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【展覧会】北澤美術館|2026年度 特別展 ガレとドーム、アール・ヌーヴォーのガラス 水辺のやすらぎ、海の神秘|’26年3月14日-’27年3月16日|開展壹个月 / 大略通年開展

北澤美術館
2026年度 特別展 ガレとドーム、アール・ヌーヴォーのガラス
水辺のやすらぎ、海の神秘
会  期  2026年3月14日[土]- 2027年3月16日[火]
開館時間  9時 - 17時 * 閉館時間の30分前までに入館ください。
休  館  日  展示替え日、年末年始(12月31日、1月1日)
      * 展示替え日:2026年2月24日、3月11日-3月13日、5月19日、
       9月1日、9月30日、11月24日
会  場  北澤美術館 1階 ガラス工芸展示室
      〠 392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
      電 話 0266-58-6000  ▷ アクセス
入  館  料  3月31日[火]まで:大人1000円・中学生500円・小学生以下無料
       4月 1 日[水]より:大人1200円・中学生700円・小学生以下無料 
      * この入館料ですべての展示室をご覧になれます
協  賛  株式会社 キッツ
      * 株式会社キッツは 社会貢献活動の一環として北澤美術館を支援しています。
後  援  日本ガラス工芸学会、諏訪地方市町村教育委員会連絡協議会、
      一般社団法人諏訪観光協会、諏訪湖温泉旅館組合、信濃毎日新聞社、
      長野日報社、市民新聞グループ、NHK長野放送局、SBC信越放送、
      NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、LCV
主  催  公益財団法人 北澤美術館
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諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は、19世紀末アール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレとドーム兄弟の名作を収蔵する施設として国内外に知られています。このたび当館では、水にちなむテーマの特別展を開催いたします。
ガラスはしばしば清らかな水にもたとえられます。ガレとドームの作品は美しい花の意匠に目を奪われますが、水にまつわる魅力的な作品が数多くあります。本展ではそうした魅力に注目してみました。
ガレの故郷フランス北東部のロレーヌ地方は森と湖にめぐまれ、人々は狩猟や釣りに親しみ、工芸の題材にもなりました。一方、東洋との貿易で栄えたオランダの海浜風景は、異国情緒を誘うテーマとして古くから陶磁器の絵付けに好まれました。ガレとドームはそうした伝統を背景に、当時ヨーロッパを席捲したジャポニスムの影響を受けながら、新しい芸術「アール・ヌーヴォー」を生み出していったのです。
また、深淵な芸術表現を追求したガレは、当時最先端の学問であった海洋学に興味を抱き、タツノオトシゴやクラゲなど、それまで知られていなかった海の生き物をテーマに、幻想的な世界を表現しています。
色とりどりに輝くガラスの魅力をひと味違った視点で探る展覧会です。

※ 北澤美術館は博物館登録制度での 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北澤美術館

【展覧会】岡田美術館|愛でたい美術 -絵画とやきものに見る幸せのかたち|’25年12月14日-’26年6月7日|開展四个月

岡田美術館
愛でたい美術 -絵画とやきものに見る幸せのかたち
期  間  2025年12月14日[日]- 2026年6月7日[日]
開館時間  午前9時 -午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  12月31日、1月1日、展示替期間 
入  館  料  一般・大学生 2,800円、小中高生 1,800円
会  場  岡田美術館
      〠 250-0406 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
      TEL:0460-87-3931 FAX : 0460-87-3934  ▷ アクセス
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幸せへの願いを込めて、美術作品には、延命長寿や子孫繁栄、家内安全など、様々な意味を持つモチーフが表されてきました。不老長寿の「仙人」、霊獣とされる「龍」、めでたい兆しとして姿を現すという「鳳凰」、千年生きると言われる「鶴」、ともに冬の寒さに耐えることから「歳寒三友」と呼ばれ、やがて縁起物とされた「松竹梅」、花の王と呼ばれる富貴の象徴「牡丹」など、伝説上の生き物から身近な動植物まで多岐に渡ります。これらは、単独で表すだけではなく、いくつかを組み合わせることで複合的な意味をもち、めでたさが一層強まります。本展では、おめでたいモチーフが愛らしく表現された絵画とやきものを一堂に展示いたします。見ているだけで幸せになる美術の世界をお楽しみください。

❖ 特集展示 金屏風 ―馬とサムライ―
2026年の午年に因む特集展示です。馬は、5世紀頃、中国大陸から朝鮮半島を経由して日本にもたらされて以降、権威の象徴や神事の動物として、あるいは競馬において、実用面では輸送手段や戦闘時の乗り物などとして、人と深く関わる重要な動物であり続けました。この特集では、『平家物語』や『太平記』、古式の競馬、祭礼や行幸を主題とした5件の金屏風を、馬と武士の営みに注目しながら展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡田美術館

【展覧会 / WORKSHOP予告】厨子屋銀座ギャラリー|日々のくらしに息づく道具 江口堂の目と手から|’26年4月18日-5月10日

厨子屋銀座ギャラリー
日々のくらしに息づく道具   江口堂の目と手から
期  間  2026年4月18日[土]- 5月10日[日]
時  間  11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
休  廊  日  月曜・火曜定休
会  場  厨子屋 銀座本店 B1ギャラリー
      〠 104-0061 東京都中央区銀座 1-4-4 ギンザ 105 ビル 1F・B1
      電話 03-3538-5118   
入場無料
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作家の手から生まれる作品も、
日々のくらしの道具も、
そこには、機能はもちろん、工夫やたのしさ、
それぞれのかたちに宿る美しさが息づいています。
各地を巡り、ときに戻り、
ときに寄り道をしながら、
手仕事と日用品のあいだを歩いてきました。
江口堂が大切にしているのは、
作り手の想いと、使い手の実感が、
時間の経過の中でそっと重なり合っていくこと。
触れて、使い続けるうちに、
いつしか“じぶんのもの”になっていく、
そんな道具であってほしいと願っています。
日々のくらしの風景に、 静かな輪郭をもたらす品々をご紹介します。
\ 出展ブランド /
伊庭善(北海道)/ breezyblue (東京)/ベルレッタ(東京)/ LINEN&BASIC (東京)/ PONNALET(東京)/ 伏見漆工房(神奈川)/ ceramicjapan(愛知)/ 水野正美(愛知)/ 大下香仙工房(石川)/ シマタニ昇龍工房(富山)/ プラッツ(京都)/ 和工房 包結(京都)/ 阿以波(京都)/ SASAWASHI(大阪)/ 須浪亨商店(岡山)/ IGUSA LABO(岡山)/ BAN INOUE(奈良)/ 鍛冶工房弘光(島根)/ うなぎの寝床(福岡)/ 筒井時正玩具花火製造所(福岡)/ KUSU HANDMADE(佐賀)/ 木漆工とけし(沖縄)/ 陶器工房 壹(沖縄) ほか
※ 数量に限りある品もございますので、どうぞお早めにお立ち寄りください。

\ 江口堂 /
出版社通販で二十余年、暮らしの道具を選んできたバイヤーと、
住宅設計を生業とする建築士の二人で活動している。
各地の工房やつくり手、日々のくらしの道具を生み出すメーカーを訪ね、
手仕事の品から日常の道具まで、「住まいと暮らし」の視点でセレクト。
長年の積み重ねの中で培った実感をもとに、
時間の経過と共にくらしに馴染んでいく道具を提案している。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 厨子屋 ] 

【展覧会】岐阜県美術館|-モンスーンに吹かれたように- 大移動と交流のアフリカ‐アジアの現代美術|’26年3月13日-6月14日|開展壹个月

岐阜県美術館
-モンスーンに吹かれたように-
大移動と交流のアフリカ‐アジアの現代美術
開催期間  2026年3月13日[金]- 6月14日[日]
開館時間  10:00 - 18:00 * 展示室への入場はいずれも閉館の30分前まで
      * 夜間開館:3月20日[金・祝]、4月17日[金]、5月15[金]は 午後8時まで
休  館  日  毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
観  覧  料   一 般 :1,000円、大学生 :800円、高校生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  岐阜県美術館 展示室 3
      〠 500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
      TEL:058-271-1313 FAX:058-271-1315  ▷ アクセス
後  援  NHK岐阜放送局
共  催  中日新聞社
主  催  岐阜県美術館
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岐阜ゆかりの織田信長には、モザンビーク出身と推測される家臣・弥助がいたように、季節風(モンスーン)に乗りインド洋を超えるアフリカとアジアの交流は古くからありました。アフリカに由来する現代の作品には、ダイナミックな移動をテーマにした作品が多くあります。移動と交流によって生まれる現代美術の視点の転換は、自らのアイデンティティを見つめ直し、人類の持つ創造性の豊かさを捉え直す機会を与えてくれるでしょう。
本展では、アフリカに関わる現代美術を中心に、アフリカ人が描かれた桃山・江戸初期の屛風や、岐阜県美術館所蔵のティンガティンガ絵画をあわせて紹介します。

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[ 詳 細 : 岐阜県美術館 ] 

【展覧会】ポーラ美術館|企画展 SPRING わきあがる鼓動|’25年12月13日-’26年5月31日|開展四个月

ポーラ美術館
企画展
SPRING わきあがる鼓動
会  期  2025年12月13日[土]- 2026年5月31日[日] * 会期中無休
会場案内  ポーラ美術館 展示室1、2、3
      〠 250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
      電話:0460-84-2111   ▷ アクセス
後  援  箱根町、箱根町教育委員会
企  画  今井敬子(ポーラ美術館学芸部課長)・内呂博之(ポーラ美術館主任学芸員)
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団  ポーラ美術館館
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春、生命が再生する時間。テクノロジーが社会を覆い尽くす現代において、私たちは身近な自然の驚異や足元に広がる土地の記憶、そして人間の内なる根源的な力を見つめ直し、いっそう鋭敏に感じ取ろうとしています。本展覧会「SPRING(スプリング)わきあがる鼓動」は、アートにおける飛躍する力に光をあて、人間やこの世界の奥底から春の芽吹きのようにわきあがる鼓動を宿し、私たちの存在と感性をゆさぶる絵画、彫刻、工芸、インスタレーション作品を紹介します。
ポーラ美術館は、古くから人々の心身を癒し、感性を研ぎ澄ます場として旅人を惹きつけてきた箱根にあります。本展覧会では、この地に培われた風土と記憶を出発点に、過去と未来、ここから彼方へとつながる想像の旅へ皆様を誘います。静かに、あるいは力強くわきあがる作品の響きと共鳴し、時空を超えて豊かに躍動する創造の鼓動をご体感ください。

\ おもな出品作家(予定)/
歌川広重、五姓田義松、青木美歌、名和晃平、大巻伸嗣、丸山直文、イケムラレイコ、小川待子、杉本博司、チャールズ・ワーグマン、クロード・モネ、ポール・ゴーガン、フィンセント・ファン・ゴッホ、アンリ・ルソー、ツェ・スーメイ、パット・ステア、アンゼルム・キーファーほか

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[ 詳 細 : ポーラ美術館 ] 

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【展覧会】大田区立勝海舟記念館|企画展 海舟と蘭英 ~海軍伝習にみる外国交流~|’26年3月13日-8月16日|開展壹个月

大田区立勝海舟記念館
企画展 海舟と蘭英 ~海軍伝習にみる外国交流~
会  期  令和8年(2026年)3月13日[金]- 8月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時まで (入館は午後5時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
入  館  料  一 般 / 300円、 小中学生 / 100円、 高齢者(65歳以上)/ 240円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  太田区立勝海舟記念館
      〠 145-0063 東京都大田区南千束二丁目3番1号
      電話:03-6425-7608  ▷ アクセス
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本展では、幕府海軍の振興における重要な提携国となったオランダ・イギリスに光を当て、勝海舟が両国とどのように関わったのかを明らかにします。
海舟と外国人との接触の初めは、安政2(1855)年に遡ります。当時、西欧の進出を前に海軍力強化に迫られていた江戸幕府は、旧来の交易国オランダの指導のもと、海軍人材育成のための「長崎海軍伝習所」を創設しました。海舟は以前から蘭学に取り組んでいましたが、外国人教師から直接海軍技術を学ぶのはこれが初めてのことでした。その後、咸臨丸での航米を経て、日増しに動乱の兆しが募る日本国内の融和のため「共和一致の海軍振興が不可欠」と考えた海舟は、挫折も経験しながら自身が海軍指導者の一人として台頭します。しかし、慶応年間の幕府軍制改革において海軍伝習の担当国となったのは、オランダと競合関係にあり、フランスと共に東洋での存在感を強大化させていたイギリスでした。
海舟は両国との間に如何なる人脈を築き、国際的知見を備えながら海軍創設を進めたのでしょうか。海舟の手許に遺された当時の来簡、ほか数々の資料から読み解きます。

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[ 詳 細 : 大田区立勝海舟記念館 ] 

【展覧会】東京富士美術館|神邊コレクション受贈記念|よみがえる浮世絵スピリット ─明治の開化絵から新版画まで─|’26年4月12日-6月21日|前後期二期制開催|

