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【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|甦るポストモダン ─ 倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義 (ヒューマニズム) |’25年11月24日-12月21日|終了

武蔵野美術大学 美術館・図書館
甦るポストモダン
── 倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義 (ヒューマニズム)
会  期  2025年11月24日[月]-12月21日[日]
時  間  11:00-19:00 (土・日・祝は10:00 – 17:00)
休  館  日  水曜日、展示準備期間、入構禁止期間
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
      武蔵野美術大学 美術館・図書館  展示室3
      〠 187-8505 東京都小平市小川町1-736
      電話:042-342-6003  ▷ アクセス
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
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1960年代以降、商業主義のただ中でアイロニーとも虚無的ユーモアとも言い得るインテリアデザインで時代を批判した倉俣史朗。小松誠は1975年、代表作《クリンクル》磁器シリーズで紙製ショッピングバッグをパロディー化し、高度経済成長以降の情報にまみれる世相を映し出した。宇宙都市を彷彿させる建築で、人間=自然=社会の共生と未来形を示し続ける髙﨑正治。彼らの仕事を核に、ポスト・モダンのデザイン・建築が21世紀に如何に有効か、所蔵品を中心に問いかける。

アメリカの建築史家チャールズ・ジェンクスの名著『ポスト・モダニズムの建築言語』(1977)によって、1970年代後半以降、建築やデザインの分野に広まった潮流「ポストモダン」。歴史的様式スタイルの引用や折衷、過度な装飾といった特徴で多く語られますが、本展覧会ではそれを「人間主義」=新しい社会と人間の生き方を求めるものづくりとして大きな文化史的見方で捉え、半世紀後の今こそ、その本質を見つめ直します。

\ 見どころ /
1.「ポストモダン」のルーツを見出す。
本展覧会では、現状に対する「異議申し立て」の精神こそがポストモダンの本質であると仮定し、18世紀アメリカのシェーカー教徒による信仰生活のデザインと、19世紀イギリスにおいて手仕事と中世ギルド(職工組合)への回帰を唱えたウィリアム・モリス(1834–1896)によるアーツ・アンド・クラフツ運動という時を隔てた二つの運動に着目します。これらの、都市を中心とした機械による大量生産と経済効率に傾く大衆社会に対して労働=美=共同体を求めた姿勢の中にポストモダンのルーツを見ます。二つの運動とその結実としての用品の数々には、信念がものに宿った際の静かな力強さが内包されており、のちのポストモダンの時代へとその態度が繋がっていきます。
2.1968年パリ五月革命。世界に派生した「異議申し立て」。
1968年のパリ五月革命をはじめとして、ベトナム反戦運動とヒッピー文化、全共闘運動など、世界各地で若者と労働者たちがそれまでの権威や秩序に「異議申し立て」を行いました。前後して、後のポストモダン・デザインにつながるラディカルな表現が現れます。合理的・機能的なものを信じたモダニズムの楽観的な進歩主義への反省から、建築家やデザイナーたちは、個人の物語の広がり、歴史や社会への批評を備えた新たな造形を模索したのです。展覧会では、パリ五月革命に大きな影響を与えたギー・ドゥボールの著作『スペクタクルの社会[原題:La Société du Spectacle]』を基点に制作された映像作品や、若手建築家グループが誌上で建築の解体を志した雑誌『アーキグラム』など、世界で同時的に起こった対抗文化カウンターカルチャーの諸相を展示します。また1968年前後のラディカルな表現をきっかけとして展開した、ポストモダンの多様な表現も合わせてご紹介します。
3.ポストモダンの思想を現代に伝える三人の作り手。
本展覧会の中心を成す倉俣史朗(1934–1991)、小松誠(1943–)、髙﨑正治(1953–)の三名の主要作品を一堂に会します。ここに集う三名において造形的な表立った共通項はありませんが、それぞれがそれぞれの先見性と思想をもとに造形を通して自らが身を置く社会を鋭く批評しました。彼らの作品に強度を与えるものはなんなのか究明しようとするとき、そこにもやはり「異議申し立て」の精神が滲み出ていることに気がつくことでしょう。
「ポストモダン」は終わらない。造形活動を通して社会の現状を痛烈に批判することは、グローバルな共同性・寛容を求めて混迷する現代にこそ最重要の思想とテーマだと言えるのではないでしょうか。

\ 主な出品予定作家(順不同)/
倉俣史朗/小松誠/髙﨑正治/シェーカー教徒/ウィリアム・モリス/フィリップ・ウェッブ/ギー・ドゥボール/能勢伊勢雄/アーキグラム/アルド・ロッシ/スタジオ・アルキミア/エットレ・ソットサス/マイケル・グレイヴス/ロバート・ヴェンチューリ/内田繁、他

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館

【展覧会】世田谷美術館| 企画展 つ ぐ  minä perhonen|’25年11月22日-’26年2月1日|終了

世田谷美術館
企画展 つぐ  minä perhonen
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年2月1日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日、年末年始(2025年12月29日-2026年1月3日)は休館。
      * ただし、11月24日[月・振休]、1月12日[月・祝]は開館。
       11月25日[火]、1月13日[火]は休館
会  場  世田谷美術館  1・2 階展示室
      〠 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 
      電 話 03-3415-6011   ▷ アクセス
観覧料金  個 人・当日:一 般 1700円/65歳以上 1400円/大高生 800円/中小生 500円
      * 美術館窓口で「当日券」を購入のかたは会場内混雑の際には、お待ち
       いただくことがあります。あらかじめご了承ください。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
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服をつくるのも、ひとりの「私」。服を着るのも、ひとりの「私」。
「私」という意識が服をつくり、「私」という意識が服を着る。
ファッションはつきつめれば「私」だ。服というものと、人の気持ちが出会う場所。

それぞれの人にとっての「特別な日常服」を30年間にわたって紡ぎだしてきたミナ ペルホネン。
皆川 明の「せめて100年つづくブランド」という想いには、一着の服をながく愛してほしいという願いがかさなりあいます。
ミナ ペルホネンの服は、たゆまぬ手のはたらきを源泉にし、経験の時を湛えた職人たちとの丹念な対話の深みからうまれます。
それはデザイン、素材、染、織、刺繍、縫製、手ざわりが溶けあった姿です。
そして、私たちは言語を越えた共感をともないながら、そのゆたかさをふくんだミナ ペルホネンをまといます。
いま、私たちは暮らしのなかで、地球のことや平和のことに向きあいながら生きています。
こつこつと積みあげ、はぐくんできた暮らしをたいせつにしようとする意識は、「私」をたいせつにすることそのものです。
ミナ ペルホネンがひたむきに耕してきたものは、たいせつにつくり、たいせつにそだてるという、
人の知恵のひとつのありようを示し、それを体現する運動体のようにみえます。
「TSUGU」=つぐ。このみじかい言葉から、あなたは何を思われますか?
「私」という意識と、ミナ ペルホネンがつくりだす世界。たくさんの「TSUGU」をさがしてください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を。 
[ 詳 細 : 世田谷美術館   本展特設 WebSite ] 

【展覧会】泉屋博古館東京 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO|企画展 もてなす美 ― 能と茶のつどい|’25年11月22日-12月21日|終了

泉屋博古館東京 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO
企画展 もてなす美 ― 能と茶のつどい
開催期間  2025年11月22日[土]- 12月21日[日]
会  場  泉屋博古館東京 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO
      〠 106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル) ▷ アクセス
時  間  11:00 - 18:00
      * 金曜日は19:00まで開館 * 最終入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日(11/24は開館)、11月25日[火]
入  館  料  一 般 1,200円、学 生 600円、18歳以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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室町時代に観阿弥・世阿弥の父子によって大成された能は、江戸時代には幕府の式楽となって栄え、武士が身につける教養のひとつにもなりました。住友家でも九代当主・友聞(ともひろ  1787-1853)が、能をとおして武家と交流していた記録が残ります。近代には十五代当主となった住友吉左衞門友純(ともいと  号・春翠しゅんすい, 1864-1926)が能を好んだことから、住友家での招宴の際には余興として能が盛んに演じられるようになり、ときには春翠自身も舞や謡を披露しました。春翠はそのための能面や能装束、楽器類の収集にも力を入れていますが、そうしたコレクションの形成に大きく寄与したのが、春翠の能の師である能楽師・大西亮太郎(1866-1931)でした。
また、住友家では近世以来、饗応の一環として茶の湯を取り入れ、客人をもてなしてきました。春翠が催した茶会の記録には、しばしば大西亮太郎の名前が登場し、ふたりが茶の湯の友としても親しく交流していたようすがうかがえます。
本展ではこうした場でもちいられた諸道具を展示し、住友家におけるもてなしの美学を紹介します。

◉  ココがポイント!
\ 住友コレクションの能装束 久々の公開 /
泉屋博古館東京では約100点を数える能装束コレクションを有しており、これまでにも能をテーマとした企画展を開催してきました。東京館では大倉集古館とともに開催した平成18年(2006)1月の「The 能」以来、ほぼ20年ぶりの公開となります。
能装束というと、唐織や厚板など、華やかな模様が施されたきらびやかな装束が真っ先に思い浮かびますが、住友コレクションの能装束は、単に鑑賞用としてではなく、実際に演能で使用されるために集められたものが多いため、狩衣や長絹など、比較的落ち着いた美しさを見せる装束も数多く含まれています。
実用を念頭に置いた能装束コレクションの在り方にも、ぜひご注目ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館東京  SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO ]

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|レオ・レオーニと仲間たち Leo Lionni and his Circle of Friends|’25年11月22日-12月25日|終了

美術館「えき」KYOTO
レオ・レオーニと仲間たち
Leo Lionni and his Circle of Friends
会  期  2025年11月22日[土]- 12月25日[木] * 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
      TEL:075(352)1111(大代表)  ▷ アクセス
開館時間  午前10時-午後7時30分(入館締切 閉館30分前)
入  館  料  当日・個人・税込  一 般 1,100円 / 高・大学生 900円 / 小・中学生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  板橋区立美術館
主  催  美術館「えき」KYOTO、朝日新聞社
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小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形が織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ(Leo Lionni 1910-1999)の絵本です。レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。本展では、レオーニの生涯にわたる制作活動を辿るとともに、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介します。
1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を受け合いました。
イタリアで差別的な人種法が制定されたことをきっかけに、ユダヤ系だったレオーニは1939年にアメリカへ渡ります。アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだしました。ヨーロッパとアメリカ、コマーシャルアートとファインアート、さまざまな世界を越境して制作を続けたレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から紐解きます。
本展の最終章では、30年以上におよぶレオーニの絵本づくりの軌跡を振り返ります。自己のアイデンティティ、平和な社会への思い、アーティストとしての自負など、レオーニが生涯考え続けたテーマが織り込まれた絵本の主人公たちは、まるでレオーニの分身のようです。絵本ごとに異なる多様な技法や描き方を、どうぞお楽しみください。

※ 巡回会場と展示数が異なります。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただきます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]

【展覧会】沖縄県立博物館・美術館|美術館 企画展 沖縄戦後80年・ベトナム戦争終結50年記念|「ベトナム、記憶の風景」|’25年11月22日-’26年1月18日|終了

沖縄県立博物館・美術館
美術館 企画展
沖縄戦後80年・ベトナム戦争終結50年記念 「ベトナム、記憶の風景」
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年1月18日[日]
開館時間  9:00 - 18:00(金・土は20:00まで) * 入場は閉館の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日、11月25日[火]、年末年始(12月29日-1月3日)、
      1月13日[火] ※11月24日[月]、1月12日[月]は開館します。
会場案内  沖縄県立博物館・美術館    企画ギャラリー1,企画ギャラリー2
      〠 900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
      Tel:098-941-8200 Fax:098-941-2392  ▷ アクセス
観覧料金  一般 1500円、大学・高校生 1000円、中学・小学生 500円、未就学児無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力   (公財)三谷文化芸術保護情報発信事業財団、沖縄ベトナム友好協会
共  催  福岡アジア美術館
主  催  沖縄県立博物館・美術館
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 絵画、彫刻、写真、インスタレーション、映像など約120点を展示

