カテゴリー別アーカイブ: 展覧会情報

【展覧会】そごう美術館|GLAM ─ 黒柳徹子、時代を超えるスタイル ─|’25年5月15日-6月29日|終了

そごう美術館(そごう横浜店 6 階)
GLAM ── 黒柳徹子、時代を超えるスタイル ──
期  間  2025年5月15日[木]- 6月29日[日]
開館時間  午前 10 時 - 午後 8 時(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  会期中無休
会場案内  そごう美術館(そごう横浜店 6 階)
      〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島 2-18-1
入  館  料  本展では平日・土日祝で入館料が異なります。
      平 日 一般 2,000(1,800)円、大学・高校生 1,200(1,000)円
      土日祝 一般 2,400(2,200)円、大学・高校生 1,600(1,400)円
      * 中学生以下無料。消費税含む
      * ( )内は、前売、各種プレイガイドおよび以下を提示の方の料金です。
       [クラブオン/ミレニアムカード、クラブオン/ミレニアム アプリ]
      * 前売券は5月14日[水]迄、そごう美術館、各種プレイガイドにて取り扱い。
      ◎入場チケット発売情報: 後日発表予定
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  そごう美術館
主  催  GLAM制作委員会
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黒柳徹子の唯一無二のスタイルを、
ファッションを中心に貴重なコレクションとともに紐解く展覧会!

時代を超えて発信し続ける黒柳徹子の美意識と精神に触れ、
そのエネルギーと魅力を感じる特別な機会をお届けします。

女優・司会者・作家・ユニセフ親善大使として長年にわたり多方面で活躍、日本のテレビ放送が始まった1953年から現在に至るまで第一線で輝き続け、世界中で “トットちゃん” としても親しまれています。本展では、そんな黒柳徹子のスタイルを、ファッションを中心に多彩なコレクションを通じて紐解きます。

GLAM(グラム)とは?
本展のタイトル「GLAM(グラム)」は、
Galleries(美術館)
Libraries(図書館)
Archives(記録・資料)
Museums(博物館)
の頭文字をとった言葉。
さらに、「魅力的」という意味も持ち、
唯一無二のスタイルを表すのにふさわしい言葉です。

単なる展覧会ではなく、黒柳徹子の人生や価値観に触れ、その魅力とエネルギーを感じていただく場にしたい。そんな想いを込めて開催いたします。また、「グラム」という言葉は、現代に欠かせない表現のツール「Instagram(インスタグラム)」とも響き合い、時代を超えて発信し続ける姿を象徴しています。テレビやSNSを通じてしか見ることのできなかった世界を、ぜひ本展でご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館 ] 

【上映】国立映画アーカイブ|上映 生誕120年 映画監督 中川信夫|Nobuo Nakagawa Retrospective|’25年5月13日-7月6日|終了

国立映画アーカイブ
上映 生誕120年 映画監督 中川信夫
Nobuo Nakagawa Retrospective
会  期  2025年5月13日[火]- 7月6日[日]
開室時間  11:00 - 18:30(入室は18:00まで)
      * 毎月末金曜日は11:00 – 20:00(入室は19:30まで)
休  室  日   会期中の休館日:月曜日
チラシ PDF  ▷ 全8ページの内2ページのみ紹介。それ以外は添付データー参照
      https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/NFAJprogram64.pdf
観  覧  料  一 般 520円/高校・大学生・65歳以上 310円/小・中学生 100円
      * 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、
       国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
      * チケット各種・割引・優待情報などは チケット案内 参照
定  員  310名(各回入替制・全席指定席)/各回の開映後の入場はできません。
会場案内  国立映画アーカイブ  長瀬記念ホール OZU(2階)
      〠 104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▷ アクセス 
協  力  酒豆忌実行委員会、国際放映株式会社
主  催  国立映画アーカイブ
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今年生誕120年を迎える中川信夫(1905-1984)は、社会や境遇に囚われず、自由でありたいと願う人間の性ーさがーとその悲哀を、ユーモアと創意に満ちた演出を通して描き続けた映画監督です。
1905年に京都に生まれ、神戸の育英商業学校在学中から横光利一らの新感覚派文学に親しんだ中川は、次第に映画に傾倒し『キネマ旬報』寄書欄等の常連となります。1925年、帝国キネマ小阪撮影所で短いあいだ撮影助手をつとめた後、知人のつてを頼り、1929年にマキノプロダクションに助監督として入社します。マキノプロでは脚本家の山上伊太郎を師と仰ぎ、多くのシナリオを執筆しますが、1931年に同社は解散、翌年に市川右太衛門プロダクションに入ります。
同プロの第二部で初監督した『弓矢八幡剣』(1934)が評価され、『東海の顔役』(1935)で本格デビュー。1936年、右太プロが松竹キネマに吸収されたためマキノトーキー製作所へ入社、第1回作として手がけた『修羅八荒 第一篇』(1936)以降、多様な映画ジャンルの職人監督として研鑽を積みます。

1937年にはマキノトーキーが解散、J.O.スタヂオ系の今井映画製作所を経て、転機となる東宝映画入り。同社ではエノケン映画を多く監督し、文芸映画『虞美人草』(1941)の完成後に映画会社の戦時統合のあおりを受けて契約解除、1942年に中華電影公司(上海)に入って文化映画『浙贛-せっかん-鉄道建設』の撮影に携わります。
敗戦の翌年に帰国し、京都太秦の大同映画を経て、1948年に新東宝のエノケン主演作『馬車物語』で監督復帰します。以後、東映、東宝、宝塚映画など東西の撮影所で仕事をしながら、1961年の解散まで新東宝に腰を据えます。この時期に、怪談映画の集大成にして日本映画史に残る傑作『東海道四谷怪談』(1959)や、人間の業と魂の救済を描いた渾身の力作『地獄』(1960)など、無声映画期から一貫して培われてきた映画作りの資質が、最良の成果として結実します。1960年代は東映を中心に活躍し、1962年以降はテレビ映画の演出も手がけます。1982年にはATGで遺作『怪異談 生きてゐる小平次』を残しました。
本特集は、酒と豆腐をこよなく愛した中川監督の没後に発足した酒豆忌-しゅとうき-実行委員会と、国際放映株式会社の協力を得て、助監督時代の作品から、テレビ映画を含む計59本を53プログラムに組んだ過去最大規模の回顧特集となります。
映画ジャンルにとらわれない中川作品の魅力は、私たち観客をいまも圧倒してやみません。国立映画アーカイブの大スクリーンでぜひお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2025年度春季企画展 演劇は戦争体験を語り得るのか ─ 戦後80年の日本の演劇から ─|’25年5月12日-8月3日|終了

早稲田大学演劇博物館
2025年度春季企画展
演劇は戦争体験を語り得るのか ── 戦後 80 年の日本の演劇から ──
会  期  2025年5月12日[月]- 8月3日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(火・金曜日は19:00まで)
休  館  日  5月28日[水]、6月4日[水]、18日[水]、7月2日[水]、16日[水]
会場案内  早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室I・II
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 ▷ 演劇博物館問合せフォーム
助  成  公益財団法人 花王芸術・科学財団
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
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2025 年は、第二次世界大戦終結から 80 年という節目の年です。文学や映画などと同様に、演劇というジャンルにおいても、この間、戦争を題材とする多くの作品が生み出されてきました。演劇はその特性上、戦争の悲惨な光景を必ずしも映画のような写実性や小説のような詳細さを伴って描き出すことはできません。だからこそ劇作家たちは、舞台美術による暗示の効果や、役者の発する台詞が客席にいる人びとへの鋭い問いかけにもなるという演劇の強みを活かし、戦後に生きる私たちが戦争の記憶にアクセスしうるようなドラマトゥルギーを模索してきました。
本展では、公演ポスターや戯曲原稿、舞台美術模型、そして公演映像などの資料を、演劇作品内容の説明とあわせてご紹介し、日本の演劇作品において第二次世界大戦の経験がどのように語られ、表象されてきたのかを紐解きます。
過去の演劇における戦争表象のあり方を見直すことは、今現在も世界各地で継続している戦争に直面する現代の私たちにとって、きわめて重要なことであるといえます。本展が、普段から演劇に親しんでいる方々にとってはもちろんのこと、これまであまり馴染みがなかったという方々にとっても、「戦争という凄惨な現実を前に、はたして芸術に何ができるのか」という普遍的な問いを考える糸口となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】実践女子大紅雪記念資料館|没後70年 坂口安吾展 生き、書き、愛せり。|’25年5月12日-6月6日|終了

実践女子大紅雪記念資料館
没後70年 坂口安吾展 生き、書き、愛せり。
会  期  2025年5月12日[月]- 6月6日[金]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  土・日曜日 * ただし、5月24日[土]は開館
入  館  料  無 料
会場案内  実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室 1・2
      〠 150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
      TEL 03-6450-6805 ▷ アクセス 
協   力  実践女子大学香雪記念資料館
共   催  実践女子大学文芸資料研究所
主   催  実践女子大学文学部国文学科
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モダニズム小説から出発しつつ、歴史小説から推理小説まで、あらゆるジャンルにわたって創作活動を展開した坂口安吾。時代を鋭くとらえる評論やエッセイ、実地踏査をもとに独特の想像力をくり広げたルポルタージュなど、その文業は多岐にわたる。本展示では、自筆原稿や書簡、作品発表の舞台となった雑誌・新聞といった貴重な資料とともに、その時々における作家のありようを伝える写真資料の数々を通して、戦前・戦中・戦後を駆け抜けたその足跡をたどる。太宰治や織田作之助、石川淳といった同時代を生きた文学者たちとの交友についても、その一端をうかがわせる資料を展示する。

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[ 詳 細 : 実践女子大紅雪記念資料館
{新宿餘談} 新潟市の旧市長公舎に設けられた「安吾 風の館」は  当面の間、休館  が新潟市から報告されています。印刷・図書刊行 / 販売不振の現代、全国的に「文学記念館」も苦境にあるようで残念。ですから実践女子大の今回の企画に大拍手です。

【展覧会】早稲田大学會津八一記念博物館|特集展示 北川民次、内間安瑆、内間俊子 ― アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち|’25年5月12日-7月15日|終了

早稲田大学會津八一記念博物館
特集展示
北川民次、内間安瑆、内間俊子 ― アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち 
会  期  2025年5月12日[月]- 7月15日[火]
時  間  10:00 - 17:00 * 入館は16:30 まで
休  館  日  水曜日 * 5月14日[水]と21日[水]は開館  
      * 詳細は 開館スケジュール
会  場  早稲田大学會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館
      TEL 03-5286-3835 FAX 03-5286-1812 ▷ アクセス
入  館  料  無 料
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本特集展示では、アメリカとメキシコに渡り活躍した北川民次(1894-1989)と内間安瑆(1921-2000)、内間俊子(旧姓青原、1918-2000)の3人の日本の美術家を取り上げます。
早稲田大学予科を中退して1914年に渡米した北川はニューヨークで絵画の基礎を学んだ後、1920年代前半にメキシコに向かいます。同地で壁画運動をはじめとした同時代の美術や民衆芸術を吸収して独自の絵画表現を確立し、1936年に帰国、二科会を中心に創作活動を展開してゆきました。
いっぽう、アメリカの日系移民の二世で本学で建築を学ぶために来日した安瑆と、小磯良平に師事するなど絵画技法を習得した俊子は、それぞれ第二次世界大戦後の早い時期に東京と神戸で美術家としての活動を開始します。1954年に結婚した2人は1959年に渡米、1960年以降はニューヨークを拠点に版画家として、また立体作家としてさらなる飛躍を遂げました。

3人の経歴はこのように異なりますが、海外への渡航が決して簡単ではなかった時期に果敢にも海を渡り、海外での経験を糧に作家としての自己を確立した点が3人に共通しているといえます。今回の特集展示では、彼らの創作の成果である作品を展覧するとともに、制作上の発展における海外との交流の意義についても考えてみることとします。

