや雌雄が出会うための識別など、タマムシの生存戦略にとても大きな意味を持つと考えられ、しかもその金属色の構造は最新の科学技術にも生かされつつあります。
今回の展示では、世界随一のタマムシ研究者・大桃定洋博士から寄贈された国内最大級のタマムシコレクションに囲まれながら、その形態や色彩の多様性のほか、分類、生態、進化、天敵防御、光沢を放つ構造色の仕組み、さらにはバイオミメティクス(生物模倣技術)などに関する研究を紹介します。宝石のように美しく輝いたタマムシの魅力に触れながら、科学的な好奇心や探究心を深めてもらえれば幸いです。

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[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 東京大学総合研究博物館 玉 蟲 −生きた宝石−

【展覧会】印刷博物館|企画展 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化|’25年4月26日-7月21日|終了

印刷博物館
企画展
グーテンベルクとドイツ出版印刷文化
会  期  2025年4月26日[土]- 7月21日[月・祝]
開館時間  10時 - 18時(入場は17時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日・振替休日の場合は翌日) / 展示替え期間
         * 詳細は展示予定スケジュールをご参照ください。
入場料金  一 般:500円、学 生:200円、高校生:100円、
      中学生以下および70歳以上の方無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会場案内  印刷博物館
      〠 112-8531 東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル
      詳細地図は こちら(マピオン提供)
      TEL 03-5840-2300(代) FAX 03-5840-1567
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  グーテンベルクの発明は魔術だったのか
1000年以上の歴史を有する印刷史のなかでもグーテンベルクによる活版印刷術の発明は大事件でした。中世末期の15世紀なかばに確立されたこの技術は、テキストの複製手段が主に手写だったヨーロッパを瞬く間に席巻しました。発祥の地ドイツでは、魔術や魔法を意味する「ディ・シュヴァルツェ・クンスト(die schwarze Kunst)」と呼ばれ、独自の出版印刷文化が形成されます。
本展では、今日産業の領域で過去のものとみなされている活版印刷術と活字書体が国の文化形成に大きく影響を与えてきた様子を、その技術を生み、誇りとして現代に継承するドイツを通じて振り返るとともにグーテンベルクの功績に迫ります。

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【展覧会】東京大学総合研究博物館|特別展示 FORMOSA-異端の植物学者 早田文藏|’25年4月24日-9月5日|終了

東京大学総合研究博物館
特別展示
FORMOSA-異端の植物学者 早田文藏
会  期  2025年4月24日[木]- 9月5日[金]
開館日  土曜・日曜・祝日(ただし、講演会開催日は13:00-17:00開館)
      * 臨時休館することがあります。事前に 開館カレンダー を確認下さい。 
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会場案内  東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)
      〠 113-0033東京都文京区本郷7-3-1 ▷ 交通・アクセス
      問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
協  力  東京大学大学院理学系研究科附属植物園、台湾農業部林業試験所、
      国立台湾大学生態学・演化生物学研究所
企画・総指揮  池田 博
主  催  東京大学総合研究博物館
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◇ 講演会
会  場  東京大学総合研究博物館  7階ミューズホール(集合場所は1階展示会場内)
      定 員:50名(先着順、事前申込み不要)
① 5月25日[日]15:00-16:00
  「早田文藏の生涯と業績」池田 博(東京大学総合研究博物館・准教授)
② 6月15日[日]15:00-16:00
  「ゲーテ[植物変態論]と早田文藏」山中慎太郎
      (東京大学大学院人文社会系研究科・博士課程)
③ 6月29日[日]15:00-16:00
  「早田文藏の[動的文類学説]と[華厳思想]」中村陽一
      (秋草学園短期大学・名誉教授)
④ 7月13日[日]15:00-16:00
  「早田文藏の生命論と法華経」中尾 暁
       (広島大学大学院人間社会科学研究科・研究員)
⑤ 7月27日[日]15:00-16:00
  「早田文藏による台湾と富士山の植生と遷移」支倉千賀子
       (東京農業大学農学部・非常勤講師)
⑥ 8月10日[日]15:00-16:30
  「富士山亜高山帯の森林遷移と早田文藏の[動的分類学説]」中村俊彦
       (東京大学大学院・農学特定支援員)
⑦ 8月24日[日]15:00-16:30
  「早田植物学と台湾」大場秀章(東京大学・名誉教授)