本年は、沖縄戦の終結から80年、そしてベトナム戦争終結から50年という、二つの歴史的節目を迎える年となります。これらの記憶が交差する今、私たちは芸術の力を通じて過去を見つめ、未来へと静かに問いかけます。
本展では、ベトナムにルーツを持つ、あるいはベトナムと深く関わるアーティストの、近代以降の作品をご紹介するとともに、当館の収蔵品からベトナムに関連する選りすぐりの作品を展示いたします。沖縄とベトナム―二つの地域の歴史と文化が交差する地点に立ち、深い共感と理解を育む場となることを目指しています。
また、(公財)三谷文化芸術保護情報発信事業財団が進めている「グエン・ファン・チャン絵画保存修復プロジェクト」にも焦点を当て、芸術遺産の保存という視点からも展覧会の意義を広げます。
この展覧会が、沖縄とベトナムの声をそっと未来へと響かせ、芸術による平和への願いを次世代へと紡ぐ一助となることを、心より願っております。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 沖縄県立博物館・美術館 ] 

【展覧会】東京ステーションギャラリー 小林徳三郎|’25年11月22日-’26年1月18日|終了

東京ステーションギャラリー
小林徳三郎
期  間  2025年11月22日[土]- 2026年1月18日[日]
休  館  日  月曜日(ただし11/24、1/12は開館]、11/25[火]、年末年始[12/29-1/2]
開館時間  10:00 - 18:00
      * 金曜日は20:00まで開館  * 入館は閉館30分前まで
入館料金  一般(当日)1,300円、 高校・大学生(当日)1,100円、 中学生以下無料
      * 前売期間は2025年10月1日-11月21日まで、オンラインチケットで販売
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
特別協力  広島県立美術館
主  催  東京ステーションギャラリー (公益財団法人東日本鉄道文化財団)、東京新聞
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小林徳三郎(1884-1949)は、日本近代洋画の改革期に活躍した画家です。1909年に東京美術学校を卒業、若者による先駆的な絵画表現で注目を浴びたフュウザン会に参加し、雑誌『奇蹟』の準同人となり、出版の仕事や劇団「芸術座」の舞台装飾に携わりました。また、洋画家として院展や円鳥会展に出品、1923年からは春陽展を中心に発表を続け、鰯や鯵といった魚を主題とした作品を数多く描き、周囲に強い印象を与えました。
40代半ば頃より、自分の子供たちをモデルに何げない日常を表現した作品が増え、時にはマティスを連想させる明るい色や筆遣いの静物なども描いていくようになります。
晩年は、江の浦(沼津市)をはじめ自然風景に興味をもち、海景や渓流など同じ主題に取り組み、死の直前まで精力的に筆を握り、春陽展への出品を続けました。徳三郎の死後、美術界での扱いの低さに対して、画家の硲 -はざま- 伊之助は「もっと評価されるべき画家」と憤慨したと逸話が残っています。

本展は、小林徳三郎の初の大回顧展であり、約300点の作品と資料により、その画業の展開を追うものです。写真家、洋画家、文学者、演劇関係者、美術評論家ら大勢から愛された画家による、どこか心惹かれる日常的な光景をお楽しみください。

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[ 詳 細 :東京ステーションギャラリー ]

【展覧会】太田市美術館・図書館|原倫太郎 + 原游 バベルが見る夢|’25年11月22日-’26年1月18日|終了

太田市美術館・図書館
原倫太郎 + 原游 バベルが見る夢
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年1月18日[日]
会  場  太田市美術館・図書館
      〠 373-0026 群馬県太田市東本町16番地30
      TEL 0276-55-3036  ▷ アクセス
休  館  日  月曜日(ただし、11月24日、1月12日は開館)、
      11月25日-26日、12月23日、12月30日-1月3日、13日
開催時間  午前10時 - 午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
観覧料金  500円 
      * 高校生以下および65歳以上は無料。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  太田市立中央小学校
主  催  太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
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創世記に記された「バベルの塔」の物語をご存じですか? 人々はみな同じ言語を話し結束して天まで届く塔を作ろうとしていましたが、神がそれを知り人々の言語を乱した結果、塔は完成を見ませんでした。これにより人間は共通言語を失いましたが、そこから再出発し現在のような多言語が共存する世界に至ります。その意味で、この物語には終焉と始源の両義性が示されているともいわれます。16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルの絵画に描かれた、らせん状の巨大な塔をイメージする人も多いでしょう。
さて、原倫太郎と原游は、らせん構造を持つ当館の建築をこのバベルの塔に見立て、その内部空間を想像しました。館の各階層に広がる非現実的な世界では、直立して作品に対峙するだけでなく、歩き、登り、寝そべり、積み上げ、崩す……という “行為” が重要です。子どもの頃の遊びのように、行為を通じて感覚の新たな回路が生み出されるような体験が待っていることでしょう。
加えて、本展では太田市立中央小学校との連携事業を実施します。5学年のみなさんと原游の代表作「耳つき絵画」を制作するワークショップをおこない、展示します。児童の作品を見ながら来場者は歩みを進め、館内を上昇していきます。
始まりと終わりを内包するバベルの塔は、創造行為それ自体を意味するかのようです。原倫太郎+原游、そして太田の子どもたちによる表現から、絶え間ない創造の世界をご覧ください。

\ 出品作家 /
原倫太郎+原游 Rintaro Hara + Yu Hara https://hfj-ami.jp/
アーティスト・ユニット。
原倫太郎(1973-、神奈川県出身)は東京造形大学卒業後、2000年にSandberg Institute(オランダ)を修了し、動きを伴うインスタレーション作品を主に制作してきた。原游(1976-、東京都出身)は東京造形大学卒業後、2001年に東京藝術大学大学院を修了し、木枠・キャンバス・絵具など、絵画の要素に着目し、絵画のあり方を拡張するような作品を制作してきた。ユニットでは体験型インスタレーションを制作したり、昔話を現代のテクノロジーと融合させて作品化する試みなどを展開。作品に一貫しているテーマは「遊び」。

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[ 詳 細 : 太田市美術館・図書館 

【展覧会】サントリー美術館|NEGORO 根来 — 赤と黒のうるし|’25年11月22日-’26年1月12日|終了

サントリー美術館
NEGORO 根来 — 赤と黒のうるし
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年1月12日[月・祝] 
開館時間  10:00-18:00(金曜日は10:00-20:00)
      * 11月1日[土]、2日[日]は20時まで開館
      * 9月26日[金]、27日[土]は六本木アートナイトのため21時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  火曜日 * 9月23日、10月28日は18時まで開館
入館料金   一  般  ¥1,800 、大学生  ¥1,200、高校生  ¥1,000
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  サントリー美術館
      〠 107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
      TEL:03-3479-8600 FAX:03-3479-8643  
      ▷ アクセス ◉ 注意:10:00-11:00は入館方法が限られます。
主  催  サントリー美術館
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中世に大寺院として栄華を極めた根來寺(和歌山県)で作られた質の高い朱漆器は「根来塗」と呼ばれて特別視されてきました。堅牢な下地を施した木地に、黒漆の中塗と朱漆を重ねた漆器(朱漆器)は、それ以前の時代から各地で作られてきましたが、江戸時代以降に「根来」の名で呼ばれるようになります。それらは、寺院や神社などの信仰の場で多数使われただけでなく、民衆の生活の中でも大切にされました。「根来」独特の力強く、しなやかな姿は、現代においても多くの国内外のコレクターや数寄者の心をとらえてやみません。
本展は、根來寺が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀を有する品や伝来の確かな名品・名宝を一堂にご紹介いたします。中世に花ひらいた、日本を代表する漆の美を心ゆくまでお楽しみください。
◉ 本展では、根來寺で生産された朱漆塗漆器を「根来塗」、根來寺内で生産された漆器の様式を継承した漆器、または黒漆に朱漆を重ね塗りする技法そのものを「根来」と称しています。

> 展示構成 <
◇ 第1章 根来の源泉
赤や黒の漆で彩られた木製品は、先史時代から人びとに重宝されてきました。その歴史は今日「根来」と称するものよりも古く、現在の研究で判明しているだけでも7500年前まで遡ります。
赤は太陽の色、生命の色など神秘的かつ呪術的な意味合いが込められたとされ、縄文時代には櫛や腕輪、器などに赤い漆が塗られています。黒はすべてを包み込む闇の色、赤とは対照的な色ですが、どちらも色という概念が誕生する前から人々の感覚に根差していた、原初的な存在といえるでしょう。特に赤い漆の顔料は、鉄を主成分とする弁柄に始まり、水銀を主成分とする朱、鉛を主成分とする鉛丹、これらを混合したものもあり、実に多彩です。「まそほ」(真赭・真朱)として特別視された天然の辰砂を含め、これらを駆使した朱漆塗漆器(朱漆器ともいう)は非常に貴ばれ、神仏に捧げられたほか、権力の象徴にもなりました。
本章では、赤と黒の漆工品の中から、「根来」という呼び名が定着する以前の時代の名品を中心にご紹介いたします。
◇ 第2章 根来とその周辺
「根来」を語る上で欠くことのできないのが根來寺の存在です。平安時代末期、高野山の学僧であった覚鑁上人(1095-1143)が開創して以来、同寺は新義真言宗の聖地となり、豊臣秀吉によって焼き討ちされる天正13年(1585)直前の最盛期には山内に数千もの塔頭が軒を連ねたといいます。ルイス・フロイスの『日本史』に拠れば「彼らの寺院なり屋敷は、日本の仏僧寺院中、きわめて清潔で黄金に包まれ絢爛豪華な点において抜群に優れている」と、当時最も栄華を誇った寺院であったと伝えています。
「根来」という呼称は、この根來寺で朱漆塗漆器を生産したという伝承に基づきます。ただし、同様の様式の漆器は、根來寺以外の各地で作られ、時代を追うごとに宗教儀礼から日常の場にまで広がりました。
本章では「根来寺坊院跡」の発掘調査、聖教などの寺院資料等から、根來寺及び周辺の様子を垣間見るだけでなく、同時代の各地で作られた「根来」も合わせて一堂に集め、ご覧いただきます。
◇ 第3章 根来回帰と新境地
天正13年(1585)に根來寺が衰退してまもなく、江戸時代初期には朱漆塗漆器としての「根来」が取り沙汰され、のちの時代にも大きな影響を与え続けました。その影響は在銘品の蒐集や古例を研究、模写するのみならず、「根来」の歴史的変遷を辿るところにまで及びます。江戸時代後期の『紀伊国名所図会』では、かつて根來寺一円で朱塗の椀や折敷(食べ物を盛った器を置く盆)が作られたといい、黒川眞頼、高木如水をはじめとする明治時代の知識人たちも「根来」の足跡を積極的に探し求めました。
生活に根差した「根来」の中に美を見出し、愛好する動きは、大正15年(1926)に柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司らによって提唱された民藝運動も相まって、戦後には確たるものになります。「根来」は実用品として、また根來寺への憧憬や追慕の念を抱くための役割だけでなく、愛でるべき美術工芸品として位置付けられるようになりました。そして現在、「根来」は本来の用途や鑑賞の枠を超え、より純粋で精神的世界を表現する境地に至っています。
本章では、かつて白洲正子、松永耳庵、黒澤明などの著名人たちが集め、生活の中で愛した「根来」を中心にご紹介することで、その魅力をご堪能いただきます。

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【展覧会】横浜市歴史博物館|企画展 北条幻庵 -横浜・小机城と関東の戦国-|’25年11月22日-’26年1月18日|終了

横浜市歴史博物館
企画展 北条幻庵 -横浜・小机城と関東の戦国-
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年1月18日[日]
会  場  横浜市歴史博物館
      〠 224-0003 横浜市都筑区中川中央1-18-1
      電話 : 045-912-7777 FAX : 045-912-7781 ▷ アクセス
開館時間  9:00 - 17:00(券売は16:30まで)
休  館  日  月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日[火]、
      12月28日[日]- 2026年1月4[日]、1月13日[火]
観覧料金  企画展・括弧内は常設展共通
      一般 1,000円(1,200円)、高校・大学生 800円(900円)、
      小・中学生 / 横浜市内在住65歳以上 300円(350円)
共  催  横浜市教育委員会
主  催  (公財)横浜市ふるさと歴史財団共催横浜市教育委員会
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北条幻庵(宗哲)は、戦国大名北条氏の祖・伊勢宗瑞の末子として16世紀初め頃に誕生し、北条五代の隆盛と共に生きた人物です。港北区の小机城跡は、この幻庵が引き継いだ甥・為昌の遺領の一部を分割して成立した小机領の支配拠点で、城主には幻庵の子息や養子、および後見を務めた人物が就任しており、城や領域の成立には幻庵も深くかかわっていたと考えられます。
本展では横浜市による令和3・4年度の小机城発掘調査の成果や、幻庵および小机城主それぞれの文献資料をもとに、北条幻庵の生涯をたどりながら関東の戦国時代を紹介します。