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[ 詳 細 : 早稲田大学會津八一記念博物館

【展覧会】奈良県立万葉文化館|館蔵品展 柿本人麻呂 ― 万葉歌人から歌聖へ ―|’25年5月10日- 6月29日|終了

奈良県立万葉文化館
館蔵品展 柿本人麻呂 ― 万葉歌人から歌聖へ ―
会  期  令和7年(2025)5月10日[土]- 6月29日[日]
開館時間  10時 - 17時30分(入館は17時まで) 
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌平日休館)
会場案内  奈良県立万葉文化館 日本画展示室
      〠 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
      TEL:0744-54-1850 FAX:0744-54-1852  ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前10時-午後5時30分(入館は午後5時まで)
観  覧  料  一 般 600円、高校・大学生 500円、小・中学生 300円
      * 国内の高校生・中学生・小学生および18歳未満の方は無料。
      * 国内の65歳以上の方は、平日無料、土日は一般料金。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  奈良県立万葉文化館
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『万葉集』を代表する歌人のひとりである柿本人麻呂。持統・文武天皇の時代に活躍して、『万葉集』には皇族をたたえる歌や死を悼む歌などを多く残しています。平安時代には「歌聖」と称され、山部赤人とともに三十六歌仙のひとりとして尊崇を集め、和歌の上達を願っておこなわれる儀式「人麻呂影供(柿本影供)」に人麻呂の肖像が掛けられるようになりました。このように、人麻呂は和歌史上にとどまらず、日本文化のなかで大きな役割を果たした歌人とされますが、歴史書には登場せず、その生涯は謎に包まれています。
本展では、人麻呂が詠んだ歌をモチーフに描かれた「万葉日本画」などの絵画とともに、『万葉集』の写本や注釈書などを紹介することで、人麻呂が後世に与えた影響や、伝説化していく人麻呂のすがたをたどります。

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[ 詳 細 : 奈良県立万葉文化館

【博物館創成ドキュメント】楢葉町 × 東京大学総合研究博物館 連携ミュージアム|大地とまちのタイムライン|’24年12月21日- 終了日未定

<関連図書紹介>
大地とまちのタイムライン ドキュメントブック

楢葉町×東京大学総合研究博物館連携ミュージアムができるまで
著 者 大地とまちのタイムラインドキュメントブック編集委員会 編
発売日 2024年4月22日
出版者 東京大学出版会
ISBN 978-4-13-063852-4
定 価 4,180円(本体3,800円+税)
内 容
福島県楢葉町と東京大学総合研究博物館が連携し、2023年にミュージアムを設立した。本書はその設立に至るまでのプロセスを、構想からデザイン・設計・施工までを詳細にドキュメントしたものである。


楢葉町 × 東京大学総合研究博物館

連携ミュージアム
大地とまちのタイムライン
展示期間  令和6年(2024)年12月21日[土]- 終了日未定
開館時間  午前9時00分 - 午後4時30分
休  館  日  毎週月曜日・国民の祝日・年末年始
入  館  料  無 料
会場案内  楢葉町 × 東京大学総合研究博物館 連携ミュージアム
      大地とまちのタイムライン
      〠 979-0604 福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5番地の4
      楢葉町コミュニティセンター1階
      交通:JR常磐線「竜田」駅下車徒歩20分
      地図:https://goo.gl/maps/AbTiWgvcxyurijwRA
施設情報    〔以下一部省略〕
事業主体  楢葉町
展示主催  楢葉町教育委員会、東京大学総合研究博物館 
学術企画・展示構想  東京大学総合研究博物館
開  館  日  2023年4月22日
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福島県楢葉町-ならはまち-は、2011年の原発事故により全町民が避難を強いられましたが、2015年9月に避難区域が解除されました。町内には弥生時代中期の遺跡である福島県指定文化財の天神原遺跡や、国の重要文化財である磐城楢葉天神原遺跡出土品をはじめ、貴重な文化財が、楢葉町コミュニティセンター内の歴史資料館に展示されていましたが、震災によって被災し、長らく休館を余儀なくされました。

東日本大震災からの復興事業を契機に、楢葉町は東京大学との連携を深めてきました。2018年度には東京大学アイソトープ総合センターが町内において、大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業(現:大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業)による教育研究活動を展開しており、2019年度からは東京大学総合研究博物館とも連携し、人材育成の基盤となる拠点として連携ミュージアムの整備を協働で進めてまいりました。

2020年2月には東京大学総合研究博物館と「収蔵施設と展示事業(仮称「モバイルミュージアム in NARAHA」)についての協定」を締結し、2020年度に「楢葉町におけるモバイルミュージアムの展開可能性と教育効果に関する実証研究」として、施設構成・展示ストーリーの計画・展示デザインの計画等の研究を行いました。資料保管場所が逼迫していた総合研究博物館の学術標本の一部を、楢葉町歴史資料館分館に移設保管し、楢葉町歴史資料館を改装して東京大学と楢葉町の双方の資料を合同展示するプロジェクトが発足いたしました。

このたび、それらの成果により「楢葉町×東京大学総合研究博物館連携ミュージアム 大地とまちのタイムライン」として、2023年4月22日[土]に開館する運びとなりました。楢葉町と東京大学総合研究博物館の双方が所蔵する豊富な資料の中から、「危機 ~ 再生 ~ 未来創造」をキーワードに、地球の誕生から現代に至る資料を展示いたします。幾多の危機をむかえながらも、地球そして人類がそれを乗り越えてきたことを知ることで、これからの私たちの未来を創造するための糧となる施設を目指してまいります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 楢葉 UMUT

【展覧会】楢葉町 × 東京大学総合研究博物館 連携ミュージアム|大地とまちのタイムライン|’24年12月21日- 終了日未定

楢葉町 × 東京大学総合研究博物館
連携ミュージアム
大地とまちのタイムライン
展示期間  令和6年(2024)年12月21日[土]- 終了日未定
開館時間  午前9時00分 - 午後4時30分
休  館  日  毎週月曜日・国民の祝日・年末年始
入  館  料  無 料
会場案内  楢葉町 × 東京大学総合研究博物館 連携ミュージアム
      大地とまちのタイムライン
      〠 979-0604 福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5番地の4
      楢葉町コミュニティセンター1階
      交通:JR常磐線「竜田」駅下車徒歩20分
      地図:https://goo.gl/maps/AbTiWgvcxyurijwRA
展示主催  楢葉町教育委員会、東京大学総合研究博物館 
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福島県楢葉町-ならはまち-は、2011年の原発事故により全町民が避難を強いられましたが、2015年9月に避難区域が解除されました。町内には弥生時代中期の遺跡である福島県指定文化財の天神原遺跡や、国の重要文化財である磐城楢葉天神原遺跡出土品をはじめ、貴重な文化財が楢葉町コミュニティセンター内の歴史資料館に展示されていましたが、震災によって被災し、長らく休館を余儀なくされました。

東日本大震災からの復興事業を契機に、楢葉町は東京大学との連携を深めてきました。2018年度には東京大学アイソトープ総合センターが町内において、大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業(現:大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業)による教育研究活動を展開しており、2019年度からは東京大学総合研究博物館とも連携し、人材育成の基盤となる拠点として連携ミュージアムの整備を協働で進めてまいりました。

2020年2月には東京大学総合研究博物館と「収蔵施設と展示事業(仮称「モバイルミュージアム in NARAHA」)についての協定」を締結し、2020年度に「楢葉町におけるモバイルミュージアムの展開可能性と教育効果に関する実証研究」として、施設構成・展示ストーリーの計画・展示デザインの計画等の研究を行いました。資料保管場所が逼迫していた総合研究博物館の学術標本の一部を、楢葉町歴史資料館分館に移設保管し、楢葉町歴史資料館を改装して東京大学と楢葉町の双方の資料を合同展示するプロジェクトが発足いたしました。

このたび、それらの成果により「楢葉町×東京大学総合研究博物館連携ミュージアム 大地とまちのタイムライン」として、2023年4月22日[土]に開館する運びとなりました。楢葉町と東京大学総合研究博物館の双方が所蔵する豊富な資料の中から、「危機 ~ 再生 ~ 未来創造」をキーワードに、地球の誕生から現代に至る資料を展示いたします。幾多の危機をむかえながらも、地球そして人類がそれを乗り越えてきたことを知ることで、これからの私たちの未来を創造するための糧となる施設を目指してまいります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 楢葉 UMUT  楢葉町役場生涯まなび課

【展覧会】国文学研究資料館|通常展示 和書のさまざま|’25年5月9日-8月5日|会期末

国文学研究資料館
通常展示 和書のさまざま
会  期  令和7年(2025年)5月9日[金]- 8月5日[火]
開室時間  午前10時-午後4時30分
休  館  日  月曜・祝日・夏期休暇(8月11日[月]-18日[月])

会場案内  国文学研究資料館 1階 展示室
      問い合わせ先:国文学研究資料館 連携企画・広報係
      〠 190-0014 東京都立川市緑町10−3
      TEL:050-5533-2910 FAX:042-526-8604  ▷ アクセス
主  催  国文学研究資料館
入場無料
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この展示が対象とする「和書」とは、主として江戸時代までに日本で作られた書物を指します。堅い言葉で言えば「日本古典籍」ということになります。ただし、明治時代頃までは江戸時代の書物の系統を引く本が作られていましたので、それをも取り扱っています。
 
「和書」と似た言葉で「国書」という語がありますが、これは古典籍の内で、日本人の著作した書物を言います。「和書」はそれより広く、漢訳仏典や漢籍、あるいはヨーロッパ人の著作も含め、江戸時代以前に日本で製作されたすべての書物を指す言葉です。
一般に書物が製作されるには、それを支えまた受容する文化的背景があり、そうして製作された書物が、新たな文化―文学、芸能、思想、宗教など―を生み出す基になるという現象が普遍的に見られます。書物によって展開した日本の文化を考える上で、日本人の著作か否かを問わず、日本で製作されたすべての本を視野に入れなければならない理由がここにあります。
国文学研究資料館は、創設以来四十年以上にわたり、全国の研究者の御協力をいただき、所蔵者各位の御理解のもとに、国内外に所在する日本古典籍の調査を継続して行ってきました。調査を通して得られた、古典籍に関する新たな知見も少なくありません。この展示には、その成果も反映しています。
この展示では、和書について、まず形態的、次に内容的な構成を説明した上で、各時代の写本・版本や特色のある本を紹介し、併せて和書の性質を判断する場合の問題をいくつか取り上げてみました。全体を通して和書の基本知識を学ぶとともに、和書について考えるきっかけとなることをも意図しています。
和書の広大な世界を窺うためにはささやかな展示ではありますが、以て日本古典籍入門の役割を果たすことを願っています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国文学研究資料館

【展覧会】小山市立車屋美術館|静寂の詩学 生井亮司彫刻展|’25年5月3日-7月13日|終了

小山市立車屋美術館
静寂の詩学 生井亮司彫刻展
会  期  2025年5月3日[土]- 7月13日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(5月5日は開館)、5月7日[水]、5月23日[金]6月27日[金]
会場案内  小山市立車屋美術館
      〠 329-0214  栃木県小山市乙女3丁目10番34号
      電 話:0285-41-0968  ファクス:0285-41-0922      ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 500円(団体 360円)、 大高生 300円(団体 180円)
      中学生・義務教育学校生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  FMおーラジ、下野新聞社、テレビ小山放送
主  催  小山市立車屋美術館
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生井亮司(1974年生まれ、小山市在住)の彫刻展。生井は、漆と麻布、砥粉を主な材料にした乾漆技法を用い、そのなめらかで柔らかな質感の特長を生かして、主に人物像の創作に取組んでいます。作品は対象を徹底的に見つめ、かつ自己との対話をへて制作され、静謐なたたずまいが印象的です。
本展は故郷を拠点に創作活動を続けてきた25年間の創作の軌跡を、近年の人物像や抽象的形状の彫刻作品とドローイング、またあらたな表現手法として取り組みはじめた絵画作品によって紹介します。併せて、敷地内の国登録有形文化財(小川家住宅)での展示をおこない、建築物の趣と作品の静かなたたずまいを掛け合わせ、あらたな魅力を引き出そうとする展覧会です。

> 生井亮司プロフィール <
1974年 栃木県小山市生まれ
1998年 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業
2009年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了 博士(美術)
2006年 第80回国画会展出品(2023年まで毎年出品)、個展「幽かな夏」(フタバ画廊/東京)
2008年 個展「RAINDROPS」(starnet.ZONE、ギャラリー悠日/栃木)
2009年 第83回 国展 国画賞
2013年 「少年の詩学―生井亮司個展」(小山市立車屋美術館)
2019年 「美術教育の森展」(東京藝術大学美術館)
2022年 「Articuration ―区切りと生成」企画・出品(小山市立車屋美術館)
現在 武蔵野大学教授、日本美術家連盟会員

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 小山市立車屋美術館 ] 

【展覧会】河鍋暁斎記念美術館|企画展「暁斎による漫画的表現」展|同時開催・特別展「暁斎が描いた明治の教科書挿絵 ― 修身から宇宙まで―」展|’25年5月2日-6月25日|終了