入場無料
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早田文藏(1874-1934)は、新潟県出身の植物学者です。1904年から亡くなるまで東京帝国大学(現 東京大学)に奉職し、附属植物園(通称 小石川植物園)の第3代園長を務めるとともに、富士山や台湾、東南アジアの植物に関する研究を進めました。特に台湾の植物に関しては、1600種を超える植物に命名し、「台湾植物学の父」とも称せられます。早田はオーソドックスな分類学的研究だけではなく、植物の群落遷移や分類体系、あるいは内部形態などに関する独自の学説を提唱しました。しかし、早田の学説は当時の日本の学者や学会から好意的な評価を得ることはありませんでした。
本特別展では、異端の植物学者とされる早田文藏が残した資料を提示しながら、早田の生涯と業績を紹介するとともに、早田の思想が現代の生物学に示唆する意義について考察したいと思います。タイトルの「FORMOSA」は、「台湾」を指すと同時に、ポルトガル語で「美しい」という意味です。早田文藏の紹介をするのに良い言葉と考えました。

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【展覧会】堀辰雄文学記念館|企画展 小説『菜穗子』の世界|’25年3月20日-7月8日|終了

堀辰雄文学記念館
企画展 小説『菜穗子』の世界
期  間  2025年3月20日[木]-7月8日[火]
入  館  料  一 般400円、 小中高生200円 (追分宿郷土館と共通)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
開館時間  9:00 - 17:00(最終入館 16:30)
会場案内  堀辰雄文学記念館
      〠 389-0192  長野県北佐久郡軽井沢町大字追分662
      TEL / FAX 0267-45-2050
      アクセス:北陸新幹線 軽井沢駅から車で約30分 
           しなの鉄道 信濃追分駅から徒歩約30分・車で約5分
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堀辰雄は大正12年19歳の夏、室生犀星に誘われて初めて旧軽井沢を訪れ、以後、每夏のように訪れるようになりました。2年後の大正14年、文学の師である芥川龍之介らと初めて追分を訪れ、ハイカラな旧軽井沢と対照的な、古い宿場の面影を殘すこの地での体験は、若い堀の心に忘れがたい印象を残しました。その9年後の昭和9年、堀は、夏から秋にかけて追分に滞在し、「物語の女」を執筆しました。
この作品は追分と思われる「О村」の自然・風景を背景に物語が展開します。堀はその後「物語の女」の続編を構想し、7年後の昭和16年、代表作の一つとなる小説『菜穗子』が完成しました。
昨年、堀辰雄文学記念館では、この『菜穗子』を執筆する際に、堀が物語の構想をまとめた「菜穗子創作ノオト」を新たに収蔵しました。5色の色鉛筆で書き分けられたこの「ノオト」から堀が描こうとした作品の背景を窺い知ることができます。
本展では、堀辰雄の代表作の一つ『菜穗子』に焦点をあて、堀が描こうとした作品の世界を紹介します。

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[ 詳 細 : 堀辰雄文学記念館

【文化講座】軽井沢町歴史民俗資料館|かるいざわ歴史・文化講座: 峠の祭祀 古東山道、東山道を往く ~入山峠祭祀遺跡~|’25年3月22日|終了

軽井沢町歴史民俗資料館
かるいざわ歴史・文化講座
演  題  峠の祭祀 古東山道、東山道を往く ~入山峠祭祀遺跡~
日  時  令和7(2025)年3月22日[土]- 13時30分ー(受付13時00分から)
講  師  櫻井秀雄氏(長野県立歴史館 考古資料課長)
場  所  離山公園内ギャラリー蔵(歴史民俗資料館100m先)
      中軽井沢駅から1.7km(徒歩20分程)、駐車場20台スペース有
      〠 389-0192 長野県軽井沢町大字長倉2112番地21(離山公園内)
      軽井沢町役場 生涯学習課文化振興係
      電話番号:0267-45-8695 FAX番号:0267-46-1152
対  象  どなたでも(先着順)
料  金  無料
申込方法  電話(平日午前9時から午後5時まで)電話番号:0267-42-6334
      メール:shiryoukan☆town.karuizawa.nagano.jp
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2024年11月16日-2025年3月31日まで「冬期休館中」であった軽井沢町歴史民俗資料館は、この「文化講座」をもって本格再開します。