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【展覧会】厨子屋銀座ギャラリー|企画展 内田繁 ✕ ボジェック・シーペック展|’25年11月21日-12月27日|終了

厨子屋銀座ギャラリー
企画展 内田繁 ✕ ボジェック・シーペック展
期  間  2025年11月21日[金]-12月27日[土]
時  間  11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
休  廊  日  月曜・火曜定休
会  場  厨子屋 銀座本店 B1ギャラリー
      〠 104-0061 東京都中央区銀座 1-4-4 ギンザ 105 ビル 1F・B1
      電話 03-3538-5118    ▷ Google map
協  力  内田デザイン研究所、霞工房、オリエンタルホテル広島
入場無料
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インテリアデザイナーの内田繁と、建築家でありデザイナーのボジェック・シーペックは、友人同士でした。2006年に内田氏がシーペック氏のガラス工房を訪れ、茶道具などをデザインしたり、内田氏が手掛けた国内外のインテリア空間にシーペック氏の作品を配置するなど、濃厚なコミュニケーションを重ねてきました。
今展では、内田氏がデザインしたガラス茶道具やシーペック氏のガラス作品とともに、2007年に二人がコラボレーションした、オリエンタルホテル広島内のレストラン「ムーングロー」に設置された天井装飾を特別に公開します。
数々の傑出したデザインを生み出した二人の巨星の競演をお愉しみください。

◇ 内田 繁 Shigeru UCHIDA
日本を代表するデザイナーとして、建築・インテリアにとどまらず、家具、プロダクトデザインに至る活動が国際的な評価を受ける。代表作に、山本耀司のブティック、茶室「受庵・想庵・行庵」、ホテル イル・パラッツォ、オリエンタルホテル広島、ザ・ゲートホテル雷門など。毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞歴多数。メトロポリタン美術館をはじめ、世界の美術館に永久コレクション多数。内田デザイン研究所

◇ ボジェック・シーペック Borek SIPEK
1949年チェコ共和国プラハ生まれ。プラハ芸術造形学校を卒業後、ドイツ・ハンブルグ大学で建築を、スツッドガルト大学で哲学を学ぶ。1983年、作品「絵画とデザインの応用」で「Prince Bernhard基金賞を受賞、その副賞をチェコの政府迎賓館(プラハ城)改装資金に寄付したことから、時のハベル大統領によって、この改装計画の責任デザイナーとして任命され、すばらしい業績を残した。以来、建築デザインのみならず、チェコの伝統ガラス工芸にも携わり、クリスタルグラスの世界に革新的な風を吹き込んだことでも評価が高い。チェコを代表するデザイナーの一人。

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【展覧会】21_21 DESIGN SIGHT|企画展「デザインの先生」|’25年11月21日-’26年3月8日|終了

21_21 DESIGN SIGHT
企画展「デザインの先生」
会  期  2025年11月21日[金]- 2026年3月8日[日]
会  場  21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
      〠 107-0052  東京都港区赤坂9-7-6
      tel: 03-3475-2121  ▷ アクセス
休  館  日  火曜日、年末年始(12月27日 – 1月3日)
開館時間  10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
入  場  料  一 般 1,600 円、大学生 800 円、高校生 500 円、中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  文化庁、経済産業省、港区教育委員会、イタリア大使館、スイス大使館、
      ドイツ連邦共和国大使館
助  成  サカエ・シュトゥンツィ基金
特別協賛  三井不動産株式会社
主  催  21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
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21_21 DESIGN SIGHTでは2025年11月21日より企画展「デザインの先生」を開催します。展覧会ディレクターには、デザインジャーナリストの川上典李子と、キュレーター、ライターの田代かおるを迎えます。
さまざまな出会いのなかに、生活や社会の今後について考えを巡らせるヒントがあります。多くの情報が迅速に行きかい、価値観が大きくゆれ動いている今日だからこそ、デザインを通して多様な視座を示してくれた巨匠たちの活動を振り返ってみたいと考えました。
今回フォーカスするのは次の6名、本展では彼らを「デザインの先生」として紹介します。
ブルーノ・ムナーリ(イタリア生まれ、1907–1998年)、マックス・ビル(スイス生まれ、1908–1994年)、アキッレ・カスティリオーニ(イタリア生まれ、1918–2002年)、オトル・アイヒャー(ドイツ生まれ、1922–1991年)、エンツォ・マーリ(イタリア生まれ、1932–2020年)、ディーター・ラムス(ドイツ生まれ、1932年–)。
デザイン教育の現場で未来を担う人材を育んだ人物も含まれますが、それだけでなく、信念と希望を胸に活動することで各時代の先を探り、社会の新たな局面をもたらした人物であるという点で共通しています。本展ではまた、マックス・ビルやオトル・アイヒャーに学び、後に生涯にわたって親交を深め、日本におけるデザイン学の礎を築いた向井周太郎(1932–2024年)の視点にも触れていきます。
考え、つくり、伝えつづけるデザインの行為は、生きることと切り離せません。代表作をはじめ、残されたことば、記録映像などを通して各氏の人間性に迫りそれぞれのデザイン活動に目を向けるとき、彼らは皆、私たち一人ひとりが考え、主体的に行動し、進んでいくことをまさに期待していたのだということも知るでしょう。
社会のこの先に向けて、デザインの視点に基づき「問い」そのものを投げかけることがこれまで以上に期待されているいま、デザインが担う役割もより広く、より深くなっています。忘れてはならない先人たちの活動の軌跡を改めてふり返ったうえで、この先をどう探り、社会に対してどのようなメッセージを投げかけていけるのか、そのことの重要性についても多くの皆さんと考えていければ幸いです。
とてつもない好奇心と探究心と勇気の持ち主であり、魅力に満ちた先生たちに出会ってください。

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[ 詳 細 : 21_21 DESIGN SIGHT ] 

【SYMPOSIUM】慶応義塾大学アート・センター|没後40年 土方巽を語ることXV|’26年1月21日 |終了

慶応義塾大学アート・センター
没後40年 土方巽を語ることXV
日  時  2026年1月21日[水] 18:00開会
場  所  慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F G-Lab
      (キャンパスマップ ⑬ )https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
対  象  どなたでもご参加いただけます・入退場自由
      オンライン配信あり(Zoom Webiner)
費  用  無料 
お問合せ  慶應義塾大学アート・センター
      〠 108-8345 東京都港区三田2-15-45 電話 03-5427-1621
      土方巽アーカイヴ 担当:石本
      Tel: 03-5427-1621   Email: ishimoto☆art-c.keio.ac.jp
協  力  ポートフォリオBUTOH (慶應義塾大学アート・センター)
共  催  慶應義塾高等学校/(担当)古川晴彦(慶應義塾高等学校国語科教諭)
主  催  慶應義塾大学教養研究センター/
      (担当)小菅隼人(慶應義塾大学理工学部教授)
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土方 巽〔ひじかた たつみ 1928-1986〕没後40年を迎えて、2026年1月21日に「土方巽を語ることXV」を開催いたします。
2025年も土方巽と舞踏をめぐって、さまざまなことがあり、土方巽の舞踏が香港、ポーランド、メキシコなど海外に広く紹介されることとなりました。
そして、土方巽と長く交流があった方々も幽冥境を異にされています。刀根康尚さん、合田成男さん、内藤正敏さん、そして玉野黄市さんらです。
現代音楽の刀根さんは1960年代初めから土方巽とコラボレーションを行ない、舞踏批評の合田さんは1959年の〈禁色〉から土方巽の活動を見続けてきました。そして、舞踏家の玉野さんは1960年代半ばにアスベスト館の門をたたいた土方巽の最初の弟子といっていいでしょう。
土方巽との長い関わり合いをもつ方々を失いつつ、なお土方巽を語りつづけることから新しい年を始めます。
ちょうど50年前の1976年、アスベスト館附属の Asbestos-hall では白桃房連続公演を敢行し多くの観客を迎えていました。ついには土方巽は入場者「千五百名限定」と高らかに謳うほどでした。それから、もはや半世紀ということですが、舞踏の推移は目まぐるしいばかりです。

*  *   *  

土方巽没後40年のゲストに小林嵯峨さんを迎えます。小林嵯峨さんがアスベスト館に入門したのは1969年ということです。当時のつまり幻獣社の小林嵯峨さんを知る人も少なくなっています。それだけに、その数少ない往年の嵯峨ファンにとって、歌舞伎町に売られた「私の娘」の踊りは幻のように揺曳していることでしょう。
もはや「娘」ではない小林嵯峨さんですが、今も日本を代表する舞踏家として、海外に出向いて土方巽の舞踏を教え小林嵯峨の舞踏を演じています。小林嵯峨さんには師土方巽についても、同志玉野黄市についても、そして世紀を超えた現在の小林嵯峨についても、尽きないお話をいただくことにします。
                                 (森下隆記)

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【展覧会】岡谷蚕糸博物館|企画展 米山悦朗写真展 ~カメラのファインダー越しに見た絹~|’25年11月20日-’26年2月15日|終了

岡谷蚕糸博物館
企画展
米山悦朗写真展 ~カメラのファインダー越しに見た絹~
会  期  令和7年(20025)11月20日[木]- 令和8年(2026)2月15日[日]
開館時間  AM9:00ーPM5:00
      〔宮坂製糸所・まゆちゃん工房 開館時間〕9:00-12:00、13:00-16:00
      * 時間は変更することがございます。
休  館  日  毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)、祝日の翌日、12月29日-1月3日
入  館  料  一 般 530円、中・高校生 320円、 小学生 170円
      * 諏訪6市町村の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや  
      〠 394-0021 長野県岡谷市郷田1丁目4−8
      TEL:0266-23-3489 / FAX:0266-22-3675  ▷ アクセス
主  催  岡谷市
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神奈川県在住の写真作家・米山悦朗さんは、総合商社を退職後、写真作家活動に入り、国内外を取材してきました。岡谷蚕糸博物館のリニューアルオープン当時から養蚕と全国の絹織物産地を取材し、作品を定期的に展示していただきました。本企画展では、米山さんが撮影してきた写真作品と着物や反物を合わせて展示させていただきます。

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【展覧会】東京大学総合研究博物館|スクール・モバイルミュージアム|食 の 貝|’25年11月20日-’26年3月31日|終了

東京大学総合研究博物館 スクール・モバイルミュージアム
食 の 貝
展示期間  2025年11月20日[木]- 2026年3月31日[火
休  館  日  日曜、祝日、年末年始(12/29-1/3)
開催時間  9時 - 17時
会  場  文京区教育センター 2階 大学連携事業室
      〠 113-0034 東京都文京区湯島4丁目7−10 ▷ アクセス
展示企画  佐々木 猛智・山崎 友資・遠藤 秀紀
協  賛  東洋食品研究所
水中写真提供  佐藤 長明
共  催  文京区教育センター
主  催  東京大学総合研究博物館
入場無料
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島国日本は世界的に見ても海の幸に恵まれた希有な国であり、北海道から沖縄に至るまで多種多様な生物が日本の食文化を支えています。
本展示では、食料資源の一例として貝類に注目します。サザエ、アワビ、ツブ貝、牡蠣、ホタテガイ、アサリ、ハマグリ、シジミ、赤貝など日本国内だけで200種以上の貝類が利用されています。イカ、タコも貝類と同じ軟体動物であり、それらを含めると日本には世界で最も多様な種を消費する文化があります。本展示では日本の軟体動物の代表的な食用種を紹介します。

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【展覧会】山梨県立美術館|キュレーターズ・アイ 星野友幸展|’25年11月18日-’26年2月1日|終了