東京富士美術館
神邊コレクション受贈記念
よみがえる浮世絵スピリット ─明治の開化絵から新版画まで─
Commemorating the Donation of the Kanbe Collection: The Reviving Spirit of
Ukiyo-e ─ From Meiji Era Kaika-e to Shin-hanga
開催期間  2026年4月12日[日]- 6月21日[日] * 会期中一部展示替えがあります。
          前 期:4月12日[日]- 5月17日[日]
          後 期:5月19日[火]- 6月21日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(16:30 受付終了)
休  館  日  月曜休館 * 5月4日[月・祝]、5月5日[火・祝]、5月6日[水・振休]は
      開館、5月7日[木]は休館
会  場  公益財団法人 東京富士美術館 本館・企画展示室1-4
      〠 192-0016東京都八王子市谷野町492-1
      TEL 042-691-4511 FAX 042-691-4623  ▷ アクセス
⼊場料⾦  ⼤ ⼈ 1,500円、⼤⾼⽣ 900円、 中⼩⽣ 500円、未就学児 無 料
      * 全ての展⽰室をご覧になれます     
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  八王子市、八王子市教育委員会、ジェイコム東京 八王子・日野局

主  催  東京富士美術館
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江戸時代に一世を風靡した浮世絵は、明治時代に舶来の石版画や写真技術の実用化が進むと、次第にその役割を取って代わられるようになります。
激動の時代において、明治の浮世絵師は文明開化によって一変する社会を捉える開化絵や、さまざまな事件や戦争を即時的に伝える報道絵など、新たな分野を開拓しました。しかしながら、浮世絵は明治20年代頃より衰退の一途をたどり、多色摺木版は挿絵の分野で命脈を保つことになります。明治中期には、色鮮やかな木版口絵が文芸雑誌や小説の扉絵として書籍の巻頭に折り込まれ、大衆の支持を得ました。そして大正時代には、版元・渡邊庄三郎が浮世絵の復興と革新に取り組み、浮世絵の伝統技術と分業制度を活かしながら、清新な新版画の数々を世に送り出しました。
日本の多色摺木版は、機械文明化の進む近代の逆境をいかにして超克し、「浮世絵スピリット」とも呼びうる固有の伝統技術や美意識を継承、あるいは進化させてきたのでしょうか。本展は、近年当館にコレクションの一部を寄贈された神邊一善氏の旧蔵品を中心として、近代木版画の軌跡を「明治の浮世絵」「木版口絵」「新版画」の3章構成で検証する試みです。

展示構成:
◇ プロローグ ── 浮世絵芸術の真髄
浮世絵版画のなかでも多色摺による錦絵は高度な表現を成し遂げ、江戸時代後期に隆盛を極めました。葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などといった稀代の絵師と、優れた技術を有する職人、それを束ねる版元の分業によって生み出される錦絵は、同時代の西洋の画家をも魅了し、後世にも多大な影響を及ぼしました。本展の導入部では、当館が所蔵する代表的な作品を通して、江戸の浮世絵芸術の真髄をご堪能いただきます。
◇ 第1章 明治の浮世絵 ── 文明開化と江戸の残照
明治時代が幕を開けると、絵師たちは激動の世相を活写しました。文明開化を題材とする開化絵には、擬洋風建築、鉄道、橋梁、洋装の人物や人力車の行き交う街並みなどが描かれ、大きく変貌した東京の風景を伝えています。開化絵は舶来の化学顔料を由来とする鮮烈な赤や紫色が特徴的ですが、一方で小林清親のように、西洋画の手法を取り入れ、繊細な感性で煌めく光の表情を捉える者もあらわれました。
明治新政府のもと西洋化が奨励されると、洋装の女性が憧れの的となり、錦絵にも登場するようになります。その一方で、去りゆく江戸を懐古する風潮が明治20年代頃に高まり、江戸時代の女性風俗を描く美人画が次々と登場しました。本章では、文明開化と江戸への懐古という、相反するエネルギーによって生み出された明治の浮世絵を展覧します。
◇ 第2章 木版口絵 ── 掌でひらく、多色摺木版の美
明治時代は、新たな印刷技術が導入され洋装本が主流になるなど、印刷や書物のあり方が大きく変化しました。そうしたなか、明治20年代中頃には、多色摺木版の口絵が書物の巻頭を飾るようになります。物語の登場人物や世界観を視覚的に紹介する木版口絵は広く大衆に受け入れられ、出版社は美麗な口絵を呼び物にしました。とりわけ、博文館による文芸雑誌『文芸倶楽部』は高い人気を誇り、武内桂舟、水野年方、梶田半古、鏑木清方らが手がけたモダンな女性像は、時代の気分をも伝えています。書籍に折り込まれるという独特の形態により、木版口絵は価値の低いものとみなされてきましたが、そこには高い水準で保持された伝統木版の技術が凝縮されています。本章では、神邊一善氏が収集した木版口絵の優品を紹介し、その知られざる魅力を探ります。
◇ 第3章 新版画 ── 浮世絵リバイバル!伝統技術の昇華
新版画とは、大正から昭和前期にかけて、錦絵の復興と革新を目指す版元・渡邊庄三郎を中心に制作された一連の木版画作品のことを指します。伝統的な分業体制のもと、錦絵の伝統技術と気鋭の画家たちの近代的感覚を融合し、高い芸術性を備えた木版画の創出を目指した庄三郎の取り組みは、停滞していた当時の浮世絵界に新たな息吹をもたらしました。庄三郎のもとには、訪日外国人画家や、鏑木清方門下の伊東深水、川瀬巴水、洋画家系の橋口五葉や吉田博など多彩な画家が集い、他の版元の参入もあって、バラエティに富んだ作品が次々と生み出されました。本章では、美人画と風景画を中心として、瑞々しい感性に彩られた新版画をご覧いただきます。

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[ 詳 細 : 東京富士美術館  ]

【展覧会予告】平塚市美術館|特集展 花の表現、その多様性/特別展示 新収蔵品展|’26年4月18日ー8月30日

平塚市美術館所蔵作品の中から「花」をモチーフに描いた作品を紹介します。四季折々の花鳥風月を描いた岡本秋暉をはじめ、平和への祈りが込められた佐々木豊の《薔薇爆弾》など、作家の個性や内面にあるものを花に託して表現された作品をご覧いただきます。さらに2024・25年度に当館のコレクションに新たに加わった作品の一部を初公開します。どうぞお楽しみください。

平塚市美術館
特集展 花の表現、その多様性/特別展示 新収蔵品展
会  期  2026年4月18日[土]ー 8月30日[日]
          [前 期]4月18日[土]- 6月28日[日]
          [後 期]6月30日[火]- 8月30日[日]
休  館  日  月曜日(ただし5月4日、7月20日は開館)、5月7日[木]、7月21日[火]
開館時間  9時30分 - 17時0分 (入場は16時30分まで)
会  場  平塚市美術館 展示室 2
      〠 254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 
      電 話:0463-35-2111 ファクス:0463-35-2741254-0073    ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 200円 / 高 大 生  100円 /中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  平塚市美術館
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花は、その姿かたちや色とりどりの美しさによって古くから愛され、現代まで様々な芸術の主要モチーフに取り上げられてきました。本展では、当館の所蔵作品の中から「花」をモチーフに描いた作品を3章に分けてご紹介します。

第1章は「季節の表現」をテーマとし、四季折々の花鳥風月を描いた作品を中心に、作家の身近な風景や普遍的な意味を持つ存在として描き継がれてきた花々をご紹介します。また、山口蓬春の戦前の大作《梅花紅葉》〔当館寄託(国際興業コレクション)〕を修復後初めて展示します。
第2章では「写生から出発した表現」をテーマに、写実的に描かれた作品をはじめ、花のかたちを捉えた上で抽象的、装飾的、幻想的に表現された作品など、真摯な写生をもとにしつつ、作家によって多様な表現で造形化された作品をご覧いただきます。
第3章は「内なる表現」として、仏教の説話をもとに描かれた伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》、平和への祈りが込められた佐々木豊《薔薇爆弾》など、作家の個性や内面にあるものを花に託して表現された作品をご紹介します。
しなやかに咲く花々は今も昔も、人生の様々な場面で私たちの身近に存在しています。本展では、近世から現代の作家たちが、自然や日常の中で花を見つめながら豊かに表現した約60 点の作品をご紹介します。
また、本展とあわせて、2024・25 年度に当館のコレクションに新たに加わった作品の一部を初公開します。どうぞ、お楽しみください。

堀文子《トスカーナの花野》1990年 平塚市美術館寄託

中川一政《薔薇》1986年頃 平塚市美術館蔵
福田美蘭《紅白芙蓉図》2012 年 平塚市美術館蔵

>> 展覧会のみどころ <<
❖ 1.季節を感じる作品をご紹介
第1 章「季節の表現」では、岡本秋暉《十二ヶ月花鳥図》をはじめ、松本節《ひまわりと雲》など、四季の花々が豊かに描き出された、季節を感じる作品を多数ご紹介します。また、修復後初公開となる山口蓬春の戦前の大作《梅花紅葉》は、大画面に梅(春)と楓(秋)が繊細かつ華やかに描かれた見ごたえのある作品です。是非お楽しみください。
❖ 2.多様な花の表現をご覧いただけます
「花」をモチーフに、掛軸や屏風、日本画や洋画、インスタレーションなど、さまざまに造形化された作品をご紹介します。また、髙良眞木《ひまわり》、中川一政《薔薇》など、実際の花の観察をもとに独自の表現で描かれた作品や、伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》、福田美蘭《紅白芙蓉図》など描き継がれてきた花のイメージに想いを託した作品、また、深堀隆介《桜升 命名 淡紅》や市川裕司《JAPANESE TREE 4》など、インスタレーションの作品を展示し、多様に広がる花の表現をご覧いただきます。  
❖ 3.新収蔵作品を特別展示!
本展の最後に「特別展示 新収蔵品展」として、2024・25 年度、新たに当館のコレクションに加わった作品の一部をご紹介します。湘南ゆかりの作家・井上三綱、森田勝、安田靫彦や、2025 年で生誕100 年を迎えた田澤茂、昨年夏に企画展を開催した原良介の《サギ子》と《フナ子》などの作品を、収蔵後初めて展示いたします。

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[ 詳 細 : 平塚市美術館

【展覧会 / WORKSHOP予告】新見美術館|―ほっと心に花が咲く― 中山みどり フェルトアート展|’26年4月18日-6月28日|

新見美術館
―ほっと心に花が咲く―
中山みどりフェルトアート展
会  期  2026年4月18日[土]- 6月28日[日]
休  館  日  毎週月曜日、5月4日は開館
      * GW中(4月29日[水・祝]- 5月6日[水・振])は毎日開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入場は午後4時30分まで)
会  場  新見美術館
      〠 718-0017 岡山県新見市西方361 
      TEL・FAX 0867-72-7851   ▷ アクセス
観覧料金  一 般 1,000円 / 大学生 500円 / 中学・高校生 300円 / 小学生 200円
      * 新見市内の小中学生は「こころふれあいパスポート」提示で観覧無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。      
後  援  岡山県、岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、産経新聞社、
      朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、
      中国新聞備後本社、新見市文化連盟、吉備ケーブルテレビ、備北民報社、
      新見市観光協会、新見公立大学、新見高等学校同窓会
特別協賛  人形の喜峯、日本貿易産業株式会社
企画協力  一般社団法人フェルトアート協会
主  催  新見市、新見市教育委員会、新見美術館、テレビせとうち────────────────────
ふわふわの羊毛から、特殊な針を使って、まるで生きているような動物を作り出すフェルトアート作家・中山みどりさんの展覧会を開催します。
中山さんは2001年に羊毛に出会い、これまで1200体以上の作品を生み出してきました。体のつくりやポーズをしっかり観察して、きめ細かな技術で作り出された動物たちは本物そっくりで、どの子も思わずほほ笑んでしまうようなかわいさです。
ほっと心に花が咲く、あたたかな時間をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新見美術館 ] 

【展覧会】和泉市久保惣記念美術館|特別陳列 北斎・広重 ―絶景!頂上決戦―|’26年4月12日-6月14日|

和泉市久保惣記念美術館
特別陳列
北斎・広重 ―絶景!頂上決戦―
会  期  令和8年(2026)4月12日[日]- 6月14日[日]
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始・陳列替期間
入館料金  一 般 500円、高・大生 300円、中学生以下 無料、65歳以上 2割引
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  和泉市久保惣記念美術館
      〠 594-1156 大阪府和泉市内田町三丁目6番12号
      TEL 0725-54-0001 FAX 0725-54-1885  ▷ アクセス
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和泉市制施行70周年を記念して美術館が所蔵する浮世絵版画の中から、浮世絵師を代表し、特に風景画にすぐれた絵師、葛飾北斎と歌川広重の作品をご紹介する展覧会です。題して絶景!頂上決戦。
北斎は広重よりもおよそ40歳年上で、東海道を題材とする作品を広重よりも早くに制作しています。風景画への興味が北斎の代表作である冨嶽三十六景に結実しました。北斎が冨嶽三十六景を制作している同じ頃に広重が彼の名を世界に知らしめた東海道五十三次を版元保永堂から出版しました。
本展覧会は両者の代表作である冨嶽三十六景と保永堂版東海道五十三次を中心に北斎と広重の風景画の魅力に迫ります。