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[ 詳 細 : 軽井沢町歴史民俗資料館

【ちいさな勉強会】本格公式書体、いぶし銀のタイプ製作者 ── タイプクリエーション:米 田 隆さん|10月04日 朗文堂 4 F-A

48144643e5bbe7a961268b284e0f2fb7-225x300講 師:米 田   隆 1955年  東京うまれ

「朗文堂ちいさな勉強会」
本格公式書体、いぶし銀のタイプ製作者 ── タイプクリエーション:米 田  隆さん
2019年10月04日[金] 19:00-21:00 朗文堂 4 F-A

個性や独自性が表出した活字書体もときには悪くない。それでもそこに、当たり前のように、いつの間にか存在し、ひろく使われている活字書体もある。そんな書体を作りつづけている米田さんをお迎えします。
本講座は狭隘な会場で開催されています。もうしばらくは基本的に会員のみの参加で、一般公募はしておりませんのでよろしくお願いいたします。

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 {米田 隆 略歴紹介}

1955年生まれ。東京都出身。
「欧文活字の晃文堂」の系譜を継承した、リョービ印刷機販売株式会社デザイン室/リョービイマジクス株式会社を経て、1988年有限会社タイプクリエーションを設立。
この間、終始「本明朝体シリーズ」製作者の故杉本幸治氏に師事した。
独立後は、リョービ、リコー、N E C、大日本印刷を中心に、写真植字書体・デジタルタイプの公的大型書体開発チームに携わる。
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{米田 隆/タイプクリエーション 主要関与書体}

◉ かな書体ぽぽる・クリアレター(NEC)
◉ 平成明朝体の製作第一次・第二次製作者チームに参加(日本規格協会/リョービ)
◉ MSゴシック体製作、Windows XP 表示用かなデザイン製作(リコー)
◉ 本明朝-Book 製作(リョービ・現モリサワ取扱)
◉ 「秀英体平成の大改刻」プロジェクトに参加、秀英角ゴシック体デザイン製作(大日本印刷)
◉ 歌手 A N 引退記念アルバム制定書体の製作
◉ 懇話会の話題:いわゆる G T 書体6万4千字の思いで。いわゆる電子政府書体の思いで。
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【 有限会社タイプクリエーション  URL/Type Creation 】
[ 関連:花筏 タイポグラファ群像*002 杉本幸治氏 ─ 本明朝・杉明朝原字製作者/ベントン彫刻法の普及者 ─ 三回忌にあたって再掲載
 { URL管理者・日吉洋人、図版画像協力/木村雅彦・白井敬尚・組版工学研究会 }

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00010002 03上掲三冊の小冊子は「本明朝-Book」の製作に際して編集・執筆:組版工学研究会、組版・デザイン:白井敬尚形成事務所により製作され、リョービイマジクス株式会社から2004年に配布された。

重層的かつ複合的な 本明朝-Book の開発コンセプト [本明朝-Book Ⅰ pp 7-10]
本明朝-Book は、あくまでも本明朝シリーズのなかにある新書体として、その字体と形姿はすでに先行して販売されている 本明朝シリーズ と同一のものとして、使途に応じた多様な選択に応じられるようにした。
そのウェイトと黒みは 本明朝-L と 本明朝-M のほぼ中間においた。また横線を幾分太め、ふところを幾分しぼって、後述するダズリング・イフェクトの発生を防止した。

本明朝-Book のひら仮名かな・カタ仮名の字面は、本明飼-Mよりも小振りとして、ベタ組みでの安定感と紙面の解放感を獲得した。そのおもな理由はいわゆる新印刷方式の登場と普及にあった。つまりオンデマンド印刷や、製版フィルムを使わないで、データーから直接印刷版に焼き付ける「 CTP印刷」の普及によって、従来の明朝体のウェイトでは、図書や雑誌の文字組版印刷においては、細すぎたり太すぎるという傾向がみられたからである。

◉ 視覚補整対応方式(Optical Scaling)を意識した使途の設定
使用適性サイズは、ほぼ 11Q から 16Q の本文用サイズとして設定した。これには少しばかり説明が必要であろう。活字書体とは長らくのあいだ視覚補整対応方式(Optical Scaling)によって造られてきたという歴史がある。
すなわち金属活字の歴史のなかでは五五〇年余にわたって書体の基本デザインを変えずに、活字サイズの大小の変化に応じて、判別性と可読性の向上のために、大きなサイズではカウンターを狭めたり、鋭角な線質をやわらげたりしてきた。
また小さなサイズではカウンターを広げたり、線質を明瞭な構成に切りかえるなどして、それぞれの活字父型に複覚補整をほどこしながら彫刻・描画してきたという歴史があった。