山梨県立美術館
キュレーターズ・アイ 星野友幸展
会  期  2025年11月18日[火]- 2026年2月1日[日]
会  場  山梨県立美術館 ギャラリー・エコー(美術館エントランス)
      〠 400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27
      TEL:055-228-3322 FAX:055-228-3324  ▷ 交通・アクセス
休 館 日  月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月27日-1月1日)
開館時間  9:00 - 17:00(最終入場は16:30まで)
観覧料金  無料
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甲府市出身の陶芸家・星野友幸をご紹介します。一貫してみられる様々な濃淡のピンク色は、独自の技法「練継」(ねりつぎ) を用いたシャープな造形の磁器においても、静穏でありながら、どこか熱を抱いています。澄んだ温かみを帯びる星野の作品をご覧ください。

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【展覧会】渋谷区立松濤美術館|描く人、安彦良和 YASUHIKO Yoshikazu: Divine Animator and Draftsman|’25年11月18日-’26年2月1日|終了

渋谷区立松濤美術館
描く人、安彦良和
YASUHIKO Yoshikazu: Divine Animator and Draftsman
会  期  2025年11月18日[火]- 2026年2月1日[日]* 会期中展示替えあり
          前 期:11月18日[火]- 12月21日[日]
          後 期:12月24日[水]- ’26年2月1日[日]
会  場  渋谷区立松濤美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
      TEL:03-3465-9421  ▷ アクセス
入  館  料  一 般 1,000円、大学生 800円、高校生・60歳以上 500円、小中学生 100円
      * 土・日曜日、祝休日は小中学生無料
      * 渋谷区民は団体料金で入館可。毎週金曜日は渋谷区民無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
休  館  日  月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、
      11月25日[火]、12月23日[火]、12月29日-1月3日、1月13日[火]
企画制作  MBSテレビ
企画協力  PONTOON
協  力  アニメ特撮アーカイブ機構、潮出版社、NHK出版、科学映像館を支える会、
      Gakken、KADOKAWA、九月社、講談社、スタジオぬえ、創通、
      中央公論新社、東映、東北新、、バンダイナムコフィルムワークス、文藝春秋
主  催  渋谷区立松濤美術館、毎日新聞社
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本展は、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターであり、『アリオン』『ヴイナス戦記』等の漫画家兼アニメ監督、『ナムジ-大國主-』『虹色のトロツキー』『王道の狗』等の歴史漫画家としても活躍する安彦良和(1947年12月9日-)の創作活動を展望する回顧展です。

北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれ、大学では学生運動に身を投じ、その後上京してアニメ制作に参加、漫画家に転身するなど、安彦が歩んだ激動の半生は、戦後日本の社会や文化のありさまを浮き彫りにするものです。

展覧会では初公開のものも含むアニメ制作の貴重な資料、美麗なカラーイラスト、デビュー当初から最新作までの漫画原稿など、約50年間にわたる仕事の数々を紹介。圧倒的な画力、壮大なスケールの物語性、時代や歴史を見つめる鋭い視線、天与の才能をもつ「描く人」。安彦良和のクリエーションの軌跡をたどります。
様々な “サブカル” の発信地である渋谷で本展を開催することは、改めていまや日本の強力な文化資源となったその豊饒さと混沌、多様性をふり返り、明日への道を探る機会となるのではないでしょうか。

<日時指定予約制のお知らせ>
2026年1月24日[土]-2月1日[日]は、会期末で混雑が予想されるため、「日時指定予約制」となります。上記期間は事前にご予約のうえご来館ください。予約受付開始は予約日の1ヶ月前を予定しています。詳細は下掲ホームページ・SNSなどでお知らせいたします。
※ 予約制のイベントも各種発表されています。このジャンルのファンはご注目ください。
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[ 詳 細 : 渋谷区立松濤美術館 ] 

【展覧会】静岡市東海道広重美術館|令和7年度 第4回企画展|三代歌川豊国生誕240年記念 三代豊国の東海道|’25年11月18日-’26年1月25日|終了

静岡市東海道広重美術館
令和7年度 第4回企画展 三代歌川豊国生誕240年記念
三代豊国の東海道
会  期  2025年11月18日[火]- 2026年1月25日[日]
          Part 1:11月18日[火]- 12月14日[日]     日本橋-袋井
          Part 2:12月16日[火]- 2026年1月25日[日] 見附-京
      * 各会期で絵画作品は全点展示入替があります。
開館時間  午前9時-午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/28-1/5)
入  館  料  一般520円/大学生・高校生310円/中学生・小学生/130円/未就学児 無料
会  場  静岡市東海道広重美術館
(指定管理者:特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト)

      〠 421-3103 静岡県静岡市清⽔区由⽐297-1
      TEL:054-375-4454(代) FAX:054-375-5321  ▷ アクセス
主  催  静岡市東海道広重美術館
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美人画・役者絵の名手として知られ、江戸時代の浮世絵師番付には広重や国芳を押さえその第一に位置付けられた浮世絵師 三代歌川豊国。彼の手掛けた作品は浮世絵師の中でも最も多く、1万点以上にもおよぶといわれています。本展では三代豊国が2026年に生誕240年を迎えることを記念し、三代豊国が描いた「役者見立東海道」を中心に作品を紹介します。
手前に歌舞伎役者を配し、背景に東海道の宿場風景を描いた「役者見立東海道」は日本橋から京までの55図に加え、追加の図や宿場間の間宿の作品を加えた合計140図にもおよぶ一大シリーズ(揃物)作品です。本展ではその中から当館が所蔵する82作品を2つの会期にわけ紹介します。広重の風景作品とはまた違う三代豊国の東海道をお楽しみください。

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【 詳 細 :  静岡市東海道広重美術館  】   

【展覧会】東京大学総合研究博物館|東京大学150周年・総合研究博物館30周年記念イベント|令和7年度学芸員専修コース共同企画展示|Insect Nets −実物とデジタルが語る東大150年の軌跡−|’25年11月17日-’26年1月30日|

東京大学総合研究博物館
東京大学150周年・総合研究博物館30周年記念イベント
令和7年度学芸員専修コース共同企画展示
Insect Nets −実物とデジタルが語る東大150年の軌跡−
会  期  2025年11月17日[月]- 2026年1月30日[金]
休  館  日  土曜・日曜・祝日・12月28日-1月4日
      * 臨時休館することがあります。事前に 開館カレンダー を確認下さい。
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)
      〠 113-0033東京都文京区本郷7-3-1  ▷ 交通・アクセス
      問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
制作指揮  矢後勝也、佐々木猛智
主  催  東京大学総合研究博物館
入館無料
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本企画展は明治-昭和にかけて活躍した昆虫学者4名がネット(捕虫網)で集めたコレクションとその軌跡に焦点を当てる。佐々木忠次郎はカイコの病虫害の研究により養蚕業の進展に貢献した。セミの分類・生態の研究を行った加藤正世は、昆虫学の普及でもその名が知られる。一方、五十嵐邁はダージリンでの調査による珍種テングアゲハの幼生期解明など、アジア産チョウ類に関する業績を数多く残した。人類学者としても著名な尾本惠市は、特にウスバシロチョウ亜科の系統分類において分子進化学の手法を取り入れたことで知られる。それぞれ異なる時期に形づくられ、東京大学総合研究博物館に収められたかれらのコレクションは、明治から今日に至るまでの150年の昆虫学の歴史を物語る。
一方、昆虫の収集と標本作製の手法は過去から大きく変わらず、昆虫コレクションは時代を超えて普遍的な存在といえる。発足30周年を迎える大学博物館でも、昆虫の姿をタイムカプセルとして未来へ伝えようとする意志は揺るぎない。本展では、そうした性格を踏まえ、収蔵標本とその3Dデジタル画像を併せて紹介した。
会場の四方にはコレクションが、展示ケースには厳選標本が、会場中央には3D像を搭載したタブレット端末が並ぶ。タッチ操作で全方向に動かせる3D像は、標本の表裏だけでなく翅や脚の細部まで観察でき、その造形を多角的にとらえる契機となるだろう。3D像と実物標本を同時に展示することで、観覧者自らが隅々まで比較できる。古来より受け継がれた標本とそれらから成る電子イメージは、自然界から標本をつくるまでの過程に介在するネットのように、実物と画像を情報空間へとつなぎ合わせている。
今回の展示は、本館が平成5年から続けている専門的リカレント教育「学芸員専修コース」の中で共同制作されたものである。

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[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 ]

【展覧会】東京工芸大学 写大ギャラリー|写大ギャラリー設立50周年 彭瑞麟写真展|我 (わたし) は誰か/厓イ厓係麼人/我是啥人/我是誰|’25年11月17日-’26年1月30日|

東京工芸大学 写大ギャラリー
写大ギャラリー設立50周年
彭瑞麟写真展

「我 (わたし) は誰か/厓イ厓係麼人/我是啥人/我是誰」
会  期  2025年11月17日[月]- 2026年1月30日[金]
開館時間  10:00 - 19:00
休  館  日  木曜日、日曜日、2025年12月28日[日]- 2026年1月4日[日]、
      1月12日[月・祝]、1月16日[金]、1月17日[土]
      * ただし、11月30日[日]は開館
入  場  料  無 料
会  場  東京工芸大学 中野キャンパス 5号館2階 写大ギャラリー
      〠 164-8678 中野区本町2-4-7  5号館2F
      地下鉄丸ノ内線/大江戸線 中野坂上駅下車 1番出口・徒歩7分  ▷ アクセス
問合わせ  TEL 03-5371-2694  shadai-gallery☆t-kougei.ac.jp
展示作品  モノクロ/カラー写真作品 約70点
協  力  彭瑞麟資料庫、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
主  催  東京工芸大学 芸術学部
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写大ギャラリーではこの度、写大ギャラリー設立50周年を記念して「我(わたし)は誰か/イ厓*係麼人/我是啥人/我是誰」( * 「イ厓」は「亻」(にんべん)に「厓」)と題した彭瑞麟の写真展を開催いたします。タイトルは日本語、客家語、台湾語、國語(北京語)の順で、同一に「私は誰か」を意味しています。これらの言語のあわいを生きた写真家・彭瑞麟のアイデンティティへの問いかけです。
彭瑞麟(ポン・ルイリン,1904-1984)は日本統治時代の台湾で、客家人(ハッカじん 17世紀頃から広東省などから移住した歴史をもつ)として生まれました。1928年、本学(旧・東京寫眞專門学校/現・東京工芸大学)に入学、1931年に卒業(6期生)した、日本で写真を学んだ台湾の第一世代にあたります。
今回、ご遺族のご協力のもと、すべての作品を台湾からお借りすることができました。彭瑞麟の日本初個展となります。また本ギャラリーにおいて、卒業生としてもっとも初期に撮影された作品(1929)展示ともなります。台湾写真史、さらに日本写真史を語る上でも重要な写真家であり、作品群です。
彭瑞麟は本学在学中、当時学長であった結城林蔵をはじめ、東京写真研究会で名を馳せた小野隆太郎などの教授陣から最先端の写真技術と表現を熱心に学びました。学友を撮影した肖像写真には、ゴム印画法によるものが多くみられます。
注目すべきは「三色カーボン印画法」によって制作されたカラー作品です。高度な知識と技術を要し、工程は複雑で、作品を完成させるために2ヶ月ほどかかったといわれています。この技法による作品は現在日本ではほとんど確認されておらず、当時の写真技法を紐解くためにも大変貴重なものです。また、ピクトリアリズムなど、その時代の日本写真の潮流、影響が色濃く感じられます。

彭瑞麟の人生は、時代に翻弄され続けました。日本統治時代に生まれた彼は日本国籍を有し、日中戦争に徴用され、広東省へ通訳として従軍しました。台北の繁華街に「アポロ寫眞館」を設立しますが、太平洋戦争末期、空襲を恐れた当局から立ち退きを求められます。さらに戦後、国民党に冤罪により逮捕され、釈放される際に多くの財産を失いました。
それらの出来事を要因のひとつとして、彭瑞麟は写真から離れます。台湾では二・二八事件、白色テロをきっかけに国民党による戒厳令が1987年まで38年間続きますが、そのこととも深く関係しています。そのため台湾では「幻の写真家」あるいは「沈黙の写真家」とも呼ばれ、長く家族の記憶のなかにだけ留まり続けていました。
彭瑞麟は生涯にわたり、みずからのアイデンティティについて考えざるをえなかったのではないでしょうか。日本語が厳しく制限され、40歳を過ぎてから國語(北京語)を学び始めた彼は、四つの言語のはざまで、何を想い、何を望んだのでしょうか。どの言語によって思考したのでしょうか。
彭瑞麟は晩年まで、セルフポートレイトを撮ることだけはやめませんでした。何故でしょうか。みずからに向けた「我は誰か」という無言の問いかけに思えてなりません。
※タイトルの「我 (わたし) は誰か/イ厓係麼人/我是啥人/我是誰」は左から日本語、客家語、台湾語、國語(北京語)の順で、同一の意味をもつ。