\ 主な出陳予定作品 /
◇ 冨嶽三十六景 凱風快晴 葛飾北斎筆
◇ 諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝 葛飾北斎筆
◇ 東海道五十三次保永堂版 箱根 歌川広重筆
◇ 名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣 歌川広重筆

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 和泉市久保惣記念美術館

【展覧会予告】武蔵野市立吉祥寺美術館|大洲大作 -おおず だいさく- 焦点の彼方|’26年4月18日-5月31日

武蔵野市立吉祥寺美術館
大洲大作 -おおず だいさく- 焦点の彼方
会  期  2026年4月18日[土]- 5月31日[日]
休  館  日  4月30日[木]、5月27日[水]
開館時間  午前10時00分 - 午後7時30分
入  館  料  一 般 300円、中高生 100円、小学生以下・65歳以上・障がい者のかたは無料
会  場  武蔵野市立吉祥寺美術館
      〠 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
      電話:0422-22-0385 ファクス:0422-22-0386  ▷ 交通・アクセス
協  力  eitoeiko、株式会社イーティックスデータファーム、上毛電気鉄道株式会社、
      株式会社髙田産業
主  催  武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人 武蔵野文化生涯学習事業団)
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アーティスト・大洲大作(おおず・だいさく、1973年生まれ)は、うつる/うつすことを主題とし、写真表現を軸に、人の営みを光と影で捉えなおす取り組みを続けています。列車の車窓からみる/みえる風景をうつす《光のシークエンス》、水路や川の水面の光と影をとらえた《flow / float》、円環状の線路を回りつづけるミニチュアの列車と、その様子を撮影し投影する《Loop Line》など、みる/みえること、ひいては存在するということの根源を問う大洲の作品は、個展や芸術祭等での展示をとおして、国内外で高い評価を得てきました。
大洲の写真にうつるのは、いまこの瞬間にみる/みえる光と影であると同時に、いまこの瞬間を支える過去という永遠であり、次の瞬間に到来し立ちあらわれるものの予感です。焦点があたるところと、その先にあるもの、いうなれば焦点の彼方をも、大洲はうつしているのです。
本展は、写真プリント、映像として投影される写真、レンズなど、「うつる」と「うつす」の両義をもった作品を並置して構成します。最新作は、玉川上水、千川上水、京王井の頭線、中央線、そして武蔵野市の戦争の記憶である中島飛行機武蔵製作所跡地など、武蔵野市内各所を撮影の場としています。
私たちは時に、さまざまなルーティンのなかで、変わらない日常を繰り返しているかのように自覚します。しかし実際は、単なる繰り返しではなく、過ぎ去れば二度と眼前に現れない事象の連なりのうちに、生きています。エンドレスに、いわば螺旋のように重ねられてゆく生をとらえつつ、大洲大作がとらえ、写真にうつした光と影の像を追いながら、私たち自身のみる/みえること、すなわち今ここに在るということの意味を、問いなおしたいと思います。

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[ 詳 細 : 武蔵野市立吉祥寺美術館

【展覧会予告】世田谷文学館|前期コレクション展 没後30年 宇野千代展 ― 恋と創作の若き日々 ―|◉ 同時開催 ムットーニコレクション|’26年4月18日-9月6日|

世田谷文学館
コレクション展前期コレクション展
没後30年 宇野千代展 ― 恋と創作の若き日々 ―
同時開催  ムットーニコレクション
開催期間  2026年4月18日[土]- 2026年9月6日[日] * 混雑時入場制限あり
時  間  10:00 - 18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜が祝・休日の場合は開館し、翌平日休館)
会  場  世田谷文学館 1階展示室
      〠 157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10
      TEL03-5374-9111  ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 220円/大学・高校生 170円/65歳以上・小・中学生 110円
      障害者手帳をお持ちの方 110円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  世田谷区教育委員会
特別協力  株式会社 宇野千代
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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昭和6-7年 世田谷淡島の自宅にて
『脂粉の顔』(1923年 改造社):宇野のデビュー作。
最初の夫の姓「藤村千代」名義で刊行された

雑誌「スタイル」第1期創刊号(1936年6月):日本初のファッション誌。
題字は東郷青児、表紙はエコール・ド・パリの寵児と呼ばれた藤田嗣治が手掛けた。

『色ざんげ』『おはん』『生きて行く私』など、現代を生きる私たちの道標ともなる数々の名作を残した作家・宇野 千代(うの ちよ 1897-1996)。若き日には、画家の東郷青児とともに世田谷の淡島に “コルビジェ風” のアトリエ付きの瀟洒な家を建てて暮らしました。その作家としての人生は、尾崎士郎、東郷青児、北原武夫らとの数々の恋や、画家や詩人、評論家など各界で活躍する人々との華麗な交友関係の中で大きく花開いていきました。

本展は、2023年度に世田谷文学館に寄贈された宇野千代旧蔵の新資料を前期・後期に分け、年間を通してご紹介するものです。
前期展では、宇野の岩国での少女時代から、「おはん」の連載が始まる50歳ごろまでの資料を中心に展示します。
「色ざんげ」の自筆原稿や、東郷青児から宇野千代に宛てた書簡、北原との中国旅行で記された日記、日本初のファッション誌として記録的な売り上げを見せた雑誌「スタイル」のほか、宇野のデザインによる旧蔵の着物など、多彩な資料を一堂に展示。世田谷文学館の新たなコレクションの核となる資料を総覧いたします。
小説家としての出発、時代を先駆けた装いや暮らしぶりを通して、恋と創作に生きた若き日の宇野千代の姿に迫ります。強く、華やかに、しなやかに生きた宇野千代の世界をお楽しみください。

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[ 詳 細 : 世田谷文学館 ] 

 

【展覧会予告】大倉集古館|特別展 中国 宋・元・明時代の漆器 ── 和の漆器や香道具とともに|’26年4月14日-6月28日

大倉集古館
特別展
中国 宋・元・明時代の漆器 ── 和の漆器や香道具とともに
会  期  2026年4月14日[火]- 6月28日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし5/4は開館), 5/7(水)
入  館  料  一 般:1,500円、大学生・高校生:1,000円、中学生以下:無料
      * チケット各種・割引・優待情報などは下掲詳細「利用案内」参照
会  場  大倉集古館   
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
      TEL:03-5575-5711 FAX:03-5575-5712  ▷ アクセス
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本展覧会では、これまでほぼ紹介されたことのなかった中国 宋・元・明時代の漆工作品、54点をご紹介します。これらはいずれも、貴重かつ希少な類の作品です。本展を通じて、多くの方々に中国漆器への関心を持って頂けるようになれば幸いです。なお第2章では、館蔵品の中から和の漆器や香道具をご紹介いたします。

\ 大倉集古館 -おおくらしゅうこかん- 現存する日本最古の私立美術館 /
〔東京・虎ノ門、ホテルオークラ東京 正面玄関前にある〕大倉集古館は、明治から大正時代にかけて活躍した実業家・大倉喜八郎(1837-1928)が、明治35年(1902)に自邸内に開館した大倉美術館を前身とし、大正6年(1917)に財団法人化した私立美術館です。現存する日本最古の私立美術館であるとともに、日本で最初の財団法人の私立美術館です。
喜八郎が生涯をかけて蒐集した日本・東洋各地域の古美術品と、跡を継いだ嫡子喜七郎(1882-1963)が蒐集した日本の近代絵画などを中心として、国宝3件、重要文化財13件及び重要美術品44件を含む美術品約2500件を収蔵しています。伊東忠太設計の建物も特徴的です。
※ 大倉集古館は博物館登録制度での 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト )

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[ 詳 細 : 大倉集古館 ]

【展覧会】永青文庫|令和8年度春季展 熊本城 ― 守り継がれた名城400年の軌跡 ―|’26年4月11日-6月7日|

永青文庫
令和8年度春季展
熊本城
― 守り継がれた名城400年の軌跡 ―
会  期  2026年4月11日[土]- 6月7日[日]
会  場  永青文庫
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1
      TEL 03-3941-0850  ▷ アクセス
時  間  10:00 - 16:30(最終入館時間 16:00)
      * 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
      * 来館事前予約は不要です。混雑時はお待ちいただく場合があります。
休  館  日  毎週月曜日(ただし5/4は開館し、5/7は休館)
観  覧  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  熊本県、熊本県立美術館、熊本市、熊本城調査研究センター、
      熊本大学附属図書館、熊本大学永青文庫研究センター、ホテル椿山荘東京
主  催  永青文庫
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赤星閑意「熊本城之図」 明治時代(19世紀) 永青文庫蔵
(熊本大学附属図書館寄託)
「細川忠利書状案」狩野是斎宛(寛永10年〈1633〉)5月11日 永青文庫蔵
(熊本大学附属図書館寄託)
重要文化財「相験の香箱」江戸時代 永青文庫蔵(熊本大学附属図書館寄託)
「銀札啄木糸射向紅威丸胴具足」細川忠利所用 江戸時代(17世紀)
永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託)

2026年4月で熊本地震から10年を迎えます。加藤清正によって築かれた熊本城は、加藤家のあとを受け熊本に入国した細川家が約240年にわたり居城とした名城です。永青文庫が所蔵する歴史資料のなかには、大国を任された初代藩主・細川忠利の率直な想いや、城の象徴である天守の機能のほか、被災を繰り返しながらも修復につとめた過程などが克明に記録されています。
本展では熊本のさらなる復興を祈念し、2025年に重要文化財に追加指定されたばかりの「細川家文書」やゆかりの美術工芸品をとおして、細川家の視点から熊本城の歴史をたどります。また、クラウドファンディング「文化財修理プロジェクト第2弾」のご支援をもとに修理した初代藩主・忠利と二代藩主・光尚の甲冑を、修理後初めてお披露目いたします。
築城から400年の時を超え、今も力強く歩み続ける熊本城。最新の復旧状況とあわせ、名城の「いま」と「むかし」をご覧ください。

\ 永青文庫と熊本 /
永青文庫は、肥後熊本54万石を治めた大名細川家に伝来する美術工芸品や歴史資料などを保存・展示している美術館で、熊本とは深い縁があります。
熊本県立美術館や熊本大学附属図書館などには永青文庫の所蔵品が多数寄託され、日々調査研究が進められています。2016年の熊本地震の翌年にも、復興を祈念して永青文庫では「熊本城―加藤清正と細川家―」展を開催しました。今回の展覧会は9年ぶりの熊本城展となります。

また、永青文庫や肥後細川庭園のある文京区は、2015年、新宿区、熊本県、熊本市と「文化と歴史を縁とする包括連携に関する覚書」を結んでおり、相互の文化・歴史資源を活用した連携をおこなっています。

> 展覧会の見どころ <
◇ 1.天下の名城・熊本城の歴史を細川家の視点からひも解く
慶長12年(1607)、加藤清正によって築かれた熊本城。熊本城というと、加藤清正のイメージが強いですが、240年もの長きにわたり熊本城を居城としたのは、豊前小倉藩から熊本に国替えとなった細川家でした。寛永9年(1632)に初入国した初代藩主・細川忠利(1586~1641)は、息子・光尚に宛て「江戸城の他にこれほど広い城は見たことがない」と巨大城郭への驚きをしたためています(広報画像「細川忠利自筆書状」)。本展では永青文庫の所蔵品をとおして、細川家の入国から西南戦争までの熊本城の歴史を振り返ります。
◇ 2.「細川家文書」は熊本城に関する記録の宝庫!
2025年、9346点が新たに国の重要文化財に追加指定され、近年注目が集まる「細川家文書」。総数58000点に及ぶ「細川家文書」のなかには、熊本城の具体像を示す様々な記述が見出せます。城の象徴である天守に歴代当主の甲冑や鉄砲、楯などの武器武具が保管・管理されていた様子をはじめ、頻発する地震に「危なくて庭のない本丸にはいられない」と藩主・忠利が嘆く様子(広報画像「細川忠利書状案」)など、熊本城の実像が克明に記されています。そうした史料に加え、本展では、熊本城が舞台となった西南戦争(明治10年〈1877〉)に関する近代細川家文書も初公開します。
◇ 3.ゆかりの工芸品も展示に華を添えます
熊本城の本丸御殿を飾った可能性のある「老松牡丹図屏風」、加藤清正所用と伝わる「桔梗折墨紋蒔絵湯桶」や「菊桐紋散蒔絵螺鈿徳利」など、関連する美術工芸品を展示します。また、万が一幕府から改易を言い渡された場合、城の明け渡しが藩主の意志かどうか国元の家臣が判断するためのアイテム「相験(あいじるし)の香箱(こうばこ)」など、珍品も紹介します。
◇ 4.修理でよみがえった甲冑2領をお披露目
2023年、クラウドファンディング「文化財修理プロジェクト第2弾」を実施し、そのご支援をもとに、初代藩主・忠利所用「銀札啄木糸射向紅威丸胴具足」と二代藩主・光尚所用「栗色革包紫糸威二枚胴具足」を修理しました。威糸の欠失や漆の剥落、錆などにより展示ができない状態でしたが、修理が完了し、安全に展示・保管できるようになりました。勇壮な姿によみがえったこの2領を、修理後初めてお披露目いたします。
◇ 5.最新の復旧情報も
築城から400年という長い歴史のなかで、熊本城は度々災害に見舞われてきました。2016年に発生した熊本地震でも、宇土櫓や長塀など重要文化財に指定されているすべての建造物、天守閣、石垣などに大きな被害がありました。本展では、熊本城調査研究センターのご協力をいただきながら、この10年の間に進んだ復旧の様子もあわせて紹介します。