それがパントグラフの原理を応用した、機械式活字活字父型・母型彫刻機(俗称ベントン)の登場をみてからは、急速に比例対応方式(Linear Scaling)の活字書体製造法に変化した。
この方式では、ひとつ、あるいはほんの少数の文字原図だけで、すべての活字サイズに一律に比例的な縮小または拡大をさせて対応する方式となった。光学式写真植字機はほとんどすべてがこの方式であり、現在の電子活字のほとんども同様である。

活字原図の比例対応方式には経済面を中心として長所も多いが、やはり大きなサイズではカウンターがゆるくなって間延びした文字形象となったり、小さなサイズではカウンターが狹まり、細線部が不明瞭にななって判別性に劣ることがあった。
すなわち、本明朝-Book においては、推奨組版適性サイズを、ほぼ「11Q から 16Q」に限定することによって、視覚比例対応方式 ── オプティカル・スケーリングを実現させたともいえた。

◉ ダズリンダ・イフェクト(Dazzling Effect)── 幻惑効果の防止に向けて
同時に 本明朝-Book の開発に際しては、ダズリンダ・イフェクト(Dazzling Effect)の解消を強く意識した。ダズリング・イフェクトとは幻惑効果のことであり、夕イポグラフィ用語では、「目がチカチカして読みづらい」ことをいう。
つまり、様式化された硬質な線が際立ち、水平・垂直線の線の太さの差が大きく異なって、機械彫刻の特徴が際立った「硬質な画線」がもたらす強いコントラスト、つまり明朝体漢字全般に避けがたく発生する幻惑効果への対応を、わが国では意識的にはじめて試みたものである。

組み方向は標準を縦組みとして、センター軸を中心に厳格な検証を加えた。すなわち快適な読書をもたらすために、なによりもセンター軸がすっきりと通り、揺らぎのない組版表情が安定感と信頼感をもたらすと判断された。図書・雑誌の組版印刷や、読み物としての大暈文書処理などの本文印刷用の市場にターゲットをしぼった、前例のない電子活字を意識して開発に着手した。

◉ 縦組み・横組み用とテクスト内容に配慮して12書体の仮名活字を同梱
横組みへの対応は、組み版ソフトウェアなどのアプリケーション・ソフトの充実と展開によって、漢字書体の形姿は変えずに、おもにかな書体の充実をもって臨むことにした。
すなわち 本明朝-Book のかな書体は、標準仮名、小仮名、新仮名、新小仮名の四種類をあらたに設計した。
またそれぞれに中心軸を重視し、ひら仮名・カタ仮名の大小関係を厳格に設定した縦組み用仮名と、ベースライン揃えを重視した横組み用を用意し、さらに「振り仮名・ルビ」用のデーターも別途に設計したので、本明朝-Book   OpenType フォントには、都合12種類の仮名書体が存在することとなった。
当然プロポーショナル・ピッチ(いわゆるツメ組み)もアプリケーションに依拠しながら実施できるという、プロフェッショナルの要望を最大限に取り込んだ、意欲的な開発となった。
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『本明朝-Book  創世記』の三冊の小冊子は、【 タイプクリエーション URL/Type Creation 】に収録されており、以下の PDF データーゟ閲覧が可能です。
本明朝-Book  創世記Ⅰ 』『 本明朝-Book  創世記 Ⅱ 』 『 本明朝-Book  創世記 Ⅲ

【ちいさな勉強会】 戦後の復興期から高度学術書の組版・印刷に挑戦を重ねたひと ── 講師:小宮山 清さん|8月23日開催

moonokuro講師:小宮山 清さん ── 1931年(昭和6)2月26日うまれ IMG_5609

【朗文堂 ちいさな勉強会】「戦後の復興期から高度学術書組版・印刷に挑戦を重ねたひと」が、小宮山清さんを講師にお迎えして、8月23日[金]に開催された。

小宮山清 さんは、ページ物欧文組版、欧文印刷、とりわけわが国の有力大学出版局、欧米著名大学の、東洋学の分野における「欧文・漢文、欧文・和文」混用となる「高度学術書の組版・印刷」に関しては、わが国有数の知識と経験を有されている。

cambridge02『 Cambridge History of China 組版指示書』(1981年9月)