\ 彭瑞麟(ポン・ルイリン Peng Ruey-lin,1904−1984)/
日本統治時代の台湾・新竹県に生まれる。1923年に台北師範学校を卒業し、1928年に東京寫眞專門学校(現・東京工芸大学)に入学。台湾人として初めて写真学士の学位を授与される。卒業後、台北に写真館「アポロ寫眞館」を開く。営業写真のかたわら日本のピクトリアリズムの影響を強く受けた作品などを制作。また館内に「アポロ寫眞研究所」を設立し、写真教育にも力を入れた。日中戦争中は徴用され広東省に通訳として従軍。戦後は写真から離れ、58歳で漢方医となる。近年、国立台湾博物館、国立台湾美術館、國家撮影文化センターなどで展示が行われ、台湾で再評価されている。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京工芸大学 写大ギャラリー ]

【展覧会】岐阜県美術館|大正・昭和 ‘モード’ の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ|’25年11月15日-’26年2月15日|終了

岐阜県美術館
大正・昭和 ‘モード’ の源泉
国立美術館 コレクション・ダイアローグ
開催期間  2025年11月15日[土]- 2026年2月15日[日] * 会期中一部展示替え。
           前 期:11月15日[土]- 12月25日[木]
           後 期:  1月  6日[火]-   2月15日[日]
時  間  10:00 - 18:00 * 展示室の入場は、閉館の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
      年末年始 2025年12月26日[金]-2026年1月5日[月]
      * 夜間開館:’25年11月21日㈮・12月19日㈮、’26年1月16日㈮は午後8時まで
会  場  岐阜県美術館 展示室3
      〠 500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
      TEL:058-271-1313 FAX:058-271-1315  ▷ アクセス
観覧料金  一 般 :1,000円、大学生 :800円、高校生以下無料
      * 障がい者手帳などを提示の方、その付添者1名まで無料入館いただけます。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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この度、岐阜県美術館では国立アートリサーチセンターによる国立美術館の収蔵品活用事業「コレクション・ダイアローグ」から国立工芸館との協働により「大正・昭和‘モード’の源泉」展を開催します。
国立工芸館は1977年の開館以来、工芸・デザイン専門の国立美術館として国内外の工芸・デザイン作品を収集、調査研究し、多種多様な魅力を発信し続けています。
本展では国立工芸館の豊かなコレクションのうち、特に大正・昭和初期に流行したスタイルに焦点をあてています。ジャポニスム、いわゆる日本趣味の影響を受けた19世紀末のアール・ヌーヴォー、20世紀初頭のアール・デコ様式を受け、日本では自国固有の美意識と結びつき、大正ロマンや昭和モダンといった‘モード’―流行を生み出し、人々の日常に活気を与えました。当時の世相を反映したアクセサリーや家具、金属工芸やガラス工芸、雑誌、ポスターなどは今なお輝きを失っていません。
国立工芸館所蔵の工芸・デザイン作品152点を中心に、岐阜県美術館所蔵品から絵画、工芸作品をあわせてご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岐阜県美術館 ] 

【展覧会】徳川美術館・蓬左文庫|徳川美術館開館90周年記念 特別展|国宝 源氏物語絵巻 全巻一挙公開|’25年11月15日-12月7日|終了

徳川美術館・蓬左文庫
徳川美術館開館90周年記念 特別展
国宝 源氏物語絵巻
会  期  2025年11月15日[土]- 12月7日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は午後3時30分まで
      * 混雑予想のため、通常時より1時間早く入館受付を終了。
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
      * 12月15日[月]- 1月3日[土]までメンテナンス休館
会  場  徳川美術館 本館展示室
      〠 461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017 ▷ 交通・アクセス
      電 話:052-935-6262(月曜日を除く10:00-17:00)
観覧料金  一 般 1,600円、高・大生 800円、小・中生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社・日本経済新聞社・毎日新聞社・
      NHK名古屋放送局
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国宝「源氏物語絵巻」は、日本を代表する最も有名な絵巻の一つです。『源氏物語』の絵画作例として現存最古を誇り、静謐な画趣の中に物語の世界観や登場人物の心理を見事に表現しています。美麗な装飾料紙に流麗な筆跡でしたためた詞書など、原作に近い時代のみやびやかな雰囲気を伝え、今も見る者を魅了します。
開館90周年という記念すべき年にあたり、10年ぶりに名古屋の地で一堂に公開します。   

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[ 詳 細 : 徳川美術館/蓬左文庫  本展特設ウェブサイト

【展覧会】徳川美術館・蓬左文庫|企画展 徳川林政史研究所連携企画|尾張家臣団|’25年11月15日-12月14日|終了

徳川美術館・蓬左文庫
企画展 徳川林政史研究所連携企画
尾張家臣団
会  期  2025年11月15日[土]- 12月14日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は16:30)
休 館 日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
      * 12月15日[月]-1月3日[土]までメンテナンス休館
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017
      電 話:052-935-6262(月曜日を除く10:00-17:00)  ▷ アクセス
観覧料金  一 般 1,600円、高大生 800円、小中生 500円
      * 毎週土曜日は小中高校生入館無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・徳川林政史研究所 
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尾張徳川家の家臣たちは、江戸時代の半ばごろには約二万五千人に及んでいました。彼らのなかには、初代将軍徳川家康とのつながりから、尾張徳川家に属しながらも幕府の公的な仕事を請け負っていた者や、尾張藩が成立する前からの在地武士としての由緒を持つ者など、さまざまな出自・経歴を持った人びとによって構成されていました。また、武芸の腕をもって出世した者や記録・地誌の編纂に携わった者など、尾張徳川家による支配のもと優れた技量を持った人びとも、江戸時代を通じて登場するようになります。
本展示では、このようなさまざまな出自・経歴を持つ尾張家臣団を構成する人びとについて、歴史資料からその実像に迫ります。
同時開催/徳川美術館・蓬左文庫 徳川美術館開館90周年記念  特別展 国宝 源氏物語絵巻 
  会 期 2025年11月15日[土]- 12月7日[日]  終了         

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[ 詳 細 : 徳川美術館/蓬左文庫 ]

【展覧会】千葉県立美術館|オランダ ✕ 千葉 撮る、物語る ─ サラ・ファン・ライ & ダヴィット・ファン・デル・レーウ ✕ 清水裕貴|’25年11月15日-’26年1月18日|終了

千葉県立美術館
オランダ ✕ 千葉 撮る、物語る
── サラ・ファン・ライ & ダヴィット・ファン・デル・レーウ ✕ 清水裕貴
会  期  令和7年(2025)11月15日[土]-令和8年1月18日[日]
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日。11月24日㈪、1月12日㈪は開館)
      11月25日㈫、12月28日㈰-1月4日㈰、1月13日㈫
開館時間  午前9時 - 午後4時30分(入場は午後4時まで)
会  場  千葉県立美術館 第 1・2・3・8 展示室
      〠 260-0024 千葉県千葉市中央区 中央港1丁目10番1号
      Tel:043-242-8311  Fax:043-241-7880  ▷ アクセス
入  場  料  一 般 1,000円、 高大生 500円
      * 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
企  画  コンタクト
特別協力  松戸市戸定歴史館
主  催  千葉県立美術館
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

本展は、「テオ・ヤンセン展」(令和5年度)に続くオランダとの文化交流の一環として開催され、抽象的な構図、反射、影の使い方、独特のフレーミングなどを特徴とするストリートフォトが注目を集める、オランダの新進気鋭の写真家、サラ・ファン・ライとダヴィット・ファン・デル・レーウの作品を日本で初めて紹介する展覧会です。
あわせて、当館初の写真展ともなる本展では、千葉にまつわる写真の歴史にも注目し、千葉を拠点に活動する写真家・小説家である清水裕貴のアプローチを通して、千葉ゆかりの古写真のコレクション(松戸市戸定歴史館)や、当館の絵画コレクションを紹介、テキストと写真・絵画が一体となって織りなす清水裕貴の作品世界を展観します。

❖ 清水裕貴(しみず・ゆき Yuki Shimizu)
千葉県生まれ。2007年、武蔵野美術大学映像学科卒業。2011年、第5回写真「1_WALL」グランプリ受賞。2016年、第18回三木淳賞受賞。小説では2018年、新潮社R18文学賞大賞受賞。土地の歴史や伝承のリサーチをベースにして、写真と言葉を組み合わせて風景を表現している。主な出版物に、小説『ここは夜の水のほとり』新潮社(2019)、小説『海は地下室に眠る』KADOKAWA(2023)、写真集『岸』赤々舎(2023)。主な個展に「眠れば潮」(PURPLE、2023)、「浮上」(PGI、2024)、主なグループ展に、「千葉ゆかりの作家展 百年硝子の海」(千葉市民ギャラリー・いなげ/旧神谷伝兵衛稲毛別荘、2021)、「とある美術館の夏休み」(千葉市美術館、2022)、「MOT アニュアル2024 こうふくのしま」(東京都現代美術館、2024)がある。

❖ サラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ
   Sarah van Rij & David van der Leeuw
アムステルダムとパリを拠点に活動するオランダ出身の写真家。 2人はパートナーであり、ユニットとしても個人としても活動し、考え抜かれたフレーミングと構図によって、シュルレアリスムの系譜に通じる作品を創り出している。ファッションブランドやエディトリアルのコミッションワークも手がける。2023年に2人の初の写真集『Metropolitan Melancholia』をKOMINEKより出版。同年にサラ・ファン・ライによるルイ・ヴィトン フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』ソウルも刊行。2025年12月より、サラ・ファン・ライにとって初となる美術館での個展を、パリのヨーロッパ写真美術館で開催予定。

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[ 詳 細 : 千葉県立美術館 ] 

【展覧会】世田谷文学館|企画展 世田谷文学館 開館30周年記念|ドナルド・キーン展|’25年11月15日-’26年3月8日|終了

世田谷文学館
企画展
世田谷文学館 開館30周年記念 ドナルド・キーン展
Seeds in the HeartDonald Keene Exhibition
開催期間  2025年11月15日[土]- 2026年3月8日[日]
会  場  世田谷文学館 2階展示室
      〠 157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10
      TEL03-5374-9111  ▷ 交通・アクセス
時  間  10:00 - 18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し、月曜が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、
      年末年始(12月29日-1月3日)、館内整備期間
観  覧  料  一 般 1,000円/65歳以上・大学・高校生 600円/小・中学生 300円/
      障害者手帳をお持ちの方 500円(但、大学生以下は無料)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  一般財団法人ドナルド・キーン記念財団
協  賛  株式会社ウテナ、東邦ホールディングス株式会社
後  援  アメリカ大使館、国際交流基金、コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センター、
      世田谷区、世田谷区教育委員会
協  力  ドナルド・キーン・センター柏崎、東京都北区立中央図書館
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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日本文学者・ドナルド・キーン(1922-2019)は、10代でアーサー・ウエーリ訳「源氏物語」と日本思想史を教える角田柳作と運命的に出会って日本・日本文化への深い関心を抱き、その後の長きにわたる研究生活を始めることになります。 2011年、東日本大震災後に日本への帰化を表明したドナルド・キーンの生涯は、まさに日本文化・日本文学とともにありました。

思い返せば、私が日本に来て、さまざまな刺戟を受けていたあの頃、日本文化は平安時代、元禄時代と比する黄金時代だった。 そんな時代に日本に来て、その後も日本で生活し、さまざまな人に会い、そして書く場所を与えられたことを、私は心の底から幸福だと思っている。 (『ドナルド・キーン自伝』より)

日本人以上に日本・日本文学を知り、その魅力を伝え続けたドナルド・キーンとは。「黄金時代」と語る彼が過ごした時代とはいったいどのようなものだったのか。この問いに挑むことは、日本に生まれた私たちが、これからのグローバル社会で生きていくための道標となることでしょう。
本展は、開館30周年の世田谷文学館において、ドナルド・キーンの偉業とともに、あらためて〈日本文学〉の魅力をお伝えするものです。