「永青文庫」入口

 

※ 永青文庫は博物館登録制度における 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 永青文庫

【展覧会】文京区立森鷗外記念館|特別展 近代文学でよむ文の京の坂と名所|’26年4月11日-6月28日|

文京区立森鷗外記念館
特別展 近代文学でよむ文の京の坂と名所
会  期  2026年4月11日[土]- 6月28日[日]
      会期中休館日:4月27日[月]・28日[火]、5月25日[月]・26日[火]、
      6月22日[月]・23日[火]  ▷ 休館日一覧
開館時間  10時 - 18時(最終入館は17時30分)
会  場  文京区立森鷗外記念館
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
      TEL 03-3824-5511  ▷ 交通・アクセス
観  覧  料  一 般 600円(20名以上の団体:480円)
      * 中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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文の京(ふみのみやこ/文京区)には、根津神社や小石川植物園、団子坂など明治以前から現在に至るまで親しまれている名所や坂がたくさんあります。また、明治初期に本郷に移転した東京大学の周辺には、のちに作家となる若者たちが多く暮らしていました。
明治から昭和初期の近代文学の中には、文の京を人々が行きかい、名所が登場する作品があります。鷗外『青年』では主人公が根津神社を通り過ぎ、夏目漱石『三四郎』は東京大学構内、石川啄木『天鵞絨 (ビロウド)』は混雑した本郷三丁目、徳田秋声『みち芝』は牛天神(北野神社)、中野重治『むらぎも』は富坂、泉鏡花『外科室』は小石川植物園が書かれました。志賀直哉は『クマ』で飼い犬を追って護国寺へと走ります。樋口一葉は、日記に名所への外出を書き残しました。
他方、鷗外の住んだ観潮楼は、秋に菊人形でにぎわった千駄木、団子坂上に建っていました(現・当館所在地)。周辺には高村光太郎、宮本百合子、室生犀星、江戸川乱歩なども住み、千駄木は彼らの生活圏であり、作品にも書かれました。
本展では、明治から昭和初期の近代文学に書かれた文の京の坂と名所を紹介します。100年ほど前の風景や人々の営みを近代文学でよんでいきます。

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[ 詳 細 : 文京区立森鷗外記念館

【展覧会】千代田区立日比谷図書文化館|特別展 夢は叶えるもの ターシャ・テューダー 人生の軌跡|’26年4月11日-6月14日|

千代田区立日比谷図書文化館
特別展
夢は叶えるもの ターシャ・テューダー 人生の軌跡
会  期  2026年4月11日[土]- 6月14日[日]
休  館  日  4月20日[月]、5月18日[月]
観覧時間  10時-19時(金曜日10時-20時、日曜日・祝日10時-17時)                                 
      * 入室は閉室の30分前まで
会  場  千代田区立日比谷図書文化館  1階特別展示室
      〠 100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
      電 話 03-3502-3340(代表)  ▷ アクセス
観  覧  料  一般300円、大学・高校生200円
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  自然とともに生き、絵本に夢を託したターシャの世界へ。

アメリカの絵本作家・挿絵画家 ターシャ・テューダー(1915-2008)。自然に寄り添い、農業や手仕事を取り入れたスローライフを実践した彼女の姿は、時代を超えて多くの人の共感を集めました。絵本 『パンプキン・ムーンシャイン』 や 『クリスマスのまえのばん』 に描かれた、繊細で叙情的な水彩画とあたたかな物語は、日本でも長く愛されてきました。

本展では、これまであまり紹介されてこなかったニューハンプシャー州での子育て時代の紹介とともに、絵本原画や写真資料を通じてターシャの人生と作品世界をひもときます。「夢は叶えるもの」というメッセージを軸に、絵本を通じて世界中の読者と心を通わせ、理想のライフスタイルを築きあげたターシャの軌跡をご紹介します。

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[ 詳 細 : 千代田区立日比谷図書文化館 ]

【展覧会】パナソニック汐留美術館|ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶|’26年4月11日-6月21日|

パナソニック汐留美術館
ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶
会  期  2026年4月11日[土]- 6月21日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 5月1日[金]、6月5日[金]、19日[金]、20日[土]は夜間開館
      午後8時まで開館(ご入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし4月29日、5月6日、6月17日は開館)
入  館  料  一 般:1200円、 65歳以上:1100円、 大高校生:700円、 中学生以下 無料
      * 土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約(平日は予約不要)
      * 障がい者手帳を提示の方、および付添者1名まで無料で入館いただけます
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  パナソニック汐留美術館
      〠 105-8301 東京都港区東新橋1丁目5−1
      電話番号 ハローダイヤル 050-5541-8600  ▷ 交通・アクセス
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、港区教育委員会
特別協力  ジョルジュ・ルオー財団
主  催  パナソニック汐留美術館
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パナソニック汐留美術館は開館以来、20世紀のフランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871–1958)の作品を中心に収集し、現在では約270点のルオー作品を所蔵しています。とりわけ近年は、ギュスターヴ・モローのアトリエで学んでいた頃の初期の貴重な作品群が充実し、そこに師モローの作品も新たにコレクションに加わりました。本展は、近年新たに迎えた収蔵作品を中心に、当館のルオーコレクションを紹介する展覧会です。ルオーの名作の数々が生まれた場である「アトリエ」に焦点を当て、作品がどのような環境で、どのような画材を用いて描かれたのか、初期から晩年までの代表作と共に紹介します。また、パリのルオー財団の特別な協力のもと展示スペースの一角に、ルオーが晩年、自身最後のアトリエで実際に使用していた画材道具や机などを用いて、アトリエの一部再現を試みます。身近な家族でさえも立ち入りを制限されていた聖域である画家のアトリエの記憶を作品と共に紐解きます。この度、収蔵作品としては初めて出品される《モデル、アトリエの思い出》にもご注目ください。

\ 展覧会の見どころ /
◇ 1. 近年新たにコレクションとして迎えた新収蔵作品を一挙公開!
開館以来ルオー作品を継続して収集している当館は、2022年度、初めてルオーの師ギュスターヴ・モローの油彩を収蔵し、コレクションの幅を広げています。また、2024年度には、フォーヴ期のルオーの代表作《二人の娼婦》(裏面:《婦人像》)(1906年)が収蔵作品に加わりました。本展では、これらを含む近年の新収蔵作品を一挙公開いたします。この度、収蔵作品としては初めて出品される《モデル、アトリエの思い出》(1895年/1950年頃)にもご注目ください。
◇ 2. 初期から晩年までのルオーの代表作を、それらが制作された場所の記憶と共に紹介します!
本展では、ルオーの画業を、4つの時代に大きく区切り、それぞれの時代の代表作を、それらが制作された場所と共に紹介します。一方で、ルオー作品には度々、時代を跨いで何度も手を加えられながら進化していく、独特の制作スタイルが見てとれます。新収蔵作品《モデル、アトリエの思い出》も、1895年に制作された後、1950年代頃に上から塗り重ねられた作品のひとつです。本展では、本作に見られるような、晩年のルオーが若かりし頃の作品を、「思い出」として再び描きなおした作品にも注目します。
◇ 3. 日本初公開! ルオーが晩年、パリに構えた最後のアトリエを一部再現して紹介!
1948年、ルオーはパリ12区リヨン駅前のエミール・ジルベール通り2番地に最後のアトリエを構えます。当地は現在、ジョルジュ・ルオー財団の拠点となっており、アトリエもそのまま残されています。本展は、このアトリエを、ルオー財団の特別な協力のもとルオーが実際に使用していた画材道具などと共に一部再現してご紹介する、日本で初めての機会となります。通常、パリのアトリエから出ることのない、門外不出の画材道具たちを、当時のアトリエの雰囲気が伝わる形でお目にかける、またとない機会です。この貴重な機会をお見逃しなく。

> ジョルジュ・ルオー Georges Rouault (1871-1958)<
パリの下町ベルヴィルで生まれ育つ。14歳でステンドグラス職人に弟子入りする傍ら、国立高等装飾美術学校の夜間クラスに出席した。1890年、19歳の時に国立美術学校に入学し、最初はジュール=エリー・ドローネ(1828-1892)、続いてギュスターヴ・モローのアトリエで学ぶ。生徒の個性を何よりも尊重したモローが教える教室には他に、アンリ・マティス(1869-1954)、アルベール・マルケ(1875-1947)等が所属し、ルオーは彼らとも親交を結んだ。モローの死後、マティス、マルケ、ルオーらは共にサロン・ドートンヌを創設し、そこで革新的な作品を次々と世に出していった。
一方で、1890年代にアンブロワーズ・ヴォラールの画廊でポール・セザンヌ(1839-1906)の作品を目にしたルオーは深い感銘を受ける。モローやセザンヌの影響を受けたルオーは、次第に「かたちと色の調和」を追い求めるようになり、自身の芸術について語る著作の中でも繰り返し「かたち、色、ハーモニー」ということばを用いた。キリスト教主題の作品を多く描いた一方で、社会の底辺で生きる人にスポットを当てたサーカスや娼婦、あるいは権威的な地位に身を置く裁判官など、同時代に生きる人間の本質に迫った作品も多く描いた。戦時中は一時的に疎開しながらも制作を続け、版画集『ミセレーレ』のような戦争を主題とした作品も描いている。晩年は、絵具を厚く塗り重ねた独特の表現と光り輝くような色彩で人物像や風景画を多く描いた。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館 ]

【展覧会】ひろしま美術館|生誕150周年 アルベール・マルケ展|’26年4月11日-5月31日|

ひろしま美術館
生誕150周年
アルベール・マルケ展
会  期   2026年4月11日[土]- 5月31日[日] * 会期中無休
          前 期:4月11日[土]-5月 7 日[木]
          後 期:5月 8 日[金]-5月31日[日]
      * 会期中に展示替えを行います。
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
入  館  料  一 般 2,200円、高大生 1,000円、小中学生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  公益財団法人ひろしま美術館
      〠 730-0011 広島市中区基町3-2 中央公園内
      TEL 082-223-2530   FAX 082-223-2519 ▷ アクセス
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、広島県教育委員会、
      広島市教育委員会、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、
      広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、ちゅピCOM
協  賛  DNP大日本印刷、広島銀行
協  力  日本航空、ヤマト運輸
特別協力  ボルドー美術館
主  催  公益財団法人ひろしま美術館、中国放送、中国新聞社、共同通信社───────────────────

窓をひらけば、そこは心地よい水辺

アルベール・マルケ《ル・アーヴルの縁日》1906年 油彩/カンヴァス ボルドー美術館
© Mairie de Bordeaux, musée des Beaux-Arts, photo, F.Deval.
アルベール・マルケ《ルーアン、ボワエルデュー橋とパリ河岸、快晴》1912年 油彩/カンヴァス パリ、個人蔵(協力:パリ、ギャルリー・ド・ラ・プレジダンス)

フランス近代絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875-1947)の生誕150周年を記念して、日本では35年ぶりとなる回顧展を開催いたします。 マルケは1890年代の終わりから、友人のアンリ・マティスとともに大胆な色彩によるのちにフォーヴィスムと呼ばれる作風を展開していきますが、やがて他のフォーヴィストたちとは一線を画し、穏やかな作風へと変わっていきます。生涯旅を愛し、窓から水辺と建物が織りなす風景を見つめ、俯瞰した構図とニュアンスのある穏やかな色遣いで、それぞれの地で感じた光や空気感の違いまでも描き出しました。 本展では、日仏の主要な美術館や個人コレクションから借用した油彩、パステル、デッサンなど約90点により、マルケの画業を辿ります。なかでも、水辺の風景など特定のモティーフを、異なる時間、季節、天候を変えて描く試みを行っていることに着目し、マルケの新たな魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ひろしま美術館 ] 

【展覧会】東京都庭園美術館|建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸|’26年4月11日-6月14日|日時指定予約制