受講者は、良きアマチュアであることを自覚している活版印刷の実践者であり、現在ではパソコンのグラフィクソフトや、DTP システムを駆使されているかたがほとんどであったが、次〻と机上に提示される「組版指示書」と、それにもとづく図書の実物をみて、なかば茫然。
しかもそれらが数年-数十年がかりの製作で、何十巻もの図書の一部であり、現在も刊行が継続されているものがあると聞いて唖然という状態であった。

もちろん現在は「小宮山印刷工業」には大量に電子機器が採用されているが、一部の活字版時代から継続刊行されている図書では、上掲図のような「組版指示書」は現在も有効であるとされた。懇談に移ってすぐに、待ちかねたように同社の組版機器とソフトウエアに関して質問があったが、
「エヘヘ、ね、みんなと同じじゃこういった仕事はとれないからね、エヘヘ」
と、いつものように「小宮山スマイル」で躱されていた。
まぁ、これこそ企業に営々と蓄積されたノウハウということでもあろう。

稿者の知る限りでは、小宮山さんはいまなお大型コンピューターを駆使されているし、つい近年まで、特殊組版処理システム「 TeX  ; テフ、テック 」などにも習熟されていた。また「小宮山印刷工業」を含むページ物印刷業者では、画像処理はパソコンでも、文字組版は「業務用専用組版機」をもちいている企業も多い。
ともあれ今回の勉強会は、端物印刷とページ物印刷の典型的な違いを知る刺激的な機会となった。

【ちいさな勉強会】戦後の復興期から高度学術書印刷に挑戦を重ねたひと ── 講師:小宮山 清さん

[以下の記事は{ 活版 à la carte }8月19日 に掲載されたものに一部加筆修整したものです]

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【講演会】第27回モリサワ文字文化フォーラム|[個 と 群 と 律]組市松紋の仕組み|6月27日

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【講演会】第27回モリサワ文字文化フォーラム
[個 と 群 と 律] 組市松紋の仕組み
講  演  者  野 老   朝 雄
日  時  2019年6月27日[木]15:00-17:00(14:30開場)
場  所  モリサワ本社  4 F 大会議室(大阪市浪速区敷津東2-6-25)
参  加  費  無  料
定  員  150 名
主  催  株式会社モリサワ
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美術家・野老 朝雄氏は、9. 11 アメリカ同時多発テロに大きなショックを受け、世界の断絶を「つなげたい」という願いからピースマークを考えはじめました。そのマークをつなげることが、現在の紋様制作の出発点になっています。
紋や紋様の平面作品はコンピューターを使って作図していますが、紋様をかたちづくる[個]と[群]は組体操のように一つ一つパーツを置いて描く手法のため、コンパスと定規さえあれば再現可能です。
野老氏の代表作のひとつである「東京2020エンブレム」は、菱形パーツを組み合わせることがベースになっています。今回の講演では「組市松紋」の仕組みを紐解きながら、野老氏の制作の核になっている「律」について語ります。

[ 詳細・申し込み先: 株式会社モリサワ 文字文化フォーラム事務局
[ 参考:活版 à la carte 【字様・紋様】「石畳・霰-あられ」を「 市 松 紋 様 」の名にかえた 歌舞伎役者・佐 野 川 市 松

【展覧会図録】武蔵野美術大学 美術館・図書館|和語表記による和様刊本の源流|武蔵野美術大学 造形研究センター

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武蔵野美術大学 美術館・図書館
和語表記による和様刊本の源流
2018年11月1日[木]-12月18日[火]
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近世日本の刊本は、これまで書誌学的方法を中心に研究されてきました。本研究プロジェクトでは、それらを造形的視点から捉え直すことにより、日本の造本デザイン史に「和様刊本」の美を位置づけることを目的としています。明治以降、西洋から金属による近代活版印刷術がもたらされるまで、わが国における印刷物の多くは木材を使用した古活字版と木版整版本が主流でした。これまで、近世の刊本が造本デザインの視点から紹介される機会は限られていましたが、そこには、木版印刷による柔らかな印圧を基調とした多様な美のかたちが存在していました。

本展では、漢字、平仮名、片仮名の字形と表記の関係を検証するとともに、料紙、印刷、製本等、書物を構成する各要素の考察を通して、和語表記による「和様刊本」の美の世界を紹介します。
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会  期  2018年11月1日[木]-12月18日[火] 会期終了
会     場  武蔵野美術大学美術館 展示室 3
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
      武蔵野美術大学 造形研究センター