\ ドナルド・キーン 来歴 /
ドナルド・キーン(1922-2019) 日本文学研究者、文芸評論家。 1922年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。 コロンビア大学名誉教授、勲二等旭日重光章、文化勲章受章。 1938年、16歳でコロンビア大学に入学。在学中、アーサー・ウエーリ訳の源氏物語や恩師となる角田柳作に出会う。
第二次世界大戦中、米海軍日本語学校で日本語を習得後、海軍語学将校として捕虜の通訳などを務め、沖縄戦にも従軍。 戦後、コロンビア大学大学院、ハーバード大学大学院で近松門左衛門など日本の古典作品を研究する。
1953年には京都大学大学院に留学。この間、生涯の友となる永井道雄や嶋中鵬二と出会い、谷崎潤一郎や川端康成、三島由紀夫など様々な作家の知遇を得る。 帰国後、コロンビア大学で教鞭をとり、1960年に教授となる。 日本とアメリカを往復する生活を送るが、2011年の東日本大震災をきっかけに日本国籍を取得、日本に永住する。
2019年、96歳で永眠。晩年まで精力的に活動し、古典から現代文学まで日本文学・日本文化をひろく海外に紹介した。 おもな著作に『百代の過客』『日本文学史』『明治天皇』『ドナルド・キーン著作集』など。

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[ 詳 細 : 世田谷文学館 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|若江漢字とヨーゼフ・ボイス|撮影されたボイスの記録、そして共振|’25年11月15日-’26年2月23日|終了

神奈川県立近代美術館 葉山
若江漢字とヨーゼフ・ボイス
撮影されたボイスの記録、そして共振
会  期  2025年11月15日[土]- 2026年2月23日[月・祝]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 展示室 1, 2, 3a, 4
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
      Tel. 046-875-2800  ▷ アクセス
休  館  日  月曜日(11月24日、1月12日、2月23日を除く)、12月29日–1月3日
開催時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、 20歳未満・学生 1,050円、 65歳以上 600円、 高校生 100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  カスヤの森現代美術館、株式会社フレームマン
助  成  公益財団法人DNP文化振興財団
主  催  神奈川県立近代美術館
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若江漢字(わかえ かんじ / 1944– )は、1970年代のドイツ滞在を機にヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys / 1921–1986)の芸術に共鳴し、彼と交流するなかで、ボイス作品をはじめとする現代美術の収集と展示など、自らの創作活動と並行して芸術と社会を結ぶ行為を続けてきました。
ドクメンタ7でのアクション(パフォーマンス)や来日の際に若江がボイスの姿を間近で撮影し、またドイツ内外で主要なボイス展を記録した写真は、貴重な証言であると同時に若江の作家的視点を伝えます。多くが初公開となる記録写真と並行して二人の造形作品を展示し、両者の共通項と独自性を考察します。

\ 展覧会のみどころ /
◇ 1.  ヨーゼフ・ボイスのドキュメント写真を多数初公開
第二次世界大戦後、西ドイツ(当時)のカッセルで始まった国際美術展「ドクメンタ」。1982年第7回会場でのボイスのアクションを最前列で見ていた若江は意図せず壇上に上げられ、至近距離から状況を撮影する機会を得ました。これらの貴重な写真を始め、1984年のボイスの日本滞在をとらえた記録写真などをニュープリントとプロジェクションで紹介します。
◇ 2.  若江漢字の初期作品から最新インスタレーションまでをボイスのマルティプルとともに紹介
神奈川県立近代美術館では鎌倉館での個展「時の光の下に」(2004年)以来となる若江漢字の大規模な展示。今回は、初期作から新作にわたる若江の代表的な仕事、若江が横須賀市に設立したカスヤの森現代美術館が所蔵するボイスのマルティプル、そして若江撮影のボイス記録写真の3つによって会場を構成し、若江とボイスの造形の軌跡を概観する機会となります。

❖ 若江漢字(わかえ かんじ)略歴 ❖
横須賀に生まれる。グラフィックデザインと版画を学び、1960年代後半から写真を用いたコンセプチュアルな平面作品などをサンパウロ・ビエンナーレ(1973年)ほか国内外で発表。1970-90年代にはドイツと日本で制作。ドクメンタ7(1982年)でボイスのアクションを間近に記録し、その後ボイスの知遇を得て取材や共同制作を行った。1984年、横須賀市にカスヤの森現代美術館を創設。
公式ウェブサイト (外部サイト)

❖ ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)略歴 ❖
ドイツのクレーフェルトに生まれる。第二次世界大戦従軍後、デュッセルドルフ美術アカデミーで彫刻を学び、1961年より同校教授。人間の創造行為を思考活動や社会運動へと「拡張された芸術概念」として捉え、ドクメンタやヴェネチア・ビエンナーレなど世界各地での作品展示に並行して教育や政治活動を実践。1984年には西武美術館での個展に際して来日し、対話集会やナムジュン・パイクとのコンサートを行った。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山  ]

【展覧会】そごう美術館(そごう横浜店 6 階)|Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION|’25年11月15日-’26年1月12日|終了

そごう美術館(そごう横浜店 6 階)
Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION
期  間  2025年11月15日[土]- 2026年1月12日[月・祝]
開館時間  午前 10 時 - 午後 8 時(入館は閉館の 30 分前まで)
      * 11月28日[金]、11月29日[土]、12月5日[金]、
       12月6日[土]は午後5時に閉館いたします。
      * 12月31日[水]は時短営業、1月1日[木・祝]は休業。
       (そごう横浜店の営業時間に準じ変更になる場合がございます)
休  館  日  不定休
会  場  そごう美術館(そごう横浜店 6 階)
      〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島 2-18-1
入  館  料  一般 1,600(1,400)円、大学・高校生 1,400(1,200)円
      * 中学生以下無料。消費税含む
      * ( )内は、前売、各種プレイガイドおよび以下を提示の方の料金です。
       [クラブオン/ミレニアムカード、クラブオン/ミレニアム アプリ]
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後  援  神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協  力  アミューズ、ユニバーサルミュージック、装苑(文化出版局)、
      ライゾマティクス
企  画  神戸新聞社
主  催  そごう美術館、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、FMヨコハマ
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2025年9月21日にコールドスリープを宣言したPerfumeは、世界を舞台に第一線で活躍を続けてきました。
ときに数万人の観衆の前に立つ、あ~ちゃん、かしゆか、のっちの3人に寄り添い、たくさんの挑戦や喜びをともにしてきたのが、美しく独創的な衣装の数々です。
本展は『Perfume COSTUME BOOK 2005-2020』(文化出版局、2020年)を起点に、メジャーデビュー以降の選りすぐりの衣装を紹介する大規模衣装展として、2023年から全国を巡回してきました。グランドフィナーレとなる横浜会場では、特別な演出として「FINAL EDITION」仕様で展示を構成。これまで別々に展示していたミュージックビデオとツアーの衣装を、年代順に並べて同じ空間で展示することで、各時期のデザインの特徴や表現の広がりを、より鮮明にご覧いただけます。
衣装を通して巡るPerfumeの20年。その軌跡を、ぜひ会場でご体感ください。

◇ 1)Perfumeの軌跡を「ライブ」でたどる展示構成
Perfumeは2005年にメジャーデビューし、2007年の楽曲「ポリリズム」で一躍その存在を知られるようになります。以後、2025年9月21日の「コールドスリープ」宣言に至るまでの20年間、第一線で挑戦を続けてきました。
Perfumeの活動を語るうえで欠かせないのが、演出振付家MIKIKOとRhizomatiksによる「実験的なライブ演出」です。最終会場となる本展では、Perfumeの活動を「ライブ」の観点から可視化するべく、これまでミュージックビデオを中心に構成してきた展示を刷新し、ライブ・ツアー衣装を中心に構成し直しました。
◇ 2)約160点の衣装のうち、新出展衣装が12セット36着
ライブ・ツアー衣装を中心とする「FINAL EDITION」では、初期から最新まで、Perfumeの活動を語るうえで重要な衣装を新たに公開します。2008年の武道館初公演、2010年の東京ドーム初公演など初期の代表的なライブ衣装に加え、2025年9月22日・23日の東京ドーム公演で着用された衣装など、12セット36着が新出展となります。合計162点54セットの衣装によって、20年におよぶPerfumeの軌跡を一望できます。
◇ 3)2025年大阪・関西万博NTTパビリオン衣装ほかによる「現在地」の紹介
Perfumeの活動は、常に新たな挑戦の連続でした。動く衣装へのプロジェクションマッピング、音源と連動してLED発光する衣装など、その挑戦は国内外で高く評価されてきました。2025年の大阪・関西万博NTTパビリオンで披露されたパフォーマンスでは、次世代通信技術IWONの可能性を、誰もが体験できる「未来のライブ」として提示し、「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」ブランデッド・コミュニケーション部門 Cカテゴリーにおいてグランプリを受賞しました。
「FINAL EDITION」では、大阪・関西万博 NTTパビリオンのパフォーマンス衣装や、Perfume初のコンセプトアルバムにまつわる衣装など、近作を集めた新たなセクションを設置し、最新の創作活動からPerfumeの「現在地」を紹介します。
◇ 4)メンバーお気に入りの衣装も3体セットで初展示
各会場で人気を博したメンバーセレクト企画「私たちのお気に入り」も、本展でさらに進化します。あ〜ちゃん、かしゆか、のっちの3人がそれぞれ思い入れのある衣装を選び、コメントとともに紹介してきた企画ですが、これまでは1体ずつの展示となっていた衣装もありました。横浜会場では、初めて3体セットでの展示が行われる衣装を3セット用意。3人が並ぶことで完成するPerfumeの衣装デザインを、ぜひ会場でお確かめください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館

【展覧会】東御市梅野記念絵画館・ふれあい館|刀剣-Touken- 刀が映す東御の歴史 -けしき-|’25年11月15日-’26年1月12日|終了

東御市 -とうみし- 梅野記念絵画館・ふれあい館
刀剣-Touken- 刀が映す東御の歴史 -けしき-
Forged Landscape:The History of Tomi Reflected in the Sword
期  間  2025年11月15日[土]- 2026年1月12日[月・祝]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(月曜日が祝祭日の場合は、翌火曜日が休館)
      * 冬期休館期間:12月28日[日]-1月5日[月]
入 館 料  一般・当日・個人・税込 500円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 入館料、ミュージアムショップでの支払いは、現金でお願いします。
会場案内  東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
      〠 389-0406 長野県東御市 -とうみし- 八重原935-1 芸術むら公園
      TEL 0268-61-6161 / FAX 0268-61-6162  ▷アクセス
主  催  東御市、東御市梅野記念絵画館
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日本刀を味わう表現の一つに、「景色」という言葉があります。これは、見る者が鉄の中に思い思いに感じる情景のことを指します。
本展では、地域にゆかりのある刀剣を通して見えてくる東御の歴史、そして現代刀匠宮入法廣氏の仕事を通して立ち現れる美の世界へとご案内します。
長野県東御市は、江戸時代末期に活躍した刀工・山浦真雄と源清麿兄弟の故郷として知られ、その作品は、現在もなお多くの刀剣愛好家を魅了し、後世の刀匠たちに影響を与え続けています。
展示では、彼らの故郷に息づく、天下無双の力士と称された雷電為右衛門が所有していた脇指や、祢津・長命寺、北御牧・両刃神社に伝わる刀剣など、歴史を物語る刀剣を紹介します。
さらに、八重原に鍛錬場を構える長野県無形文化財保持者・宮入法廣氏の正宗賞受賞作をはじめ、法廣氏の作刀歴をたどるうえで欠かせない作品が一堂に会します。
刀剣に宿る「景色」とは何か。鉄の中に浮かび上がる情景を通して、時代と文化の深層へと誘います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東御市梅野記念絵画館・ふれあい館 ] 