東京都庭園美術館
建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸
会  期  2026年4月11日[土]- 6月14日[日]
時  間  10時 - 18時 (入館は閉館の30分前まで)。
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-9
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル) 9:00-20:00
      TEL 03-3443-0201(代表) 10:00-18:00   FAX 03-3443-3228
      ▷ 交通・アクセス https://www.teien-art-museum.ne.jp/visit/
休  館  日  毎週月曜日
      (ただし、5月4日は開館、5月7日[木]は休館)
観  覧  料  * 本展は日時指定予約制です。ご来館前にチケットをご購入ください。
      一 般 1,000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、
      高校生・65歳以上 500円   ▷ チケット購入先
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
年間協賛  戸田建設株式会社、ブルームバーグ
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
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1920年代、フランス・パリで当時全盛期を迎えていたアール・デコに触れた朝香宮鳩彦王・允子妃は、帰国後にアール・デコスタイルを取り入れた邸宅を建てました。これこそが、現在、東京都庭園美術館の本館となっている旧朝香宮邸です。主要な部屋の内装は、アンリ・ラパンやルネ・ラリックなどの芸術家たちが手がけ、また、全体の設計は宮内省内匠寮の技師が担い、1933年に竣工しました。
1983年に美術館として開館して以降、旧朝香宮邸の建物に注目した展覧会を行ってきました。今年は「アニマルズ」をテーマとし、当館の建物の魅力を探ります。朝香宮邸では、白孔雀や鶴、犬、ウサギなども実際に生活していたほか、その内装にはたびたび動物が登場します。本展では、様々な作品や資料を通して、こうした朝香宮邸の中の動物に注目します。
カーテンを開け放つことで新緑の美しい庭園を臨みながら、宮邸時代の家具や調度品を用いて邸宅の雰囲気を再現する本展。往時に思いを馳せながら、唯一無二の建築空間や室内装飾をご堪能ください。

\ みどころ Highlights /
◇ アニマルズ、大集合!
朝香宮邸に暮らしていたのは、朝香宮家だけではありません。白孔雀や鶴、犬、鶏、ウサギ・・・様々な動物たちが飼育されていました。当時の様子を記録した貴重な資料には、庭園を闊歩する白孔雀の姿も収められています。
また、建物の室内装飾にも、鹿や魚など動物たちがモチーフとして用いられています。本展ではこうした動物の館としての朝香宮邸にも注目します。
さらに、新館では20世紀の西洋美術における多様な動物モチーフの作品をご紹介。可愛い、勇ましい、大きい、小さい・・・様々な動物たちが集合します。
◇ ウインターガーデンの特別公開
旧朝香宮邸の最上階である3階に位置するウインターガーデン。白と黒の市松模様の床が印象的な本部屋は、2003(平成15)年の修復後に一般初公開されて以降、展覧会によって限定公開される特別な空間です。本展でもこのウインターガーデンを公開。実際にお入りいただき、細部をご覧いただけます。
◇ 新緑の庭園と旧朝香宮邸
本展は庭園の新緑が美しい時期に開催。普段は作品保護のために閉められていることの多いカーテンを、可能な限り開け放つことで、旧朝香宮邸からも庭園の美しい緑を堪能していただけます。フランスのアール・デコのデザインと日本の意匠が融合した、唯一無二の建築空間と、都会にある豊かな自然という、当館ならではの特徴を存分に堪能できる、またとない機会となります。

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[ 詳 細 : 東京都庭園美術館

【展覧会】安城市歴史博物館|企画展 石川丈山 -家康の近侍から文人へ-|’26年4月11日-7月5日|

安城市歴史博物館
企画展
石川丈山 -家康の近侍から文人へ-
会  期  令和8年(2026年)4月11日[土]- 7月5日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)
会  場  安城市歴史博物館
      〠 446-0026 愛知県安城市安城町城堀30番地
      TEL 0566-77-6655  FAX 0566-77-6600  ▷ 交通アクセス
観覧無料
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石川丈山像 富岡鉄斎筆(安城市歴史博物館蔵)
月画賛 石川丈山筆(安城市歴史博物館蔵)

郷土の偉人である石川丈山は、天正11年(1583)に現在の安城市和泉町で生まれました。家系は代々徳川家康の家系に仕える一族でした。丈山自身も家康の家臣となりましたが、慶長20年(1615)33歳の時、大坂夏の陣で軍令違反を犯したことを機に武士の身分を捨てました。丈山は、家康に仕えていた頃から禅に関心がありましたが、退隠後に友人の朱子学者林羅山の勧めで藤原惺窩と出会い、朱子学を専心するようになりました。そして、90歳で亡くなるまで詩作や書芸の研鑽に励みました。
こうした丈山の生き方は、武士で身を立てるだけが成功ではない例として後世にも影響を与え、幕末以降、都築弥厚など郷土を同じくする人々による顕彰が活発に行われてきました。そうした丈山の生涯を当館収蔵の資料を中心に展示し、逸話などを交えて丈山の魅力に迫ります。

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[ 詳 細 : 安城市歴史博物館 ] 

【展覧会】相国寺承天閣美術館|企画展 相国寺の近代|’26年3月28日-5月17日|開展貳週

相国寺承天閣美術館
企画展  相国寺の近代
会  期  2026年3月28日[土]- 5月17日[日]
時  間  10:00 - 17:00 (入館は16:30まで)
拝  観  料  大 人 1,000円、大学生・高校生 800円、中学生 500円
      * 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  相国寺承天閣美術館
      〠 602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入
      TEL:075-241-0423 FAX:075-212-3585  ▷ アクセス
協  賛  一般財団法人 萬年会 鹿苑寺 慈照寺
主  催  相国寺承天閣美術館
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江戸時代が終わり、日本全体が新しい体制に変化した激動の時代に、相国寺もまた大きな変化を迎えていました。それまで相国寺の住持の任命、寺領の安堵は江戸幕府が行っていたため、寺院体制が根幹から揺らいだのです。相国寺は明治期に複数の塔頭が廃絶、寺宝の伊藤若冲「動植綵絵」も手放しました。何を手放し、何を守ったのか、現存する什物と近代文書から探ります。
また、多くを失った後には、再構築の動きがおこります。明治後半から大正期にかけて、新たな寺宝も追加されていきました。特に、富岡鉄斎に絵を習った相国寺僧、橋本獨山は祖師の墨跡や青銅器などを相国寺に寄進しました。その作品群も公開いたします。
相国寺が迎えた近代の景色を、本展覧会でご覧ください。

\ 展示構成 /
❖ 第一章 手放した寺宝、残した寺宝
❖ 第二章 薩摩藩と相国寺
❖ 第三章 明治新政府と相国寺
❖ 第四章 明治の文人たちの顕彰
❖ 第五章 加えられた寺宝 

\ みどころ /
◇ みどころ 1 流出した寺宝の記録
相国寺は明治時代の寺院政策、廃仏毀釈の影響を受け、存続をはかるために多くの寺宝を手放しました。流出した作品群の中には、現在国宝の指定を受けている作品も複数含まれます。その中でも、皇室に献納された「動植綵絵」は江戸時代の絵師、伊藤若冲の傑作とした名高いものです。その「動植綵絵」を手放す決断をした当時の相国寺住持、荻野獨園の想いを示す資料を初公開資料も含め展示いたします。
◇ みどころ 2 藤原惺窩顕彰の記録
近世儒学の祖として名高い藤原惺窩( 一五六一~一六一九) の墓所は相国寺塔頭、林光院にあります。明治時代になると富岡鉄斎を中心に惺窩顕彰の活動がおこり、明治二十二年(一八八九)には墓碑が建立され、明治二十六年(一六九三)には惺窩に正四位の位が贈られました。それらを記念した出版物の版木や初公開の詩歌会の記録などの什物を展示いたします。

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[ 詳 細 : 相国寺承天閣美術館 ]

【展覧会】京都大学総合博物館|2025年度企画展 文化財発掘Ⅻ 模型からみる文化遺産|’26年3月11日-6月14日|開展壹个月

京都大学総合博物館
2025年度企画展 文化財発掘Ⅻ
模型からみる文化遺産
会  期  2026年3月11日[水]- 6月14日[日]
開館時間  9:30-16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
観  覧  料  館内での支払いは現金のみになります。
      個人観覧料 一 般 400円、大学生 300円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
会  場  京都大学総合博物館
      〠 606-8501 京都市左京区吉田本町 
      TEL: 075-753-3272  ▷ アクセス
後  援  島津製作所 創業記念資料館、京都府教育委員会、京都市教育委員会
主  催  京都大学総合博物館
      京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター────────────────────
第12回目となる「文化財発掘」では、明治時代末から昭和10年代にかけて製作された模型に焦点を当て、考古資料の記録・研究・普及において果たした役割を解き明かします。日本で最初の考古学講座開講のためロンドン大学に留学した濱田耕作は、模型の役割と意義を学びました。
帰国した濱田はパルテノン神殿の模型を自作し、その後の調査研究と関連して、さまざまな模型を製作・購入しました。また、陳列館が収集した世界各地の考古資料をもとに、島津製作所や上野製作所で作られた模型は、教材として各地に販売されました。
今回の企画展では、京都大学が所蔵する主要な文化遺産模型および関連資料を展示して、模型製作の目的や、その学術的意味を明らかにすることで、模型のもつ資料的価値を再評価したいと思います。

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[ 詳 細 : 京都大学総合博物館 ] 

【展覧会】千葉市美術館|企画展 密やかな美 小村雪岱のすべて|’26年4月11日–6月7日|

千葉市美術館
企画展 密やかな美 小村雪岱 -こむら せったい- のすべて
会  期  2026年4月11日[土] – 6月7日[日]
          前 期:4月11日[土] – 5月6日[水・祝] 
          後 期:5月 8 日[金] – 6月7日[日]
休  室  日  月曜日(5月4日をのぞく)、5月7日[木]
開館時間  10:00 – 18:00 (金・土曜日は、20:00まで)
観  覧  料  一 般 1,500円、大学生 1,000円、小・中学生、高校生 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel  043-221-2311   fax  043-221-2316  ▷ アクセス
協  賛  DNP大日本印刷
特別協力  川越市立美術館
主  催  千葉市美術館、毎日新聞社
──────────────────── 大正から昭和初期にかけて、日本画や書籍の装幀、挿絵や舞台装置、映画の美術考証など、幅広いジャンルで活躍した小村雪岱(こむら せったい 1887-1940)。装幀では泉鏡花との共作に代表される繊細極まりない意匠で新境地を拓き、挿絵では邦枝完二らと組んで「おせん」や「お傳」といった稀代の美女を世にだし、舞台装置でも「一本刀土俵入」で新風を送るなど、いずれの分野でも洗練された仕事を見せ、大衆を魅了しました。
本展では、最大のコレクションを誇る埼玉県立近代美術館をはじめ、雪岱の再評価に貢献してきた数々の優れた個人コレクションから優品を集めて雪岱の代表作を網羅し、雪岱の画業を「人」とのつながりから再考します。数多の文学者や松岡映丘・鏑木清方ら日本画家、また出版人や舞台人たちとの交流と協働に光をあて、互いの仕事へのリスペクトから雪岱の作品世界がいかに生み出されたかをみつめ、新たな小村雪岱像の構築をめざします。
※ 会期中に大幅な展示替えをおこないます。

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[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]

【展覧会】国立新美術館|テート美術館 - YBA&BEYOND|世界を変えた90s 英国アート|’26年2月11日-5月11日|開展貳个月

国立新美術館
テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート
YBA&BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection
会  期  2026年2月11日[水・祝]- 5月11日[月]
休  館  日  毎週火曜日  * ただし2026年5月5日[火・祝]は開館
開館時間  10:00 - 18:00 * 入場は閉館の30分前まで
      * 毎週金・土曜日は20:00まで
会  場  国立新美術館 企画展示室2E
      〠 106-8558 東京都港区六本木7-22-2  
      問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ アクセス
観覧料金  当日券  2,100円(一般)、1,300円(大学生)、700円(高校生)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  国立新美術館、テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、
      朝日新聞社
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本展は、1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された英国美術に焦点を当てる企画です。サッチャー政権時代(1979-90年)を経験して緊張感漂う英国社会では、既存の美術の枠組みを問い、作品の制作や発表において実験的な試みをする作家たちが数多く登場しました。当時「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれた作家たち、そして、彼らと同時代のアーティストたちは、大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとし、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な手法を用いて独創的な作品を発表してきました。約60名の作家によるおよそ100点の作品を通じて、90年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を検証します。

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\ YBA とは /
1988年7月、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで学んでいたダミアン・ハーストは、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」展を企画しました。ハーストや同世代の作家たちは、全く新しい視点で素材を選び、制作し、発表の機会を積極的に開拓していったのです。1992年に『アート・フォーラム』誌上で美術史家のマイケル・コリスは彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト-YBA」と呼び、サーチ・ギャラリーで開催された同名の展覧会により YBA という言葉は一般に広がっていきました。YBA の作家たちの自由な活動によって、90年代の英国のアートシーンは世界的な注目を集めるようになったのです。