【 詳細: 武蔵野美術大学 美術館・図書館  特設サイト 】 [フライヤー PDF ]
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「和語表記による和様刊本の源流」展は好評裡に終了しました。
’19年11月02日[日]開催の講演会「漢字文化の受容と刊本字様・活字書体の変遷 ── 片塩二朗」は関連イベントが多く、格別には告知広報活動はしなかったのですが、おもいのほか沢山の皆さまにご来場をたまわりました。
終了時間が切迫し、慌ただしいなかでの講演となりましたが、図録論攷集には収録しなかった新知見を含めて講演にあたりました。ここに講演時間短縮のお詫びを含めまして、ご来場たまわりました皆さまに御礼申しあげます。

image5武蔵野美術大学 美術館・図書館/武蔵野美術大学 造形研究センターによる本展関連図録が完成し、武蔵野美術大学 美術館・図書館からお求めができるようです。
片塩二朗による執筆原稿は
「漢字文化の受容と刊本字様・活字書体の変遷」論考編 136-180ページに収録されています。
ご希望のかたは同館宛てにお申し込みください。小社での取扱はございません。

和語表記による和様刊本の源流

展覧会情報 https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/12166/
発行年 2018年
サイズ B 4 変形判 (縦 36.4cm × 横 25.7cm)
ページ数 図版編:224ページ、論考編:352ページ
価  格 一般:5000円/学内:2500円

発送方法はヤマト運輸宅急便で送付いたします。
お住まいの地域により送料は変動いたします。
後ほど、入力いただいたメールアドレスに
お支払方法とお届け方法について詳細ご連絡いたします。

詳細は 武蔵野美術大学 美術館・図書館 の URL をご覧ください。

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|和語表記による和様刊本の源流|11月1日-12月18日|会期末

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武蔵野美術大学 美術館・図書館
和語表記による和様刊本の源流
2018年11月1日[木]-12月18日[火]
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この度、武蔵野美術大学美術館・図書館では、展覧会「和語表記による和様刊本の源流」を開催いたします。
武蔵野美術大学造形研究センター研究プロジェクト「日本近世における文字印刷文化の総合的研究」は、2014年度に文部科学省より「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の採択を受け、本年はその完成年度を迎えます。
本研究プロジェクトは5年間にわたり、わが国の文字印刷文化の歴史を見つめ直すために、様々な研究を進めてきました。本展では、その成果を広く公開し、近世日本の木版印刷による書物の数々を紹介します。

近世日本の刊本は、これまで書誌学的方法を中心に研究されてきました。本研究プロジェクトでは、それらを造形的視点から捉え直すことにより、日本の造本デザイン史に「和様刊本」の美を位置づけることを目的としています。明治以降、西洋から金属による近代活版印刷術がもたらされるまで、わが国における印刷物の多くは木材を使用した古活字版と木版整版本が主流でした。これまで、近世の刊本が造本デザインの視点から紹介される機会は限られていましたが、そこには、木版印刷による柔らかな印圧を基調とした多様な美のかたちが存在していました。

本展では、漢字、平仮名、片仮名の字形と表記の関係を検証するとともに、料紙、印刷、製本等、書物を構成する各要素の考察を通して、和語表記による「和様刊本」の美の世界を紹介します。
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会  期  2018年11月1日[木]-12月18日[火]
時  間  10:00-18-00(土曜日、特別開館日は17:00閉館
休  館  日  日曜日、祝日
* 11月3日[土・祝]、4日[日]、23日[金・祝]は特別開館

入  館  料  無  料
会     場  武蔵野美術大学美術館 展示室 3
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
武蔵野美術大学 造形研究センター

【 詳細: 武蔵野美術大学 美術館・図書館  特設サイト 】 [フライヤー PDF

【展覧会】国立近現代建築資料館|明治150年|国立近現代建築資料館 開館5周年記念企画|明治期における官立高等教育施設の群像 旧制の専門学校、大学、高等学校などの実像を建築資料からさぐる|10月23日-’19年2月11日

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国立近現代建築資料館
明治150年 国立近現代建築資料館 開館5周年記念企画
明治期における官立高等教育施設の群像
旧制の専門学校、大学、高等学校などの実像を建築資料からさぐる
開催期間  2018年10月23日[火]-2019年2月11日[月]
開館時間  10:00-16:30
休  館  日  2018年12月29日[土]-2019年1月3日[火]
主  催  文 化 庁
特別協力  文部科学省
協  力  公益財団法人東京都公園協会
企  画  文化庁国立近現代建築資料館
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平成30(2018)年は、明治元 (1868) 年から数えて150年、そして開館5周年と、わが国と当館が、それぞれにひとつの節目を迎える年です。当館では、その記念展「明治期における官立高等教育施設の群像」を開催します。