河鍋暁斎記念美術館
企画展「暁斎による漫画的表現」展
同時開催・特別展「暁斎が描いた明治の教科書挿絵―修身から宇宙まで―」展
会  期  2025年5月2日[金]- 6月25日[水]
休  館  日  毎週火・木曜(祝日の場合は開館)、毎月26日-末日(展示替え期間)
開館時間  10:00 - 16:00(16:00 まで入館可)
会場案内  公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
      〠 335-0003 埼玉県蕨市南町4-36-4
      TEL 048-441-9780 FAX 048-445-3755 ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 600円、高校生・大学生 500円、小・中学生 300円、65歳以上の方 500円     
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河鍋暁斎記念美術館は、幕末から明治前半の江戸・東京で活躍した狩野派絵師・河鍋暁斎(かわなべ きょうさい 1831-1889)の曾孫が設立した美術館です。
伝来の下絵・画稿類を中心に3000点余を所蔵。1,2ヶ月毎にテーマを替えて展示し、暁斎のバラエティに富んだ作品をご覧いただけます。
第1・2展示室では、大蔵流狂言を学び、実際に演じてもいた暁斎と、謡(うたい)を学び、能狂言を熱心に観劇した暁翠が描いた能狂言画を、掛軸や版画、画稿や下絵などさまざまな形でお楽しみいただきます。 第3展示室では、130作以上の暁斎の挿絵本の中から、「戯作本-げさくぼん」を中心に、江戸の名残を残す滑稽本から文明開化を象徴する当時のベストセラーなどの多彩な作品がパネルで展示いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :河鍋暁斎記念美術館 ] 

【展覧会】京都産業大学ギャラリー|京都産業大学創立60周年記念・京都産業大学ギャラリー第29回企画展|などころ と めいしょ — 和歌から洛外図まで —|’25年5月1日-7月5日|終了

京都産業大学ギャラリー
京都産業大学創立60周年記念・京都産業大学ギャラリー第29回企画展
などころ と めいしょ — 和歌から洛外図まで —
期  間  2025年5月1日[木]- 7月5日[土]
          前 期:5月1日[木]- 6月3日[火]
          後 期:6月5日[木]- 7月5日[土]
休  館  日  日曜、祝日、ギャラリーの定める日(6月4日)
      * 5月3日[土・祝]、5月4日[日・祝]は開館
時  間  月・火・木-土曜日:10:00-16:30
      水曜日:13:00-16:30 * いずれも入館受付は16:00まで
会場案内  京都産業大学ギャラリー(京都産業大学壬生校地 むすびわざ館 2階)
      〠 600-8807 京都市下京区中堂寺命婦町1-10  ▷ アクセス
      京都産業大学 むすびわざ館事務室
      TEL:075-277-0254(平日 9:00-16:30)
      E-mail:gallery-office☆star.kyoto-su.ac.jp
入館無料
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日本各地の風光明媚な景観は、古来から「名所-などころ」と称され、人々の心に感動を与えてきました。このような名所は、和歌の歌枕-うたまくら、文学、絵画の題材としてだけでなく、古跡名勝のように実際に旅先で立ち寄って体験する場所、今日でいうところの「名所-めいしょ」としても親しまれるようになり、日本の様々な文化の中に根付いています。
2025年、京都産業大学は創立60周年を迎えます。本展では、創立以来収集されてきた本学図書館の所蔵資料を中心に、和歌や絵画、名所案内記などから京の「名所」を紹介します。中でも、展示初公開となる本学図書館蔵「洛外図屏風」(江戸時代後期)は必見です。
みなさまのご来場をこころよりお待ちしております。

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[ 詳 細 : 京都産業大学ギャラリー

【展覧会】実践女子大紅雪記念資料館|特集展示 下田歌子のあゆみと芸術へのまなざしⅡ|’25年5月1日-6月13日|終了

実践女子大紅雪記念資料館
特集展示 
下田歌子のあゆみと芸術へのまなざしⅡ
会  期  2025年5月1日[木]- 6月13日[金]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  土・日曜日、祝日、5月7日[水]、ただし 5月24日[土]は開館。
 入  館 料  無 料
会  場  実践女子大学香雪記念資料館 下田歌子記念室
      〠 150-8538 東京都渋谷区東1-1-49  実践女子大学渋谷キャンパス内
      TEL 03-6450-6805  ▷ アクセス
主  催  実践女子大学香雪記念資料館
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下田歌子記念室では、下田先生ゆかりの品々を展示しています。
木製の机をはじめとして先生が生前使われていたもの、宮中等より拝領した美術工芸品、ご友人、教え子から贈られたもの、あるいは先生ご自身が執筆されたものなどです。
年表と合わせて、明治・大正・昭和の時代に女子教育に捧げられた先生の足跡を辿りながら、その人生に思いをはせつつ、業績を顕彰しています。

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[ 詳 細 : 実践女子大紅雪記念資料館 ] 

【展覧会】東京藝術大学大学美術館|集まって住む 元倉眞琴展|’25年6月1日-6月8日|終了

東京藝術大学大学美術館
集まって住む 元倉眞琴展
会  期  2025年6月1日[日]- 6月8日[日]
時  間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  会期中無休
会場案内  東京藝術大学大学美術館 陳列館 1階
      〠 110-8714 東京都台東区上野公園12-8
      電 話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
共  催  金沢工業大学、東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科
主  催  東京藝術大学美術学部建築科、
      東京藝術大学キャンパスグランドデザイン推進室、
      特定非営利活動法人建築文化継承機構、JIA-KIT建築アーカイブス
観覧無料
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集まって住む 元倉眞琴展 ── 元倉眞琴展実行委員会
建築家 元倉眞琴は、空間・建築・都市と広範なフィールドで活動し、多くの作品を発表してきました。彼の建築観や興味は、そこにいる人々の日常の観察に根ざし、それをもとに空間へと具現化していくことにあります。その範囲は戸建ての住宅から始まり、集合住宅や都市の中の建築、そして人々のありかた=「集まって住む」へと展開しています。元倉眞琴らしい細部から人々のアクティビティまでも一貫した端正で楽しい空間が、代表的な作品である熊本県営竜蛇平団地や、山形県の朝日町エコミュージアムコアセンター創遊館などに随所に織り込まれています。

彼は同時に東京藝術大学や東北芸術工科大学での教育者としての一面も持ち合わせています。研究室の学生とともにまちに出て、地域住民へ提案するなどの教育研究活動を行いながら、東京藝術大学ではキャンパス計画についても積極的に取り組んでいました。
このように小さなスケールから大きなスケールまでを実践してきた元倉眞琴の思考と軌跡は、本展覧会の手描きの図面や日常を描いた様々なスケッチを通じて感じることができます。そして、これからの時代の「集まって住む」、ひいては「建築とは何か」という問いかけに対して改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

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[ 詳 細 : 東京藝術大学大学美術館 ] 

【開館百周年事業】早稲田大学坪内博士記念演劇博物館|つむぎ、つなぐ、演劇 100 年|開館 100 周年のお知らせ|’25年4月 / 第壹報

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
つむぎ、つなぐ、演劇 100 年
開館 100 周年のお知らせ
会場案内  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      ☆ 演劇博物館は、早稲田大学早稲田キャンパス構内にございます。
      ▷ アクセス
開館時間  展示室・図書室(博物館1階): 10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
      閲覧室(6号館3階): 月-金 10:00-17:00/土・日・祝 閉室
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演劇博物館は、1928年10月に坪内逍遙の古稀とその半生を傾倒した「シェークスピア全集」全40巻の翻訳完成を記念して各界有志の協賛により設立されました。3年後の2028年に100周年を迎えようとしています。この間、世界でもまれな演劇専門総合博物館として古今東西の演劇および映像資料の収集・保存・展示を行ってきました。また、収蔵資料を核とした研究活動も、21世紀COE、グローバル COE、演劇映像学連携研究拠点などの公的研究費・助成金を多数獲得し、活発に行われています。これらの歴史を踏まえつつ、次の100年に向けてさらなる発展をめざすべく、記念事業募金を行うこととなりました。皆さまのご支援をお願い申し上げます。
皆さまからお寄せいただく寄付金は、次のように使わせていただきたいと考えております。

① 収蔵資料の適切な維持・保管
100年の間にご寄付や購入によって収集してきた多くの貴重な資料を、遠い将来まで保存し、今後の演劇文化創造に活用していただくため、収蔵スペースの拡充をはじめとした保存環境の充実をはかります。
② 収蔵資料の海外を含めた積極的な発信
従来から館内・館外での展示会、土曜日曜を含めた図書室開室、インターネットを利用した資料閲覧など、所蔵資料を皆さまにお届けする努力をして参りました。デジタル化・グローバル化の時代にあって、一層これを推進し、いつでもどこでも資料をご覧いただけるような環境の整備につとめます。

館長 児玉 竜一

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[ 詳 細 : 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 ] 

【展覧会】東京都現代美術館|岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here|’25年4月29日-7月21日|終了

☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京都現代美術館
岡﨑乾二郎
而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here
会  期  2025年4月29日[火・祝]- 7月21日[月・祝]
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休  館  日  月曜日(5月5日、7月21日は開館)、5月7日
会場案内  東京都現代美術館  企画展示室 1 F / 3 F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL:03-5245-4111
      またはハローダイヤル(9:00-20:00)050-5541-8600 ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 2,000円/大学生・専門学校生・65 歳以上 1,400円/中高生 800円/
      小学生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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絵画、彫刻のみならず、建築や環境文化圏計画、絵本、ロボット開発などの幅広い表現領域でも革新的な仕事を手がけ、さらには文化全般にわたる批評家としても活躍してきた岡﨑乾二郎(1955- )。その活動の根底には私たちの「認識」と「世界」を結び直す力としての「造形」があります。
AIをはじめとする科学技術の革新、環境危機、政治状況の混沌…。私たちが捉えてきた世界、社会を制御してきた制度は急速に失効しつつあるように思えます。世界は崩壊しつつあるのでしょうか。
しかしその問いに対し、岡﨑は、「世界は崩壊しているのではない。動揺しているのは私たちの認識である。」と言います。岡﨑にとっての「造形」とは、私たちが世界を捉える、その認識の枠組み自体を作り変える力です。すなわち、認識を作りかえることで世界の可塑性を解放し、世界との具体的な関わりを通して認識の可塑性を取り戻すことです。造形とは、この二つの可塑性を実践的に繋ぎなおすことだと彼は言います。
近年国際的な評価も高まるこの作家が大きく転回した2021年以降の新作を中心として、過去の代表作を網羅しつつ、その仕事の全貌を展望します。

──なんどでも世界は再生しつづける。而今而後(これから先、ずっと先も)

❖ みどころ ❖
日本を代表する造形作家・岡﨑乾二郎の集大成
1980年代初頭、「あかさかみつけ」シリーズで注目を集めて以来、絵画、彫刻から建築まで複数のメディアで展開してきたその造形的な仕事を総覧します。教育、批評、ロボット開発、環境文化圏計画…。それぞれの分野での革新性ゆえに、その全貌の把握が困難であった岡﨑の仕事を、その根底に一貫する造形という主題から総覧します。

2021年以降に制作された新作群を一堂に発表
本展覧会のタイトルは、「而今而後(これから先、ずっと先も)」という『論語』の一節から取られました。2021年以降、岡﨑乾二郎は社会的な情勢と個人的経験の二つの変化のなかで、思考を位置づける時空の枠組みについて、大きな転回を迎えたと言います。本展では、それ以降、旺盛な活動期に入った作家の新作・近作約100点を発表します。

❖ プロフィール ❖
岡﨑乾二郎(おかざき・けんじろう)
造形作家、批評家。
1955年東京生まれ。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。総合地域づくりプロジェクト「灰塚アースワーク・プロジェクト」の企画制作、「なかつくに公園」(広島県庄原市)等のランドスケープデザイン、「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開してきた。
東京都現代美術館(2009-2010年)における特集展示では、1980年代の立体作品から最新の絵画まで俯瞰。2014年のBankART1929「かたちの発語展」では、彫刻やタイルを中心に最新作を発表した。
長年教育活動にも取り組んでおり、芸術の学校である四谷アート・ステュディウム(2002-2014年)を創設、ディレクターを務めた。2017年には豊田市美術館にて開催された『抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜』展の企画制作を行い、2019-20年には同美術館で大規模な個展「視覚のカイソウ」が開催された。

主著に『而今而後 批評のあとさき(岡﨑乾二郎批評選集 vol.2)』(亜紀書房 2024年)、『頭のうえを何かが』(ナナロク社 2023年)、『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店 2022年)、『感覚のエデン(岡﨑乾二郎批評選集 vol.1)』(亜紀書房 2021年)、『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房 2018年)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー、文藝春秋 2014年)、『芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション』(フィルムアート社 2007年)。『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス 2004年)。
作品集に『TOPICA PICTUS』(urizen 2020年)、『視覚のカイソウ』(ナナロク社 2020年)。