\ みどころ /
◇ 英国美術の世界的中心地テート発の “UK90’s” 展
テート美術館が自ら編んだ、YBA と90年代英国アートの決定版。
◇ 伝説のスターアーティストの競演
ダミアン・ハースト、ジュリアン・オピー、ルベイナ・ヒミド、スティーヴ・マックイーン、トレイシー・エミン、ヴォルフガング・ティルマンスなど、世界のアート史に名を刻むアーティストの作品が集結。
◇ 音楽 × サブカル × ファッションの熱狂と呼応するアート
UKカルチャーが溢れた黄金期の息吹。90年代の英国で起こったアート、音楽、ファッションの革命的ムーブメントの核心を体験できる、唯一無二の展覧会です。

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[ 詳 細 : 国立新美術館    本展特設ウェブサイト 

【展覧会】奈良国立博物館|特別展 神仏の山 吉野・大峯|― 蔵王権現に捧げた祈りと美 ―|’26年4月10日-6月7日|前後期二期制開催

奈良国立博物館
特別展 神仏の山 吉野・大峯
― 蔵王権現に捧げた祈りと美 ―
会  期  令和8年(2026)4月10日[金]- 6月7日[日] * 会期中一部作品展示替え
          前期展示:4月10日[金]- 5月10日[日]
          後期展示:5月12日[火]- 6月 7 日[日]
休  館  日  毎週月曜日 
      * ただし4月27日[月]、5月4日[月・祝]は開館
開館時間  9:30-17:00 * 入館は閉館の30分前まで
会  場  奈良国立博物館  東新館・西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地  ▷ アクセス
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)  FAX:0742-26-7218
観覧料金  一 般 2,000円、高 大 生 1,500円、中学生以下 無 料
      * 本展の観覧券で、名品展(仏像館・青銅器館)もご覧になれます。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協賛  キヤノン、大和証券グループ、大和ハウス工業、T&D保険グループ
協  賛  JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、三井不動産、
      三菱ガス化学、三菱地所、明治ホールディングス
特別協力  大峯山寺、文化庁
企画協力  TOPPAN
協  力  近鉄グループ、仏教美術協会
特別支援  DMG森精機
主  催  奈良国立博物館、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

神々や仙人が住まう、神秘的で謎めいた場所として崇あがめられてきた吉野。吉野から和歌山の熊野へと至る大峯 -おおみね- の険しい山々は、山岳修行はじまりの地とされ、古来人々は特別な力や悟りを得ようと大自然の中に身を投じてきました。
とくに吉野から大峯の山上ヶ岳は、金を秘める霊山「金峯山 -きんぷせん」と呼ばれ、平安時代には藤原道長ら、都の貴族や天皇がこぞって参詣しました。さらに南北朝時代になると後醍醐天皇が山内に政治の拠点を置いたように、各時代を通じて特別な場所でありつづけました。
近年、道長が自ら書写して金峯山に埋納した紺紙金字経 -こんしきんじきょう- の断簡が金峯山寺で大量に発見され、大きな注目を集めました。1000年以上も前に、道長が金峯山独自の尊格・蔵王権現に捧げたというこの経巻を本来の姿に復元すべく、目下保存修理が進められています。
本展では、道長自筆の国宝・紺紙金字経を修理後初公開するとともに、山岳修行の祖・役行者像 -えんのぎょうじゃぞう- や、蔵王権現像、曼荼羅-まんだら- や 鏡像 -きょうぞう、人々が祈りを捧げた神像や仏像など、自然と神仏への信仰が一体となって生み出されたこの地域ならではの宝物を一堂に展観します。
山が連なる大自然、そこに神と仏が宿り、やがては修験道の聖地、そして桜の名所ともなった吉野・大峯。本展はその歴史と魅力を余すところなくご紹介する展覧会です。

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[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ] 

【特別公開】奈良国立博物館 仏像館 名品展|特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像 ― 奈良・金峯山寺所蔵 ―|’21年2月23日-仁王門修理完了まで

奈良国立博物館 仏像館 名品展
特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像
― 奈良・金峯山寺所蔵 ―
期間予定  令和3年(2021)2月23日[火・祝]- 仁王門修理完了まで
(令和10年度予定)

開館時間  仏像館・青銅器館 (名品展) * いずれも入館は閉館の30分前まで
      令和7年(2025)7月1日[火]- 当面の間  午前9時30分 - 午後5時 
      * 毎週土曜日および、8月5日[火]-8月15日[金]は午後7時まで
休  館  日  毎週月曜日(休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日)
      * その他年末年始、臨時に休館日を変更することがあります。
観覧料金  一 般 700円、大学生(学生証をご提示ください) 350円  
      * 70歳以上の方、高校生以下および18歳未満の方は無料(要生年月日資料)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  奈良国立博物館 仏像館  
      〠 630-8213 奈良県奈良市登大路町50番地
      電話(ハローダイヤル):050-5542-8600   案内時間:9:00-20:00 
      FAX:0742-26-7218  ▷ アクセス
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奈良県吉野町に位置する金峯山寺 -きんぷせんじ- の重要文化財 木造金剛力士立像- こんごうりきしりゅうぞう- 2軀を令和3年(2021)2月23日[火・祝]から特別公開しています。
この金剛力士像は、金峯山寺仁王門(国宝)に安置される像高5メートルに達する巨像で、国宝・重要文化財に指定されているものの中では東大寺南大門像に次いで2番目に大きい像です。
像内の銘文より南北朝時代の延元3年(1338)から翌年にかけて奈良を拠点に活動した仏師である康成-こうじょう-によって造られたことがわかっています。同像は令和元年(2019)の夏に仁王門の修理のために搬出され、同年から2か年をかけて公益財団法人美術院によって保存修理が行われました。この機会にぜひ、ご覧ください。

参 考:YouTube〔ならはくチャンネル〕仏像館 特別公開「金峯山寺仁王門 金剛力士立像動画」Part1 搬入・展示編   音がでます  3:39

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[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ] 

【展覧会】ニュースパーク(新聞博物館)|企画展 2025年報道写真展|’26年1月10日-4月19日|開展參个月

ニュースパーク(新聞博物館)
企画展 2025年報道写真展
開催期間  2026年1月10日[土]- 4月19日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
入館料金  一 般 400円、大学生 300円、 高校生 200円、 中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室
      〠 231-8311  神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
      電 話:045-661-2040  ファクス:045-661-2029  ▷ アクセス
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館) 東京写真記者協会
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戦後80年となった2025年。世界ではウクライナ侵攻をはじめ戦禍が続きました。阪神・淡路大震災から30年の節目にもあたりますが、大船渡市の大火事など災害も相次ぎました。秋には高市早苗首相が就任、日本初の女性首相として注目されました。賛否が渦巻いた大阪万博には2500万人以上が訪れました。スポーツでは、米大リーグで日本人選手、中でも大谷翔平選手が連続MVP受賞と活躍する一方、「ミスター」長嶋茂雄さんが生涯を閉じました。
本展では、東京写真記者協会に加盟する新聞、通信、放送(NHK)33社の記者が2025年に撮影した報道写真の中から、政治・経済・社会・スポーツ・芸能など幅広いジャンルの決定的瞬間を捉えた約300点を展示します。

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[ 詳 細 : ニュースパーク ]

【展覧会】八王子市夢美術館|新見美術館コレクション|近現代日本画の精華 Masterpieces of Modern and Contemporary Japanese Painting from the Niimi Museum|’26年4月10日-6月14日|

八王子市夢美術館
新見美術館コレクション
近現代日本画の精華
Masterpieces of Modern and Contemporary Japanese Painting from the Niimi Museum
会  期  2026年4月10日[金]- 6月14日[日]
開館時間  10:00 - 19:00 * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日 * ただし祝日は開館し、翌平日が休館
会  場  八王子市夢美術館
      〠 192-0071 東京都八王子市八日町8-1ビュータワー八王子2F
      TEL 042-621-6777 FAX 042-621-6776  ▷ アクセス
観  覧  料  一 般:1000円、高校生以上学生・65歳以上:500円、中学生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団(八王子市指定管理者)
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新見美術館(岡山県新見市)は、日本画の優れたコレクションを有することで知られています。新見市の出身で、文人画家・富岡鉄斎の研究家でもあった故・横内正弘氏から寄贈を受けた美術品300点余りを含め、1,300点を超える作品群は、近現代日本画の魅力を堪能できる充実した内容となっています。本展覧会では、新見美術館のコレクションの中から70点の作品をご覧いただきます。

展覧会の冒頭では、幕末・明治・大正にかけて活躍し、最後の文人画家とも称される富岡鉄斎の作品を展示します。《武陵桃源図》や《富嶽図》など、鉄斎の自由闊達な精神が存分に感じられる作品に加え、鉄斎による詩書画一致の境地を楽しめる連作《可附一咲》をご紹介します。そのほか、平山郁夫、田渕俊夫ら、現代日本画壇を代表する画家たちによって描き出された美しい日本の原風景、小田野尚之らが描いた新見の風景、そして花鳥画や美人画など、多種多様なテーマの作品が一堂に会します。関東地方ではめったに見ることのできない、新見美術館有数の美麗な近現代日本画の数々を、ぜひお楽しみください。

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[ 詳 細 : 八王子市夢美術館 ] 

【展覧会】イルフ童画館|企画展 ふくざわ ゆみこ絵本原画展 あたたかな もりの仲間たちとともに|’26年4月9日-6月16日|

イルフ童画館
企画展 ふくざわ ゆみこ絵本原画展
あたたかな もりの仲間たちとともに
会  期  2026年4月9日[木]- 6月16日[火]
休  館  日  水曜日(祝日は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(入館受付は17:30まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      〠 394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1
      TEL 0266-24-3319 (ミミズク) FAX 0266-21-1620  ▷ アクセス
入館料金  一 般 520円、中・高校生 310円、小学生 160円  ▷ 詳しくは こちら
      * 諏訪6市町村在住又は在学の 小・中学生『無料パスポート』『生徒手帳』
       提示で無料入館。また岡谷市在住又は在学の高校生は無料入館できます。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  Gakken、教育画劇、佼成出版社、世界文化社、のら書店、PHP 研究所、
      ひかりのくに株式会社、福音館書店、文溪堂
主  催  イルフ童画館、公益財団法人おかや文化振興事業団
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絵本作家ふくざわゆみこさんは、今年デビュー30周年を迎えます。
1996年に『おおきなポケット』に掲載されたコミック〈大きなクマさんと小さなヤマネくん〉(福音館書店)でデビューし、その後『もりいちばんのおともだち』(2002年福音館書店)として絵本の形で新たに出版され、多くの子どもたちの支持を得ました。ふくざわさんの絵本で特に多く描かれているのが、森の中で暮らす動物たちのお話です。豊かな森には動物たちの暮らしがあり、喜怒哀楽に満ちた生活があります。空想の世界でありながら、どこかリアリティを含み、絵本の世界にのめりこむ要因となっています。またその絵は繊細なタッチで隅々まで緻密に描かれており、物語のおもしろさだけでなく、絵の美しさも人気を得た理由の一つでしょう。
本展では初期から近年の作品まで、デビュー30周年を迎えたふくざわさんの作品群を広くご覧いただきます。

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【展覧会】奥田元宋・小由女美術館 Okuda Genso Sayume Museum|創刊50周年記念 花とゆめ展 in 広島|’26年2月19日-4月14日|会期末

奥田元宋・小由女美術館 Okuda Genso Sayume Museum
創刊50周年記念 花とゆめ展 in 広島
会  期  2026年2月19日[木]- 4月14日[火]
休  館  日  毎週水曜日
会  場  公益財団法人 奥田元宋・小由女美術館 企画展示室
      〠 728-0023 広島県三次市東酒屋町10453番地6
      TEL:0824-65-0010 FAX:0824-65-0012  ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 入場は閉館時間の30分前まで
      * 3月3日[火]・4月2日[木]は満月のため閉館時間を午後9時まで延長
入場料金  一般 : 1,300円、高校・大学生 : 700円、中学生以下 : 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
企画協力  白泉社/産経新聞社
主  催  奥田元宋・小由女美術館 / TSSテレビ新広島
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2024年5月に創刊50周年を迎えた少女まんが雑誌『花とゆめ』は、親世代(かつての読者)から子世代(いまの読者)、そしてさらに次世代まで多くの読者に親しまれてきました。数多くの名作を生みだす本誌は、彼・彼女らのバイブルとなり、今もなお世の中に大きな影響を与え続けています。
本展は50周年を記念する「パーティー」をキーワードに、幅広い世代の方々に『花とゆめ』の作品が切り開いてきた少女まんがの世界、読者に届けてきたときめきと感動の数々をお楽しみいただく展覧会です。雑誌を彩ってきた数々の作品の貴重な原画やふろく等の展示、体験コーナーやフォトスポットなどを通して、『花とゆめ』のオンリーワンの世界観をご体感ください。