近年、大学と高等教育のあり方が盛んに議論されるようになり、必要な思想や技術を蓄え、教え、新たな何かを創造する場としての大学を、その起源から説き明かす優れた研究書も刊行されています。「歴史的には、大学(ユニヴァーシティ)という語は、宇宙(ユニヴァース)や、学問の普遍性(ユニヴァーサリティ)とはまったく関係がない」*01  と言われますが、そこに示される大学の誕生は、ひとつの宇宙が誕生するかのようにダイナミックで、わたしたちが想像する以上に自由でもあって、驚きと意外性に満ちています。

当展では、明治期の日本における、いわゆる「旧制」の、大学とそれ以外の専門学校や高等学校などの高等教育施設のそれぞれの誕生と、競い補完し合うダイナミックな相互の関係を、日本中から集めた図面や古写真などの建築資料を用いて、視覚的に、分かりやすく紹介します。どのような場で、どのような教育が行われたのか、その実像をご覧ください。

*01    Charles Homer Haskins, The Rise of Universities (Ithaca: Cornell University Press, 1957),  p.9.

◯ アクセス(入場方法)は、リンク先  詳 細  を参照
[ 展覧会のみ閲覧 ](平日のみ利用可能)
湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。入館無料。都立旧岩崎庭園には入場できません。

[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧 ]
都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。旧岩崎邸庭園入園料(一般400円)が必要となります。

【 詳細: 国立近現代建築資料館

〔関連イベント〕   続きを読む

【シンポジウム】東京大学総合研究博物館|シンポジウム『工学主義と近代日本』|‘18年11月17日|終了

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東京大学総合研究博物館
シンポジウム『工学主義と近代日本』
日  時  2018年11月17日[土]14:00-17:00(13:45開場)
会  場  インターメディアテク 2 階 ACADEMIA(レクチャーシアター)
参  加  費  無 料(事前予約不要)
使用言語  日本語・英語(レクチャー:対訳資料配付有り、ディスカッション:通訳付き)
席  数  60席(先着順、桟敷席含む)
主  催  東京大学総合研究博物館
助  成  公益財団法人東芝国際交流財団
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本シンポジウムでは、近代における日本の工学を共通テーマに、それぞれ多様な研究関心のもとに、米国・英国・日本で活躍する研究者 5 名によるレクチャーとディスカッションを行います。「工学」とは、明治期の近代化において西洋から輸入された学問を指すと同時に、日本の近代国家建設を担った西洋由来の技術でありました。一方、「エンジニアリング」の訳語に用いられた「工」とは、「たくみ」と訓読みされるように、小さな細工ものから大きな建造物まで、それを形にする「たくみな」技術力を表し、西洋化以前から日本に存在していた概念でした。
このように、近代日本における工学という学問や技術の発展には、西洋の近代技術の導入と日本の在来技術の展開が複雑に絡み合う様相を見て取ることができます。これは、工学史や技術史の観点のみならず、この時代特有の文化的事象として眺めたときにも、非常に興味深い点であるといえるでしょう。

シンポジウムのタイトルに掲げた「工学主義」とは、2017年に東京大学総合研究博物館小石川分館で開催した特別展示『工学主義 ── 田中林太郎・不二・儀一の仕事』で用いたキーワードです。
日本における工学分野の発展を支えた田中家に関係する当館所蔵資料を紹介したこの展覧会では、林太郎・不二・儀一という三代の主要な仕事から浮かび上がる、彼らのパイオニアとしての進取の精神と、取り巻く人々を含めた集団としての協調の精神を「工学主義」という言葉で表しました。英文タイトルに用いた造語「Pio-engineers」とは、この「工学主義」の精神をもつ人々を指しています。
本シンポジウムでは、各レクチャーで取り上げられる「工学主義」の精神に連なる人物や彼らによる仕事を手がかりに、日本の近代化プロセスを多角的に読み解きながら、さまざまな研究領域の専門家から一般の皆様まで多くの方にご参加いただき、日本の過去、そしてそれにつながる現在や未来の姿について考えてみたいと思います。

【詳細: 東京大学総合研究博物館 】

【プログラム】

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【展覧会】西南学院大学博物館|2018年度 企画展Ⅰ|「東方キリスト教との出会い ─ 祈りのかたちとその拡がり ─」|7月10日-10月20日 終了企画