『感覚のエデン(岡﨑乾二郎批評選集 vol.1)』にて2022年、第76回毎日出版文化賞(文化・芸術部門)受賞。『抽象の力 近代芸術の解析』にて、2018年、平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。

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[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】サントリー美術館|酒呑童子ビギンズ|25年4月29日-6月15日|終了

サントリー美術館
酒呑童子ビギンズ
会  期  2025年4月29日[火]- 6月15日[日]
      * 作品保護のため、会期中展示替を行います。また、本展は撮影禁止です。
開館時間  10:00-18:00(金曜日は10:00-20:00)
      * 5月3日[土・祝]-5日[月・祝]、6月14日[土]は20時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  火曜日 * 4月29日、5月6日、6月10日は18時まで開館
入館料金   一 般     当  日   ¥1,700   前  売   ¥1,500
      大学・高校生 当  日   ¥1,000   前  売   ¥   800
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  サントリー美術館
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酒呑童子は、日本で最も名高い鬼です。平安時代、都で貴族の娘や財宝を次々に略奪していた酒呑童子が武将・源頼光とその家来によって退治される物語は、14世紀以前に成立し、やがて絵画や能などの題材になって広く普及しました。なかでも、サントリー美術館が所蔵する重要文化財・狩野元信筆「酒伝童子絵巻」(以下、サントリー本)は、後世に大きな影響を与えた室町時代の古例として有名です。このたびの展示では、解体修理を終えたサントリー本を大公開するとともに、酒呑童子にまつわる二つの《はじまり》をご紹介します。

酒呑童子の住処といえば、物語によって丹波国大江山、あるいは近江国伊吹山として描かれ、サントリー本は伊吹山系最古の絵巻として知られます。以降、このサントリー本が《図様のはじまり》となり、江戸時代を通して何百という模本や類本が作られました。
さらに近年注目されるのは、サントリー本とほぼ同じ内容を含みながらも、酒呑童子の生い立ち、すなわち《鬼のはじまり》を大胆に描き加える絵巻が相次いで発見されていることです。
本展では、これらの《はじまり》に焦点をあて、絵画と演劇(能)の関連にもふれながら、酒呑童子絵巻の知られざる歴史と多様な展開をたどります。現代のマンガやアニメにも息づく、日本人が古来より親しんできた鬼退治の物語をお楽しみください。

酒呑童子は、酒伝、酒顛、酒典、酒天とも表記されます。
本展では、作品名は基本的に題箋の表記を尊重し、
物語や鬼の汎称として「酒呑」の語を用いています。

>展示構成 <
◇ 第1章 狩野元信筆「酒伝童子絵巻」の大公開
サントリー美術館が所蔵する重要文化財「酒伝童子絵巻」(以下、サントリー本)は、成立時期やその経緯が判明する点で貴重な絵巻です。すなわち、大永2年(1522)に、小田原の北条氏綱の依頼によって制作が始まり、絵は狩野元信が担当したことが知られています。
狩野派の確立者・元信によって描かれた酒呑童子絵巻は、以降、同派を代表する画題のひとつとなり、江戸時代を通して、さらに流派も超えて繰り返し描き写されました。いわば、サントリー本こそが《図様のはじまり》といえるでしょう。
また、サントリー本の図様は、能の演出にも影響した可能性があります。例えば、能「大江山」(替之型)では、酒呑童子の初登場場面で、まるでサントリー本の絵を見るかのように、童子が二人の童を両脇に従えて現れるのです。
このようにサントリー本は重要な作例でありながら、これまでは状態が悪く、十分に展観することができませんでした。そこで本章では、2020年に解体修理を終えたサントリー本を当館史上最大規模に広げて展示し、物語の全容をご紹介します。
◇ 第2章 エピソード・ゼロ ― 展開する酒呑童子絵巻
源頼光とその家来による鬼退治の物語は、室町から江戸時代に人気を博し、『伊吹童子』や『羅生門』、『土蜘蛛』などのスピンオフ作品も誕生しました。
さらに近年、サントリー本「酒伝童子絵巻」とほぼ同じ内容を含みながらも、その前半に《鬼のはじまり》ともいうべき、酒呑童子出生の秘密を大胆に描き加える絵巻が相次いで発見され注目されています。すなわち、スサノオノミコトによって酒に酔わされ退治されたヤマタノオロチの亡魂が、伊吹山に飛んで伊吹明神となり、その息子として生まれたのが酒呑童子だというのです。
なかでも、ライプツィヒ・グラッシー民族博物館(GRASSI Museum für Völkerkunde zu Leipzig)が所蔵する住吉廣行筆「酒呑童子絵巻」(以下、ライプツィヒ本)は、明治10-15年(1877-82)に来日していたドイツ人お雇い医師ショイベ(Heinrich Botho Scheube)が祖国へ持ち帰ったもので、これまで日本ではその存在がほとんど知られていませんでした。
本章では、ドイツに渡って以来初の里帰りとなるライプツィヒ本(六巻のうち二巻)、さらに展覧会初出品となるライプツィヒ本の下絵などを通して、酒呑童子絵巻《エピソード・ゼロ》の世界へご案内します。
◇ 第3章 婚礼調度としての酒呑童子絵巻
サントリー本「酒伝童子絵巻」とライプツィヒ本「酒呑童子絵巻」には共通点があります。それは、いずれも姫君の所持品であったということです。
徳川家康の娘・督姫(良正院)は、初め小田原の北条氏直に嫁いでいましたが、氏直との死別後、文禄3年(1594)に池田家へ再嫁し、その際に北条家伝来のサントリー本を持参したと伝わります。一方のライプツィヒ本は、第10代将軍徳川家治の養女であった種姫が、天明7年(1787)に紀州徳川家へ輿入れした際の嫁入り道具であったことが明らかになりました。
ではなぜ、若い娘たちが誘拐される血なまぐさい絵巻が、婚礼調度として選ばれたのでしょうか。江戸時代を通して、サントリー本の模本や類本が盛んに制作されたことも、婚礼調度としての需要と無関係ではなかったと考えられ、その人気の《はじまり》もサントリー本であった可能性があります。
そこで本章では、サントリー本の伝来に注目し、酒呑童子絵巻が婚礼調度として好まれた背景に迫ります。単なる物語や絵巻の一画題にとどまらない、酒呑童子絵巻に込められた政治性が浮かび上がります。

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[ 詳 細 : サントリー美術館

【展覧会】宇都宮美術館|企画展 まど・みちおのうちゅう-うちゅうの あんなに とおい あそこに さわる-|Mado Michio: Every Little Thing is Connected to the Universe|’25年4月27日- 6月29日|終了

宇都宮美術館
企画展
まど・みちおのうちゅう -うちゅうの あんなに とおい あそこに さわる-
Mado Michio: Every Little Thing is Connected to the Universe
会  期  2025年4月27日[日]- 6月29日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(5月5日[月]開館)、祝休日翌日(4月30日[水]、5月7日[水])
観  覧  料  一 般 1,200円、大学生・高校生 1,00円、中学生・小学生 800円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会場案内  宇都宮美術館
      〠 320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
      TEL:028-643-0100 FAX:028-643-0895  ▷ 交通・アクセス  
監  修  公益財団法人周南市文化振興財団
企画協力  一般財団法人 NHK財団
主  催  宇都宮美術館
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☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆《星がとおい》 制作年不詳 周南市美術博物館蔵
クレヨン、水彩、ボールペン、油性ペン | 紙 34.3×23.9㎝
(タイトルなし)制作年不詳 周南市美術博物館蔵
水彩、ボールペン | 紙 36.3×44.9㎝

「ぞうさん」 「やぎさん ゆうびん」など、誰もがいちどは口ずさんだことのある童謡の作詞者として、また平明な日本語で生命や事物の存在を寡黙に言祝ぐ詩の紡ぎ手として親しまれ、2014年に104歳でこの世を去った詩人まど・みちお(1909-2014)。
50代前半の一時期、彼は人知れず絵の制作に没頭しました。その多くは「この世にあるもの」をなぞらずに生まれて来た抽象画です。詩人の故郷に建つ周南市美術博物館のコレクションから精選した作品群を中心に、ときに苛烈さを秘めながらも慈しみをたたえ、宇宙に直結するかのような深い響きを宿す絵の数々をまとめて展観します。
絵画作品約60点に加え、原稿、創作ノートや書籍などの資料約240点を展示。この稀有な詩人の足跡、そしてその心に映った宇宙の姿をたどります。

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[ 詳 細 : 宇都宮美術館 ] 

【展覧会】国立科学博物館 筑波実験植物園|コレクション特別公開 クレマチス園公開|’25年4月26日-6月8日|終了

国立科学博物館 筑波実験植物園
コレクション特別公開 クレマチス園公開
開催期間  2025年4月26日[土]- 6月8日[日]
        臨 時 開 園:4月28日[月]、4月30日[水]、5月5日[月]
        無料入園日:5月4日[日]、5月18日[日]
休  園  日  5月7日㈬・5月12日㈪・5月19日㈪・5月26日㈪・6月2日㈪
開園時間  午前9時 - 午後5時 * 入園は16時30分まで
開催場所  独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
      〠 305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1
      電 話 029-851-5159 FAX 029-853-8998  ▷ アクセス
入 園 料  一 般:320円、高校生以下・65歳以上:無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  独立行政法人国立科学博物館筑波実験植物園
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✿ 最新品種にも出会える!多種多様なクレマチスの花の祭典
カザグルマをはじめとする多様なクレマチスの野生種や、それらをもとに作出された多彩な園芸品種を公開します。日本屈指の展示種類数を誇るクレマチス園で、自然と人が生み出したクレマチスの多様性を体感してください。
✿ 園芸植物販売
クレマチスをはじめとする園芸植物の販売をいたします。
※出店日は変更になることがあります。ご注意ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 筑波実験植物園 ]

【展覧会】世田谷美術館|企画展 横尾忠則 連画の河|’25年4月26日-6月22日|終了

世田谷美術館
企画展 横尾忠則 連画の河
会  期  2025年4月26日[土]- 6月22日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  毎週月曜 * 4月28日[月]、5月5日[月・祝]開館。5月7日[水]休館
会  場  世田谷美術館  1階展示室
      〠 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 
      電 話 03-3415-6011   ▷ アクセス
観覧料金  個 人・当日:一 般 1400円/65歳以上 1200円/大高生 800円/中小生 500円
      * オンラインチケットを2025年4月15日[火]正午より販売。
       美術館窓口で「当日券」を購入のかたは会場内混雑の際には、お待ち
       いただくことがあります。あらかじめご了承ください。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、読売新聞社
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様々な手法と様式を駆使し、多岐にわたるテーマの絵画を生み出し続ける破格の画家・横尾忠則(1936- )。1972年のニューヨーク近代美術館での個展開催など、早くから国際的な知名度を得てきた作家ですが、近年ではその息の長い驚異的な創造力が注目を集めています。
2023年春、からだの衰えに淡々と応じつつ、テーマも決めずに大きなキャンバスに向かううち、横尾の「連歌」ならぬ「連画」制作が始まりました。和歌の上の句と下の句を複数人で分担して詠みあうのが連歌ですが、横尾は昨日の自作を他人の絵のように眺め、そこから今日の筆が導かれるままに描き、明日の自分=新たな他者に託して、思いもよらぬ世界がひらけるのを楽しんでいました。
「連画」は、気づけば川の流れのなかにありました。遠い昔に郷里の川辺で同級生たちと撮った記念写真。そのイメージを起点に、横尾の筆は日々運ばれます。水は横尾の作品の重要なモチーフの一つですが、いま、その絵画世界は悠々とした大河となり、観客の前に現れるのです。さまざまなイメージが現れては消え、誰も見たことがないのになぜか懐かしくもある光景 ── 生も死も等しく飲みこんで、「連画の河」は流れます。
150号を中心とする新作油彩画約60点に、関連作品やスケッチ等も加え、88歳の横尾忠則の現在をご紹介します。

絵は、本当にわかりません。絵のほうが僕をどこかに連れていく。
僕は、ただ描かされる。そのうち、こんなん出ましたんやけど、となる

― 横尾忠則(2023年6月)

> 横尾忠則/Yokoo Tadanori <
現代美術家。1936年兵庫県生まれ。1972年にニューヨーク近代美術館で個展開催。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロの世界3大ビエンナーレに招待出品。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館など、世界各国の美術館で多数の個展が開催される。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館が開館。2013年、香川県豊島に豊島横尾館が開館。2000年、ニューヨークアートディレクターズクラブ殿堂入り。2015年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞。2023年、文化功労者、日本芸術院会員となる。
著書には小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』など多数。作品はニューヨーク近代美術館、大英博物館など世界各国の主要美術館に収蔵されている。