\ プロフィール 出展作家一覧 /
美内すずえ/和田慎二/三原順/神坂智子/魔夜峰央/高口里純/酒井美羽/愛田真夕美/野妻まゆみ/野妻まゆみ/野間美由紀/柴田昌弘/佐々木倫子/山内直実/河惣益巳/日渡早紀/星野架名/川原泉/山口美由紀/神谷悠/那州雪絵/遠藤淑子/立野真琴/加藤知子/由貴香織里/喜多尚江/藤田貴美/立花晶/羅川真里茂/武藤啓/山田南平/藤崎真緒/高屋奈月/望月花梨/仲村佳樹/中条比紗也/松下容子/日高万里/樋口橘/絵夢羅/高尾滋/サカモトミク/冴凪亮/福山リョウコ/藤原規代/菅野文/木内たつや/南マキ/イチハ/西形まい/椿いづみ/ふじもとゆうき/椎名橙/草凪みずほ/水森暦/松月滉/伊沢玲/鈴木ジュリエッタ/音久無/こうち楓/ミユキ蜜蜂/平間要/友藤結/師走ゆき/幸村アルト/堤翔/赤瓦もどむ/惣司ろう/柚木色/千歳四季/安斎かりん/sora/柴宮幸/サカノ景子
* 展示作家は変更となる場合がございます。
* 山岸凉子先生の作品の展示はございません。グッズ販売のみとなります。

※ 同館は 満月の夕べ は夜9時まで開館。多彩なイベントを設定 ! 祈 晴天 !!
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[ 詳 細 : 奥田元宋・小由女美術館  本展特設ウェブサイト 

【展覧会】一般社団法人 多摩美術大学校友会/那智大滝展実行委員会|那智大滝展|出品者 八木幾朗(1983年修士課程修了)ほか|’26年4月8日-4月19日

一般社団法人 多摩美術大学校友会/那智大滝展実行委員会
那智大滝展
出  品  者  八木幾朗(1983年修士課程修了)ほか
日  程  2026年4月8日[水]- 4月19日[日]
時  間  10:00 - 16:00
入  場  料  無 料
会  場  熊野那智大社境内【斎館】 ▷ アクセス
      〠 649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1  
協  力  熊野那智大社、那智勝浦ロータリークラブ
      株式会社熊野新聞社、那智勝浦町教育委員会
協賛協力  株式会社アートジャパン・靖山画廊、gallery 蘇処
主  催  「那智大瀧展」実行委員会
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「那智大瀧展」聖なる那智大瀧を個性豊かな画家11名が描き、新作を発表する展覧会です。本展の大きな特徴は、細密鉛筆画家の重鎮・篠田教夫が発起人となり、作家主導で企画されている点です。2009年に初めて熊野を訪れ、那智大瀧の景観に心動かされた篠田は、次々と那智瀧図を描き、これまで4点の作品を熊野那智大社に奉納しています。そうやって熊野那智大社との縁を深めてゆくうちに、篠田は那智大瀧をテーマにした展覧会を開こうと一念発起します。熊野那智大社に会場提供の協力を求めた篠田は、さらに懇意の写実画家、塩谷亮の協力を仰ぎ、時間をかけてメンバーを集めました。

【巡回展及び小品展】
◉ 東京展
日 程:2026年5月16日(土)-2026年5月29日(金)※会期中無休
会 場:靖山画廊(東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階)
◉ 鎌倉展 ※小品展
日 程:2026年5月24日(日)-2026年6月7日(日)※水・木休廊
会 場:gallery 蘇処(神奈川県鎌倉市長谷1丁目11−43)

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[ 詳 細 : 那智大滝展実行委員会 ] 

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|美を味わう ── 懐石のうつわと茶の湯|’26年4月7日-6月14日|前後期貳期制開催

静嘉堂文庫美術館
美を味わう ── 懐石のうつわと茶の湯
会  期  2026年4月7日[火]- 6月14日[日]
          前 期:4月 7 日[火]- 5月 6 日[水・祝]
          後 期:5月 8 日[金]- 6月14日[日]
休  館  日  毎週月曜日 *ただし5月4日[月・祝]は開館、5月7日[木]
開館時間  10:00 - 17:00  * 入館は閉館の30分前まで
      * 第4水曜日は20時まで、6月12日[金]・13日[土]は19時まで開館
トークフリーデー  毎週木曜日はトークフリーデー
会  場  静嘉堂文庫美術館  静嘉堂@丸ノ内
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
      * 美術館入口は明治安田ヴィレッジ(旧丸の内MY PLAZA)の1階です。
      お問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)  ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 1500円、大 高 生 1000円、中学生以下 無 料
      障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人 静嘉堂)
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懐石とは、正式な茶会である茶事の中で、抹茶を喫する前に出される “もてなし” の料理です。本展では、塗物、向付、鉢など静嘉堂所蔵の懐石の器を一堂に展示します。茶道具の優品と併せ、茶事を演出する器の趣おもむき、洗練されたデザインをお楽しみください。

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[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館 ]

【展覧会】竹中大工道具館|企画展 Sumitsubo in One Hundred Forms / 墨壺百態|’26年3月7日-5月10日|開展壹个月

竹中大工道具館
企画展 Sumitsubo in One Hundred Forms / 墨壺百態
会  期  2026年3月7日[土]- 5月10日[日]
会  場  竹中大工道具館 1Fホール
      〠 651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
      TEL: 078-242-0216 FAX: 078-241-4713 ▷ アクセス
開催時間  9:30 - 16:30(入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌平日)
入  館  料  一 般1,000円、大高生・65歳以上の方 700円、中学生以下 無料
      * 常設展観覧料を含む
主  催  竹中大工道具館
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糸を弾いてまっすぐな線を引く道具「墨壺」。大工にとって欠かせない道具ですが、いつしか美しさや遊び心を込めた造形も生まれました。流れるような形、細やかな彫刻、動物や縁起物をかたどったもの、時には巨大で使えないほどのものまで。そうした文化は日本だけでなくアジアにも広がっています。本展では、世界の墨壺約100点を集め、その豊かなデザインと物語をご紹介します。

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[ 詳 細 : 竹中大工道具館 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|内間安瑆 -うちま あんせい・俊子展|色を織り、記憶を紡ぐ|’26年3月7日-5月31日|開展壹个月

神奈川県立近代美術館 葉山
内間安瑆 -うちま あんせい・俊子展 色を織り、記憶を紡ぐ
会  期  2026年3月7日[土]- 5月31日[日] * 一部展示替えあり
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 展示室 1, 2, 3
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
      Tel. 046-875-2800  ▷ アクセス
休  館  日  月曜日(5月4日を除く)
開催時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、 20歳未満・学生 1,050円、 65歳以上 600円、 高校生 100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  神奈川県立近代美術館、東京新聞
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

 東京からニューヨーク、版画とコラージュによる50年

沖縄からアメリカへ渡った両親のもとに生まれた内間安瑆(うちま あんせい / 1921–2000 米国籍)は、少年時代をロサンゼルスで過ごした後、1940年に来日し早稲田大学で建築を学びました。戦時中も東京に残った安瑆は、戦後、恩地孝四郎の創作版画に感銘を受け木版画に取り組みます。1959年にアメリカに帰国してからは、ニューヨークを拠点に制作を続けました。1970年代後半、浮世絵版画の技法にもとづく「色面織り」の技法を確立し、色鮮やかな〈Forest Byobu 森の屏風〉シリーズにより評価を高め、1982年に病に倒れるまで旺盛な活動を展開しました。
大連で育った内間俊子(うちま としこ / 1918–2000 旧姓・青原)は、1935年、神戸に移り住み、小磯良平に絵画を学んだ後、1953年には瑛九らによる前衛的なグループ「デモクラート美術家協会」に参加しました。この頃、久保貞次郎や瀧口修造を知り、抽象的な油彩画や木版画を制作するようになります。
1959年、夫・安瑆とともにアメリカに渡り、1960年後半からは詩情を湛えたコラージュやボックス型のアッサンブラージュの制作を始めました。その独自の歩みは、今まさに注目されるべきものといえます。

本展は、版画やコラージュ作品を中心に、二人の独自性のある豊かな創作世界を振り返るものです。安瑆については2014年、沖縄県立博物館・美術館で回顧展が開催されましたが、俊子については初期から晩年までの軌跡を辿る初めての機会となります。
戦後の激動の時代において、創作だけでなく日米のアーティストや文化人のネットワーク形成に尽力した両者の功績を再評価するとともに、イサム・ノグチや長谷川三郎、棟方志功など関連作家の作品と併せて紹介することを通して、戦後美術の新たな一面に光をあてます。

\ 展覧会のみどころ /
◇ 1. 内間安瑆・俊子の創作の軌跡を振り返る
2014年に沖縄県立博物館・美術館で開催された内間安瑆展を踏まえて、今回初公開となる作品を含め、内間安瑆の代表作を中心に紹介します。また、本展は内間俊子の初期から晩年までの活動全体を振り返る初めての展覧会です。
◇ 2. 戦後美術の新たな一面を紹介
創作活動だけでなく、日米のアーティストや文化人のネットワーク形成に尽力した二人の功績を再評価します。とくに、内間安瑆・俊子の旧蔵作品を中心としてイサム・ノグチや棟方志功、瑛九ら関連作家について紹介し、戦後美術の新たな一面に光をあてます。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山

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【展覧会】野村美術館|2026年春季特別展|春爛漫 ー春の茶の取りあわせー|’26年3月7日-6月7日|前後期貳期制開催 / 開展壹个月

野村美術館
2026年春季特別展
春爛漫 ー春の茶の取りあわせー 
会  期  2026年3月7日[土]- 6月7日[日]
          前 期:3月 7日[土]- 4月19日[日]
          後 期:4月25日[土]- 6月 7日[日]
会  場  公益財団法人 野村文華財団 野村美術館  
      〠 606-8434 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61
      TEL:075-751-0374  FAX:075-751-0586  ▷ アクセス
開館時間  10:00 - 16:30(最終入館 16:00)
休  館  日  月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
入  館  料  一 般 1000円、 学 生 300円、障がい者 300円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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今春の展覧会は、館蔵品茶道具による「春の取りあわせ」展を行います。
前期展示では立春のころ、上巳の節句、桜の咲くころ、
また後期展示では、端午の節句・葵祭・梅雨入りのころの取りあわせを試みました。
春を待ちわびる時期に始まり、春を惜しむころを経て、
新緑から梅雨に入るまでの季節のうつろいを、
展示を通して感じていただけたら幸いです。
❖  ❖  ❖  ❖

\ 野村美術館の概要 /
野村美術館は、野村證券、旧大和銀行などの創業者である野村徳七(号 得庵 1878-1945)のコレクションをもとに、1984年に開館いたしました。
当館では、茶道具・能面・能装束をはじめ、得庵の遺作も含めて約1900点を所蔵しています。そのなかには重要文化財7件(《伝紀貫之筆 寸松庵色紙》・《佐竹本三十六歌仙 紀友則》・《清拙正澄筆 秋来偈頌》・《宗峰妙超筆 白雲偈頌》・《雪村周継筆 風濤図》・《千鳥蒔絵面箱》・《藤原定家・民部卿局両筆 讃岐入道集》)や重要美術品9件が含まれています。
当館のある南禅寺界隈は、閑静な別荘地として有名です。古くより多くの政財界人が別荘を営み、いまなお静かなたたずまいを保っています。哲学の道や永観堂も近く、桜や紅葉の名所としても知られております。
当館では、得庵コレクションを中心に、春季(3月上旬-6月上旬) と 秋季(9月上旬-12月上旬) の年2回、テーマに基づいて展示しています。
※ 野村美術館は博物館登録制度での 登録博物館 です( 文化庁 博物館総合サイト )

《主な展示作品》 
[前 期]
「立春のころ」 :伝 酒井抱一 源氏物語紅梅図・尾長鳥蒔絵棗・珠光青磁茶碗 銘 初花・染付漢詩茶碗 等
「上司の節句」 :円山応挙筆 趙昌貝尽図写・上野焼茶碗 銘 雪洞・交趾三人形蓋置 等
「桜の咲くころ」 :古染付隅田川香合・嵯峨棗・大樋焼 銘 飛団子・象牙茶杓・古染付輪花三足皿 等
「能装束」 :黄地金青海波扇面紋唐織・鴇地梅蝶紋長絹
「その他」 花丸文蒔絵香簞笥・琉球漆塗螺鈿簞笥茶箱なども合わせて展示

[後期]
「端午の節句」 :田中訥言 錺鎧図・古染付鯉耳付花入 銘 高砂・出雲焼菖蒲絵茶碗  等
「葵祭」 :浮田一蕙筆 駒競画賛・藤蒔絵四方香合・音羽焼葵文茶碗・常修院好 寄竹蓋置  等
「梅雨入りのころ」 :春屋宗園筆 截断紅塵水一渓・竹組手付花籠・紫陽花蒔絵雪吹
「能装束」 :茶地藤棚紋唐織・紫地白富士金霞ニ葉葵紋長絹
「その他」:網代芦雁蒔絵籠茶箱・山本春正作 茶摘蒔絵香簞笥 等