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西南学院大学博物館
2018年度 企画展Ⅰ
「東方キリスト教との出会い ── 祈りのかたちとその拡がり ──」
会  場  西南学院大学博物館1階特別展示室・2 階講堂
会  期  2018年7月17日[火]-10月20日[土]
入  館  料  無 料
協   力  仙台ハリストス正教会  辻永 昇 大主教
────────────
キリスト教には東方キリスト教(東方正教会、東方諸教会)と、西方キリスト教(カトリック、プロテスタント)の 2 つの伝統があります。
このうち、ビザンティンの伝統を担うのが東方キリスト教です。
東方キリスト教の聖堂には、キリストやマリアを描いたイコンが置かれています。
聖なる写しともいうべきイコンの美は、東方キリスト教の祈りのかたちを示しています。
日本においては、幕末から明治期にかけて、亜使徒聖ニコライの働きにより、日本正教会の礎が築かれました。
本展覧会では、東方キリスト教の祈りのかたちを紹介し、その歴史的拡がりを辿ります。

【詳細: 西南学院大学博物館

<関連イベント情報>

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【講座】奈良県立万葉文化館|万葉古代学 東京特別講座|8月26日 終了企画

万葉02奈良県立万葉文化館
〔講座〕万葉古代学 東京特別講座
2018年8月26日[日]

毎年ご好評をいただいている万葉古代学東京講座。今年はより多くのみなさまにご来聴いただけるよう、万葉古代学東京特別講座を開催いたします!
平成30年は大伴家持の生誕1300年にあたることから、第1部では大伴家持にまつわる講座を、第2部では古今の飛鳥の魅力を語る鼎談を開催します。
第1部のみ、第2部のみでもご参加いただけます。みなさまのご来聴をこころよりお待ちしております。

開  催  日  平成30年8月26日[日]
定  員  200名(当日先着順) 申込み不要・聴講無料
会  場  日本橋社会育会館 8階ホール
      東京都中央区人形町1-1-17 (日本橋小学校等複合施設)
      * 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」徒歩4分
      * 東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」徒歩約5分

◆第1部◆ 大伴家持生誕1300年
      時 間 14:00-17:20(開場13:30)

◯「家持の青春時代」 井上さやか(万葉文化館上席研究員)

◯「情(こころ)悲しも 独りしおもへば-家持と毛詩-」 大谷 歩(万葉文化館研究員)

◯「国司としての家持」 吉原 啓 (万葉文化館研究員)

◆第2部◆ 鼎 談「飛鳥の魅力を語る」
      時 間 18:30-20:00(開場18:00)
奈良時代の人びとにとって “ 故郷 ” であった飛鳥。古代と現代の飛鳥の魅力について、文学と歴史学の立場から語り合います。

井上さやか(万葉文化館上席研究員)・大谷 歩(万葉文化館研究員)・吉原 啓(万葉文化館研究員)

【詳細: 万葉文化館

【トークイベント】国文学研究資料館 {デジタル発 和書の旅 山村浩二、蕙斎に逢いにゆく} 山村浩二/ ロバート・キャンベル/木越俊介 6月16日開催 終了企画

国文研

国文学研究資料館
トークイベント デジタル発 和書の旅
山村浩二、蕙斎に逢いにゆく
アーティスト・イン・レジデンス:山村浩二
モデレーター/国文学研究資料館館長:ロバート・キャンベル
       国文学研究資料館 准教授:木越俊介
と き  平成30年6月16日[土] 14時開演

     * 13時半開場、16時終了予定
ところ  国文学研究資料館 2 階大会議室
定 員  120名 事前申込制 定員に達し次第〆切り
主 催  国文学研究資料館
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和書という豊かな土壌と最新のデジタル技術のコラボレーションから、あらたな発想と表現を見いだす「デジタル発 和書の旅」シリーズ第二弾。

日本を代表するアニメーション作家・山村浩二さんと、同館のロバート・キャンベル館長、木越俊介准教授によるトークセッション。
江戸時代に活躍した絵師・鍬形蕙斎-くわがた けいさい-の作品をひもときながら、アニメーション創作秘話をうかがい、時空の旅にでかけます。
さて、どのような旅になるのでしょうか。

【詳細: 国文学研究資料館

{事前申込案内}+{新宿餘談 鍬形蕙斎 簡略紹介}
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