◉ 本展のポイント ◉
◇ 1. 誰もがどこかで見たことのあるモチーフ=記念写真、そして川。
初めて見る絵なのに、懐かしい

横尾忠則が制作の際に好んで拾い上げるのは、多くの人がどこかで見かけているであろうイメージ。アトリエには新聞や雑誌からの切り抜き、あるいはインターネット上に漂っている画像のプリントアウトが散乱しています。
本展の起点となったイメージは、1枚の記念写真。1970年に横尾が故郷の西脇(兵庫県)で同級生たちとともに収まるその写真は、篠山紀信が撮影したもので、その後22年を経て出た写真集『横尾忠則 記憶の遠近術』に収録されました。序文は、1970年に自決した三島由紀夫が遺していた横尾論でした。
因縁深きこの写真にインスピレーションを得て、横尾は1994年に《記憶の鎮魂歌》(横尾忠則現代美術館蔵)という大作を描いていますが、本展はこの作品から始まります。続く約60点の新作には、篠山の写真や《記憶の鎮魂歌》のイメージをはじめ、広告などに登場するまったく別のグループ写真、そして川や水にまつわる物語や絵画の画像など、複数の素材に由来するイメージが入れ代わり立ち代わり登場します。
あらゆる記念写真は死者たちと出会うための窓になってゆくといえますし、川は古くから各地の文化で生者と死者の間にあるものとされてきました。初めて見るのにどこか懐かしく、ときには少し恐ろしい、生と死が等しく輝く作品との遭遇は、遠い記憶を手繰り寄せたくなるような鑑賞体験になるでしょう。
◇ 2. 昨日の自分はもう他人 ──「連歌」ならぬ「連画」のゆくえを見守る楽しみ
一貫したアイデンティティから解放され、変幻自在な自己と出会い続けたい ── 横尾忠則が絵画制作をとおして長らく希求してきたことですが、今回それは「連画」という遊びのかたちで試みられています。
他者の言葉を引き取りつつ歌を詠み、それをまた別の他者に託すという「連歌」を、絵画によって、しかもひとりだけで、続けることはできるのでしょうか。昨日の自分を、本当に他人のように受けとめられるものでしょうか。展覧会場にならぶ新作群からは、横尾が川の流れに身を任せるように、この問いをゆったりと楽しんだことが伝わってきます。悠々と流れる大河=連画のゆくえを、ほぼ制作されたとおりの順で追いかけ、見守る楽しみを味わえる展覧会です。
◇ 3. 鮮やかな色、震える筆触、変転するかたち。王道の「絵画」に向きあう快感を味わえる
長きにわたり、イメージの魔術師のような創造性を誇ってきた横尾忠則。古今東西の多様なイメージが見事な構成でコラージュされるところに作品の大きな魅力がありますが、それを一貫して支えているのは自らの眼と手、つまり肉体をもって描くというシンプルこのうえない行為です。そしてその行為を、気が遠くなるほどたくさん反復すること。
視力、聴力、腕力に脚力と、身体のさまざまな能力が衰えるなかでも、横尾の反復は88歳の現在も淡々と続いています。その日その時の肉体からしか生まれてこない色、筆触、かたちが、150号(約182×227㎝)を中心とする大きな画面に躍り、流れ、変化してゆきます。王道をゆく「絵画」ならではの快感を、全身で味わえる展覧会です。

感染症予防対応 実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を。 
[ 詳 細 : 世田谷美術館 ] 

【展覧会/イベント】消防博物館|企画展 集まれ! 世界の消防ミニカー展|’25年4月26日- 5月25日|終了

消防博物館
企画展/イベント
集まれ! 世界の消防ミニカー展
会  期  2025年4月26日[土]- 5月25日[日]
会場案内  東京消防庁 消防博物館 6階展示室
      〠 160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番
      お問合せ 電話:03-3353-9119  ▷ アクセス
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館は午後4時30分)
      (図書資料室は水・金・日の午後1時~午後4時30分)
休  館  日  毎週月曜日(国民の祝日に当たる場合は開館し、直後の平日を休館)
入館無料
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江戸から現代までの消防の歴史に触れながら 防火・防災を学べる消防博物館 !

消防博物館について

消防博物館は、正式には東京消防庁消防防災資料センターといいます。
東京の安全と安心を進める消防がまるごとわかる広報・教育施設として
1992(平成4)年12月3日に開館しました。
同館には、消防関係の資材、書籍などを含む、12,000点以上の資料を所蔵しており、
江戸の消防に関する錦絵、瓦版、古文書、消火道具や明治時代から現在に至るまでの
消防ポンプ、防火衣、消防活動資器材などの実物を中心に展示しています。

GW・こどもの日特別企画展「集まれ!世界の消防ミニカー展」を開催

日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスの消防ミニカーを一斉に集め、現在では見ることのできないレトロなものや、日本とは違った色やデザインの世界の消防車、消防活動のジオラマなど、大人から子供まで楽しめる展示となっています。
写真撮影コーナーでは、お子様用の消防車や救急車が勢ぞろい。また、期間中の土曜日、日曜日及びGW中の4月29日から5月6日は、10:00-11:30と13:30-15:00の時間指定で、ぬり絵とペーパークラフトコーナーも開設しています。ぜひお立ち寄りください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 消防博物館 

【展覧会】郵政博物館|ゆうちょ開業150年記念特別展示|「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-|’25年4月26日-6月22日|終了

ああああああ

郵政博物館
ゆうちょ開業150年記念特別展示
「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-
会  期  2025年4月26日[土]- 6月22日[日]
      * 会期中、一部展示替えあり
休  館  日  5月…7日(水)、12日(月)、19日(月)、26日(月)
      6月…2日(月)、9日(月)、16日(月)
開館時間  午前10時00分 - 午後5時30分 * 入館は午後5時まで。
      * 9階に上がれるのは、午前10時からです。
会場案内  郵政博物館
      〠 131-8139 東京都墨田区押上一丁目1番2号 
      東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
      TEL:03-6240-4311  ▷ アクセス
協  力  株式会社ゆうちょ銀行
主  催  郵政博物館
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〈東京真景図 あらめばしより江戸橋〉
歌川広重(三代)/明治8(1875)年
〈横浜郵便局開業之図〉歌川広重(三代)/明治8(1875)年

今年は、郵便貯金の創業から150年、「郵便の父」前島密の生誕からは190年になります。
前島は、明治3年(1870)6月、郵便事業を立案直後、上野景範* とともにイギリスに渡りました。渡航の目的は、「鉄道借款問題」の解決と「新紙幣」の発注でしたが、1年間の滞在中に、郵便局が為替や貯金の業務を行っていることを知りました。帰国後、4年間の苦心の末、明治8年5月2日、日本の郵便局でも為替や貯金の業務を開始することができました。
貯金には「お金」が必要です。郵便の開業時は、江戸時代の幕府正貨、藩札、明治政府の太政官札等、多様な貨幣が入り乱れて不便なものでした。これらは、前島らが発注した「新紙幣」によって、新しい通貨の「円」、「銭」に置き換えられていきます。そして、始まったばかりの郵便貯金に預けられることになるのです。
この展示では、以上の動きのなかで、前島がメンバーであった政府「改正掛」の果たした役割、前島のロンドン生活を振り返りつつ、そもそも預金、貯金の慣習がなかった時代における開業の苦心を紹介し、その金融史における意義を考えます。そして、さまざまな業務変革の後、民営化で誕生したゆうちょ銀行の新しい取り組みについて紹介します。
期間中は、講演会やワークショップなどの関連イベントも行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 郵政博物館 ] 

* 上野 景範(うえの かげのり 1845-1888 外交官。鹿児島藩の唐通事の家に生まれ、13歳で長崎に遊学し、蘭学・英学を修める。明治維新後、外国事務御用掛、駐米弁理公使、外務少補を経て、明治7(1874)年から12年まで駐英公使。13年外務卿井上馨の下で外務大輔として条約改正に尽力。18年元老院議官。活字商:弘道軒 神崎正誼は義弟・義兄と伝わる)

【展覧会】永青文庫|2025年 早春展|くまもとの絶景 ― 知られざる日本最長画巻「領内名勝図巻」|’25年4月26日-6月22日|終了

永青文庫
2025年 早春展
くまもとの絶景
― 知られざる日本最長画巻「領内名勝図巻」―
会  期   2025年4月26日[土]- 6月22日[日]
会場案内  永青文庫-細川コレクション
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1
      TEL 03-3941-0850  ▷ アクセス
時  間  10:00-16:30(最終入館時間 16:00)
      * 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
      * 来館事前予約は必要ありません。混雑時はお待ちいただく場合があります。
休  館  日  月曜日(ただし5/5は開館し、5/7は休館)
観  覧  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      ※ 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
特別協力  熊本県立美術館、肥後の里山ギャラリー、ホテル椿山荘
主  催  永青文庫
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「領内名勝図巻」(りょうないめいしょうずかん、熊本県指定重要文化財)は、熊本藩のお抱え絵師・矢野良勝(やのよしかつ、1760-1821)と衛藤良行(えとうよしゆき、1761-1823)が、おもに熊本領内の滝や名所、川沿いの風景などの絶景を全15巻にわたって描いた、写生図巻の先駆的作例です。
巻物は縦30センチほどの大きさが一般的ですが、本作は約60センチあり、大迫力のパノラマが展開します。さらに全巻の合計は400メートルにも及び、これほどまで長大で迫力に富んだ作品は他に類が無く、日本最長の画巻とみられます。

描かせたのは絵画好きとして知られる8代藩主・細川斉茲(なりしげ、1759-1835)。風景を愛好する大名たちのサロンで披露することを目的に制作させたといわれています。絵師たちは苦労しながら絶景を実際に取材し、発色のよい良質な絵具を用いて斉茲の求めに応えました。
本展では、現存14巻のうちから選りすぐりの7巻をとおして、この規格外ともいえる本作の迫真の風景描写や制作背景を、現地写真とともに紹介します。豊かな水と緑をたたえる熊本の絶景を、旅人になった気分でお楽しみください。

※ 永青文庫の感染症予防対策については、下掲ウェブサイトをご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 永青文庫

【展覧会】泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕|ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代|’25年4月26日-8月17日|終了

泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕
ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代
会  期  2025年4月26日[土]- 8月17日[日]
      * 下記期間はブロンズギャラリーのみ開催
      6月10日[火]- 6月20日[金]、8月5日[火]- 8月17日[日]
休  館  日  月曜日(5月5日、7月21日、8月11日は開館)、
      5月7日[水]、7月22日[火]、8月12日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場案内  泉屋博古館〔せんおくはっこかん  京都東山・鹿ヶ谷-ししがたに〕
      〠 606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      TEL 075-771-6411 FAX 075-771-6099  ▷ アクセス
入館料金  一 般 1,000円、学 生 600円、18歳以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
問い合せ  リンク先の お問い合わせフォーム からお願いします 
後  援  京都市、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、
      公益社団法人京都市観光協会、NHK京都放送局、京都新聞
主  催  公益財団法人泉屋博古館
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1970年大阪万博の年に完成した青銅器館。ふたたび大阪で万博が開催される2025年4月、京都本館のリニューアルオープンに合わせて、ブロンズギャラリーも展示を刷新して皆さまをお迎えします。
4室からなる展示室の構成はそのままに、モダン建築の傑作が生みだす空間を活かしつつ、中国古代の超絶技巧が発揮された青銅器の魅力にさまざまな角度から迫る展示をお楽しみください。