【展覧会】大田区立勝海舟記念館|企画展 海舟に続け! 若者たちの異国見聞|’25年11月14日-’26年3月8日|終了

大田区立勝海舟記念館
企画展 海舟に続け! 若者たちの異国見聞
会  期  令和7年(2025年)11月14日[金]- 令和8年(2026年)3月8日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時まで (入館は午後5時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
入  館  料  一 般 / 300円、 小中学生 / 100円、 高齢者(65歳以上)/ 240円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  太田区立勝海舟記念館
      〠 145-0063 東京都大田区南千束二丁目3番1号
      電話:03-6425-7608  ▷ アクセス
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本展では、海舟の教えや薫陶を受け海外に旅立った明治期の若者たちに注目します。各々の志や外国での体験や苦悩、渡航を後押ししてくれた海舟に対する深い敬意が滲んだ手紙十数点(初公開)から、明治期における海舟の海外渡航の先駆者としての存在感や、メンターとしての役割を紐解きます。
今回取り上げる人物の多くは、日本が近代国家への歩みを進めた新時代・明治にあって、これから何かを成し遂げ何者かになろうと模索する成長途上にありました。彼らと相対した海舟の言葉や関わり方は、人情味溢れると共に示唆深いものであり、現代を生きる私たちをも勇気づけてくれます。是非本展で、知られざる海舟と後進たちとの関係に触れてください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大田区立勝海舟記念館 ] 

【展覧会】東京シティビュー|30周年記念展 「ALL OF EVANGELION」|’25年11月14日-’26年1月12日|終了

東京シティビュー
30周年記念展「ALL OF EVANGELION」
会  期  2025年11月14日[金]- 2026年1月12日[月・祝]
開館時間  10:00 - 22:00(最終入館 21:00)
会  場  東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
      〠 106-5552 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
      電 話 03-6406-6652(東京シティビュー) ▷ アクセス
料  金  当日会場窓口券
      一 般   2,400円、  学生(高校・大学生)1,700円、 子供(4歳-中学生) 1,100円
      シニア(65歳以上) 2,100円、
      * 事前予約制(日時指定券)を導入。チケットの詳細・購入は こちら
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
企  画  朝日新聞社、ムービック・プロモートサービス、ムービック
特別協力  カラー、アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)、グラウンドワークス:
主  催  東京シティビュー
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

本展は、エヴァンゲリオン初号機の大型フィギュアが印象的に展示されたフォトスポットのエントランスから始まり、シリーズの原点であるTVアニメの設定や新劇場版シリーズの原画など、実際に放送された映像の制作資料がこれまでにない規模で展示され、壮大な世界観がどのように作られたのか、その一端を垣間見ることができます。

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[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展特設WEBSITE

【展覧会】Gallery A4/ギャラリー エー クワッド ギャラリー|エー クワッド 20年の歩み|同時開催 エイヤ・コスキ フィンランドからのメッセージ|’25年11月14日-12月4日|終了

Gallery A4/ギャラリー エー クワッド
ギャラリー エー クワッド 20年の歩み
同時開催 エイヤ・コスキ フィンランドからのメッセージ
会  期  2025年11月14日[金]- 2025年12月月4日[木]
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は17:00まで)
休  館  日  日曜・祝日   ▷ 開館カレンダー
入  館  料  無 料
会  場  Gallery A4/ギャラリー エー クワッド
      〠 136-0075 東京都江東区新砂1-1-1  竹中工務店東京本店1F
      Tel 03-6660-6011  Fax 03-6660-6097  ▷ アクセス
主  催  公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
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ギャラリーエークワッドは、建築の目線から暮らしのまわりに広がる事がらを見つめ、今年20周年を迎えました。全135回にわたる展覧会の歩みを、映像アーカイブや過去のパンフレットで振り返るとともに、フィンランドのヒンメリ作家エイヤ・コスキの作品を展示いたします。ご来場の方へ、20年の感謝を込めて、記念冊子をプレゼントいたします。

◉ 同時開催 エイヤ・コスキ フィンランドからのメッセージ

  会  期  2025年11月14日[金]- 2025年12月月4日[木]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : Gallery A4/ギャラリー エー クワッド ] 

[ 関 連 : GalleryA4   YouTube ギャラリー エー クワッド 20年の歩み 同時開催 エイヤ・コスキ フィンランドからのメッセージ 0:44 ]

【展覧会】太田記念美術館|歌川広景-ひろかげ- お笑い江戸名所|’25年11月14日-12月14日|終了

太田記念美術館
歌川広景 お笑い江戸名所
会  期  2025年11月14日[金]- 12月14日[日]
開館時間  午前10時30分 - 午後5時30分(入館5時まで)
休  館  日   月曜日(11/24は開館)、11/25
入  館  料  一 般 1000円  大高生 700円  中学生以下 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  太田記念美術館
      〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
      TEL 03-3403-0880  FAX 03-3470-5994
      問合せ/ハローダイヤル:050-5541-8600  ▷ アクセス
主  催  太田記念美術館
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❖ SNSでなぜかバズる、知られざる絵師・歌川広景
歌川広景(ひろかげ)は、浮世絵の専門家でもほとんど知られていない無名の絵師です。しかし近年、太田記念美術館の SNS に投稿された広景の作品が大きな反響を呼んでいます。雪道で豪快に転ぶ江戸っ子や、文字通り達磨の形をした雪ダルマなど、絵師の知名度に関係なく、思わず笑ってシェアしたくなる魅力があるようです。
❖ 笑いのハプニング満載の「江戸名所道戯尽」
歌川広景は「東海道五拾三次之内」でも著名な歌川広重の門人です。しかし、活動期間はたった3年弱と短く、どのような人物であるか、その正体も分かっていません。その広景の代表作が「江戸名所道戯尽」全 50 点。幕末の江戸を舞台にした「お笑い江戸名所」ともいえるシリーズです。野良犬に魚を盗まれたり、蕎麦を頭からかぶったり、タヌキやキツネに化かされたりと、江戸っ子たちの日常に起きた笑いのハプニングが満載。浮世絵の初心者でも気軽に楽しめる作品ばかりです。
❖ 全50点を一挙公開 二代広重の作品も紹介
太田記念美術館では 2017 年以来、8年ぶりに「江戸名所道戯尽」全 50 点を一挙に公開します。SNS で話題となった作品から、まだ知られていないレアな作品まで、広景のユーモラスな世界をたっぷりと堪能できます。さらに広重のもう一人の弟子である二代歌川広重の作品 20 点も同時公開します。広重一門の多彩な世界を味わえる貴重な機会です。

※ 同館は現金のみの取り扱い。クレジットカードやQRコードでの決済はできません。
※ 同館では入館の日時指定予約を行っておりません。ご希望の日時に訪館ください。
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[ 詳 細 : 太田記念美術館 ] 

【展覧会】東京黎明アートルーム|特別展 「良寛の書簡」|’25年11月13日ー12月25日|終了

東京黎明アートルーム
特別展 「良寛の書簡」
期  間  2025年11月13日[木]ー 12月25日[木]
休  室  日  11月16日[日]、12月3日[水]、12月23日[火]
開室時間  10:00 - 16:00  * 最終入室は15:30
入室料金  一 般 800円 / 20歳未満は無料
      * 障害者手帳をお持ちの方及び介護者の方は300円引き
      *《20歳未満の方》年齢を確認させていただく場合がございますので、
       年齢のわかるものをご用意下さい
会  場  東京黎明アートルーム
      〠 164-0003 東京都中野区東中野2-10-13
      TEL 03-3369-1868  ▷ アクセス
主  催  東京黎明アートルーム
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越後出雲崎(現・新潟県三島郡出雲崎町)の名主橘屋の長男として生まれた良寛(1758-1831)。名主見習いとなりますが、十八歳で出家。二十二歳の時に備中玉島(現・岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚に師事します。十余年の修行ののち、諸国を行脚。三十九歳で帰郷し、国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵。清貧のなかで子供と戯れ、友と語り、多くの人達に親しまれ敬われ、七十四歳で遷化しました。富や名声を求めず、托鉢僧として村人たちに溶け込む生活を送るなかで、内面を深化させ、無我のなかにある本当の自分を求めた良寛さんは、和歌・漢詩を能くし、優れて独創的な書を遺したことで知られています。
2023年に続き、当館で開催する二回目となる良寛展。今回も日本有数の良寛コレクター秘蔵の作品を中心に良寛の書をご紹介します。テーマは「良寛の書簡」。良寛が記した書簡だけでなく、良寛と親交のあった人々の書も公開します。良寛の人となり、そして良寛が築いた豊かな人間関係に迫ってみたいと思います。

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[ 詳 細 : 東京黎明アートルーム

【展覧会】奥田元宋・小由女美術館 Okuda Genso Sayume Museum|企画展 円空展 330年の祈り|’25年11月13日-’26年1月13日|終了

奥田元宋・小由女美術館  Okuda Genso Sayume Museum
企画展
円空展 330年の祈り
会  期  2025年11月13日[木]- 2026年1月13日[火]
休  館  日  水曜日(12月24日は開館)、12月26日[金]-1月1日[木・祝]
会  場  公益財団法人 奥田元宋・小由女美術館 企画展示室
      〠 728-0023 広島県三次市東酒屋町10453番地6
      TEL:0824-65-0010 FAX:0824-65-0012  ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 入場は閉館時間の30分前まで
      * 12月5日[金]は満月のため閉館時間を午後9時まで延長
入場料金  一般 : 1,200円、高校・大学生 : 700円、中学生以下 : 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
監  修  小島梯次(円空学会理事長)
特別協力  円空学会
主  催  奥田元宋・小由女美術館 / 中国新聞社
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江戸時代初めの寛永9(1632)年、美濃国(岐阜県)に生まれた円空は、出家後に、像を作りはじめた32歳から、元禄8(1695)年に64歳で亡くなるまでの30年余りの間に、日本各地を巡錫しながら12万体の像を彫り遺したとされています。現在確認されているだけでも、実に5400余体にも上ります。
本展は、円空没後330年を記念し、今も伝え継がれる円空像の中から、初公開を含む優れた像をおよそ150体で紹介いたします。円空造像のはじまりとされる自らの悟りの境地を追い求めた〈上求菩提-じょうぐぼだい〉と、後半生の庶民を仏の道へ導き救済をめざした〈下化衆生-げけしゅじょう〉の二つの世界観で構成し、円空の信仰と布教の変遷を、躍動する鑿使いで表現されたさまざまな祈りのかたちでたどります。

※ 同館は 満月の夕べ は夜9時まで開館。多彩なイベントを設定 ! 祈 晴天 !!
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[ 詳 細 : 奥田元宋・小由女美術館 

【展覧会】東京国立博物館|特集展  KAKIEMON ― 伊万里焼柿右衛門の世界 ―|’25年11月11日-’26年2月8日|終了

東京国立博物館
特集展  KAKIEMON ― 伊万里焼柿右衛門の世界 ―

会  期  2025年11月11[火]- 2026年2月8日[日]
会  場  東京国立博物館 本館 14室
      〠 110-8712  東京都台東区上野公園13-9  ▷ 交通・アクセス
      問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分 (入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  12月16日[火]、12月22日[日]-’26年1月1日[木・祝]13:00
観覧料金  東博コレクション展(平常展)観覧料
      一 般 1,000円、大学生 500円
      * 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(要証明)
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  東京国立博物館
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

17世紀初めに日本で最初の磁器がつくられた肥前有田地域では、17世紀半ばになると輸出向け磁器の生産が本格化します。輸出磁器は、当初内乱により輸出が減少していた中国景徳鎮産の磁器を補うように生産されましたが、やがて中国の模倣にとどまらない独自の様式を確立していきました。その代表が、「濁手-にごしで」と呼ばれる乳白色の地に、赤を主とする明るい色絵具を用いて余白のある構図で描く、いわゆる柿右衛門様式と称される色絵磁器です。
これらはヨーロッパに数多く渡り、オランダ、イギリス、フランス、ドイツといった王侯貴族たちに受容され、実用だけでなく屋敷を飾る装飾品としても用いられました。またこうした輸出製品は、酒井田柿右衛門家の窯だけでなく周辺の地域一体の窯でもつくられ、その様相は生産地や消費地における出土品などからも明らかにされており、そのなかには色絵だけでなく上質の染付も含まれます。

本特集では、輸出磁器初期の作例から、よく知られる柿右衛門様式、加えて有田周縁でつくられた上質磁器、金襴手様式への移行期の作例、そして18世紀の中国での写しといった、関連作品も含めて「KAKIEMON」として紹介します。