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[ 詳 細 : 野村美術館 ]

【展覧会 / EVENT】萩博物館|夏みかん経済栽培150周年記念企画展|萩・夏みかんアドベンチャー|’26年3月7日-6月21日|開展壹个月

萩博物館
夏みかん経済栽培150周年記念企画展
萩・夏みかんアドベンチャー
開催期間  2026年3月7日[土]- 6月21日[日]
会  場  萩博物館 企画展示室
      〠 758-0057 山口県萩市大字堀内355番地
      TEL 0838-25-6447 FAX 0838-25-3142  ▷ アクセス
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  * 初日、3月7日[土]は12:00より開場します。
      * 3月11日[水]、6月10日[水]-12日[金]は休館です
      * 4月28日[火]は展示替えのため、企画展示室は閉室します。
料  金  一 般(大人)520円、高校・大学生 310円、小学・中学生 100円

共  催  萩 市 ・ 萩市教育委員会
主  催  萩 博物館特別展 ・ 企画展開催実行委員会
────────────────────         明治時代の萩の夏みかん出荷ラベル(萩博物館蔵)

明治に入り、藩からの給金がなくなり生活に困った士族を助けるため、旧萩藩士・小幡高政 (1817-1906) の尽力によって、明治9年(1876)夏みかんの経済栽培が始まりました。それから150周年を迎えることを記念し、栽培への挑戦やその後の発展を物語る様々な資料を展示します。

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[ 詳 細 : 萩博物館 ] 

【展覧会 / EVENT】埼玉県立自然の博物館|企画展 植物たちの生き残り術 ~ こうして植物たちは身を守る ~|’26年3月7日-6月14日|開展壹个月

埼玉県立自然の博物館
企画展
植物たちの生き残り術 ~ こうして植物たちは身を守る ~
開催期間  令和8年(2026年)3月7日[土]- 6月14日[日]
開館時間  9:00 - 16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日(祝日、GW期間中は開館)
会  場  埼玉県立自然の博物館 2階企画展示室
      〠 369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1
      電話:0494-66-0404 ファックス:0494-69-1002 ▷ アクセス
料  金  一 般 200円、高校・大学生 100円、中学生以下 無料
      * 障害者手帳等をお持ちの方及び介助者1名無料
お問合せ  電 話 0494-66-0407
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自由に動きまわることのできない植物は、動物や菌類などの天敵から身を守るため、様様な防御術をもっています。展示では、こうした植物たちの防御術の多様性や、各各の特徴について、実物標本を使って詳しく紹介していきます。

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[ 詳 細 : 埼玉県立自然の博物館

【展覧会】國學院大學博物館|企画展 佐野光一コレクション   和の硯-SUZURI-|’26年3月7日-5月10日|開展壹个月

國學院大學博物館
企画展 佐野光一コレクション
 和の硯-SUZURI-
会  期  令和8年(2026)3月7日[土]- 5月10日[日]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
      TEL : 03-5466-0359  ▷ アクセス https://museum.kokugakuin.ac.jp/access/
開館時間  10時 - 18時(最終入館17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)、4月28日[火]・30日[木]-5月1日[金] 
入  館  料  無 料
協  力  國學院大學書道研究室、松窗印会
主  催  國學院大學博物館
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中国で生まれ日本に伝わった硯は、すでに千三百年以上の長い歴史をもっています。その間、材質は石や陶磁器、形は円形や長方形、手に乗るものから数十㌢を超える大きさ、龍・鳳凰、梅・竹などの装飾が施され、色々と変化して「和の硯」は丸みと温かさを加え、優美で雅趣をもった姿になりました。
硯は墨を磨り、その善し悪しを決める道具です。できた墨は古代より生活の中にあって記録・伝達の役割を果たし、同時に表現を意識し芸術性を生みだしたのです。また、身近にあるがゆえに、硯自体にも愛玩性が芽生え、カッコイイものや可愛い装飾的なものを作り出すことになります。
本展では、硯の中でも日本の硯、「和硯」に注目し、その魅力に迫ります。國學院大學で教鞭をとられた故佐野光一教授が蒐集した純国産千五百面の中から厳選した二百余面、江戸時代から現代のものまで、全国二十六産地の硯が並びます。日本の石硯について、ここまでの種類と点数をご紹介する展覧会は国内初となります。ぜひ「和の硯」の世界へ足をお運びください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 國學院大學博物館 ] 

【展覧会】韮崎大村美術館|季節の彩り-花の歳時記|’26年3月7日-6月21日|開展壹个月

韮崎大村美術館
季節の彩り-花の歳時記
開催期間  2026年3月7日[土]- 6月21日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  水曜日  *4月1日[水]、4月29日[水]、5月6日[水]は開館、
      4月30日[木]、5月7日[木]は休館
入  館  料  一 般 500円、小中高生 200円
      * 韮崎市内に在住・在学の小中高生は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  韮崎 -にらさき- 大村美術館
      〠 407-0043 山梨県韮崎市神山町鍋山1830-1
      TEL / FAX 0551-23-7775  ▷ アクセス
主  催  韮崎市
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四季のある日本において花は、季節の訪れをそっと知らせてくれる存在です。一年を通して私たちのそばにある花は、芸術家たちにも古くから親しまれてきた題材であり、花にそれぞれの想いが込められ多彩に描かれてきました。
日本の春を代表する桜、まぶしい夏に咲くひまわり、雪の中で静かに咲く椿など、さまざまな美術作品に花の表現を見ることができます。
本展では、コレクションの中から四季折々の花を描いた作品をご紹介します。色やかたち、描き手のまなざしを通して、まるで『歳時記』をめくるように季節の移ろいを味わっていただければ幸いです。

\ 展示作家 /
池口史子、金山桂子、黒田悦子、郷倉和子、坂本富江、塩崎敬子、塔本シスコ、
鳥山玲、堀文子、山田郁子

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 韮崎大村美術館 ] 

【展覧会】埼玉県立近代美術館|コレクションの舞台裏|光をあてる、掘りおこす。収蔵品をめぐる7つの試み|’26年2月7日-5月10日|開展貳个月

埼玉県立近代美術館
コレクションの舞台裏
―光をあてる、掘りおこす。収蔵品をめぐる7つの試み
会  期  2026年2月7日[土]- 5月10日[日]
休  館  日  月曜日(ただし、2月23日、5月4日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30(展示室への入場は 17:00 まで)
会  場  埼玉県立近代美術館
      〠 330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1   ▷ 交通・アクセス
      Tel: 048-824-0111 Fax: 048-824-0119 E-mail: p240111☆pref.saitama.lg.jp
観  覧  料  一 般 1000円、大高生 800円  * 中学生以下は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
助  成  遠山記念館 芸術・学術研究等助成金
協  力  JR東日本大宮支社、FM NACK5
主  催  埼玉県立近代美術館、東京新聞社
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1982年に開館した埼玉県立近代美術館は、西洋近代絵画や埼玉県ゆかりの美術家を核とした継続的な収集活動を行い、現在では国内外の近現代美術の作品を約4200点収蔵しています。この展覧会では、その中から学芸部スタッフが各々の視点で収蔵品を選び、一部に借用作品を交えて、調査研究(リサーチ)の成果をもとに展示します。7つの独立したテーマを設け、コレクションを掘り下げていく、短編小説のアンソロジーのような展覧会です。
美術館の収蔵品は大切に保管され、過去から現在、未来へと受け継がれていきます。そして、作品自体は変わらずに存在していても、作品の解釈や捉え方はそれぞれの時代の価値観や調査研究の成果とともに変化していきます。この展覧会では、現在の学芸部スタッフの視座からコレクションに光をあて、その新たな側面を掘りおこす7つの試みを展開します。加えて、美術館の主要な仕事でありながら、通常はなかなかご覧いただけない「収蔵品の調査研究」や「教育普及活動」の舞台裏をご紹介する機会にもなるでしょう。

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\ 見どころ /
◇ 1. 学芸部スタッフによる調査研究の現在地を紹介
この展覧会では、学芸部スタッフがいま注目する収蔵品を選び、各々の調査研究の成果とともに紹介します。新発見資料や現在の時代状況を反映した作品の解釈を通じて、美術館の調査研究の現在地に立ち会っていただけることでしょう。
◇ 2. 垣間見られる美術館活動の「舞台裏」
美術館の主要な仕事である「収蔵品を調査研究」や「教育普及活動」が実際にどのように行われているのかを、展示やギャラリートーク、レクチャー等の関連イベントによってご紹介します。通常はなかなかご覧いただけない美術館活動の「舞台裏」を垣間見ることができる絶好の機会です。

\ テーマ一覧 /
❖  ①  キスリングとアンドレ・ドラン ―来歴をめぐって
20世紀前半、フランスを中心に制作を行ったキスリング(1891-1953)とアンドレ・ドラン(1880-1954)。当館では、彼らが1920年代に手がけた絵画を1点ずつ収蔵しています。なかでも、キスリングがパリの画商の妻を描いた《リタ・ヴァン・リアの肖像》は、ドランも同じ人物を描いている興味深い作品です。この作品を起点に、二人の画家と画商やコレクターとの交流を、作品の来歴(所蔵者の変遷)という視点を交えながらご紹介します。
❖  ②  田中保、アトリエへの招待 ―パリの新発見資料から
18歳で渡米し、シアトルとパリで活躍した画家、田中保(やすし)(1886-1941)。2022年の回顧展からしばらくして、パリから驚くべき知らせがありました。田中が暮らした旧アトリエで、書簡や写真などの資料がまとまって発見されたというのです。2025年6月に実施した現地調査からは、田中の知られざる生活や家族との関係が見えてきました。ここでは、新たな資料を読み解きながら、研究の現在地をお伝えします。
❖  ③  山口敏男、岩﨑勝平、末松正樹の水彩と素描 ―戦時美術の一断面
山口敏男(1902-1941)、岩﨑勝平(1905-1964)、末松正樹(1908-1997)は、経歴や表現手法、制作の経緯は異なるものの、1930年代から40年代にかけて、それぞれ水彩や鉛筆による作品を手がけています。穏やかな日常の情景、従軍画家として訪れた大陸の風景、半抽象的な群舞の像 ―水彩や素描であるからこそ制作され続けた、画家の眼と思考のプロセスを浮き彫りにする作品群を通して、戦時下前後のそれぞれの画家の足跡を掘りおこします。
❖  ④  点を打つ ―村上善男の美術と研究
美術家として、また美術史の研究者としても知られる村上善男(1933-2006)。村上は、東北での自らの生活実感やフィールドワークを通じて、独自の東北の作家論を展開し、「気象図」、「釘打ち」と呼ばれる絵画シリーズを制作しました。東北の作家たちの足取りを綿密に追いかけ、また自らの東北解釈をカンヴァスに落とし込む過程で、村上自身もまた、いくつもの足跡を残しました。この小企画は、村上の足跡 ―村上が東北に打ったいくつかの点をたどるものです。
❖  ⑤  細田竹 ―日常を描く
当館の収蔵作家には、美術史上に名を残すことはなかったものの、埼玉で地道に活動を続けた作家も含まれています。細田竹(1905-1989)は、その一人に挙げられるでしょう。細田は、埼玉女子師範学校を卒業後、小学校教師として働くかたわら、日常生活を営む女性の姿を描き続けました。細田が師事したのは、日本画壇の大家・鏑木清方の高弟の一人、柿内青葉(1890-1982)です。彼女たちの描いた美人画を通して、女性像のあり方について考察します。
❖  ⑥  女性たちの小宇宙 ―田中田鶴子、草間彌生、奥山民枝
戦前から画壇で活躍し、日本における女性抽象絵画の先駆的存在である田中田鶴子(1913-2015)。戦後から作家活動を開始し、自身の内面と向き合いながら制作を続ける草間彌生(1929-)。戦後に生まれ、自然に潜む生命力や官能性に着目した独自の画風を追究する奥山民枝(1946-)。世代の異なるこの3名の作家はいずれも、変化し続ける社会状況のなか、多様な経験にもとづいた唯一無二の画境を切り開いてきました。ここでは、資料等も交えて各作家の活動の歴史をたどりながら、それぞれが確立した独自的な世界 ―小宇宙― へとご案内します。
❖  ⑦  MOMASのとびらを開いてみたら
当館が長年実施してきた「MOMASのとびら」など教育普及活動プログラムの軌跡を振り返り、これからの展開を考える展示を行います。当館のコレクションや企画展に寄り添うように考案されてきたプログラムを作品やワークシートとともに紹介し、教育普及活動の意義について改めて考える場を展示室に作り出します。近代、現代そして未来へと価値を継いでいく教育普及活動の変遷と現在地をみつめ、「MOMASのとびら」の向こう側を一緒に想像してみませんか。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 埼玉県立近代美術館