❖ 住友コレクション 名品大集合
いまから約3000年前、日本ではちょうど縄文時代が終わりにさしかかるころ、中国大陸では殷〔商 トモ〕や周といった古代王朝が栄え、高度に発達した鋳造技術によって青銅器の数々がつくられていました。中国青銅器のもっとも大きな特徴は、儀礼用の容器が発達した点にあり、古代の超絶技巧によって、実用性と装飾性を兼ね備えた複雑な造形の青銅器が生み出されました。ギャラリー1は、住友コレクションの中国青銅器のなかでも選りすぐりの名品を一堂に会し、古代中国の世界へといざなうイントロダクションとなって います。
❖ 青銅器の種類と用途
殷周時代の青銅器は普段使いの日用品ではなく、王侯貴族たちが祖先の神々をまつるために用いた聖なる「おもてなし」の道具でした。そのため、青銅器にはかなり詳細な用途が決まっており、実際にそうした用途で使うための機能性がそなわっているのが大きな特徴となっています。ギャラリー2では、青銅器の種類と用途を大きく食器・酒器・水器・楽器に分けてご紹介し、当時の人々がどのように青銅器を使っていたのかを想像できるよう展示を工夫しています。
❖ 文様モチーフの謎
具体的な用途がありながら、そうした機能とは相反するような複雑怪奇な造形を見せる殷周青銅器。ギャラリー3では殷周青銅器の文様・モチーフに焦点を当て、その魅力に迫ります。祖先をまつる聖なる器である殷周青銅器には、その表面を覆い尽くすようにさまざまな文様があらわされ、なかにはトラやミミズク、ウシなどの動物モチーフも数多く登場します。そうした文様が何を意味していたのかについては多くの謎がありますが、丁寧な解説とともに、劇的な造形の背後にある当時の人々の思想や信仰の世界を探っていきます。
❖ 東アジアへの広がり
祭政一致の殷周時代が終わり、秦漢帝国が形成されると、祭祀儀礼に用いられた青銅製の容器の製作は衰退しますが、代わって青銅鏡が数多くつくられるようになり、日本列島を含む東アジア世 界へともたらされました。ギャラリー4では中国青銅器の影響力が東アジアへと広がる過程に注目し、日本列島でつくられた青銅器もあわせてご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕 ] 

【展覧会】島根県立石見美術館 開館20周年記念企画展 石見の祈りと美―未来へつなぐ中世の宝―|’25年4月26日-6月16日|終了

島根県立石見美術館
開館20周年記念企画展
石見の祈りと美―未来へつなぐ中世の宝―
会  期  2025年4月26日[土]- 6月16日[月]
        前 期:4月26日[土]- 5月19日[月]
        後 期:5月21日[水]- 6月16日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は17:30まで)
休  館  日  毎週火曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
会場案内  島根県立石見美術館 展示室D
      〠 698-0022 島根県益田市有明町5番15号
      島根県芸術文化センター「グラントワ」
      TEL: 0856-31-1860 FAX: 0856-31-1884 ▷ 交通・アクセス 
観  覧  料  当日券  一 般 1,300円、 大学生 600円、 高校生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  東京大学史料編纂所
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、山陰中央新報社、
      TSKさんいん中央テレビ
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日本の平安時代末から安土桃山時代の中世には、現在の島根県西部にあたる石見地域においても豊かな文化が花ひらき、数多くの美術工芸品が制作されました。それらはなぜ生み出され、どのような役割を持っていたのでしょうか。その疑問を紐解いていくと、当時 の人々の価値観や美意識にふれることができます。また、中世の遺品が現代まで残されているのは、それらを守り未来へつなぐという人々の営みが続いてきたためです。
本展では、約60点(重要文化財16点を含む)にのぼる中世の石見地域ゆかりの美術工芸品を4つの章に分けて展示し、それらが制作された背景、果たしていた役割、後世へ守り伝えられた営みについて考えます。

>みどころ<
◇ みどころ ①  石見へ初めて里帰りとなる作品も!
益田宗兼(ますだ むねかね)が足利義稙(あしかが よしたね)より拝領したと伝わる《小袖 白茶地桐竹模様綾》など 、本展で初めて石見へ里帰りを果たす作品もあります。
◇ みどころ ②  指定文化財を多数展示!
重要文化財16点、島根県指定文化財9点、益田市指定文化財5点、山口県指定文化財2点、岩国市指定文化財1点。
◇ みどころ ③  巡回展ではありません!
当館でしか開催しない自主企画展です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 ] 

【展覧会】萩市立須佐歴史民俗資料館|企画展 国境-くにざかい-を越えた益田家 -石見からの移封-|’25年4月26日-6月16日|終了

萩市立須佐歴史民俗資料館
企画展
国境-くにざかい-を越えた益田家 -石見からの移封-
会  期  令和7年(2025)4月26日[土]- 6月16日[月]
休  館  日  月曜日、祝日の翌日  * 5月5日、6月16日は開館
開館時間  9時 - 16時30分  * 最終入館 16時
会場案内  萩市立須佐歴史民俗資料館
      〠 759-3411 山口県萩市大字須佐4441-10
      電 話 08387-6-3916
入  館  料  大人310円、小人150円   * 団体20人以上 大人210円、小人100円
主  催  萩市
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近世、須佐を中心とする萩市東部地域を知行地とした益田家。石見から多くの家臣や宝物とともにやってきました。益田家がもたらしたもの・ことについて、ゆかりの工芸品・美術品・古文書から紐解いていきます。

❖ 展示構成
1)石見を離れた益田家 2)近世の須佐と周辺地域 3)その他の伝来品

❖ 3館同時開催
・萩市立須佐歴史民俗資料館「みこと館」
 「国境-くにざかい-を越えた益田家 -石見からの移封-」
・益田市立歴史文化交流館
 「中世益田の至宝展」
・島根県立石見美術館(「グラントワ」内)
 「石見の祈りと美」

萩市立須佐歴史民俗資料館「みこと館」
須佐地域の魅力が学べる資料館
先人の文化遺産や町内の歴史・民俗資料を収集保存、展示、調査研究する施設で昭和62年11月12日に開館しました。建物は、本館と別館益田館からなり、益田家伝来の遺品類、須佐唐津焼に関する資料、須佐のジオパーク関係の資料などが展示されています。
平成25年7月28日の萩市東部集中豪雨災害で被災したため、しばらく休館していましたが、平成27年4月14日(火)に本館部分が開館しました。別館「益田館」は、平成27年11月に開館。再開にあたり、須佐の地名の由来である「須佐之男命-すさのおのみこと」にちなんで、「みこと館」という愛称になりました。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 萩市観光協会公式サイト  

【展覧会】たばこと塩の博物館|特別展 浮世絵でめぐる隅田川の名所|’ 25年4月26日ー6月22日|終了

たばこと塩の博物館
特別展 浮世絵でめぐる隅田川の名所
会  期  2025年4月26日[土]ー 6月22日[日] * 前期と後期で大幅な展示替え。
          前 期  4月26日[土]- 5月25日[日]
          後 期  5月27日[火]- 6月22日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時  * 入館締切は午後4時30分
休  館  日  毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日[水]

会場案内  たばこと塩の博物館 2階特別展示室
      〠 130-0003 東京都墨田区横川 1-16-3
      電話 03-3622-8801(代表) FAX 03-3622-8807  ▷ 交通・アクセス
入館料金  大人・大学生 300円、小・中・高校生 100円、満65歳以上の方 100円
      * 未就学児の方は無料です。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  たばこと塩の博物館
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浮世絵には、隅田川を描いたものが数多くあります。江戸名所を描いたシリーズには必ず隅田川周辺の絵があり、さらには、隅田川周辺のみをテーマとしたものもあります。その他、役者絵や美人画の背景やコマ絵などに小さく描いたものまでもあり、いかに隅田川が絵になる魅力的な川であったかを知ることができます。
本展では、当館が所蔵する隅田川に関係する浮世絵を展示し、周辺の社寺、花名所、料亭など、浮世絵に描かれた魅力あふれる隅田川を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : たばこと塩の博物館 ] 

【展覧会】川崎市 岡本太郎美術館|企画展 岡本太郎と太陽の塔 ― 万国博に賭けたもの|’25年4月26日-7月6日|終了

川崎市 岡本太郎美術館
企画展
岡本太郎と太陽の塔 ― 万国博に賭けたもの 
会  期  2025年4月26日[土]- 7月6日[日]
開館時間  9:30 - 17:00(入館16:30まで)
休  館  日  月曜日(4月28日、5月5日を除く)、5月7日[水]、5月8日[木]
観  覧  料  一 般 900円、高・大学生・65歳以上 700円  * 中学生以下は無料
会場案内  川崎市 岡本太郎美術館
      〠 214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内 
      TEL 044-900-9898 FAX 044-900-9966  ▷ 交通・アクセス
同時開催  常設展「オカモト・ア・ラ・モード おしゃれの法則」  
      2025年4月17日[木]- 7月13日[日]
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「近代主義に挑む。何千年何万年前のもの、人間の原点に帰るもの。人の眼や基準を気にしないで、あの太陽の塔を作ったんだ。」*
1970年、大阪にて、「人類の進歩と調和」をテーマとする日本万国博覧会が開催されました。岡本太郎が会場中心に据えた「太陽の塔」は、建設当時、モダニズムと相容れない独特の外観で賛否を巻き起こしました。また、内側の構成も「人類の進歩と調和」に異議を唱える岡本の思想が大いに反映されたものでした。
塔の地下空間は「過去・根源の世界」を表現するためにいくつかのゾーンに分かれていました。その1つ、「いのり」の空間では、人類の心の奥深くに通底するものとして、世界各地から収集された仮面や神像などの民族資料が展示されました。原初的で神聖な祭壇を想起させるこの展示プランも、岡本太郎の発案です。彼はパリで暮らした20代にパリ大学で民族学を学び、人類博物館の空間でマルセル・モースの教えを受けました。また帰国後も、日本各地の祭礼・神事の取材と執筆活動によって思索を続けました。
本展は、民族学を源泉とし、国内の取材旅行を通して形成された岡本の思想から「太陽の塔」を探るいわば「入門編」の展覧会です。彼が縄文の発見後、フィールドワークで撮影した写真をご紹介するほか、「太陽の塔」の制作記録や同時期の作品を通して塔の内外が形作られた過程をたどります。また、国内外の仮面や神像等を展示し、岡本のいう「今日の文明が失ってしまった人間の原点」* に迫ります。
岡本は、ただの「お祭り」と、人間の誇りと生きる歓びを爆発させる神聖な「祭り」を区別し、万国博は後者であるべきと考えました。「太陽の塔」を万国博の中心に据えることで「祭り」の実現に賭けた岡本の挑戦と、そこに至るまでの道程を、会場にて是非ご覧ください。
* 岡本太郎『にらめっこ問答』集英社、1980年

✼••┈┈┈┈┈┈••✼ み ど こ ろ ✼••┈┈┈┈┈┈••✼
● 岡本太郎が太陽の塔の模型を作る様子や、実際の建設の過程など、当館が所蔵する記録写真をこれまであまりご紹介できなかったものも含め多数展示します。
● 世界各国の仮面や神像などの民族資料を展示し、岡本太郎が太陽の塔の地下空間で表現しようとした「人間の原点」に迫ります。本展では、昭和女子大学光葉博物館と武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室から資料をお借りします。
● 太陽の塔の1970年当時の地下空間と大屋根の展示を、再現映像で甦らせます。 日本工業大学の歴代の学生たちが7年間にわたり制作・改良を続けてきたVR作品を本展のために映像(2D)化し、展示室にて放映します。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼ 展 示 構 成 ✼••┈┈┈┈┈┈••✼
第1章  民族学との出会い ― パリ時代の岡本太郎
第2章  人間の原点を求めて ― 取材旅行と執筆活動
第3章 万国博前夜 ― 《明日の神話》と《太陽の塔》
第4章 太陽の塔の地下空間
第5章 万国博が残したもの

◆ 本展は、写真撮影可能です。
* 動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可。
* 他の方の観覧の妨げになる撮影・過度な撮影行為はご遠慮ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 川崎市 岡本太郎美術館

【展覧会】UBE BIENNALE|馬場良治展 ~四季 飄飄~|’25年4月26日-6月29日|終了

UBE BIENNALE
馬場良治展 ~四季 飄飄~
会  期  2025年4月26日[土]-6月29日[日]
休  館  日  火曜日 * ただし4月29日[火・祝]、5月6日[火・振休]は開館します。
時  間  10:00 - 16:00
会場案内  ときわ湖水ホールアートギャラリー
      * コレクションを中心とした企画展やワークショップを開催
      〠 755-0001 山口県宇部市大字沖宇部254番地 ときわ湖水ホール
料  金  無料
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宇部市在住の修復家・日本画家 馬場良治(1949-)の展覧会。画家、そして国宝や重要文化財の修復・復元の技術者として活動中。復元には最先端の科学技術を駆使し、当時の材料や技法まで忠実に再現し、洗練された技と知識を持ち、多くの人々を魅了しています。
復元を手掛けた数々の文化財には、平等院鳳凰堂(色彩調査と復元)や三千院往生極楽院(復元)などがあり、その功績を認められ2014年国の選定保存技術保持者に選定されました。
この度の展覧会では、「四季」をテーマに描いた作品を展示します。日本画特有の画材である胡粉、岩絵具、そして墨などの素材を知り尽くし、繊細な自然の美しさや空気感を表現した飄飄と移り行く四季の世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : UBE BIENNALE ] 

【展覧会】泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕|リニューアル記念名品展|帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち|25年4月26日-6月8日|終了

泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕
リニューアル記念名品展Ⅰ
帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち
会  期  2025年4月26日[土]- 6月8日[日]
休  館  日  月曜日(5月5日は開館)、5月7日[水]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場案内  泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷-ししがたに〕
      〠 606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      TEL 075-771-6411 FAX 075-771-6099  ▷ アクセス
入館料金  一 般 1,000円、学 生 600円、18歳以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
問い合せ  リンク先の お問い合わせフォーム からお願いします 
後  援  京都市、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、
      公益社団法人京都市観光協会、NHK京都放送局
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社、京都新聞
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

京都東山・鹿ヶ谷-ししがたに-の地にて開館以来65年目を迎える2025年春、当館は1年の改修工事を経て装いを新たに再び始動します。
記念の第一弾は、一貫して活動の核としてきた住友家伝来の美術品を中心に、日本、中国、朝鮮の古代から近世にいたる美術工芸の代表作を精選してご紹介します。
いにしえから名高い逸品、時代とともに新たな価値が見出された優品、さらには今後注目を集める可能性を秘めた珍品。いずれも、時に気高く、時に優しく、出会う度に違った表情を見せてくれます。観る人の心に寄り添う不朽の住友コレクション、その奥深さに再び出会うまたとない機会です。

帰ってきた! 1年の改修休館を経て公開活動を再開します。一新した設備と変わらぬ京都東山の環境で皆様をお迎えします。
帰ってきた! 改修工事のため移動していた収蔵品が無事帰還。一同揃って皆様をお迎えします。
帰ってきた! 大阪万博の1970年に建設され、京都の戦後モダニズム建築としても注目される青銅器館。過去の改修で損なわれていた象徴空間を取り戻し、皆様をお迎えします。

ココがポイント!
❖ 1 泉屋博古館の代表作を網羅
絵画、書跡、茶道具や文房具、仏教美術まで、当館が誇る各分野を網羅、6世紀から19世紀にいたる日本・中国・朝鮮の美術工芸の代表作が一堂に並びます。今後注目される可能性を秘めた珍品も?!
❖ 2 住友コレクション、5つのキーワード
館蔵の住友コレクションを5つのキーワードから読み解きます。それらを愛で守り継いだ人々の理想や憧れ、祈りや願望、癒やし、そして愉しみを展示室でともに分かち合いましょう。
❖ 3 邸宅に招かれたお客様気分でごゆっくり
かつて住友家の別邸の一角だった場所にたたずむ泉屋博古館。東山の緑深く静謐な空間で四季折々の自然と感じながら、住友家に招かれた気分で心ゆくまでお過ごしください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館〔京都東山・鹿ヶ谷〕 ] 

【展覧会】調布市武者小路記念館|調布市制施行70周年・実篤記念館開館40周年・武者小路実篤生誕140年記念|春の特別展 実篤の肖像|’25年4月26日-6月8日|終了

調布市武者小路記念館
調布市制施行70周年・実篤記念館開館40周年・武者小路実篤生誕140年記念
春の特別展 実篤の肖像
会  期  2025年4月26日[土]- 6月8日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時
      * 閲覧は午前10時-午後4時。毎週木曜日と最終水曜日は休室
      * 旧実篤邸(登録有形文化財)内部公開日/毎週土曜日・日曜日、祝日
       時間:午前11時から午後3時 ※ 雨天中止
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は直後の平日)
      4月28日、5月7日、12日、19日、26日、6月2日
入  場  料  大 人 200円・小・中学生 100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会場案内  調布市武者小路実篤記念館
      〠 182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
      TEL 03(3326)0648  ▷ 交通・アクセス
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武者小路実篤は、今年2025年5月12日に生誕140年を迎えます。東京で生まれ育った実篤は、学生時代を過ごした学習院で多くの友人と出会い、24歳で雑誌『白樺』を創刊して歩み出した文学の道、33歳の時に始めた新しき村の活動、40歳を前に本格的に取り組み始めた書画の制作など、多岐にわたる活動の中で多くの人と交流を重ねました。
岸田劉生や堅山南風ら日本近代美術を代表する画家が実篤をモデルに絵画を描き、文壇では白樺同人をはじめ、佐藤春夫や久米正雄らが実篤の人柄や文学作品ににじみでる人間性に言及しています。
本展覧会では同時代の文学者が著した印象や人物像、芸術家が絵画や彫刻で表現した肖像、田沼武能や林忠彦、坂本万七、吉田純ら写真家が撮影したポートレイト、妻や娘から見た父・実篤の姿など、さまざまな「実篤の肖像」をとおして「武者小路実篤」という人物を今一度とらえ直す機会とします。

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[ 詳 細 : 調布市武者小路記念館

【展覧会】福井県ふるさと文学館|ふるさと文学館開館10周年記念コレクション展|’25年4月26日-6月8日|終了

福井県ふるさと文学館
ふるさと文学館開館10周年記念コレクション展
開催期間  2025年4月26日[土]- 6月8日[日]
会場案内   福井県ふるさと文学館
      〠 918-8113 福井県福井市下馬町51-11
      TEL 0776-33-8866 FAX 0776-33-8861 ▷ 交通・アクセス
開館時間  平 日  午前9時から午後7時 
      土・日・祝  午前9時から午後6時
観  覧  料  無 料
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福井県ふるさと文学館は、2015年2月にオープンしました。
これまで、福ゆかりの作家や福井を描いた作品の資料を収集・保存・展示し、福井の文学を継承していくこと、文学に親しみ、学び、交流できる場を提供することを目指して活動してまいりました。開館10周年となる本年、これまで収集したふるさと文学の名品や、昨年度新しく収蔵した資料を展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 福井県ふるさと文学館 ] 

【展覧会】群馬県立館林美術館|鹿島茂コレクション フランスのモダングラフィック展|— 20世紀初頭の風刺画からアール・デコ挿絵本、1930年代グラフィック雑誌まで|’25年4月26日-6月29日|終了

群馬県立館林美術館
鹿島茂コレクション
フランスのモダングラフィック展
—20世紀初頭の風刺画からアール・デコ挿絵本、1930年代グラフィック雑誌まで
会  期  2025年4月26日[土]- 6月29日[日]
時  間  午前9時30分 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日(4月28日、5月5日をのぞく)、5月7日[水]
会場案内  群馬県立館林美術館
      〠 374-0076 群馬県館林市日向町2003
      tel.0276-72-8188 fax.0276-72-8338 ▷ 交通・アクセス
観  覧  料  一 般  830 円、 大 高 生  410円 
      * 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
      * 群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、(一社)群馬日仏協会
協  力  株式会社ノエマ、練馬区立美術館
主  催  群馬県立館林美術館
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本展は膨大な古書コレクターとして知られるフランス文学者、鹿島茂氏(かしま しげる 1949 – )のコレクションより、20世紀前半フランスの書籍・雑誌におけるグラフィック-イラストレーションや写真の図版に注目し、新しい時代の表現、すなわち「モダン」の様相を探るものです。
20世紀初頭のフランスでは、まず風刺雑誌において、前世紀から続くブルジョワ社会や政治の混乱を皮肉る斬新な表現が現れました。ここで頭角を現した若いイラストレーターたちは、続いて、革新的なモード(ファッション)や舞台芸術との接点で、色彩を平面的に使用する華やかなイラストレーションを生み、フランス・モダンの開花を告げます。
第一次世界大戦後は、細い線描や余白を特徴とする瀟洒なイラストレーションが、好景気に沸く都市生活と時代の空気を伝え、豪華な挿絵本や美術雑誌が生み出されました。1925年の現代装飾美術・産業美術国際博覧会報告書を始めとする出版物は、写真図版も用いて、アール・デコの工芸や都市デザインを伝えます。
写真や印刷技術の発展によりグラフィックの主役は次第に写真へ移るとともに、1920年代末に創刊されたグラフィック雑誌『アール・ゼ・メティエ・グラフィック』や写真報道雑誌『ヴュ』は、モダンなタイポグラフィやエディトリアルデザインを世に送り出しました。
本展ではさらに、変化する時代を通じて活躍した敏腕編集者リュシアン・ヴォージェルや、時代の生活感覚を映し出すデパートの出版物にも注目し、鹿島コレクションならではの視点から「モダン」に迫ります。
20世紀前半の鹿島コレクションを総覧する本展を通して、フランスのモダングラフィックの豊かな世界をご堪能ください。

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[ 詳 細 : 群馬県立館林美術館 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|木茂(もくも)先生の挿絵考 併陳:近代の洋画|’25年4月26日-7月21日|終了

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
木茂(もくも)先生の挿絵考
併陳:近代の洋画
会  期  2025年4月26日[土]- 7月21日[月・祝]
会場案内  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
      〠 248-0005  神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 Tel. 0467-22-5000
休  館  日  月曜日(2月24日を除く)
開催時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(5月5日、7月21日を除く)
観  覧  料  一般250円/20歳未満・学生150円/65歳以上100円/高校生100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  明治美術学会
担当学芸員 長門佐季、三本松倫代
主  催  神奈川県立近代美術館
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木茂(もくも)先生こと、明治美術の研究者で愛書家の青木茂(あおき・しげる / 1932-2021)の旧蔵書として当館に収蔵された約1万冊の「青木文庫」を紹介する展覧会。自らを書痴と称して蒐集した膨大な古書・資料のなかから「挿絵」に関する書籍、雑誌、および新聞・雑誌挿絵の切抜スクラップ帖、挿絵原画を展示します。
幕末から明治、大正、昭和の初期にかけて印刷技術が大きく変化するなかで、木版、銅版、石版、そして金属版へと移行した挿絵の変遷を青木の眼をとおして辿ります。 文字情報を補足する役割を担って生まれた「挿絵」は「挿画」ともいわれ、図譜や地理書から、教科書、新聞、雑誌、書籍でも使用されるようになりました。
本展では、新聞挿絵のような物語の一場面を描いたものから、「口絵」「コマ絵」「装画」「戯画」「漫画」などを含みます。中村不折(1866–1943)、小杉未醒(1881–1964)らによる戯画や、雑誌『明星』に発表された、山本鼎(1882–1946)の創作版画の第1号と目される《漁夫》などを展示。それぞれの「挿絵」に込められたユーモアや豊かな情景をお楽しみください。 「併陳:近代の洋画」では、これらと時代を合わせ、収蔵品のなかから浅井忠(1856–1907)、黒田清輝(1866–1924)、藤島武二(1867–1943)、中澤弘光(1874–1964)、三宅克己(1874–1954)、岸田劉生(1891–1929)らによる近代洋画の名品を紹介します。

> 展覧会の見どころ <
◇ 1. 洋画家が描いた挿絵のコレクション
江戸時代、絵師が手掛けていた挿絵は明治に入ると画家たちの手に移り、洋画家たちによって新聞雑誌を彩る多数の挿絵が描かれました。油彩作品とは異なる、画家たちの創作をお楽しみください。
◇ 2. 日本で最初に出版された「アラビアンナイト」
日本で最初に出版された「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」である『開巻驚奇 暴夜物語』(かいかんきょうき・あらびやものがたり/奎章閣、1875年刊)を展示します。同書では、1874年に来日し、日本の石版画界に大きな影響を与えた版画技師スモリックによる石版画の挿絵が掲載されています。
◇ 3. 新聞挿絵ができるまで
幕末に発行された最初の日本語新聞『海外新聞』は和紙に手書きでしたが、まもなく木版刷に変わります。その後、印刷技術の進歩とともに新聞挿絵のための原画を描く画家の出番が増えました。新聞挿絵の技術的な変遷や、原画から印刷までの制作工程も紹介します。
◇ 4. 近代美術館の名品を展示
「併陳:近代の洋画」では神奈川県立近代美術館のコレクションを代表する名品として、高橋由一旧蔵《負翼童子図》から新収蔵の中澤弘光までの油彩画、水彩画を紹介します。黒田清輝《逗子五景》の豊かな色彩や、岸田劉生《村娘》にみられる「素朴な愛らしさ」など、作品にあらわれた個性をお楽しみください。

> 青木茂略歴 <
1932年岐阜県生まれ。東京藝術大学図書館・芸術資料館、神奈川県立近代美術館を経て、跡見学園女子大学教授、町田市立国際版画美術館長、文星芸術大学教授、明治美術学会長を歴任。『明治洋画史料・記録篇』で1986年芸術選奨文部大臣賞を受賞。2021年東京にて没。著書『高橋由一油画史料』『油絵初学』『美術の図書 旧刊案内』『書痴、戦時下の美術書を読む』ほか共著、編著多数。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

【展覧会】ニュースパーク(新聞博物館)|企画展 戦後80年・昭和100年|報道写真を読む|『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ|’25年4月26日-8月31日|終了