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[ 詳 細 : 東京国立博物館 本特集該当ページ 】

【展覧会】鉄斎美術館|鉄斎の仙境 ― 神仙の棲む世界 ―|’25年11月11日-12月21日|終了

鉄斎美術館〔清荒神清澄寺〕
鉄斎の仙境 ― 神仙の棲む世界 ―
会  期  2025年11月11日[火]- 12月21日[日]
開館時間  午前10時 - 午後4時30分(入館は午後4時まで)
休  館  月曜日
会  場  鉄斎美術館本館「聖光殿」鉄斎美術館
      〠 665-0837 兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 清荒神清澄寺
      TEL:0797-84-9600 / FAX:0797-84-6699  ▷ アクセス
入  館  料  一 般:600円、 高・大生:400円、 小・中生:200円
      * 老人・障害者手帳を提示の方、各々半額。
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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古代中国の神仙思想から生まれた「仙境」は不老不死の仙人が棲むとされる伝説の地で、隠遁生活に憧れを抱く文人たちの好画題として、また吉祥を象徴する存在として親しまれました。近代文人画の巨匠富岡鉄斎(1836-1924)は若い頃より理想郷に想いを馳せ、自身の胸中の丘壑たる仙境を描いています。道教にも精通した該博な知識をもとに、渤海湾中に浮かぶとされる三神山や寿老人、陳希夷、西王母をはじめとした神仙を描き、ときには富士山など日本の景に仙境を重ねて表現しました。
晩年には長寿を何よりの幸せと感謝し、自身を今世の寿老人にたとえました。清澄な幸福感に満ちた鉄斎の仙境図は人々に求められ、数多の傑作を遺しています。本展では青緑の美しい仙境と海を渡る神仙たちを個性豊かに描いた三幅対の大作《寿山福海図》、瑞々しい水墨であらわした最晩年の名品《蓬莱山図》などをご覧いただきます。鉄斎が理想とした神仙の世界に心を遊ばせていただければ幸いです。

\ 主な展示作品 /
蓬莱山図       明治時代         30歳代   掛軸
五岳真形図      明治36年(1903)     63歳   巻子
寿山福海図                明治32年(1899)      64歳   掛軸
富士山図      明治45年(1912)    77歳   掛軸
陳希夷僊窩図    大正 9年(1920)     85歳   掛軸
心遊仙境図        大正11年(1922)    87歳   掛軸
西王母図      大正12年(1923)    88歳   掛軸
蓬莱山図      大正13年(1924)    89歳   掛軸

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[ 詳 細 : 鉄斎美術館

【イベント / 展覧会】版画五美大2025|ポートフォリオ版画集とアートブック展|’25年11月10日-11月21日|終了

版画五美大2025
ポートフォリオ版画集とアートブック展

開催期間  2025年11月10日[月]- 11月21日[金]
時  間  10:00 - 18:00  * 入場無料
会  場  日本大学芸術学部 A&D ギャラリー、アートギャラリー
      〠 176-8525 東京都練馬区旭丘2丁目42番1号
助  成  日本大学芸術学部学部長指定研究
共  催  東京五美術大学 各版画研究室
主  催  日本大学芸術学部  美術学科  版画研究室
──────────────────────── ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京五美大(多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学)の各版画研究室共同企画による展示のお知らせです。

◯  シンポジウム
「これからの版画:五美大の版画の学びとそこからの展開」
本シンポジウムでは、五美大の若手教員・助手が登壇し、版画というメディアの多様な可能性について語り合います。大学は異なっても、同じメディアに携わる者同士として、対話を通じて制作と教育が往還する現在を確認し、版画の現在地と今後の展開を具体的に描き出していくことを目的としています。
日 時 11月15日[土]13:00-15:00
場 所 日本大学芸術学部 A棟 AB201教室
ファシリテーター 大島成己(多摩美術大学 教授)
登壇者 五美術大学 教員及び助手
    日本大学芸術学部 大橋朋美、阿部七菜子 
    多摩美術大学 香焼知佳、加藤昌美
    東京造形大学 常田泰由
    武蔵野美術大学 加藤万結、田中千里 
    女子美術大学 阿部大介、太田絵理

◯  ギャラリートーク
学生たちがそれぞれ制作した版画集やアートブックについての、トークを行います。
日 時 11月15日[土] 15:30-16:30
場 所 日本大学芸術学部 A&Dギャラリー
ファシリテーター : 笹井祐子(日本大学芸術学部 教授)
登壇者 五美術大学 学生
    日本大学芸術学部 小林幹太、正木雄悟 
    多摩美術大学 中野英磨、高木優希
    東京造形大学 寺尾風次、町田樹 
    武蔵野美術大学 工藤空、耳塚光
    女子美術大学 五十嵐真凜、大嶋希歩

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[ 詳 細 : 日本大学藝術学部 美術学科  本展特設ウェブサイト

【展覧会】大倉集古館|企画展 人々を援-たす-け寄り添う神と仏 ─道釈人物画の世界─|’25年11月22日-’26年1月18日|終了

大倉集古館
企画展 人々を援-たす-け寄り添う神と仏 ──道釈人物画の世界──
会  期  2025年11月22日[土]- 2026年1月18日[日]
          前 期:11月22日[土]- 12月21日[日]
          後 期:12月23日[火]- 2026年1月18日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし1/12は開館)、12/29-12/31、1/13 * 年始は1/1から
入  館  料  一 般:1,000円、大学生・高校生:800円、中学生以下:無料
      * チケット各種・割引・優待情報などは下掲詳細「利用案内」参照
会  場  大倉集古館   
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
      TEL:03-5575-5711 FAX:03-5575-5712  ▷ アクセス
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お正月や端午の節句などに登場する、七福神や鍾馗などの神や仏がいます。お寺や神社の奥深くにいるのではなく、人々の暮らしに溶け込みながら存在していました。現代ではあまり出会わなくなりつつありますが、江戸時代から昭和の初め頃には、掛軸や節句人形、瓦人形などに表現され、人々の願いに応えてきました。
本展では、七福神や鍾馗などの民間信仰の神とともに、仏教の仏である普賢菩薩や文殊菩薩、禅宗で祀られた親しみのある姿の布袋、異国情緒を醸し出す奇怪な風貌の羅漢など、道教や仏教の神仏や人物を描いた「道釈人物画」を取り上げ、私達人間のそばに寄り添い、邪悪を払い、願いを叶え、ある時には生きる姿勢を示してくれた神や仏の姿を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|ポスターで見るアール・デコ誕生とその後 The Birth and Legacy of Art Deco through Posters|’25年11月10日-12月20日|終了

京都工芸繊維大学美術工芸資料館
ポスターで見るアール・デコ誕生とその後
The Birth and Legacy of Art Deco through Posters
開催期間  2025年11月10日[月]- 12月20日[土]
休  館  日  日曜・祝日
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
      ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、「ポスターで見るアール・デコ誕生とその後」展を開催します。
今から100年前の1925年、フランス・パリで「現代国際産業装飾美術博覧会」(Exposition international des arts décoratifs et industriels modernes)が開催されました。この博覧会で新たなデザイン潮流として注目されたのが「アール・デコ」と呼ばれるスタイルでした。
アール・デコ様式は、工業化社会に対応した幾何学的な形態に様々な時代や地域の意匠を自由に盛り込んだデザインとして、グラフィックやプロダクトから建築まで幅広い人気を得ることになります。特にアメリカ東海岸で盛んに用いられるようになりますが、発祥とされるヨーロッパでは、装飾を排した機能主義的なモダンデザインの潮流にそぐわない「装飾過多」なデザインとして否定されることもありました。1960年代に入って当時のデザインの再評価が起こり、博覧会の名称からアール・デコと名づけられるようになりました。
本展覧会では、1925年当時からそれ以降のポスター・デザインを通してアール・デコの魅力に迫ります。現代国際産業装飾美術博覧会のために描かれた数種類のポスターから、1920年代から30年代のアール・デコ・グラフィック黄金時代を支えたA. M. カッサンドルやレイモン・サヴィニャック、里見宗次などのポスター、そして日本におけるアール・デコの反映とも言える単化デザインによるポスターまで、カラフルでモダンで装飾的なデザインの数々を通してアール・デコの華やかさとその影響の広がりを感じ取ってください。

※ 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 は博物館登録制度での再登録の 指定施設 です( 文化庁 博物館総合サイト
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[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|京都高等工芸学校シリーズ5|幻燈 -ガラススライド- で知る世界のデザイン ─ パルテノン神殿からアール・ヌーヴォーまで ─|’25年11月10日-12月20日|終了

京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都高等工芸学校シリーズ5
幻燈 -ガラススライド- で知る世界のデザイン
── パルテノン神殿からアール・ヌーヴォーまで ──
Kyoto College of Technology Series 5
Discovering the Design around the World through Lantern Slides: from the Parthenon to Art Nouveau
開催期間  2025年11月10日[月]- 12月20日[土]
休  館  日  日曜・祝日
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
      ▷ 交通・アクセス
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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京都高等工芸学校シリーズ第5弾は、ガラススライド(幻燈)をとりあげます。
京都工芸繊維大学の前身校のひとつ京都高等工芸学校は、明治35年(1902)、京都の伝統産業の近代化と新しいデザインをうみだす人材育成を目的として開校しました。同校では、当時最先端であった欧米の技術やデザイン潮流を取り入れるべく、教員らを洋行させるとともに、洋書をはじめ、参考となるポスターや工芸品など実物資料を海外から取り寄せて教材としました。
その際、並行して収集されたのが美術品や建築物、博覧会の様子などが写されたガラススライドです。 幻燈は、スライドに描かれた絵や写真を光とレンズをつうじて拡大投影するもので、現代のプロジェクターの原型ともいえるものです。17世紀オランダで誕生し、マジック・ランタンとよばれてヨーロッパで人気を博しました。日本には江戸時代に一度渡来し、写し絵や錦影絵とよばれて娯楽として広がりましたが、明治初期に再渡来し、政府の主導により教育・啓蒙用のメディアとして学校教育や市民教育の場で活用されました。
本展では、京都高等工芸学校において開校初10年に収集された海外製のスライドの一端を当時の教材とともに公開します。古代ギリシャ・ローマの美術から同時代のアール・ヌーヴォーまで、初代校長の中澤岩太をはじめ、浅井忠や武田五一ら教員たちが20世紀初頭のヨーロッパで何をまなび、何を生徒に共有しようとしたのか、その高精細な画像の美しさとともにお楽しみください。

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[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【上掲展示参考記録展覧会】増上寺宝物展示室|企画展『徳川家康と増上寺三大蔵』|’25年4月19日-9月8日|終了乍蹔

増上寺宝物展示室
企画展 『徳川家康と増上寺三大蔵』
会  期  令和7年(2025)4月19日[土]- 9月8日[月]
会  場  増上寺宝物展示室 大殿地下1階
      〠 105-0011  東京都港区芝公園4-7-35
      Tel:03-3432-1431  ▷ アクセス
開館時間  平 日 11:00-15:00、土・日・祝日 10:00 ー 16:00
休  館  日  火曜日 * 火曜日が祝日の場合は開館
料  金  一般 700円(税込)、中高生 300円(税込)。 小学生以下無料
      * 徳川将軍家墓所拝観 (500円) との共通券料金 1,000円
主  催  大本山増上寺・浄土宗
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このたび「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。これを記念して、増上寺では「徳川家康と増上寺三大蔵」展を開催いたします。
この「仏教聖典叢書」とは、ただしくは「大蔵経」〔だいぞうきょう 仏教経典の総集。経蔵・律蔵・論蔵の三蔵およびそれらの注釈書を網羅した叢書。三種とも木版印刷。一切経・蔵書トモ〕といいます。大蔵経とは一蔵が5000巻を超える一大叢書であり、仏教文化の根拠と基盤をなす一大文献群です。
増上寺には、江戸時代初期に徳川家康公が寄進した三種の大蔵経があり、これを「三大蔵」と呼びならわしています。これら三種の大蔵経は、中国および朝鮮の各時代における印刷技術の粋を集めて制作されており、それぞれが文化史的にも極めて貴重な文化財です。また三種もの大蔵経が一箇所に所蔵され、長年にわたり保管される例は世界にも類がございません。
この増上寺三大蔵がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを祝して、膨大な量を誇る三大蔵の一端を展示させていただきます。世界が認めた仏教文化の粋をご覧ください。

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☆ チラシおもて面図版:右から 宋版大蔵経、元版大蔵経、高麗版大蔵経(阿弥陀経・木版印刷)

[ 詳 細 : 増上寺宝物展示室