ニュースパーク(新聞博物館)
企画展 戦後80年・昭和100年
報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ
開催期間  2025年4月26日[土]- 8月31日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
      * 6月2日[月・開港記念日]は開館、6月3日[火]休館
会場案内  ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室
      〠 231-8311  神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
      電話:045-661-2040  ファクス:045-661-2029 ▷ アクセス
協  力  神戸大学大学院建築学専攻 槻橋・浅井研究室
主  催  毎日新聞社 ニュースパーク(日本新聞博物館)
      東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室
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毎日新聞社には日中戦争から太平洋戦争にかけて600人余の海外特派員が撮影した約6万枚のネガが保存されています。2022年からこれらのデジタルアーカイブ化を進めるとともに、東京大学・京都大学との共同研究によって背景を読み解き、未来を生きる世代に伝える方法を検討してきました。
本展では、毎日新聞特派員が撮影した戦争の実相を鮮明な画像でご覧いただくとともに、共同研究により開発したデジタルコンテンツも体験していただきます。戦争を直接体験した世代が少なくなるなか、資料を通して若い世代に「自分ごと」として戦争について考えてもらうことができる仕組みを、大学生や大学院生とともに考えてきました。
今年は昭和100年の節目にもあたります。戦争、敗戦、復興、高度成長、バブル、災害、疫病 …… 報道写真は人々の姿を写してきました。戦争とは何か、そして情報とどのように向き合うべきか。「今」の問題として展示をご覧いただけますと、うれしく思います。

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[ 詳 細 : ニュースパーク

【展覧会】中之島香雪美術館|特別展 すべてを描く萬-よろず-絵師 暁斎 ― 河鍋暁斎記念美術館所蔵|’25年4月26日-6月1日|終了

中之島香雪美術館
特別展 すべてを描く萬 -よろず- 絵師 暁斎 ― 河鍋暁斎記念美術館所蔵
会  期  2025年4月26日[土]- 6月1日[日]
      * 5月12日[月]に一部展示替えを行います
休  館  日  月曜日(祝・休日の場合は開館)
開館時間  10時 - 17時(入館は16時30分まで)
      夜間特別開館:5月2日[金]、16日[金]、30日[金]
      10時 - 19時30分(入館は19時まで)
料  金  一  般 1,600(1,400)円、高大生 800(600)円、小中生 400(200)円 
      * ( )内は前売り・20名以上の団体料金
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  公益財団法人河鍋暁斎記念美術館
主  催  公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社
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河鍋暁斎(かわなべきょうさい 1831-89)は、江戸から明治時代前半に活躍した絵師です。確かな画技と古典学習に支えられ、神仏、美人、風俗、鳥獣など様々な画題を、ユーモアや風刺、妖艶さをも伴う画風で、肉筆画・版画・版本などの形式を問わず描き、その多彩さは “何でも描ける” と喝采されました。そうした画業の根底には、狩野派としての研鑽・矜持があることが、近年再確認されています。暁斎は七歳で浮世絵師の歌川国芳(うたがわくによし 1797-1861)から絵を学び、十歳で狩野派に入門、早くも十九歳で修業を終えました。浮世絵と狩野派、二つの流れに与くみしたことが、彼の画業をより彩り鮮やかなものにしているのです。

大阪で初の河鍋暁斎展となる本展は、暁斎の曾孫・河鍋楠美氏が創設し、館長を務める公益財団法人河鍋暁斎記念美術館の所蔵作品を中心に、榮太樓總本鋪蔵「枯木寒鴉図」を特別出陳すると共に、暁斎旧蔵の「戯画図巻」をはじめ、香雪美術館が所蔵する狩野派、中国絵画作品にも触れつつ、正統派絵師として彼を賛える機会を創出します。本流として彼の画業を捉えることは、徹底するほど、網からこぼれるものが生じます。そこに暁斎絵画の真髄が見出されるかもしれません。

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[ 詳 細 : 中之島香雪美術館 ] 

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 浮世絵展 −隅田川でたどる江戸の暮らしと文化−|’25年4月26日-6月8日|終了

茨城県天心記念五浦美術館
企画展 浮世絵展−隅田川でたどる江戸の暮らしと文化−
会  期  2025年4月26日[土]- 6月8日[日]  * 会期中一部展示替えあり
          前  期:4月26日[土]- 5月18日[日]
          後  期:5月20日[火]ー 6月 8日[日]
休  館  日  毎週月曜日
      * ただし、4月28日[月]、5月5日[月・祝]は開館。5月7日[火]は休館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入場は午後4時30分まで)
入  場  料  一 般 710円 / 満70歳以上 350円 / 高校生 470円 / 小中生 240円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
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北茨城市出身のコレクターによる浮世絵のプライベートコレクションを紹介します。江戸時代後半から明治時代にかけての爛熟期を迎えた浮世絵の精華を示す同コレクションは、隅田川流域が育んだ豊かな暮らしと文化を今に伝えています。それらは失われた江戸の風景をあらわすと同時に、絵の中には花見やファッションを楽しむ人々の様子が息づいています。レジャーを楽しむ江戸の人々の姿からは、現代を生きる私たちの暮らしにも通じるものを見出すことができるでしょう。
歌川広重があらわした隅田川の名所をはじめ、「奇想の絵師」歌川国芳が捉えた人々の暮らし、江戸の町民から絶大な人気を誇った歌川国貞から明治の世に活躍した月岡芳年、小林清親まで浮世絵約250点を紹介しながら、華やかな江戸文化へとご案内します。

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[ 詳 細 : 茨城県天心記念五浦美術館 ] 

【公開制作 / 展覧会】府中市美術館|公開制作92 栗原一成-KURIHARA Issei Open Studio Program|’25年4月26日-9月7日|終了

府中市美術館
公開制作92 栗原一成-KURIHARA Issei Open Studio Program
会  期  2025年4月26日[土]-9月7日[日]
会場案内  府中市美術館 Fuchu Art Museum  公開制作室 観覧無料
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371(代表) e-mail:bijyutu01☆city.fuchu.tokyo.jp
開館時間  午前10時 - 午後5時
休  館  日  月曜日(5月5日、8月11日は開館)
      5月12日[月]-24日[土]、7月14日[月]-25日[金]、8月12日[火]
制作協力  DUSTBUNNY LLC.
公開制作日時  いずれも正午-午後5時
      4月26日㈯、27日㈰、5月4日㈰、31日㈯、6月1日㈰、14日㈯、15日㈰、
      7月12日㈯、、13日㈰、8月2日㈯、3日㈰、16日㈯
作品展示  8月23日[土]- 9月7日[日]
      * 土日の午後1時-午後5時は、当館普及員によるガイドがあります。
      * 制作期間中に《哲学対話「画家と一緒に哲学対話・Art & Philosophy」》、
      《アーティストトーク》等多彩な企画が展開します。下掲詳細を参照。
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栗原一成(くりはら いっせい、1967年生まれ)は、30年ほどの長きにわたって、絵を描いてきました。その画面には、風景のような形や、文字の連なりにも見える線が、鮮やかな色彩を伴って、ぎっしりと描き込まれています。いつどこで始まり終わるのか、捉えどころがなく、また時間と空間が混沌と混ざり合っているかに感じられます。
近年栗原は、哲学対話に積極的に参加しています。彼は参加者たちの対話を聴きながら手を動して描き、同時に対話に加わります。制作と思索、手と目が絡まり一旦絡まり、そこから一本の糸の端が引き出されるようにして、哲学的思考が生まれます。
今回の公開制作で栗原は、板とキャンバス(布)の両方を用意して、その上に描いていきます。板とキャンバスの画面は違うが、同じでもある、と栗原は語ります。異なる物質が、描きの途中で、物としての意味を無化されていく。そこでは意味にしばられない自由が得られ、彼が絵筆を動かす原動力を生み出しているのかもしれません。
寡黙な画家の、饒舌な手の動きにどうぞご注目ください。

> 作家コメント <
板に描くこととキャンバス描くことは違うともいえますし、同時に同じともいえます。
描く行為にとっては、板やキャンバス、また他のどんな物に描いたとしても違いはなく同じものになります。つまり、違いを明確にする意識は、ものの意味を見い出すことになり、違うものを同じとする意識は、ものを無意味化していくのです。わたしは、意味世界を受け入れつつ、矛盾しながらも同時に無意味世界も受けとめ絵を描くのです。

◉ 栗原一成(くりはら いっせい)
1967年神奈川県生まれ。1995年多摩美術大学大学院美術研究科修了。1990年代半ばから作家活動を始める。展覧会やパフォーマンス等を独自に開催する場である、オルタナティブスペースの運営を継続して行う。絵画制作に対する哲学的態度は、哲学者たちと行う「哲学対話」でさまざまな問いと回答を引き出してもいる。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館

【展覧会】山梨県立文学館|特設展 時空を旅する作家 辻邦生展 生誕100年|’25年4月26日-6月22日|終了

山梨県立文学館
特設展 時空を旅する作家  辻邦生展  生誕100年
会  期  2025年4月26日[土]- 6月22日[日]
会場案内  山梨県立文学館 展示室C
      〠 400-0065 山梨県甲府市貢川1-5-35
      TEL:055-235-8080 FAX:055-226-9032  ▷ 交通・アクセス
休  館  日  月曜日(4月28日、5月5日は開館)、5月7日[水]
開館時間  展示室 9:00 - 17:00(入室は16:30まで)
      閲覧室 9:00 - 19:00(土・日・祝日は18:00まで)
観覧料金  常設展観覧料でご覧いただけます。 一 般 330円、大学生 220円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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作家・辻邦生(1925-1999)は、小説の舞台となる場所を自らの足で訪れ、その時代の膨大な歴史資料を読み込み、小説の執筆にあたりました。作者自身も時空を超えて旅をしながら、小説に古今東西の世界を再現しました。古代ローマを舞台にした「背教者ユリアヌス」、ルネサンス期フィレンツェのボッティチェルリを描いた「春の戴冠たいかん 」、山梨県笛吹市春日居町国府こうの父祖の地を探求した「銀杏散りやまず」、平安末期の歌人・西行をゆかりの人の多彩な声で語る「西行花伝」などの代表作とともに、その生涯をたどります。

> 辻 邦生(1925-1999)<
東京生まれ。旧制松本高等学校、東京大学文学部仏文科、同大学院を経て、フランスに留学。のち学習院大学においてフランス文学を講じた。
初めての長編小説「廻廊にて」により第4回近代文学賞を受賞し、文壇に登場。1968(昭和43)年から1971年にかけて歴史を材にした「安土往還記」「天草の雅歌」「嵯峨野明月記」などを執筆。「安土往還記」により芸術選奨新人賞を受賞。1969年7月からは、古代ローマを舞台にした「背教者ユリアヌス」を、文芸雑誌「海」創刊号から連載、のちに毎日芸術賞を受賞した。
その後も、ルネサンス期フィレンツェの隆盛と没落を描いた「春の戴冠」、フランス革命を描いた「フーシェ革命暦」など、ヨーロッパを舞台とする長編を次々と発表。生涯にわたり、緻密な構成と巧みな語りにより古今東西の歴史に材をとった物語を執筆し、殊に時代の転換期を生きる主人公を生き生きと描き出した。
辻家の祖先は、現在の山梨県笛吹市春日居町国府に代々辻保順医院を経営する医家であったが、祖父歿後に一家は上京し、父・靖剛はジャーナリスト、薩摩琵琶の奏者として一家をなした。1989年の父の死をきっかけに、辻邦生は父祖の地を探求し、小説「銀杏散りやまず」を執筆した。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山梨県立文学館

【展覧会】新宿区立新宿歴史博物館|令和7年度所蔵資料展 新宿の郷土史家たち|’25年4月26日-6月29日|終了

新宿区立新宿歴史博物館
令和7年度所蔵資料展 新宿の郷土史家たち
開催期間  令和7年(2025) 4月26日[土]- 6月29日[日]
時  間  9:30 - 17:30(入館は17:00まで)
休  館  日  4月28日、5月12日・26日、6月9日・23日 いずれも月曜日
会場案内  新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
      〠 160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16
      電話 03-3359-2131 FAX  03-3359-5036
料  金  無 料
主  催  公益財団法人新宿未来創造財団、新宿区立新宿歴史博物館
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新宿歴史博物館にゆかりのある山中共古(やまなかきょうこ)、浅田澱橋(あさだでんきょう)、山下重民(やましたしげたみ)、山田一(やまだはじめ)、一瀬幸三(いちのせこうぞう)、芳賀善次郎(はがぜんじろう)の6人の郷土史家を紹介し、彼らに関する資料、旧蔵品を展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立新宿歴史博物館